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2022.12.02鉄道JR東北本部 「フルーティアふくしま」 23年12月で運転終了 など【今週の交通新聞より】

2022年11月28日~12月2日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東北本部 「フルーティアふくしま」 23年12月で運転終了
・JR四国など 高槻駅で「せとうちエリア」「土佐」観光PRイベント
・JRグループ 第57回「京の冬の旅」キャンペーン 23年1月1日から展開
・JR西日本など 三都スペシャルキャンペーン
・JR九州 「BRTひこぼしライン」 待合ブースのデザイン発表

11月28日 月曜日

JR東北本部 「フルーティアふくしま」 23年12月で運転終了


交通新聞

JR東日本東北本部は24日、福島県産のフルーツなどを使ったオリジナルスイーツを車内で楽しめる〝のってたのしい列車〟「フルーティアふくしま」(719系2両編成、定員36人)を、車両老朽化のため2023年12月で運転終了すると発表した。

同列車は2015年4月の「福島デスティネーションキャンペーン」に合わせてデビュー。「走るカフェ」をコンセプトに、スイーツやドリンクを味わいながら、くつろぎの空間を堪能できる。現在は土曜日・休日を中心に、4~11月は磐越西線郡山―喜多方間、12~3月は東北線郡山―仙台間を走る。

今年12月には延べ乗車人数が5万人に達する見込み。これを記念して来年1~3月、乗客に特製クッキーをプレゼントする「5万人ありがとうキャンペーン」を実施する。乗車予約は「のってたのしい列車予約サイト」で利用日の3日前まで受け付けている。

このほか、運転終了に向けて限定グッズ販売やイベントなども計画しており、詳細が決まり次第発表する。


11月29日 火曜日

JR四国など 高槻駅で「せとうちエリア」「土佐」観光PRイベント


交通新聞

JR四国とJR西日本、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知の中四国7県の在阪事務所は22日、JR京都線(東海道線)高槻駅改札前でせとうちエリアや土佐への誘客を目的としたキャンペーンを実施した。

会場では、JR四国大阪営業部、同駅の社員、各県在阪事務所の職員らが観 光パンプレットの配布や、JR西日本のスマートフォンアプリ「WESTER」をダウンロードすると参加できるプレゼント抽選会などを行い、旅にいざなった。

キャンペーンは12月1日に同線茨木駅改札口前自由通路でも実施される。また、同3、4日には大阪府箕面市の商業施設「みのおキューズモール」で、JR四国、各県在阪事務所、せとうち観光推進機構、四国ツーリズム創造機構などの主催による観光PRイベント「瀬戸内四国観光展」が開かれる。


11月30日 水曜日

JRグループ 第57回「京の冬の旅」キャンペーン 23年1月1日から展開


交通新聞

初公開含む15ヵ所特別公開 大河ドラマに合わせ定観バス

JRグループ旅客6社と京都市、京都市観光協会は来年1月1日から3月27日まで、京都デスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」を展開する。57回目の今回は、来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」や「親鸞聖人御誕生850年」「弘法大師御誕生1250年」などにちなんだ15カ所の非公開文化財を特別に公開するほか、定期観光バス、タクシーでスポットを巡るコース、京都の歴史、文化、技に触れる体験プランなど多彩な企画を用意し、誘客促進を図る。

キャンペーンの目玉となる非公開文化財の特別公開は1月7日~3月19日に実施。特別公開箇所は、清水寺の成就院(キャンペーン公開は5年ぶり)、大徳寺の三玄院(初公開)、上徳寺(同)、妙心寺の壽聖院(同)、東本願寺の大寝殿・白書院(40年ぶり)、醍醐寺の理性院(初公開)など15カ所。公開時間10時~16時30分(16時受け付け終了)、料金は1カ所800円。公開期間や時間、料金は一部異なる場合がある。

併せて「『ちょっと一服』スタンプラリー」として、特別公開する文化財3カ所を拝観してスタンプを集めると、指定の場所から好きな場所を選んで、お茶と菓子などが楽しめる企画も実施する。

定期観光バスは、「大河ドラマ放映特別コース」(2コース)、「弘法大師御誕生1250年」「真言宗立教開宗1200年」コースなど、テーマに合わせて設定。タクシーを使って少人数で特別公開箇所を巡るコースは、Aコース(東山エリア)、Bコース(北エリア)、Cコース(醍醐エリア)、Dコース(中央エリア)の4コースを用意する。

このほか、奥深い京都を満喫できる事前予約の体験プランも、京都「千年の心得」プラン、「朝観光・夜観光」プラン、「とっておきの京都プロジェクト」プランなど多数用意。JR西日本のアプリ「WESTER」を利用した「京の冬の旅」デジタルスタンプラリーも開催される。

情報発信の取り組みでは、イベントガイドブックをJR主要駅で配布。駅や車内に掲出するポスターは、美術工芸の世界で親子3代で創作に取り組む今井家(陶芸家・今井政之氏、同・今井眞正氏、金石造形作家・今井裕之氏、陶芸家・今井完眞氏)、京都市立芸術大学学長・画家の赤松玉女氏が出演し、京の文化の魅力を紹介する。京都観光オフィシャルサイト「京都観光Navi」内には特設ページが開設されている。


12月1日 木曜日

JR西日本など 三都スペシャルキャンペーン


交通新聞

JR西日本と京都・大阪・神戸観光推進協議会はきょう1日から来年3月31日まで、「三都スペシャルキャンペーン」を実施する。九州、北陸、山陽各エリアの主な旅行会社でスペシャルクーポン付きの専用旅行商品を発売するとともに、ウェブサイトなどでプロモーションを展開し、京都、大阪、神戸への誘客促進を図る。

キャンペーン専用旅行商品は、往復JR、宿泊と、京都、大阪、神戸の三都市おすすめの施設で、それぞれ1回ずつ利用できる「三都スペシャルクーポン」をセットしたもので、JTB、日本旅行、西鉄旅行、東武トップツアーズ、阪急交通社の各旅行会社で取り扱う。

スペシャルクーポンは各500円以上最大1000円相当の特典となっており、例えば京都の「二条城売店」ではオリジナルメモ帳と「二条城入城記念符」(690円相当、元離宮二条城の入場料が別途必要)をプレゼント。

大阪の商業施設「ルクア大阪」地下2階・キッチン&マーケットでは税抜き501円以上の買い上げで500円割り引く。神戸のコーヒー店「放香堂加琲」ではオリジナルブレンドコーヒーポットサイズ(610円相当)が楽しめる。

プロモーションは、JR西日本のJRおでかけネット内特設ウェブサイト、鉄道旅情報サイト「アオタビ」、情報紙「西Navi」、メルマガなどで行う。


12月2日 金曜日

JR九州 「BRTひこぼしライン」 待合ブースのデザイン発表


交通新聞

交通新聞

地域の特色表現、優しい空間へ
木材組み合わせ、温かみ

JR九州の古宮洋二社長は11月30日の定例会見で、2023年夏開業予定の「BRTひこぼしライン」(日田彦山線BRT〈バス高速輸送システム〉、添田―夜明・日田間)の主要7駅に設置する待合ブースのデザインを発表した。駅ごとに木材を活用した装飾で地域の特色を表現し、温かみのある〝優しい〟空間を提供する。

対象駅は、添田、彦山、筑前岩屋、大行司、宝珠山、大鶴、今山。デザイン制作は、同社の建築業務に携わる若手社員中心のチームが担当し、各駅のコンセプトに合わせた木材を組み合わせた意 匠をあしらう。

添田駅は「やまなみ」をコンセプトに、待合ブースの壁面に長さや厚さの異なる木材で周辺の山々が重なり連なる景色をリズミカルに描く。三大修験道の一つである英彦山のふもとの彦山駅は、山伏が頭に着けている「頭襟(ときん)」を木材で表現する。

筑前岩屋駅は同線のシンボル「めがね橋」の美しい多連アーチ橋、大行司駅は小石原焼の「とびかんな」模様、宝珠山駅は美しい桜並木、大鶴駅は積み上げられた「酒升」、今山駅は「大肥川・三日月山」をデザインする。

7駅以外のBRT駅には、地元をイメージしたオリジナルの駅サインを設置し、沿線の一体感を醸成する。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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