トレたび JRグループ協力

2023.01.13鉄道JR北海道 「JR北海道 謎解き」の第3弾を開催 など【今週の交通新聞より】

2023年1月10日~1月13日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東海 リニア中央新幹線長野県駅(仮称)で安全祈願・起工式
・JRグループ旅客6社 「京の冬の旅」関係者内覧会
・JR北海道 「JR北海道 謎解き」の第3弾を開催
・JR八王子支社 甲府エリアでクイズラリー「目指せやまなし鉄道マイスター」

1月10日 火曜日

JR東海 リニア中央新幹線長野県駅(仮称)で安全祈願・起工式


交通新聞

交通新聞

JR東海が品川―名古屋間で建設を進めるリニア中央新幹線で、長野県駅(仮称)新設工事の安全祈願と起工式が昨年12月22日、長野県飯田市の現地で行われ、本格工事に着手した。中間駅4駅のうち、起工式は2019年11月の神奈川県駅、昨年6月の岐阜県駅に次いで3件目(両駅名は仮称)。起工式の工事概要説明では、駅外観と内観のイメージ図が示された。

長野県内の路線計画は、地上区間4・4㌔、トンネル区間48・5㌔で、県南部の大鹿村から南木曽町にかけて東西に通る。変電施設2カ所、保守基地1カ所なども設けられる。

長野県駅は飯田線伊那上郷―元善光寺間に広がる同市上郷飯沼・座光寺地区に建設する。延長約950㍍の高架橋等構造物で、ホームは2面4線。全区間を四角いフードで覆うとともに、副本線のフードは列車が外から見える構造を検討する。ホーム区間は最大幅約40㍍、高さ約20㍍。中央部は地上3階構造で、ホームは3階部分を予定している。車両走行位置の最大高さは約11㍍。

施工は清水建設が担当。21年6月24日に工事契約を締結し、昨年9月の工事説明会を経て準備工事を進めており、23年度中ごろに高架橋工事を開始する予定。土木工事の工期は26年3月31日まで。電気機械設備などの作業は別途契約する。

起工式には、JR東海の柘植康英会長、金子慎社長、清水建設の井上和幸社長、来賓の阿部守一長野県知事、佐藤健飯田市長、平井隆志国土交通省北陸信越運輸局長ら関係者約100人が出席。神事では金子社長と井上社長がくわ入れを行った。

起工式で金子社長は、地元自治体や関係機関の支援、地域住民の理解・協力に対して謝意を表すとともに、「長野県駅が首都圏、中京圏、関西圏と短時間で結ばれることで、ここを拠点に広い地域の発展につながるものと大いに期待されている。県や市が行う駅周辺の関連整備と調整を図りながら、工事の安全、環境の保全、地域との連携を重視し、安全を第一に工事を進めていく」とあいさつした。

続いて阿部知事は「南信州と伊那谷は首都圏との時間距離が遠く、新駅は長年の悲願。工事が安全で速やかに進むことを願う。リニア中央新幹線が地域に豊かさをもたらし、発展につながるように取り組んでいきたい」、佐藤市長は「リニア開通で新しい暮らし方や働き方ができると大いに期待しており、それを実現できる街づくりを進めていく。地元に寄り添った対応で安全に工事を進めてほしい」とそれぞれ祝辞を述べた。


1月11日 水曜日

JRグループ旅客6社 「京の冬の旅」関係者内覧会


交通新聞

「非公開文化財特別公開」始まる

JRグループ旅客6社と京都市、京都市観光協会などが共同で展開している京都デスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」のメイン企画である「非公開文化財特別公開」が7日から始まった。

第57回目となるキャンペーンの非公開文化財特別公開では、NHK大河ドラマ「どうする家康」の放映や、「親鸞聖人御誕生850年」「弘法大師御誕生1250年」などにちなんで、普段は見学できない庭園、仏像、襖(ふすま)絵、建築などを公開。実施箇所数は、清水寺の成就院、大徳寺の三玄院、上徳寺、妙心寺の壽聖院、醍醐寺の理性院など15カ所。期間は3月19日まで(一部を除く)。

キャンペーンではこのほか、定期観光バスの特別コース運行、少人数で奥深い京都の魅力を楽しめる多彩な体験プランの提供、市内の交通機関とのコラボレーションによるデジタルスタンプラリーの実施などで誘客を図っている。

感染防止対策については、キャンペーン参加各施設では、京都観光版ガイドラインに基づき、換気・消毒、従業員の体調管理、マスクの着用、手指の消毒などを徹底するとともに、観光客に対してもマスク着用をはじめとした協力を要請している。

特別公開開始前日の6日には、関係者向けの内覧会が同市下京区の東本願寺で行われ、門川大作市長、田中誠二同協会会長、福島純JR西日本理事・鉄道本部営業本部長、安齋辰哉JR東海営業本部担当部長や、関西私鉄各社、旅行会社の代表、JR各駅・車内に掲出されているポスターに出演している京都市立芸術大学学長の赤松玉女氏、陶芸家の今井政之氏、今井眞正氏らが、同寺の大寝殿・白書院を見学した。

また、報道関係者のインタビューに門川市長、田中会長、福島本部長が応じ、キャンペーンへの意気込みなどを語った。福島本部長は「京都の魅力をしっかりとPRし、列車などでの基本的な感染対策も徹底しながら、旅を楽しんでもらえるよう努めていきたい。京都が日本の観光需要促進のリード役を果たす、全国を引っ張るという気持ちでいる」と述べた。


1月12日 木曜日

JR北海道 「JR北海道 謎解き」の第3弾を開催


交通新聞

青函エリアの知識も深まる 3月31日まで

JR北海道は10日から、スマートフォンで挑戦するゲームイベント「JR北海道 謎解き」の第3弾を開催している。北海道新幹線利用者を対象に昨年3月から開始した無料のシリーズ企画で、これで最終回。今回は「青函トンネルに隠された地図と北海道新幹線の秘宝」と題し、参加を通じて青函エリアの観光知識が一層深まるステージ構成を目指した。3月31日まで。

管内新幹線3駅の新函館北斗、木古内、奥津軽いまべつのいずれかで「ゲームシート」を入手し、描かれたQRコードをスマホなどで読み取って参加する。クリア後の景品「達成カード」の交換場所は、北斗市観光案内所(新函館北斗駅2階)、道の駅みそぎの郷きこない(木古内駅すぐ)、道の駅いまべつ半島プラザアスクル(奥津軽いまべつ駅すぐ)の3カ所。近隣店舗でプレゼントなどがもらえる達成特典は今回も用意した。

ゲームは特設ウェブサイト内で進め、「合言葉の謎」をはじめ、「三つの部屋」「青函トンネルの隠し部屋」各ステージに設けられた数々の謎解き・クイズに挑んでいく。クイズには挑戦者の知識欲も満たす、同3駅から二次交通でアクセスできる観光地情報も組み込んだ。

各駅前には、3駅全ての謎をクリアすると「JR北海道謎解きオリジナル待受」をプレゼントする、スマホのGPS機能を活用した番外編出題スポットも設定している。

謎解き開催に合わせ、同社では、えきねっと会員向けの「新幹線eチケットサービス」専用商品「北海道・東北新幹線『お先にトクだ値』(乗車券つき)」の設定席数を拡大している。


1月13日 金曜日

JR八王子支社 甲府エリアでクイズラリー「目指せやまなし鉄道マイスター」


交通新聞

JR東日本八王子支社はあす14日から、鉄道開業150年を記念して、甲府エリアでクイズラリー「甲府エリアの鉄道員(ぽっぽや)からの挑戦状!~目指せやまなし鉄道マイスター~」を開催する。22日まで。

同エリアの入社1、2年目の社員が中心となって企画。中央線石和温泉、甲府、竜王、韮崎、小淵沢の5駅(甲府は改札内と改札外の2カ所)とセレオ甲府の1~4階に、中央線を中心とした鉄道にまつわるクイズを設置する。

クイズ設置駅でラリーの台紙を入手して解答し、甲府駅改札窓口に持参すると、先着500人にオリジナルキーホルダーをプレゼント。全問正解した先着300人にオリジナルクリアファイルを進呈する。引き換え時間は初電―終電(最終日は20時まで)。さらに全問正解の上、期間中にセレオ甲府で購入したレシートを提示した先着100人に「JRE POINT」100ポイントを贈る。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

さらに外出先や出張先でも読める『交通新聞電子版』も配信中。
記事写真もカラーで掲載。いつでもどこでも読めて、PDFでの閲覧も可能。多彩な検索方法で最新情報から過去記事の検索もできます。

発売日/日刊(土・日・祝日休刊)


詳細・購読のお申込みはこちらから

  • 画像の改変・複製利用等を禁じます
トレたび公式SNS
  • X
  • Fasebook