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2023.03.10鉄道JR東海 沼津で「ラブライブ!サンシャイン!!」コラボ企画 など【今週の交通新聞より】

2023年3月6日~3月10日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東海 沼津で「ラブライブ!サンシャイン!!」コラボ企画
・JR大宮支社 沿線活性化イベント「Saikyo Festa」
・JR九州 「第13回九州駅弁グランプリ」結果発表 グランプリに嘉例川駅「花の待つ駅かれい川」
・JR西日本 「響け、旅心。『ハルタビ/Ado』」展開
・京都府・JR西日本など 関西線で「お茶の京都トレイン」運転開始

3月6日 月曜日

JR東海 沼津で「ラブライブ!サンシャイン!!」コラボ企画


交通新聞

JR東海は25日から、「『ラブライブ!サンシャイン‼』沼津ゲキ推しキャンペーン!」を実施する。「ラブライブ!サンシャイン‼」は、静岡県沼津市の女子高校を舞台に、9人の生徒がスクールアイドル「Aqours(アクア)」として活躍するアニメ。多彩なコラボレーション企画を用意して、沼津や伊豆エリアを盛り上げる。8月31日まで。

まずは、劇中に何度も登場する沼津駅をアニメ仕様に。特設展示や装飾を施し、毎日9時30分ごろと16時ごろにアクアのメンバーの声で構内放送を行う。

また、沼津駅ビル「アントレ」内の沼津観光案内所では、当日または前日の三島着の新幹線「EXご利用票」などを提示すると、同社歴代車両とメンバーのコラボシールをプレゼントする。市内9カ所を巡ってコラボスタンプを集めるスタンプラリー企画も開催する。

アニメゆかりの地では、5月31日までの期間限定で二つの企画を用意する。内浦・伊豆エリアでは、メンバーの等身大パネルを配置した「謎解きラリー」。沼津港エリアの周遊グルメ企画は、対象店舗での食事や買い物500円以上で特別デザインの紙製コースターがもらえる。

初日は沼津市民文化センターで、地元FMラジオ局のK―mixとコラボした「らじコン」公開生放送とアフタートークを開催。このほか、ジェイアール東海ツアーズでは、関連する往復新幹線付きパッケージ商品(日帰りと宿泊)を販売している。

スタンプラリー、謎解きラリーは、「EX 旅のコンテンツポータル」で関連プランを販売中。


3月7日 火曜日

JR大宮支社 沿線活性化イベント「Saikyo Festa」


交通新聞

JR東日本大宮支社は4日から、埼京線戸田公園―川越線川越間を中心としたエリアで、地域と連携した沿線活性化イベント「Saikyo Festa」を開催している。今年は実施エリアを川越まで拡大し、埼京線・川越線エリアで新しい発見ができるイベントをラインアップした。31日まで。

期間中、武蔵一宮氷川神社(さいたま市大宮区)と川越氷川神社(埼玉県川越市)を対象にした「川越線御朱印めぐり」を開催。同支社での御朱印めぐりは初。両神社の御朱印とルミネ大宮で1000円以上購入したレシートを川越駅改札で提示すると、オリジナルしおりを進呈。さらにルミネ川越で1000円以上購入すると、抽選でオリジナル御朱印帳または御朱印帳袋が当たる。南与野駅西口オープンスペースでは25日に、地域連携マルシェ「鉄道開業150年記念 彩の国マルシェ~150th Final Ceremony Style~」を開催。埼玉の食材や商品を集めたマルシェやキッチンカー54店が集結する。10~16時(雨天時は26日に順延)。

武蔵浦和駅改札外コンコースでは9~11日、パン催事「えきパン in 武蔵浦和」を初開催。埼玉県内4店舗を含む計7店舗が出店する。

このほか、さいたま市の鉄道博物館で埼京線運転士による仕事紹介(25日)、大宮駅西口イベントスペースで「プラレール」期間限定店舗(24~31日)、両線のニューデイズ、ニューデイズキオスク8店舗で鉄道カードラリー(19~31日)、子育て支援施設「STUDIO make over 武蔵浦和」で第7回「埼京線子育てママ応援フェス」(21日、事前申込制)など、盛りだくさんの内容となっている。


3月8日 水曜日

JR九州 「第13回九州駅弁グランプリ」結果発表 グランプリに嘉例川駅「花の待つ駅かれい川」


交通新聞

交通新聞

4度目の栄冠に

九州ナンバーワン駅弁を決めるJR九州主催の「第13回九州駅弁グランプリ」の結果が3日発表され、肥薩線嘉例川駅で販売する「花の待つ駅かれい川」(1500円、森の弁当やまだ屋)がグランプリに輝いた。森の弁当やまだ屋は、第4回から第6回まで3年連続トップだった「百年の旅物語かれい川」に続いて、4度目の栄冠に輝いた。

6年ぶりの開催となった今回は、初登場や名物駅弁、過去のグランプリ駅弁など51種類がエントリー。購入者が「味」「こだわり・郷土感」「食材の盛り付け」「パッケージ(掛け紙)」「価格」「総合評価」を5段階で評価した。

投票は昨年10月~今年1月に行われ、寄せられた3135件の投票結果からそれぞれ平均値を算出して上位10種類を選出。古宮洋二社長をはじめ特別審査員5人の点数を加点し、最終順位を決めた。

花の待つ駅かれい川は、地元住民らが来訪者のおもてなしのために、嘉例川駅周辺に植栽した花々を薩摩の郷土料理で表現。黒米と粟の炊き込みご飯に、ガネ(サツマイモの天ぷら)、つけあげなどのおかず、デザートに「けせん団子」を添えた。

同日、福岡市内で上位10種類の製造会社の代表を招いて表彰式が開かれ、古宮社長が結果を発表。グランプリ、準グランプリ、特別審査員賞、優秀賞の受賞者にそれぞれ特別審査員から賞状とトロフィーが贈られた。

古宮社長はあいさつで「全ての駅弁を味わったが、どれも作り手や地域の思いを感じるものばかりだった。駅弁は鉄道の旅を楽しむ重要な要素であり、今後も九州が駅弁文化をけん引できるよう一緒に頑張っていきたい」と述べた。

グランプリを受賞した森の弁当やまだ屋の山田まゆみ代表は「これまで心を込めて作ってきたが、今回の受賞を機にもっと頑張りたい。嘉例川駅はサクラとイワツツジが一緒に咲き誇る花見の名所になっており、ぜひ多くの皆さんに列車で訪れていただきたい」と話した。

このほかの受賞駅弁は次の通り。

準グランプリ=新玉名駅「山菜とりめし」(700円、日本料理たがみ)、鹿児島中央駅など「わっぜぇうまか‼薩摩黒膳弁当でごわす。」(同駅980円など、城山ストアー)

特別審査員賞(最多得票)=折尾駅など「折尾名物 かしわめし」(880円、東筑軒)

優秀賞=江北駅「かしわめし」(1000円、枡屋)、島原鉄道島原駅「火山弁当」(500円、島原むすびす)、長崎駅「長崎中華弁当 つばき」(860円、チャイオーン)、阿蘇駅「あか牛丼ミニ弁当」(1180円、阿蘇はなびし)、鹿児島中央駅など「桜島灰干し弁当」(同駅1000円など、樹楽)、嘉例川駅「百年の旅物語かれい川」(1500円)


3月9日 木曜日

JR西日本 「響け、旅心。『ハルタビ/Ado』」展開


交通新聞

Adoがいざなう広島・宮島

若者へ魅力発信

専用旅行商品を設定

特別ラジオ番組企画やデジタルラリーなども

JR西日本は、人気アーティスト「Ado」とタイアップして、広島・宮島への旅にいざなう企画「響け、旅心。『ハルタビ/Ado』」を実施している。25歳以下のいわゆる「Z世代」をはじめとした若年層の旅行需要促進策の一環。専用旅行商品の利用などで現地を訪れた人に対し、特別ラジオ番組「Ado Travel Radio」、デジタルスタンプラリー「Ado Music Rally」、宮島へのアクセスであるJR西日本宮島フェリーの船内放送にAdoが登場する「Ado Travel Narration」など、同企画のオリジナルコンテンツを提供している。

同社では、Z世代向け情報発信プラットフォーム「アオタビ」を開設し、若年世代に向けて西日本エリアの魅力発信に取り組んでいる。

今回の企画は、5月7日までの第1章と、同23日~7月16日の第2章の2期に分けて開催。Adoは20歳の女性シンガーで、その姿にはイラストが使用されている。2020年に「うっせぇわ」でメジャーデビューを果たし、ファーストアルバム「狂言」などもロングヒット中。

各コンテンツのうち、「Ado Travel Radio」は、AdoがDJとなって、自身の歌を交えながら音楽や旅行の魅力を話すラジオ番組で、専用旅行商品の購入者のみ視聴できる。

「Ado Music Rally」は、広島市内の広島駅、広島城、おりづるタワー、お好み村をチェックポイントとしたスタンプラリーで、参加者にはオリジナルデザインのスマートフォン壁紙などをプレゼント。また、専用旅行商品の購入者は抽選で当たる賞品がグレードアップ。Adoオンライントークイベントにももれなく招待する。

「Ado Travel Narration」は、JR西日本宮島フェリーの宮島口発9時10分~16時10分の便で実施中。さらに宮島口の窓口では、スタンプラリーの画面提示で1万5000人にAdoオリジナルデザインのクリアファイルまたはステッカーをプレゼントしている。

このほか、観光型高速クルーザー「シースピカ」の船内、観光列車「etSETOra(エトセトラ)」車内でもステッカーを進呈。広島駅ekie2階インフォメーション横と、宮島口旅客ターミナル眺望テラスには、写真撮影が楽しめるAdoの等身大パネルが設置されている。

専用旅行商品は、各旅行会社が首都圏、中京圏、関西発などを発売。「アオタビ」のウェブサイト内には特設サイトも開設している。


3月10日 金曜日

京都府・JR西日本など 関西線で「お茶の京都トレイン」運転開始


交通新聞

京都府とJR西日本、お茶の京都DMOは4日から、関西線加茂―亀山間でラッピング列車「お茶の京都トレイン」(キハ120形、計2両)の運転をスタートした。

同トレインは、京都府南部の「お茶の京都」エリアの観光振興につなげることを目的に投入。外装は、茶畑、茶摘み衣装、茶道具をモチーフにした柄をあしらったポップなデザイン。車内にも3種の柄のカーテン、中づりのれんなどがちりばめられている。3年程度運転予定。

この日は加茂駅4番線ホームで出発式が行われ、鈴木貴典京都府副知事、水口英樹JR西日本常務理事・近畿統括本部副本部長・阪奈支社長、脇博一お茶の京都DMO社長、沿線自治体の首長らが出席。

冒頭、鈴木副知事は「これをきっかけに、さらに多くのお客さまに沿線にお越しいただけるよう取り組んでいきたい」とあいさつ。水口支社長は「皆さまのご支援により、素晴らしいラッピングをしていただいた。しっかりとPRし、訪れて楽しんでいただける関西線を目指していく」と述べた。この後、テープカットを行い、運転開始を祝った。

16日には、奈良線にも別デザインのお茶の京都トレインが登場予定。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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