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2023.08.25鉄道JR北海道 この秋は観光列車で富良野・美瑛へ など【今週の交通新聞より】

2023年8月21日~8月25日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR北海道 この秋は観光列車で富良野・美瑛へ
・JR中央線コミュニティデザイン 中央線ビールフェスティバルで提供した「ぽっぽやエール」をボトル販売
・JR首都圏本部 「FUN!TOKYO!山手線謎めぐり2023〝都市伝説を追いかけて。〟」を開催
・JR西日本 津山駅開業100周年記念式典
・JR九州 「WAKU WAKU SMILE 新幹線」運行開始

8月21日 月曜日

JR北海道 この秋は観光列車で富良野・美瑛へ


交通新聞

〝秋色〟ノロッコ、地元催事コラボも 新デザインの乗車証明書

JR北海道は、観光列車を使った秋の富良野・美瑛の旅をPRしている。「富良野・美瑛ノロッコ号」(富良野線旭川・美瑛―富良野間)では、列車をけん引するディーゼル機関車をラベンダー色からグリーンの秋バージョンに変更。人気の乗車証明書も新デザインに入れ替えて配布している。

「富良野・美瑛ノロッコ号」は9月24日までの土曜日・休日に運転中。沿線の観光素材の旬に合わせ、今月からはけん引機関車を秋季版に衣替えし、車内で配布する乗車証明書も刷新した。

同ノロッコと同期間に設定している札幌―富良野間のアクセス特急「フラノラベンダーエクスプレス」(多目的特急車両・ラベンダー編成使用)は19日から、1号車「ラベンダーラウンジ」に記念撮影用の手持ちボードを設置している。

27日には、7月に好評を得た車内イベント「フラノトレインマルシェ」の第2弾を富良野発の上り列車で計画。富良野美瑛広域観光推進協議会と連携し、クラフトビールの試飲やバスソルト作り体験、特産品販売などを同ラウンジで展開する。

9月3日に開催される地元イベント「ふらのワインぶどう祭り」には、JRを使ったアクセスを提案。フラノラベンダーエクスプレス車内で配布する乗車証明書には、イベント会場でグラスワイン1杯をプレゼントする特典(先着100人)を付ける。

このほか、富良野駅では同エクスプレス到着に合わせ、地元の富良野緑峰高校生徒有志によるボランティアサービスが行われている。ふらの観光協会が主体となった企画で利用者の手荷物をホームから改札まで無料で運ぶ「ポーターサービス」、観光案内などを実施中。今後は土曜日を中心に5日間を予定している。


8月22日 火曜日

JR中央線コミュニティデザイン 中央線ビールフェスティバルで提供した「ぽっぽやエール」をボトル販売


交通新聞


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JR中央線沿線のクラフトビール熱を楽しんで――。JR中央線コミュニティデザイン(JRCCD)は9月9日、7月20~23日に同線武蔵境駅前で開催された「中央線ビールフェスティバル2023 Summer」で提供された「ぽっぽやエール」のボトル販売を行う。

同フェスは同社などが協力し、中央線沿線や多摩地域の醸造所のクラフトビールが集結したイベントで、過去最多の約5万人が来場した。

ぽっぽやエールは、武蔵境駅社員が栽培したホップで造ったオリジナルエールビールで、イベント会場ではサーバーで提供していた。ボトル販売は9日11時から同駅南北通路で。100本限定。275㍉㍑入り、880円。

また、アフター企画として「アプリde楽しむビールスタンプラリー」を今月31日まで実施しているほか、同フェス公式グッズを同日までの期間限定でオンライン販売している。Tシャツ(3000円)、エコバッグ(2000円)、手ぬぐい(1500円)のラインアップ。


8月23日 水曜日

JR首都圏本部 「FUN!TOKYO!山手線謎めぐり2023〝都市伝説を追いかけて。〟」を開催


交通新聞

本編・続編を用意、連動企画も

JR東日本首都圏本部は9月14日から、体験型謎解きイベント「FUN!TOKYO!山手線謎めぐり2023〝都市伝説を追いかけて。〟」を開催する。「FUN!TOKYO!山手線謎めぐり」の第4弾。「ドラマチック謎解きゲーム」を制作するstamps(東京都新宿区)運営の「よだかのレコード」と連携して企画した。来年1月21日まで。

山手線エリアを舞台に、電車で移動して街歩きも楽しみながら、謎解きとちょっと不思議なストーリーを楽しむことができる。今回は、初心者でも謎解きを堪能できる「本編」と、上級者向けの続編キット「アフターストーリー」を用意。連動企画もそろえ、幅広い謎解きファンが楽しめる趣向だ。

首都圏のニューデイズ30店舗では9月13日発売、JR東日本グループの通販ウェブサイト「JRE MALL」では販売中の謎解きキットの本編キット(1980円)を購入して参加する。続編キット(1100円)は東京都内の10店舗と同サイトで取り扱う。同サイトでは9月6日まで、両キットのセットを2970円で販売する。参加には別途、交通費が必要。

キット内の冊子の二次元コードからストーリーを読み、駅や街を巡りながら手掛かりを集めて謎を解いていく。謎を解いてウェブ上の解答ページで正解するとストーリーが進み、最後の謎を解き明かすとドラマチックなエンディングが待っている。想定所要時間は本編が約5時間、アフターストーリーが約4時間。

ポスターなどのキービジュアルは、デザイン会社「スイッチ」のデザイナー、村上奈都美さんが手掛けたもので青基調のクールな仕上がりだ。

連動企画として、9月7日からイベントの特設ウェブサイトに制限時間10分間で挑戦できる謎解きの「練習問題」を用意。19日~10月10日には、「FUN!TOKYO!」のインスタグラム公式アカウントで毎週火曜日に出題される謎に正解すると、抽選で本編キットが当たる。キット購入者には〝おまけ謎〟が楽しめる「おまけ謎ステージ」も用意している。


8月24日 木曜日

JR西日本 津山駅開業100周年記念式典


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JR西日本は21日、姫新線・津山線津山駅開業100周年記念式典を同駅前広場などで開催した。

同駅は1923年8月21日に、国鉄作備線として津山―美作追分間、同―津山口間が開業した時に設置され、岡山県北エリアの玄関口の役割を果たしている。

最近の話題では、昨年7月から新観光列車「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」が津山線岡山―津山間で運転を開始。今年3月には、2021年9月から進められたエレベーターを3基新設するなどのバリアフリー整備工事が完了している。

開業100周年を記念して、同駅前では写真や年表でこれまでの駅の歩みを紹介するパネル展を開催している。来年2月29日まで。

この日の式典には、藤原乗将理事・中国統括本部副本部長・岡山支社長、大村宗利駅長、来賓の谷口圭三岡山県津山市長らが出席。駅の記念看板とパネルの除幕などを行い、100周年を祝った。


8月25日 金曜日

JR九州 「WAKU WAKU SMILE 新幹線」運行開始


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JR九州は24日、ディズニーのキャラクターたちを九州新幹線800系6両編成にデザインしたラッピング列車「JR九州 WAKU WAKU SMILE 新幹線」を博多―鹿児島中央間で運行開始した。今月1日にスタートした「GO!WAKU WAKU SMILE」プロジェクトの一環で、九州各地を舞台にスタンプラリーやオリジナルグッズ販売も展開し、九州の旅の〝わくわく感〟を盛り上げる。

ラッピング列車は、1号車と6号車の車体側面にミッキーマウスや白雪姫、ライオンキングなどのキャラクターをデザイン。いずれもオリジナルの図柄で、車内デッキ部の仕切り壁などにも特別装飾を施している。

スタンプラリーは、12月15日までの期間中、九州各地の駅やD&S(観光)列車、主要駅ビルのアミュプラザなど計100カ所にキャラクター柄のスタンプを配置。専用ブックにスタンプを集め、獲得した個数に応じて賞品がプレゼントされる。

また、県庁所在地駅の7カ所にディズニー作品の音楽も楽しめるボックスタイプのフォトスポットを設置。開業100周年を迎える九州新幹線出水駅は、待合室全体を同スポットに演出している。

オリジナルグッズはあす26日から、JR九州商事の通販ウェブサイト「九州の旅とお取り寄せ」で予約受け付けを開始。主要駅「銘品蔵」などの店舗やD&S(観光)列車内での販売は、9月上旬から順次開始する。

主なグッズは、ディズニーキャラのアクリルキーホルダー(770円)、缶バッジ(440円)、Tシャツ(3300円)、モバイルバッテリー(4180円)、マスキングテープ(638円)、ランチトート(1760円)など。

24日は運行開始を記念して博多駅11番線ホームで、ディズニー大好き芸人のゆりやんレトリィバァさんを招き、一番列車となる「さくら403号」の出発式が行われた。

ゆりやんさんは「本当にかわいくて、どのキャラクターの所に乗るかで取り合いになりそう。乗っている方もディズニーキャラクターに見えてきました」と述べ、「出発合図はボケませんので、何もしないんだと思わないで」と笑いを誘った。

この後、ゆりやんさんと鐘ケ江理恵駅長が定刻の8時40分に出発合図を送ると、列車がディズニーキャラと一緒に鹿児島中央に向けて出発した。なお、同列車の乗客先着500人にはオリジナル記念乗車証がプレゼントされた。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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