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2023.11.10鉄道JR大宮支社 浦和駅開業140周年企画 駅社員らがフラッシュモブ など【今週の交通新聞より】

2023年11月6日~11月10日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR北海道・JR東日本首都圏本部 上野駅で「パンダの里帰り」イベント開催
・西日本ジェイアールバス 大阪周遊観光バス「なにワンダー」運行開始
・JR九州ビルマネジメント 佐賀駅「えきマチ1丁目佐賀」「サガハツ」イメージキャラ誕生
・JR大宮支社 浦和駅開業140周年企画 駅社員らがフラッシュモブ
・JR東海グループ 「名古屋駅クリスマスイルミネーション」始まる

11月6日 月曜日

JR北海道・JR東日本首都圏本部 上野駅で「パンダの里帰り」イベント開催


交通新聞

JR北海道とJR東日本首都圏本部は1日、上野駅の開業140周年と小樽駅の開業120周年を記念して、上野駅中央改札外グランドコンコースで「パンダの里帰りイベント」を開催した。両駅の姉妹駅提携締結時に、友好の象徴として上野駅から小樽駅へ送られた「パンダのぬいぐるみ」が34年ぶりに〝里帰り〟を果たし、両駅長のトークセッションなどで節目の年を祝った。

上野駅は1883年7月28日、小樽駅は1903年6月28日の開業。32年竣工(しゅんこう)の現役の上野3代目駅舎と、34年竣工の小樽3代目駅舎の外観が似ていることや、88年に青函トンネルを通じて両駅が1本のレールで結ばれた縁から、89年5月15日に姉妹駅提携に調印し、小樽駅で調印式が行われた。

里帰りしたパンダのぬいぐるみ「友好のパンダ」は小樽駅へ贈呈後、同駅の旧駅長室に飾られているもの。イベントでは、ぬいぐるみと並び、提携締結に合わせて小樽駅から上野駅へ贈られ、同駅の貴賓室で保管されている「小樽のランプ」と同駅の模型「記念駅舎」も展示された。

トークセッションに登壇した伊藤美由紀小樽駅長と齊藤裕司上野営業統括センター所長・上野駅長は、それぞれの駅の特徴を「北海道を代表する観光地の玄関口にふさわしい堂々とした駅舎」(伊藤駅長)、「歴史を大切にしながら街に溶け込むような駅」(齊藤駅長)と紹介した。

両駅の友好関係について、伊藤駅長は「つながりの深い両駅が記念すべき年を一緒に迎えられてうれしく思う」、齊藤駅長は「これから小樽駅は130周年、上野駅は150周年に向け、これまで以上に絆を強くして歩んでいきたい」と述べ、関係のさらなる強化を誓った。

 続いて、伊藤駅長から齊藤駅長へパンダのぬいぐるみが手渡され、この日限りの里帰りを祝った。


11月7日 火曜日

西日本ジェイアールバス 大阪周遊観光バス「なにワンダー」運行開始


交通新聞

西日本ジェイアールバスは14日から、2階建てオープントップバスによる大阪周遊観光バス「~Osaka Dream Tour~『なにワンダー』」の運行を開始する。2025年の大阪・関西万博などを見据えた取り組みで、魅力のある夜間の観光資源を巡るコンテンツとなる。

同バスは、国土交通省の「交通・観光連携型事業(地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化)」採択事業として運行する。

運行ルートは、大阪駅JR高速バスターミナルを17時30分に出発し、御堂筋イルミネーション2023、でんでんタウン、通天閣、四天王寺、コスモタワー、大阪城を経て、同バスターミナルに21時30分に戻る。通天閣ではバスを降り、新世界エリアを自由散策。コスモタワーでは展望台からの夜景を観賞できる。

車内ではバスガイドによる観光案内を実施。訪日客や音を聞き取りづらい高齢者のため、「おもてなしガイド powered by SoundUD」を導入し、スマートフォンで文字や音声として観光案内を楽しめるようにする。新世界での自由散策時に一部店舗で使える「大阪串カツ食べ歩き10%割引券」の配布もある。

使用車両は、同社の公式マスコットキャラクター「にしばくん。」と大阪の名所を車体にデザインした2階建てオープントップバス。燃料には、環境負荷低減の取り組みとして次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を使用する。

運行日は、14~19日と、22日~12月24日の水、金、土、日曜日。料金は大人5000円、子ども2500円(コスモタワー展望台の入場料を含む)。販売箇所は「アソビュー!」「VELTRA」の各ウェブサイト。申し込みは乗車日1週間前まで受け付ける。


11月8日 水曜日

JR九州ビルマネジメント 佐賀駅「えきマチ1丁目佐賀」「サガハツ」イメージキャラ誕生


交通新聞

「ウマ娘」のイラスト制作組織とコラボ

JR九州ビルマネジメントが運営する長崎線佐賀駅の高架下商業施設「えきマチ1丁目佐賀」と「サガハツ」のイメージキャラクターとして、それぞれ「マチ」と「ハツ」が誕生した。

人気スマホゲーム「ウマ娘 プリティダービー」などの開発・運営を手掛けるCygames(東京都渋谷区)のイラスト制作を担うクリエーティブ専門組織「Cygames佐賀スタジオ」とのコラボレーション企画。

キャラは、佐賀の名産品やカフェ、飲食店が中心のえきマチ1丁目佐賀が、赤色を基調にした陽気な少女「マチ」。スタイリッシュな空間が特徴のサガハツは、クールな大人の女性の「ハツ」とした。

「佐賀駅ハツ、あなたマチ。」をキャッチコピーに、キービジュアルのポスター掲出や等身大パネルを設置し、両施設をPR。同駅では、きっぷ入れに利用できるオリジナルチケットホルダーを配布している。


11月9日 木曜日

JR大宮支社 浦和駅開業140周年企画 駅社員らがフラッシュモブ


交通新聞

JR東日本大宮支社は、7月28日に開業140周年を迎えた浦和駅で多彩な記念企画を展開している。

10月28日には中央改札前の東西連絡通路で、駅社員らが突然踊り出すゲリラパフォーマンス「フラッシュモブ」を披露した。浦和東営業統括センターの社員やさいたま運転区、さいたま車両センターの社員ら計28人(埼玉大学ダンス部の学生8人を含む)が、「くるみ割り人形」の曲に合わせてダンス。約3分間のパフォーマンス後は駅利用者から盛大な拍手を浴びていた。

■団臨列車

また、今月11日には団体臨時列車「浦和駅開業140周年・浦和区制20周年記念号」を運転。浦和発10時14分、宇都宮着12時19分で、E655系「なごみ(和)」(5両編成)を使用する。

■仕事体験

「埼玉県民の日」の14日は、小中学生と保護者を対象とした駅社員・乗務員の仕事体験イベントを開催。10、12、14時の3部制で、小中学生と保護者各1人、各回6組を募集。9時30分から同駅中央改札正面で整理券を配布する。1組1500円。同社発行の電子チケット「エキトマチケット」かSuicaなどの交通系電子マネーで支払う。


11月10日 金曜日

JR東海グループ 「名古屋駅クリスマスイルミネーション」始まる


交通新聞

JR東海と同社グループ3社による恒例の「名古屋駅クリスマスイルミネーション」が8日から始まった。一部を除き12月25日まで。

このうち、ジェイアールセントラルビル運営のJRゲートタワー1階イベントスペースには、名古屋地区最大級の高さ約12㍍のクリスマスツリーが登場。「人々の希望や願いが詰まったクリスタルが輝きを放つことで、温かい時間を過ごしてほしい」という思いから、「THE CRYSTAL CHRISTMAS」をテーマに設定した。

点灯式では、全体演出やストーリー創作、オリジナル楽曲の作詞を手掛けたクリエイティブディレクター、のやこうすけ氏がテーマの世界観を説明。ダンスショーに続いて、ツリーのLED約2万球の光が点灯すると、集まった観客から歓声と拍手が沸き起こった。

点灯時間は7~23時。17時以降は20分ごとに、音楽と連動してカラーが変化する。

このほか、タワーズプラザレストラン街は21日から、ゲートタワープラザレストラン街は24日からクリスマス装飾を開始する。ジェイアール名古屋タカシマヤ(ジェイアール東海髙島屋)、名古屋マリオットアソシアホテル(ジェイアール東海ホテルズ)でも独自のイルミネーションで演出。JR東海とジェイアールセントラルビルは来年1月31日まで、ゲートタワー前の街路樹をLED装飾でライトアップする。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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