2023.12.15鉄道ＪＲ北海道 「北斗星」ヘッドマーク出品 など【今週の交通新聞より】
2023年12月11日～12月15日交通新聞から注目のニュースをご紹介！
交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。
【今週注目のニュースはこちら】
・ＪＲ首都圏本部 「都区内版 駅ナンバリングスタンプラリー めざせ１５１！」を開催
・ＪＲホテルクレメント高松 初の洋風懐石「ＪＡＰＯＮＩＳÉＥ～ジャポニゼ～」を販売
・ＪＲ北海道 「北斗星」ヘッドマーク出品
・ＪＲ東海 「会いにいこう」キャンペーン クリスマス・年末で新ＣＭ
・ＪＲ貨物 「メディカル鉄道コンテナサービス」展開へ
12月11日 月曜日
ＪＲ首都圏本部 「都区内版 駅ナンバリングスタンプラリー めざせ１５１！」を開催
じっくり１０駅／おてがる４駅 用意
ＪＲ東日本首都圏本部は１５日１０時から、各駅の「駅ナンバリング」をテーマにしたスタンプラリー「都区内版 駅ナンバリングスタンプラリー めざせ１５１！」を開催する。鉄道開業１５０周年に合わせて昨年１２月―今年１月に実施した「駅ナンバリングスタンプラリー めざせ１５０！」が好評だったことから、今シーズンも企画した。「おてがる４駅コース」を新設して家族連れがより気軽にチャレンジできるようにするなど、バージョンアップしている。来年１月１０日２３時５９分まで。
ラリーの参加には、通販ウェブサイト「ＪＲＥ ＭＡＬＬ」の同本部ショップであらかじめ電子チケットの購入が必要。チケットは、通常セット（６９０円、１２５０セット）、グループ共通ポイント「ＪＲＥ ＰＯＩＮＴ」決済（５９０円、２００セット）、電子チケット「エキトマチケット」５００円付き（１０００円、５０セット）の３種類、計１５００セットを用意した。
スタート駅の中央線市ケ谷駅地上改札で電子チケットを提示すると、ラリー台紙とオリジナル記念トートバッグがもらえる。
コースは、都区内エリア２５駅（市ケ谷、飯田橋、信濃町、潮見など）の中から１０駅のスタンプを集める「じっくり１０駅コース」と、６駅（御茶ノ水、神田、新小岩、浜松町、秋葉原、大崎）の中から４駅のオリジナル電車スタンプを集める「おてがる４駅コース」の２種類。
どちらかのコースのスタンプを全て集めてアンケートに回答し、ゴール駅の市ケ谷駅地上改札に持参すると、カプセルトイの抽選に１回参加できる。賞品は、クリアファイル（２００人）、改札鋏（〈はさみ〉、１０人）、レール文鎮（１人）など。数量限定。両コースを達成しても、抽選参加は１回のみ。
さらに鉄道古物の抽選応募券を進呈。後日、抽選で６人に鉄道古物をプレゼントする。当選の発表は来年２月２２日に市ケ谷駅構内と「ＦＵＮ！ＴＯＫＹＯ！」のＸ（旧ツイッター）で案内予定。
このほか、どちらかのコースを達成し、Ｘに「＃駅ナンバリングスタンプラリー」を付けて参加風景を開催期間中に投稿すると、抽選で１人に投稿特別賞として鉄道古物をプレゼントする。
12月12日 火曜日
ＪＲホテルクレメント高松 初の洋風懐石「ＪＡＰＯＮＩＳÉＥ～ジャポニゼ～」を販売
高松市のＪＲホテルクレメント高松は、レストラン「フィオーレ」で同ホテル初となる洋風懐石「ＪＡＰＯＮＩＳÉＥ～ジャポニゼ～」を販売している。
和食器に盛り付け、箸で気軽に食べられるフランス料理。同店の湯淺一樹調理長が、幅広い世代に気軽にフレンチに親しんでもらおうと考案した。
メニューは地元産食材を使った「オリーブ地鶏のムース 蕪のスープ仕立て」「鯛の焼き物 みかんのソースとほうれん草のクーリー」「オリーブ牛肉の焼きしゃぶ 茸クリームソース」など全９品。予約・問い合わせは同レストラン＝電話０８７（８１１）１１６３＝へ。
12月13日 水曜日
ＪＲ北海道 「北斗星」ヘッドマーク出品
ＪＲ北海道は１５日から、寝台特急「北斗星」のヘッドマークのオークションを通販ウェブサイト「北の特急便 ＪＲＥＭＡＬＬ店」で開催する。販売者はＪＲ北海道フレッシュキヨスク。
同ヘッドマークは２０２１年１２月に２７１万６０００円で落札されて以来の出品。今回はフレームなしを含め２枚を販売する。北斗星をけん引したＤＤ５１形１１００号機の機関車番号板なども出品する。
入札は１９日１２時３０分まで。支払いはクレジットカードなど。１０月に開 催したヘッドマークオークションでは、寝台特急「エルム」が６７万８４００円、快速「海峡」が４７万円で落札された。
12月14日 木曜日
ＪＲ東海 「会いにいこう」キャンペーン クリスマス・年末で新ＣＭ
ＪＲ東海は１２日、今年２月から展開している「会いにいこう」キャンペーンで、クリスマスシーズンや年末に向けた新ＣＭ「すべての会いたい人へ」編を特設ウェブサイトで公開した。コロナ禍の影響が収束したことを受け、この一年を振り返るとともに、制限のない年末年始を「会いたい人に会いにいく」機会にしてほしいという思いを込めて制作。１１月に一般募集して７７件の応募があった「会いたい人に会えた瞬間」をテーマにした動画を一部に使用している。
新ＣＭには、引き続き俳優の賀来賢人さんが出演。東海道新幹線に乗って誰かに会いに行く賀来さんが目的の駅に近づくと、一人称視点の映像に切り替わり、さまざまな場面で人々が出会うシーンが描かれる。新幹線が走行する夜景をバックに、「すべての会いたい人が、会いたい人と、会えますように。」というキーメッセージが浮かび上がる。
映像は再び賀来さんに戻ると、駅のホームで待つ相手を見つけ、思わず笑みがこぼれる。新型車両Ｎ７００Ｓが曲線を走り去る最後の場面は、往年の名作ＣＭを彷彿（ほうふつ）させる。
［［楽曲も新アレンジ］］ 作曲家の岩崎太整さんによる書き下ろし楽曲「会いにいこう」は、クリスマスシーンを意識したアレンジを加え、歌手のＵＡ（ウーア）さんがゆったりと歌い上げた。
テレビＣＭは１３日から、首都圏、静岡、名古屋、関西の各地区で順次放映。３０秒版と６０秒版がある。特設サイトでは約２分３０秒の特別バージョンが見られる。１８～２４日にはＪＲ渋 谷駅前の大型ビジョンでも放映する。
12月15日 金曜日
ＪＲ貨物 「メディカル鉄道コンテナサービス」展開へ
専門チームが最適ソリューション提案
ＪＲ貨物の犬飼新社長は１３日の定例会見で、高度な輸送品質が求められる医薬品や医療器具といったメディカル分野の鉄道コンテナ輸送の利用拡大を強化するため、「メディカル鉄道コンテナサービス」を展開すると発表した。同社の専門チームが定温コンテナなどの所有者や利用運送事業者と連携し、鉄道コンテナ輸送に向けた最適なソリューションを提案。医薬品・医療器具などの中・長距離幹線輸送でモーダルシフトの促進を図り、「２０２４年問題」への対応とカーボンニュートラルへの貢献を目指す。
現在、医薬品や医療用機器などのメディカル分野の輸送はトラック輸送が主流となっている。しかし、長距離トラックドライバーの労働力不足や、トラックドライバーの時間外労働時間の上限が規制される「２０２４年問題」への対応、カーボンニュートラルへの取り組みの必要性などを背景に、鉄道輸送に対する期待が高まっている。
また、鉄道コンテナ輸送に関する問い合わせ窓口が分からないといった声をはじめ、輸送中の振動や温度・湿度の管理、安全性の確保などを心配する事業者も多い。
こうした現状を踏まえ、ＪＲ貨物は鉄道ロジスティクス本部総合物流部内にメディカル鉄道コンテナサービスのコーディネートチームを設置。定温コンテナや防振コンテナなどの各種コンテナを保有するリース・レンタル事業者と、ドア・ツー・ドアの一貫輸送を担って保険などのリスクヘッジやリカバリー輸送などを受け持つ鉄道利用運送事業者との連携を図る。
３者の協業により、これらの各種機能をパッケージ化。医薬品卸や医薬品・医療機器メーカー、物流会社のメディカルチームなど顧客の懸念事項や、鉄道コンテナ輸送の実現に向けた諸課題に対し、チームとして最適な鉄道輸送スキームとサービス内容を提案していく。
各種コンテナを活用した高品質輸送と、同社が持つ貨物鉄道の全国ネットワークを生かし、環境にやさしい鉄道輸送を実現。正確なダイヤと大量一括輸送が可能な特性により、安定したサステナブルな輸送力を提供する。
医薬品の適正流通（ＧＤＰ）ガイドラインへの対応については、提案する輸送サービス内容を各メーカーなどが評価し、適合する範囲内で利用できる。
ＪＲ貨物は今年１０月、武田薬品工業、三菱倉庫との連携で、武田薬品工業の国内特約店向け医療用医薬品の輸送について、東京と北東北の拠点間で一部をトラックから冷凍コンテナを使った鉄道輸送へ切り替えるモーダルシフトを開始。ほかにも、メディカル分野の鉄道コンテナ輸送について複数の実績があることを踏まえ、新サービスの提供を実現した。
交通新聞
鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年（昭和18年）4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年（平成25年）12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。
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