トレたび JRグループ協力

2023.12.22鉄道JR北海道 映画「ゴールデンカムイ」 鉄道利用促進プロモーション など【今週の交通新聞より】

2023年12月18日~12月22日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR北海道 映画「ゴールデンカムイ」 鉄道利用促進プロモーション
・JR横浜支社 鶴見線E131系新型車両を報道公開
・京都鉄道博物館 「銀河鉄道999展」開催中
・JR西日本など 「JR Snow Resort 2023―2024」のPRイベント 大阪駅で
・JR九州 人気ゲーム「スプラトゥーン3」とタイアップ

12月18日 月曜日

JR北海道 映画「ゴールデンカムイ」 鉄道利用促進プロモーション


交通新聞


交通新聞

モバイルラリー、車両ラッピングなど

JR北海道は15日から、来年1月19日に全国公開される映画「ゴールデンカムイ」(東宝)とタイアップして、鉄道利用促進プロモーションを展開している。計300人にオリジナルグッズが当たるモバイルスタンプラリーや、特急「カムイ」(札幌―旭川間)の車両ラッピングを実施し、道内周遊など冬の輸送需要の掘り起こしを図る。来年3月15日まで。

北海道を舞台としたベストセラー漫画の実写化映画との連携企画。アイヌの埋蔵金を求めて登場人物らが道内を駆け回る作品のストーリーに重ね合わせたイベントとして、管内6エリアの駅を巡るモバイルスタンプラリー「映画『ゴールデンカムイ』ステーションラリー」を実施中。GPS機能付きのスマートフォン端末から専用特設ウェブサイトに登録して参加する。

各エリアのスタンプ設置駅は、函館(道南)、札幌(道央1)、小樽、白老(道央2)、旭川、稚内(道北)、網走(道東1)、帯広、釧路(道東2)。現地を訪ね、端末から特設サイトにアクセスしてチェックインすることでモバイルスタンプを獲得。エリアごとに異なるオリジナル待ち受け画像ももらえる。

達成数に応じて抽選に応募できる。賞品は、2エリア達成がオリジナル缶バッジ(150人、3種類の中から一つ)、4エリア達成がオリジナルキーホルダー(100人)、6エリア達成がオリジナル缶バッジ3種&オリジナルサコッシュ(50人)。

車両ラッピングは、映画とスタンプラリーの告知を快速「エアポート」(新千歳空港―札幌・小樽間)1編成で5日からスタート。今月中旬からは、特急「カムイ」1編成の両先頭部を黄金カラーに変えた〝ゴールデンカムイ〟を運転し、映画公開に合わせた話題作りを狙う。

同社の綿貫泰之社長は13日の定例会見で、「映画とタイアップして北 海道のゆかりの地を巡ってもらうような取り組みをしていきたい。モバイルラリーでは、道央エリアの白老駅近くに『ウポポイ』がある。コロナ禍で厳しい状況が続いていたようだが、企画を通じてしっかりと送客を増やしていきたい」と述べた。


12月19日 火曜日

JR横浜支社 鶴見線E131系新型車両を報道公開


交通新聞

交通新聞

JR東日本横浜支社は14日、鶴見線で24日から順次営業運転を開始するE131系新型車両(3両編成)を鎌倉車両センター中原支所(川崎市)で報道公開した。8編成24両を投入し、現在の205系を全て置き換えるとともに、来年3月16日のダイヤ改正から全線でワンマン運転を開始する。

投入線区は鶴見線鶴見―扇町・大川・海芝浦間。車体はステンレス製で、車体幅は205系の2800㍉とほぼ変わらない2778㍉(ストレート車体)。1人当たりの座席幅は205系より約25㍉広い460㍉として低座面化し、座り心地を向上させた。

デザインは外観が海をイメージしたスカイブルー。前面のドットは、かつて同線で活躍した歴代の車両カラーの茶色と黄色を採用し、これまでの歴史を表現している。室内の座席にも青色を用い、外観との統一を図った。

車体前面と側面にはフルカラーの行き先表示器を備え、車内には1両当たり4台の17㌅大型ディスプレーを設置して情報提供を充実。バリアフリー化の推進では、各車両に車いすやベビーカー利用者向けのフリースペースを設け、優先席とともに分かりやすい配色とした。

安全性・安定性の向上では、各車両に車内防犯カメラを設置するのをはじめ、非常通報装置は1両につき4カ所に増やし、セキュリティーを向上。車両側面には1両当たり4台のカメラを設置し、乗務員が運転台から利用者の乗降を確認する機能など、ワンマン運転に対応した機器を搭載する。

3月16日のダイヤ改正までに全8編成を投入し、同日から全線でワンマン運転を開始する。


12月20日 水曜日

京都鉄道博物館 「銀河鉄道999展」開催中


交通新聞

京都市の京都鉄道博物館は、本館2階企画展示室などで「銀河鉄道999展」を開催している。テレビアニメ「銀河鉄道999」の放送開始45周年を記念した。来年2月4日まで。

企画展示室では、同アニメ(テレビ版、劇場版)の資料約200点を展示しているほか、登場人物の鉄郎、メーテル、車掌の等身大パネル、999号が出発するメガロポリスのジオラマ、同号の車窓、機関室を再現したフォトスポットなどが設置されており、作品の魅力と世界を堪能できる。

収蔵車両のSL・C62形(3両)やマイテ49形2号車ではアニメに関連した装飾を実施。SLスチーム号の券売機付近と客車内では、鉄郎とメーテルによるオリジナルの案内ボイスが楽しめる。本館2階レストランでは、期間限定メニュー「鉄郎の愛する『味噌ラーメン』」(1100円)を提供している。


12月21日 木曜日

JR西日本など 「JR Snow Resort 2023―2024」のPRイベント 大阪駅で


交通新聞

JR西日本と、長野、新潟両県の7市町村などで構成する「スノーリゾート受入観光地協議会」は15~17日、北陸新幹線を利用した信越のスノーリゾートへの旅を提案するキャンペーン「JR Snow Resort 2023-2024」のPRイベントを大阪駅・大阪ステーションシティ(OSC)2階アトリウム広場で開催した。

今回は、スノーリゾートを通じた旅行需要の喚起などに加えて、信越へのアクセス向上につながる来年3月16日の北陸新幹線敦賀延伸開業の周知促進、機運醸成も目的に実施した。

会場では、地元スタッフによる信越のスノーリゾートの魅力の紹介や、各市町村の景品、北陸新幹線グッズなどが当たる抽選会が開かれたほか、初日には協議会エリアと両県のゆるキャラ計8種類が大集合して旅に誘った。新幹線フォトスポットも家族連れから好評を博していた。


12月22日 金曜日

JR九州 人気ゲーム「スプラトゥーン3」とタイアップ


交通新聞

ゲームの世界モチーフの体験イベントやラリーなど

JR九州は20日、来年1月9日からニンテンドースイッチ用ゲームソフト「スプラトゥーン3」とタイアップして「スプラトゥーン3×JR九州 カモン!キュウシュウ」プロジェクトを展開すると発表した。イベントやラッピング列車、スタンプラリー、グッズ販売など多彩な企画を実施し、ゲームキャラクターと一緒に楽しむ列車の旅を提案する。5月12日まで。

1月27~29日の3日間、ゲーム内の「サーモンラン」をモチーフにした体験イベント「キュウシュウラン」を博多、大分、長崎、鹿児島中央各駅の駅前広場で開催。〝雪玉〟でオオモノシャケを倒す「イカす!ユキがっせん」、キャラクターの武器と一緒に撮影できる「イカす!フォトブース」、グッズ販売などを実施する。各日10~17時。

各駅のキュウシュウランを楽しんでもらおうと、同3日間が同社管内全線乗り放題となるフリーきっぷ「スプラきっぷ」を発売する。大人2万5000円、子ども7000円(大人と同一行程に限る)。大人2000枚限定。今月27日から1月24日まで発売。なくなり次第終了。

期間中、九州各地の駅やD&S(観光)列車を舞台にデジタルスタンプラリーを実施。全51カ所にゲームキャラのスタンプを設け、獲得数に応じて抽選でプレゼントを進呈する。

ラッピングトレイン

2月16日からは、885系電車1編成の車体にゲームキャラをデザインした特別列車「スプラトレイン」の運行を開始。特急「ソニック」(博多―佐伯間)、「リレーかもめ」(同―武雄温泉間)、「みどり」(同―佐世保間)、「かささぎ」(吉塚・博多―肥前鹿島間)として、5月中旬まで各地を走る。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

さらに外出先や出張先でも読める『交通新聞電子版』も配信中。
記事写真もカラーで掲載。いつでもどこでも読めて、PDFでの閲覧も可能。多彩な検索方法で最新情報から過去記事の検索もできます。

発売日/日刊(土・日・祝日休刊)


詳細・購読のお申込みはこちらから

  • 画像の改変・複製利用等を禁じます
トレたび公式SNS
  • X
  • Fasebook