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2024.02.09鉄道JR西日本 北陸新幹線敦賀―金沢間 報道関係者向け試乗会 など【今週の交通新聞より】

2024年2月5日~2月9日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR西日本 北陸新幹線敦賀―金沢間 報道関係者向け試乗会
・JR北海道フレッシュキヨスク 「北海道四季マルシェ」2号店オープン
・JR首都圏本部 「Yamanote Line Museum」に展示拠点3カ所を新設 展示作品入れ替えも
・JR東海 ふじさん駿河湾フェリー 電車と船で西伊豆ウオークへ モデルコース紹介
・JR四国 伊予西条―今治間開通100周年記念乗車券

2月5日 月曜日

JR西日本 北陸新幹線敦賀―金沢間 報道関係者向け試乗会


交通新聞

速度感とワイドな景観

JR西日本は1日、3月16日に開業する北陸新幹線敦賀―金沢間(延長約125㌔)で報道関係者向け試乗会を実施した。往路、復路、往復の3コースで行われ、計約150人が参加。新幹線ならではの速度感と、高架を走ることでワイドに広がる沿線の車窓景観を体感した。

往路・往復コースのスタート地点となった新幹線敦賀駅は、新幹線駅の駅舎の高さが日本一。コンコースの長さも200㍍と新幹線駅で日本一で、スケールの大きさが大きな特徴だ。乗り換えコンコースにずらりと改札機が並ぶ姿(19通路)も迫力がある。デザイン面でも、天井に北前船の帆をイメージした意匠を採用するなど、見るべき所が多い。

コンコースでは、同区間沿線や福井県若狭エリアの市町の観光ブースが設置されていた。敦賀市の関係者は「新幹線の開業を控え、地元のムードは盛り上がっている。街中では新しいお店などもオープンしている」と紹介。能登半島地震の影響を受けている福井観光の巻き返しに期待している様子だった。

報道関係者が乗車したW7系(12両編成)は、10時13分に敦賀を発車した。駅を出ると、左側の窓からは敦賀の街と、敦賀湾の景色を望むことができる。続いて長大トンネルの「新北陸トンネル」(敦賀―越前たけふ間、約19・8㌔)、日本で初めて新幹線と道路の橋りょうが一体で建設された「九頭竜川橋りょう」(福井―芦原温泉間、414㍍)などを駆け抜ける。山、田畑など流れる車窓の景色のスピードが、新幹線であることを感じさせる。遠く平地を走る在来線特急と並走するシーンもあった。

石川県に入ると、右手には木場潟の景色を楽しめる。天気が良ければ、この背後には名峰・白山も見られるという。北陸新幹線の総合車両所である白山総合車両所の横を通り過ぎ、金沢には11時10分に到着した。

途中、越前たけふ、福井、芦原温泉の各駅に停車。乗車時間は約1時間だったが、開業後、便利になる北陸の旅に思いをはせることができた。


2月6日 火曜日

JR北海道フレッシュキヨスク 「北海道四季マルシェ」2号店オープン


交通新聞

JR北海道フレッシュキヨスクは1月31日、食のセレクトショップ「北海道四季マルシェ」2号店を、札幌・すすきのエリアの複合商業施設「COCONO SUSUKINO(ココノ ススキノ)」地下1階にオープンした。

札幌市営地下鉄南北線すすきの駅に直結したココノの2期開業に合わせた出店。〝エキソト〟新設商業施設への物販進出は今回が初。全国、道内各地から人が集まる繁華街の立地を生かして需要を取り込んでいく。

店舗面積は350平方㍍。北海道銘菓を中心に、暮らしの食品、ショップ発プライベートブランド商品「DO3TABLE(ドーサンテーブル)」などを各種そろえる。一画には、出来たてや限定品を提供する「サザエ十勝大名」「十勝しんむら牧場」「あべ養鶏場」のスイーツコーナーも設けた。営業時間9~21時。


2月7日 水曜日

JR首都圏本部 「Yamanote Line Museum」に展示拠点3カ所を新設 展示作品入れ替えも


交通新聞

JR東日本首都圏本部は、山手線内の上野、高田馬場、新橋、四ツ谷、東京、秋葉原の6駅の展示拠点と、17駅のポスターフレームで展開しているアートギャラリー「Yamanote Line Museum」について、あす8日から日暮里、神田、田町の3駅に展示拠点を新設する。

日暮里(北改札内)は猫をテーマとした作品、神田(北口)は同駅の夜がテーマの作品、田町(南改札内)は大野幸子氏の作品を展示する。

また、同日から秋葉原、上野の両駅と、ポスターフレームで展開する「Yamanote Line Museum POP」の展示作品を入れ替える。秋葉原はYU IMAMURA、今村幸治郎、恐竜画家CANの各氏の作品、上野は神山麗子氏の作品を展示。上野では8~12日に神山氏によるライブペインティングを行い、作品の表情が日々変わっていくウオールアートを楽しめる。

このほか、同線沿線のアートと音楽のイベント「HAND! in YAMANOTE LINE―山手線で、まちとアートと音楽を。―」の開催(8日~3月24日)に合わせ、今月8日から3月31日まで同線の全30駅で実物またはポスターフレームによりアート作品を展示する。


2月8日 木曜日

JR東海 ふじさん駿河湾フェリー 電車と船で西伊豆ウオークへ モデルコース紹介


交通新聞

JR東海とふじさん駿河湾フェリーは、電車とフェリーを利用した「トレイン&フェリー 西伊豆ウォーキング」のモデルコースを紹介している。コースは日帰りで、東海道線清水駅を発着点に、静岡市内の清水港から西伊豆の玄関口・土肥港まで駿河湾フェリー75分の船旅を組み合わせた「土肥」「堂ケ島・松崎」の2コース。

コースマップは、清水港フェリーターミナルの券売所で3月31日まで配布(7~16時)。期間中の特典として、参加者に駿河湾フェリーオリジナルノベルティーをプレゼントする。さらに、券売所でICカードのTOICAを提示すると、清水港―土肥港間の同フェリー2階「オーシャンルーム」=イメージ=へ無料招待する。

土肥コースは、駿河湾を180度以上見渡せる旅人岬や土肥金山などを巡る。ウオーキング部分は約6㌔、所要約3時間。

堂ケ島・松崎コースは、土肥港から西伊豆地区無料シャトルバス(完全予約制)を利用して静岡県松崎町へ向かい、「なまこ壁」が特徴の町並み散策や、景勝地として知られる堂ケ島で雄大な景色を楽しめる。ウオーキング部分は約7㌔、所要約6時間(バス乗車を含む)。


2月9日 金曜日

JR四国 伊予西条―今治間開通100周年記念乗車券


交通新聞

JR四国は11日から、予讃線伊予西条―今治間の開業100周年を記念して、伊予西条、今治、松山の3駅で「開通100周年記念乗車券」を発売する(松山は12日から)。

同区間は1923年から順次開通し、伊予桜井―今治間が24年2月11日に開通した。同区間の10駅では記念のぼり旗を設置しており、当日は今治、菊間駅周辺でイベントも開催される。

記念乗車券は同区間の大人往復(硬券)1枚、台紙付き、1480円、1000セット限定。購入は1人5セットまで、券番号の指定は不可。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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