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2024.04.26鉄道JR東海 カプコン「モンハン」とコラボ 「豊橋へ 一狩りいこうぜ!」展開 など【今週の交通新聞より】

2024年4月22日~4月26日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JRグループ旅客6社 26年10~12月「山口DC」開催
・JRグループ旅客6社 26年4~6月「福島DC」開催へ
・JR北海道 日ハム連携のデジタルスタンプラリー
・JR東海 カプコン「モンハン」とコラボ 「豊橋へ 一狩りいこうぜ!」展開
・JR東日本新潟シティクリエイト 「CoCoLo新潟」グランドオープン

4月22日 月曜日

JRグループ旅客6社 26年10~12月「山口DC」開催


交通新聞

9年ぶり 観光素材発掘など一体で

JR西日本と山口県は18日、JRグループ旅客6社と地元が協働して実施する大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」(DC)を2026年秋(10~12月)に同県で開催することが決定したと発表した。同県でのDC開催は17年9~12月以来、9年ぶり5回目となる。両者では今後、キャンペーンの具体的な内容などを検討するとともに、同県の魅力を最大限発信できるよう、新たな観光素材の発掘やプロモーションなどの諸準備に一体となって取り組んでいく。

DCは、JR旅客6社と地方行政、地元観光事業者、旅行会社などと共に一体となって展開する広域的な観光キャンペーン。スタートしたのは国鉄時代の1978年11月。近年は基本的に四半期ごとに対象地域を決めて実施している。
同県での開催実績は、91年4~7月、2001年7~9月、08年7~9月、17年9~12月。

同県では、今回の開催決定を受け、JRと連携して観光客の受け入れ体制の強化を一層進めるとともに、「おいでませ ふくの国、山口」にふさわしい幸福感あふれる山口の特別な旅を案内。県の知名度とイメージの向上を図り、全国からの宿泊観光客の誘致拡大につなげていく。

この日は山口市の県庁でDC開催決定通知書の交付式が行われ、広岡研二JR西日本理事・中国統括本部副本部長・広島支社長、県内のJR主要駅長、村岡嗣政県知事、松村孝明山口県観光連盟会長、末永明典山口県物産協会会長らが出席。広岡支社長から村岡知事に決定通知書が手渡された。
広岡支社長は「多くのお客さまをお迎えできるよう、当社も地域の皆さまと共にPRやおもてなしに取り組んでいきたい」とあいさつ。村岡知事は「今年、来年、再来年とステップを踏みながら、新たな観光県・山口をしっかりとつくり上げていきたい」と述べ、観光振興に向けた決意を表明した。


4月23日 火曜日

JRグループ旅客6社 26年4~6月「福島DC」開催へ


交通新聞

観光需要さらに喚起し誘客促進

JR東日本と福島県は19日、JRグループ旅客6社と地元が協働して実施する大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」(DC)を2026年4月1日~6月30日に同県で開催することが決定したと発表した。同県単独でのDC開催は、15年4~6月以来11年ぶり、5回目となる。同県の観光需要をさらに喚起し、誘客促進を図る。

 DCは、JR旅客6社が自治体や地元観光事業者、旅行会社などと一体となって、開催地の魅力的な観光資源などを紹介。JRグループの宣伝媒体を活用した集中的な観光宣伝を全国で実施する国内最大規模の観光キャンペーン。スタートしたのは国鉄時代の1978年11月。近年は基本的に四半期ごとに対象地域を決めて実施している。

 同県でのDCはこれまで、1995年7~9月に「うつくしま、ふくしま。」、98年1~3月に「ほんとの空がある うつくしま、ふくしま。」、2001年4~6月に「ほんとの空がある うつくしま、ふくしま。」、15年4~6月に「福が満開、福のしま。」が開催されている。

専用コピー新たに公募

JR東日本と同県では今後、県内の機運醸成を図るため、DC専用のキャッチコピーを新たに公募により選定する。募集開始は6月ごろを予定している。
募集条件は、▽「震災15年のシンカ(進化、深化、新化)」を感じるもの▽DC開催に向けて県内の期待感を盛り上げるもの▽分かりやすくシンプルで短文なもの(20文字以内)▽特定の地域のみに限定されないもの――の4点。

この日は福島市内で共同記者会見が行われ、内堀雅雄県知事、JR東日本の三林宏幸執行役員・東北本部長・同本部鉄道事業部長、小川一路執行役員・水戸支社長・同支社鉄道事業部長が出席。内堀知事に対してDC決定通知書の交付を行った。

通知書を受け取った内堀知事は「令和8年は福島県が誕生して150年、東日本大震災、原発事故から15年という本県にとって大切な年だ。この節目の年に、DCを通じて福島の今を国内外に広く発信できることは、非常に意義があると考えている」とあいさつ。
三林本部長は「今回のDCにおいても、水産業の地域ブランド『常磐もの』など、福島の新たな魅力や復興の進捗(しんちょく)状況を伝え、進化を遂げる福島を『見て、感じて、味わって』いただくことで、観光を通じて地域のさらなる活性化につながると確信している」と抱負を語った。


4月24日 水曜日

JR北海道 日ハム連携のデジタルスタンプラリー


交通新聞

JR北海道は28日から、手持ちのスマートフォンで参加するイベント「えきサイト!モバイルdeラリー2024」を開催する。プロ野球・北海道日本ハムファイターズとタイアップしたデジタルスタンプラリー。対象の駅やスポットを3カ所巡るごとに、観戦チケットなどの商品が当たる抽選に応募できる。10月末まで。

スマホから特設ウェブサイトに登録し、GPS機能をオンにして参加。スタンプポイントは、新青森、新函館北斗、小樽、札幌、岩見沢、旭川、名寄、帯広、釧路の9駅と、ファイターズのホーム球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」(北海道北広島市)の計10カ所。各地を訪ね、サイトのチェックインボタンを押してスタンプをゲット。同時に「デジタルファイターズカード」(画像)もランダム配信される。

スタンプ3個ごとに特設サイトから応募でき、同時に挑戦するゲームに成功すると当選確率が2倍になる。賞品は、A賞(7月末応募締め切り)がファイターズホーム戦ペア券(30組60人)、B賞が各種キャンペーンに起用する松本剛選手のサイン入りユニホーム(5人)、C賞が同選手サイン入りスペシャルキャップ(10人)、D賞が同選手オリジナルステッカー付き北海道限定「缶つま」2個セット(30人)。


4月25日 木曜日

JR東海 カプコン「モンハン」とコラボ 「豊橋へ 一狩りいこうぜ!」展開


交通新聞 オープニングセレモニー


豊橋駅

JR東海は24日、愛知県豊橋市内でカプコンのハンティングアクションゲーム「モンスターハンター」(モンハン)とコラボレーションしたイベント「豊橋へ 一狩りいこうぜ!」をスタートした。自身の「推し」に会いに行く旅を提案する「推し旅」とカプコンとの大型コラボキャンペーン「CAPCOM TRIP TOKAI」の現地企画第3弾で、7月31日まで。豊橋市が協力、豊橋鉄道などの地元企業5社が特別サポーターとして参画する。

イベントでは、豊橋の街や文化、食などのさまざまな魅力を発信。同市や地元企業と一体となって国内外に「豊橋ファン」を増やすことで、地域の活性化につなげ、新たな観光モデルの創造を目指す。

スマートフォンを使って市内を巡るデジタルスタンプラリー「トヨハシクエスト」は、モンハンの世界でハンターが受注する「クエスト」をイメージ。各スポットを訪れ、クエストをクリアしていく。クリア数に応じて特製の「カプ旅ステッカー」を獲得できる。併せて、東海道新幹線車内で「カプ旅クイズ100」に挑戦した上で、ラリーのクエストをクリアするとオリジナルエコバッグがもらえる。なくなり次第終了。
また、豊橋駅構内ではモンハンやイベント関連の大型展示物を設置。豊橋鉄道はイベントのキービジュアルを使ったラッピング路面電車を運行し、オリジナルデザインの1日乗り放題乗車券を発売する。市内各所ではモンスターの巨大展示物が登場して、街をジャックする。
このほか、地元企業によるさまざまなコラボ商品、メニューを用意。チョコレート菓子「ブラックサンダーミニバー」などがモンハンパッケージとなり、市内のカフェではモンスター「アイルー」をイメージしたパンケーキを提供する。

イベント開始に先立ち、23日には市内でオープニングセレモニーが開かれ榊原篤JR東海執行役員・営業本部長、浅井由崇豊橋市長、 辻本良三カプコン「モンスターハンター」シリーズプロデューサーら関係者が出席。
榊原本部長は「これまでにない規模感で、豊橋にモンハンの特別な体験を用意した。快適な鉄道で訪れ、イベントを通じて豊橋のファンになっていただきたい」とあいさつ。特別ゲストとしてモンハン通で知られるタレントの後藤真希さんが登場し、イベントに期待を寄せた。


4月26日 金曜日

JR東日本新潟シティクリエイト 「CoCoLo新潟」グランドオープン


交通新聞

121店舗出そろう 「元気な新潟」発信拠点に

JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)は25日、JR新潟駅の商業施設「CoCoLo新潟」をグランドオープンした。飲食や生鮮食料品・総菜、ファッション・コスメなど63店舗が同日開業。先行開業8店舗や、3月27日開業の2階イーストサイド部分50店舗と合わせて計121店舗が出そろった。華やかな開業セレモニーも開催され、新たなにぎわいを生み出す商業施設の誕生を祝った。

CoCoLo新潟は、2階建て・一部3階建て、延べ床面積約4万9000平方㍍(新設部分約3万平方㍍)、店舗面積約2万6500平方㍍(約1万3000平方㍍)。新設4エリア(約140店舗、今後オープンの店舗を含む)と既存2別館(約30店舗)の計6エリアに分かれ、約170店舗の一大商業施設となる。

同日開業したのは、2階ウエストサイドと1階イーストサイド、同ウエストサイド、2階イーストサイド内の「ニイガタ バル★麺 横丁」。1階ウエストサイドのレストランゾーン「エキナンキッチン」は5月29日に開業する。
2階ウエストサイドは総菜・飲食ゾーン「ニシデリストリート」。1階イーストサイドは生鮮食料品売り場「CoCoLo Mart」と総菜店が並ぶ。3月31日開業のバスターミナルを挟んだ1階ウエストサイドは、ファッション・コスメ、雑貨を集めた。今回オープンした店舗のうち、新潟県初出店は23店舗、新業態は9店舗に上り、注目度も高い。

同日は、ウエストサイド内の吹き抜け空間「ガタリウム」でグランドオープンセレモニーが開かれ、JR東日本の喜㔟陽一社長・マーケティング本部長、白山弘子執行役員・新潟支社長・同支社鉄道事業部長、神田成弘同支社新潟営業統括センター所長・新潟駅長、JENICの小竹宏行社長、来賓の中原八一新潟市長、特別ゲストとして新潟市生まれで同市観光大使を務め、新潟駅開業120周年アンバサダーへの就任が決まった歌手の小林幸子さんらが出席。約400人が観覧した。

喜㔟社長は「『地方を豊かに』を当社の大きなテーマに掲げ、『Beyond Stations構想』などを進めているが、その象徴的な取り組みであるCoCoLo新潟が本日、大輪の花を咲かせた。これからも皆さまと共に元気な新潟の発信拠点にしたい」とあいさつ。小竹社長は「皆さまに喜んでいただける施設づくりに努める」と抱負を語った。
中原市長は「県都、政令指定都市の玄関口にふさわしい施設。交流人口拡大に努めたい」、小林さんは「駅ビルというよりデパートのように素晴らしい。もっともっと新潟を元気にするために頑張っていきましょう」と祝辞を述べた。

続いて、出席者によるテープカットの後、小林さんが代表曲でもある「雪椿」を披露。華やかな歌声を響かせ、会場を埋めた観衆から喝采を浴びていた。商業施設の入り口3カ所では10時の開業前から行列ができ、開店と同時に多くの買い物客が入店した。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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