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2024.07.12鉄道JR西日本 「パンダくろしお」団体臨時列車 新大阪駅で出発式 「聖地リゾート!和歌山キャンペーン」開催記念 など【今週の交通新聞より】

2024年7月8日~7月12日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR九州など 空飛ぶクルマ 九州エリア運航に向け連携協定
・JR東海リテイリング・プラス 人気の「メロンアイス」を復刻販売
・JR西日本 「パンダくろしお」団体臨時列車 新大阪駅で出発式 「聖地リゾート!和歌山キャンペーン」開催記念
・JR高崎支社・秩父鉄道 「渋い鉄道スタンプラリー」 渋沢栄一×鉄道テーマ
・JR八王子支社・富士山麓電気鉄道 中央線・富士急行線直通運転開始90周年、特急「富士回遊」5周年記念イベント

7月8日 月曜日

JR九州など 空飛ぶクルマ 九州エリア運航に向け連携協定


交通新聞


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JR九州と、「空飛ぶクルマ」の開発などを手掛けるSkyDrive(スカイドライブ、愛知県豊田市)は4日、空飛ぶクルマの九州エリアでの運航に向けて連携協定を締結した。まちづくりや沿線観光地への誘客などの視点から、事業化の可能性を検討する。

空飛ぶクルマは、次世代の空の移動手段として各国で開発が進んでいる。スカイドライブが開発した機体は、電動の3人乗り(操縦士を含む)で垂直離着陸ができ、航続距離15~40㌔。小型軽量で離着陸場所を確保しやすいなどの特徴があり、将来の遠隔操縦・自動運転も視野に入れている。来年4月開幕の大阪・関西万博では、乗客なしのデモ運航を予定する。

今回の連携では、▽展開地域▽ビジネスモデル▽オペレーションの概要▽ビジネスモデルにおける各当事者の役割▽想定される需要と収益予測――を中心に検討。JR九州が持つ鉄道駅や商業施設などを活用した運航ルート開設を目指す。具体的なルートや運航開始時期は未定。

同日は東京都内で共同会見が行われ、古宮洋二JR九州社長と福澤知浩スカイドライブCEOが出席。福澤CEOは鉄道会社との連携について、「移動とまちづくり、観光を手掛けており、社会受容性の観点からも一番組みたい相手」と説明。「九州はポテンシャルの大きなエリアであり、JR九州と共に快適で日常的な空の旅を実現したい」と述べた。

古宮社長は「空飛ぶクルマは、鉄道とも船とも違う全く新しい乗り物であり、観光、ビジネス、物流、離島からの通勤通学などいろいろな可能性がある。どんなことができるのか、制約なく考えていきたい。空という鉄道や船とは異なる角度から九州を見られるのも大きな財産になる」と期待を表明した。


7月9日 火曜日

JR東海リテイリング・プラス 人気の「メロンアイス」を復刻販売


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JR東海リテイリング・プラスは、東海道新幹線開業60周年を記念して、2013年から2年ほど同新幹線の車内で販売した「スジャータアイスクリーム メロンアイス」を復刻販売している。

沿線の静岡県産クラウンメロンのピューレを使用。新鮮な生乳と北海道産生クリームを合わせて、まろやかな甘みに仕上げた。

430円。同新幹線「のぞみ」「ひかり」のグリーン車モバイルオーダーサービス、同新幹線改札内の自動販売機、東京―新大阪間主要駅のデリカステーション、同社オンラインショップ(6個以上または詰め合わせ)などで販売中。


7月10日 水曜日

JR西日本 「パンダくろしお」団体臨時列車 新大阪駅で出発式 「聖地リゾート!和歌山キャンペーン」開催記念


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JR西日本は6日、同社と日本旅行、和歌山県の3者が1日から展開中の「聖地リゾート!和歌山キャンペーン」の開催を記念して、ラッピング列車「パンダくろしお」を使用した団体臨時列車の出発式を新大阪駅2番線ホームで開催した。

同キャンペーンは、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録20周年を迎えたことを契機に3者が実施。運行4年目を迎えたJR西日本の観光列車「WEST EXPRESS 銀河」の紀南コースでは、京都発新宮行きの夜行列車と、新宮発京都行きの昼行列車を走らせる。

今月26~28日には、熊野速玉大社(和歌山県新宮市)で世界遺産登録20周年の特別企画として、神門や社殿、参道などをプロジェクションマッピングやライトアップで演出。8月末までの毎週土曜日には、補陀洛山寺(同県那智勝浦町)で、通常年3回のみの本尊の秘仏・千手千眼観世音菩薩(ぼさつ)を特別開帳する。

出発式には、富澤五月JR西日本理事・近畿統括本部副本部長・和歌山支社長、小谷野悦光日本旅行社長、岸本周平和歌山県知事ら関係者が出席。

富澤支社長は「新しい出会い、新しい発 見、和歌山へ行ってみようというワクワクした気持ちを創出したい。キャンペーンを通じ、和 歌山の魅力を多くの方々に知っていただき、訪れる動機となることを願う」とあいさつ。関係 者によるテープカットの後、藤村一博新大阪駅長の出発合図で、パンダくろしおが白浜駅に向けて旅立った。


7月11日 木曜日

JR高崎支社・秩父鉄道 「渋い鉄道スタンプラリー」 渋沢栄一×鉄道テーマ


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ゆかりの地10駅で展開

JR東日本高崎支社は20日から、秩父鉄道と連携し、日本の鉄道網の構築に尽力した実業家・渋沢栄一の肖像画があしらわれた新1万円札の発行を記念して、「渋い鉄道スタンプラリー」を開催する。JR高崎線、秩父鉄道のそれぞれ前身である日本鉄道、上武鉄道の設立に渋沢が携わったことを踏まえ、「渋沢栄一」×「鉄道」をテーマに、ゆかりの地を鉄道で巡ってもらおうと企画した。8月31日まで。

スタンプとラリー台紙は、JR6駅(東京、浦和、上尾、熊谷、深谷、本庄)と秩父鉄道4駅(ふかや花園、長瀞、秩父、三峰口)の計10駅に設置する。押印可能時間は、JRは初電―終電(上尾は23時30分まで)、秩父鉄道は各駅で異なり、長瀞8~18時、秩父6~21時など。

スタンプは往年・現役の〝渋い〟車両などをデザインした。JRは各駅改札外(東京は丸の内南口、本庄のみ改札内)、秩父鉄道は改札内に置く。台紙は1人1枚、なくなり次第終了。

全10駅のスタンプを集めて、ラリー期間中有効の「休日おでかけパス」または「のんびりホリデーSuicaパス」とラリー台紙を熊谷駅在来線改札口で提示すると、先着200人にオリジナルパスケースをプレゼントする。

5駅分集めてどちらかのパスを熊谷駅改札口で提示すると先着300人にオリジナルアクリルキーホルダー、3駅分を本庄駅改札口で提示すると同500人にオリジナルクリアファイルを進呈する。賞品の引き換え時間はいずれも9~17時、改札口を出る必要がある。


7月12日 金曜日

JR八王子支社・富士山麓電気鉄道 中央線・富士急行線直通運転開始90周年、特急「富士回遊」5周年記念イベント


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JR東日本八王子支社と富士山麓電気鉄道はあす13日、今月1日の中央線・富士急行線直通運転開始90周年と、特急「富士回遊」運転開始5周年を記念し、日頃の利用に感謝の気持ちを込めた多彩なイベントを展開する。同支社大月営業統括センターの組織横断プロジェクト「富士山ゲートウェイプロジェクト」のメンバーと、新宿、八王子、甲府の各統括センター社員、富士山麓電気鉄道社員が協力して企画した。

当日は特急「かいじ・富士回遊7、11、15号」「あずさ・富士回遊81号」を新宿駅で見送り、大月、河口湖駅で出迎えを行う。河口湖駅では記念ステッカーや観光案内パンフレットを配布するとともに、JRの山梨キャラクター「モモずきん」と富士急ハイランドのキャラ「ハイランダー」が出迎える。

このほか、8月21日には訪日客の利用が多い大月駅前広場で日本文化体験イベントを開催する。山梨県立都留高等学校箏曲(そうきょく)部による琴演奏や、和太鼓披露、阿波踊りといったパフォーマンスのほか、同校書道部指導による書道体験、山梨県指定無形民俗文化財である笹子追分人形との記念撮影が楽しめる。13~16時、雨天中止。



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鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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