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2024.08.02鉄道JR西日本 荒木飛呂彦氏のパブリックアート作品展示 「イノゲート大阪」1階に など【今週の交通新聞より】

2024年7月29日~8月2日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR九州フードサービス 博多駅で「肉づくしフェア」
・JR四国 「伊予灘ものがたり」10周年 松山駅で記念式典
・JR西日本 荒木飛呂彦氏のパブリックアート作品展示 「イノゲート大阪」1階に
・JR盛岡・秋田支社 北上線100周年記念企画
・JR東海 「ドクターイエロー体験乗車」を当てよう 東海道新幹線で「鉄推し!」キャンペーン

7月29日 月曜日

JR九州フードサービス 博多駅で「肉づくしフェア」


交通新聞

JR九州フードサービスはきょう29日から、JR博多駅1階コンコースの「駅弁当 筑紫口店」で、九州各地のスタミナ駅弁が勢ぞろいする「肉づくしフェア」を開催する。

3年ぶりとなる今回は、折尾名物「かしわめし」(東筑軒、920円)や、月8000個以上を売り上げる「豊後牛博多明太弁当」(やまや、1400円)、前回人気を博した「島川特選焼肉弁当」(島川本店、1200円)など22種類をラインアップした。

発売期間は9月1日まで。営業時間8時~21時30分。梅雨明けの夏本番を迎え、同社は「スタミナたっぷりのお弁当を探してみてはいかが?」とPRする。


7月30日 火曜日

JR四国 「伊予灘ものがたり」10周年 松山駅で記念式典


交通新聞

JR四国は26日、予讃線松山駅3番線ホームで、観光列車「伊予灘ものがたり」(松山―伊予大洲・八幡浜間)登場10周年の記念式典を開催した。同社初の本格的観光列車「ものがたり列車」として成功・定着し、愛媛県への観光誘客促進や地域活性化に貢献してきた同列車の節目を関係者が祝った。

伊予灘ものがたりは、アテンダントが乗務し車内で食事を提供する同社初の本格的観光列車として2014年7月26日にデビュー。当初はキロ47形2両編成を使用し、22年4月からはキロ185、186形3両編成による2代目車両が活躍している。

列車は車内の食事、サービス、沿線の人たちの熱心な歓迎などが好評となり、同社を代表する観光列車に成長。今年5月18日には累計利用者数20万人を達成した。10周年に当たり、同社では車体ラッピング、各ものがたり列車共通のヘッドマーク掲出、記念入場券・グッズ販売などを行っている。

記念式典は、八幡浜行き「八幡浜編」の出発に合わせて開催され、長戸正二専務・鉄道事業本部長、野本明人松山駅長、来賓の井手克樹国土交通省四国運輸局愛媛運輸支局長、中川逸朗愛媛県参与、沿線の松山市、伊予市、大洲市、八幡浜市の首長らが出席。

地元高校生による書道パフォーマンスに続き、長戸本部長は「右も左も分からないところからのスタートだったが、沿線自治体や関係者の皆さまに支えられながら、多くのお客さまにご乗車いただいた。これからも全国や世界の方々に愛媛県を知っていただけるよう努めながら、新たなものがたりをつむいでいきたい」とあいさつ。

来賓の祝辞、出席者によるくす玉開花の後、野本駅長と同社公式キャラクター「すまいるえきちゃん・れっちゃくん」の出発合図で、列車を送り出した。


7月31日 水曜日

JR西日本 荒木飛呂彦氏のパブリックアート作品展示 「イノゲート大阪」1階に


交通新聞

JR西日本はきょう31日の大阪駅西側エリアの新駅ビル「イノゲート大阪」の開業に合わせ、同エリアを起点とするアートプロジェクト「WARP(WEST ART PROJECT)」として、同ビル1階に人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの作者、荒木飛呂彦氏のパブリックアート作品を設置した。

同プロジェクトは、大阪駅を訪れる多くの利用者に日常的なアート体験の場を提供しようとスタート。クリエーティブ集団「CEKAI」とタッグを組み、同駅西側エリアに複数のパブリックアート作品を展示する。

今回は、荒木氏のほか、アーティストのRena&Motoki、大倉龍司、Shunta Sakamoto、So So So、三重野龍の各氏が参加。計6点の作品を同ビル2階や同駅西口改札前に設置した。

荒木氏の作品は、かつて大阪駅のシンボルとなっていた「噴水小僧」をテーマにしたステンドグラス作品で、直径2㍍におよぶ球体状。手吹きガラスの最高峰といわれるドイツ・ランベルツ社製のアンティークグラスを使用している。荒木氏の漫画に登場するキャラクター(スタンド)も7体描かれている。

一般公開に先立ち、29日には現地で発表セレモニーが開催され、長谷川一明JR西日本社長と荒木氏が出席。

長谷川社長は「大阪のまちが世界に向けて魅力を増していく時を迎えている。六つのアート作品は、どれも各先生方の心のこもった作品を制作していただいた。作品をご覧いただきながら梅田のまちを回遊していただく機会になればと思う。イノゲート大阪でイノベーションが発信され、人、まち、社会のつながりを深めて一人一人の心を動かす、未来を動かす、そのような空間になっていくことを期待している」とあいさつ。

荒木氏は「かつてシンボルになっていたものを新しい形で復活させ、再生することに魅力を感じた。パブリック作品に携わらせていただく機会もそうないので、ぜひ貢献したいと思い、一生懸命描かせていただきました」と述べた。


8月1日 木曜日

JR盛岡・秋田支社 北上線100周年記念企画


交通新聞 北上駅

交通新聞 ほっとゆだ駅

交通新聞 横手駅

3駅でオリジナル駅カード 周遊ラリー開催

JR東日本盛岡支社と秋田支社はきょう1日から、今年11月15日に北上線が全線開通100周年を迎えるのに合わせ、日頃の利用に感謝の気持ちを込めて記念企画を実施する。北上、ほっとゆだ、横手の3駅でオリジナル駅カードを配布し、「駅カード周遊ラリー」を開催。11月30日まで北上駅構内で同線の歴史を振り返る記念展示を行う。

同線北上―横手間(61・1㌔)は1924年11月15日に全線開通。当初は横手駅と黒沢尻駅(現・北上駅)の頭文字を取って横黒線の名称だった。66年10月に現在の線名に改称している。

駅カードは3駅でデザインが異なり、車両と各地域にちなんだ絵柄が入る。当日有効な同線区間を含む乗車券類(入場券、定期券を除く)を提示した人に配布する。12月29日まで(8月31日を除く)。

配布場所と時間は、北上(西口改札、7~22時)、ほっとゆだ(駅前の西和賀町観光案内所、9時~17時30分)、横手(改札口、7時30分~18時30分)。各駅2000枚。周遊ラリーでは、3駅分を収集し、3駅目で全3枚を提示すると、特製記念台紙をプレゼントする。

併せて、沿線の対象観光施設(2市1町、5カ所)で買い物をして、ロゴスタンプを集めるラリーを実施。駅カードを3駅分収集して記念台紙をもらうことと、専用チラシに各市町1カ所以上、計3カ所以上のロゴスタンプを集めるのが条件。達成して北上駅西改札口で提示すると、100周年ロゴマーク入りトートバッグを先着100人にプレゼントする。

歩み振り返る記念展示も

北上駅での記念展示は、西口コンコース、新幹線改札内コンコースなどの構内各所で実施。同線の100年の歩みを新聞記事や歴史年表で振り返る展示や、過去にJR北上線利用促進協議会が実施したフォトコンテストの一部作品のパネル展示、観光PR動画の放映などを行う。


8月2日 金曜日

JR東海 「ドクターイエロー体験乗車」を当てよう 東海道新幹線で「鉄推し!」キャンペーン


交通新聞

東海道新幹線60周年記念

車内、駅で特別音声、クイズなど

JR東海はきょう2日から、東海道新幹線の車内や各駅でクイズなどを楽しめる「鉄推し!~ハピネス・イエローキャンペーン~」を実施する。同新幹線開業60周年を記念して、日頃の感謝の気持ちを込めて企画した。9月23日まで。

新幹線車内限定コンテンツでは、「ひかりチャイム」などの懐かしい車内放送や、普段はほとんど聞けないレアな放送といった特別音声を用意。新幹線オリジナルクイズは初級編と上級編があり、上級編の全問正解者にはシリアルナンバー入りのデジタル認定書をプレゼントする。

いずれも、東京―新大阪間に乗車してスマートフォンの位置情報で一定速度を検知すると再生、参加が可能。クイズは1回5問で、初級編、上級編のいずれかを1日上下各1回参加できる。

同新幹線の全17駅にはスタンプスポットを設置。掲出した2次元コードをスマホで読み込むと、各駅でデザインが異なるオリジナルスタンプとともに、「鉄推しポイント」1ポイントを獲得できる。

ポイントためてDイエロー体験へ

ポイントは、車内クイズの参加で10ポイント、1問正解ごとに1ポイントを取得でき、30ポイントたまるごとに、10月中旬開催予定の「ドクターイエロー」(新幹線電気軌道総合試験車)T4編成の体験乗車イベント参加に応募できる。応募は国内在住の18歳以上限定、抽選で30人に当たる。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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