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2024.08.09鉄道JR東海 東海道新幹線60周年企画 ドクターイエロー体験乗車イベント参加募集 など【今週の交通新聞より】

2024年8月5日~8月9日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR北海道 札沼線開業90周年記念企画を展開
・JR盛岡支社など 八戸線で「ひなび」運行
・おおやま夢工房 旅館「奥日田温泉 うめひびき」 サウナラウンジを新設
・JR東海 東海道新幹線60周年企画 ドクターイエロー体験乗車イベント参加募集
・JR西日本など 特急「やくも」新型車両ラッピングバス

8月5日 月曜日

JR北海道 札沼線開業90周年記念企画を展開


交通新聞


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記念入場券やデジタルラリー、フラッグ装飾

JR北海道は1日から、11月20日に開業90周年を迎える札沼線(学園都市線)で長年の愛顧に謝意を示そうと、記念入場券の発売やデジタル駅スタンプラリーなどの記念企画を展開している。

同線は、札沼北線(廃止区間)が1931年10月に中徳富―石狩沼田間を開業。34年10月に中徳富―浦臼間を延伸した。現在の学園都市線区間は、34年11月20日に札沼南線として桑園―石狩当別(現・当別)間を開業。35年10月に石狩当別―浦臼間が開業して南線と北線がつながり、札沼線に改称した。現終点の北海道医療大学(当時・大学前)は81年12月に仮乗降場として誕生し、翌年4月に駅に昇格している。

記念入場券は、いずれも開業90周年を迎える4駅(新琴似、篠路、太美、当別)と、起点の桑園を含めた全5種類(各1000枚限定)。それぞれ各駅で発売中(太美は当別で取り扱い)。各200円。

各券面は、キハ21形(太美)、キハ53形(当別)など、同線で活躍していた車両を表面に、各駅舎を裏面にデザインした。券番0001~0003は沿線地域に進呈。購入は1人5枚まで。各券についた半券を5種類全て集めると、記念台紙と交換できる。

デジタル駅スタンプラリーは、ジェイアール東日本企画(jeki)が提供する駅スタンプアプリ「エキタグ」を同5駅に導入して、11月30日までの期間限定で開催している。

専用アプリをダウンロードし、各駅設置のNFCタグにスマートフォンをタッチして、記念デザインのデジタルスタンプ全5種類を集める。全種類を取得するともれなく、エキタグ限定札沼線開業90周年記念デジタルスタンプが自動付与される。12月1日以降はスタンプデザインを変更し、来年7月末までの予定で「エキタグ」を継続する。

このほか、桑園―北海道医療大学間の各駅コンコースでは、来年3月31日まで記念フラッグを掲出。意匠は同線を象徴する石狩川橋りょうを走る列車をデザインした。


8月6日 火曜日

JR盛岡支社など 八戸線で「ひなび」運行


交通新聞

JR東日本盛岡支社とJR東日本びゅうツーリズム&セールス(VTS)は7月31日、日帰りツアー「八戸線初運行『はづのへハラッチェ ひなび』で行く 夏を感じる八戸線の旅」を催行した。

八戸駅から観光列車「ひなび(陽旅)」に乗車し、八戸線沿線地域の魅力に触れるツアーで、同線での「ひなび」運行は初めて。前頭部には社員と地元の書道会メンバーがデザインしたヘッドマークも掲出された。

ツアーには55人が参加。八戸駅1番線ホームでは出発式が開催され、吉田正樹八戸統括センター所長・八戸駅長と、来賓の大久保圭一郎八戸商工会議所観光委員会委員長が出発合図を行い、列車を送り出した。

一行は、種差海岸駅で途中下車して、地酒と新鮮なウニを楽しんだほか、車内では南部弁の語り部による沿線紹介や、社員による津軽三味線の生演奏なども行われた。


8月7日 水曜日

おおやま夢工房 旅館「奥日田温泉 うめひびき」 サウナラウンジを新設


交通新聞

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JR九州グループのおおやま夢工房が運営する大分県日田市の旅館「奥日田温泉 うめひびき」に、宿泊客が貸切利用できる新施設「サウナラウンジ紅鶴」がオープンした。客室とは別のプライベート空間として、響渓谷の絶景を一望できるサウナやラウンジスペースを備え、くつろぎと癒やしの時間を提供する。これに合わせて、温泉大浴場もリニューアルされた。

サウナラウンジは、同旅館と同じく岡部泉氏(太極舎)が空間デザインを担当。「蝶の羽重」「楊貴妃」「舞扇」の全3室があり、いずれも同市大山地区特産の梅の品種から名付けた。

各室内にはサウナ室、水風呂、シャワー、ラウンジスペース、テラスを完備。サウナ室は温度調整やセルフロウリュウができ、ブルートゥース接続による音楽も流せる。水風呂は水郷・日田の清らかな地下水を使用している。

ラウンジスペースは、ソファ、テーブル、テレビ、音響機器、冷蔵庫などを備え、映画や音楽の鑑賞、読書、景色を見ながらくつろぐなど自由に過ごせる。サウナポンチョや各種アメニティー、地元色を感じられるドリンク、フードも用意する。

料金は、1室2人までの利用で「蝶の羽重」(定員6人、広さ48平方㍍)3万3000円、「楊貴妃」(4人、41・6平方㍍)と「舞扇」(同、37・6平方㍍)各2万7500円。3人以上の利用は1人追加ごとに5500円加算。オープン記念として、アンケートに答えると1室5000円割り引く。今月31日まで。

大浴場「緑宝」「青軸」のリニューアルでは、湯上がりやサウナ後に体を冷ましながらくつろげるテラスをそれぞれ新設。「緑宝」は岩盤浴も新たに設け、チェア型の岩盤浴は座って渓谷を眺めながら楽しめる。

日帰り入浴は大人1200円、小学生600円。活盤浴(青軸)・岩盤浴(緑宝)の利用は各500円追加。営業時間11時~14時30分。水曜日休業。


8月8日 木曜日

JR東海 東海道新幹線60周年企画 ドクターイエロー体験乗車イベント参加募集


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JR東海はきょう8日15時から、東海道新幹線開業60周年の特別企画として10月12日に実施する「ドクターイエロー(T5編成)体験乗車イベント」の参加申し込み(抽選)を受け付ける。ジェイアール東海ツアーズホームページ内のウェブサイトで15日12時まで。

乗車イベントは、ドクターイエロー(新幹線電気軌道総合試験車)のJR西日本所属「T5編成」で行う。ダイヤは東京発14時51分、新大阪着17時24分。

走行中は、「観測ドーム」に着席して検測作業の雰囲気を体験できるほか、1号車の電気検測室を見学。4号車の軌道検測室では、レールのゆがみを調べる仕組みを社員が説明する。

募集は計50人。内訳は、EXサービス(エクスプレス予約、スマートEX)会員1人を必ず含む1人12組、2人10組、3人6組。中学生以上1人4万8000円、小学生以下(乳幼児を含む)同4万5000円。記念グッズ付き。

来年1月で検測走行を終了する予定のJR東海所属T4編成の東海道新幹線内体験乗車イベントは、展開中の企画「わく鉄スタンプラリー」「鉄推し!~ハピネス・イエローキャンペーン~」に参加して条件を満たした人を抽選で無料招待する。また、今秋に開催する「浜松工場へGOツアー」で、同工場内にT4、T5編成を展示する予定。


8月9日 金曜日

JR西日本など 特急「やくも」新型車両ラッピングバス


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JR西日本と阿新クレーン(あしん中央観光)は9月1日から、「特 急やくも新型車両ラッピングバス」1台を貸切バスとして運行する。今年4月にデビューした特急「やくも」273系新型車両の運行開始を契機とした取り組み。「D ISCOVER WEST 連携協議会」との連携企画。

車種は「日野セレガ R」(60人乗り)。同バスを使用した貸切バスの申し込みはあしん中央観光へ。

同バスは、9月28日~11月24日に岡山県内で開催される「森の芸術祭 晴れの国・岡山」で、期間中の土曜日・休日に芸術祭作品設置会場を巡る無料シャトルバス(伯備線新見駅―井倉駅・井倉洞―満奇洞)としても運行する。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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