2024.08.16鉄道JR水戸支社など 水郡線全線開通90周年イベント特設サイト イベント情報など発信 など【今週の交通新聞より】
2024年8月13日~8月16日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!
交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。
【今週注目のニュースはこちら】
・JR東海 東海道新幹線で「ワンカップ号」貸切運行 共に60周年で車内コラボ企画
・京都鉄道博物館 「山陽新幹線50年展」開催
・JR水戸支社など 水郡線全線開通90周年イベント特設サイト イベント情報など発信
・JR北海道フレッシュキヨスク レトルト商品「駅弁の函館みかど いかめし」販売
8月13日 火曜日
JR東海 東海道新幹線で「ワンカップ号」貸切運行 共に60周年で車内コラボ企画
12月15日、60人招待
JR東海の丹羽俊介社長は8日の定例会見(大阪)で、東海道新幹線と、清酒大手・大関(兵庫県西宮市)の日本酒「ワンカップ」が10月に誕生60周年を迎えるのを記念して、特別企画「ダイヤモンドパーティー」を12月15日に実施すると発表した。両社のコラボレーション企画は初めて。同新幹線の「貸切車両パッケージ」を活用した「ワンカップ号」を運行し、車内で開催するイベントに60人を招待する。
ワンカップは、「いつでもどこでも楽しめる日本酒」として1964年10月10日に発売。カップ酒のパイオニアとして広く愛され、ロングセラー商品となっている。
コラボは、JR東海が東海道新幹線開業60周年に当たり、同じく60周年を迎える企業や商品との連携を模索。大関の看板商品であるワンカップが昭和39年の東京オリンピック開幕日に発売を開始したことや、同新幹線の車体塗色とワンカップのラベルカラーリングが似ている点から話を持ち掛けた。
特別企画は、米国で60歳の還暦祝いを「ダイヤモンド記念日」と呼ぶことにちなみ、これまで支えてくれた人々の人生がさらに輝くことを願って「ダイヤモンドパーティー」と名付けた。60周年の感謝の気持ちを伝え、周年イヤーを双方で盛り上げる。ワンカップを愛飲する人が、新幹線を貸し切った空間で特別なイベントや商品の世界観を体験。移動時間の面白さも一緒に感じてもらう。
ワンカップ号は東京発新大阪行きとして運行予定。60周年にちなんで60人を無料で招待する。申し込み方法は決定次第、大関のホームページで告知する。
車内のイベントでは、大関が番組提供するニッポン放送(東京)、FM COCOLO(大阪)、MBSラジオ(同)のラジオ3局によるトークステージをそれぞれ実施。パーソナリティーが同新幹線とワンカップの歴史や思い出、魅力などを語る。公開収録形式で行い、ポッドキャストで後日配信する予定。
このほか、参加者にはオリジナルラベルの限定ワンカップをプレゼント。特別に振る舞われる原酒など、ワンカップ関連商品を楽しんでもらう予定。
丹羽社長は会見で「イベントへの参加を通じて、東海道新幹線の旅とワンカップを楽しみながら、両方がさらに親しまれ、ご愛顧いただけるきっかけになればと思っている」と述べた。
8月14日 水曜日
京都鉄道博物館 「山陽新幹線50年展」開催
車両、サービスの変遷紹介 貴重な資料や記念品展示
10月5日~12月15日
京都市の京都鉄道博物館は10月5日から、山陽新幹線全線開業50周年記念企画展「山陽新幹線50年展」を本館2階企画展示室で開催する。同新幹線は1972年3月15日に新大阪―岡山間が最初に開業。75年3月10日に岡山―博多間が開通して全線が開業した。岡山開業以来の同新幹線の歩みを、車両やさまざまなサービスに注目して紹介する。12月15日まで。
企画展では、「新幹線、伸びる!」として、山陽新幹線の敷設工事から開業、現在までの歩みを物語る資料を一挙に公開。ポスターや記念品、記念きっぷなどを展示する。「新関門トンネル 貫通石」(1973年)や、「岡山開業記念スプーン」(72年)など貴重な品もある。
また、「新幹線、走る!」として、500系新幹線誕生に向けた試験車両「WIN350」(500系900番代)の資料を初めて公開。初代0系、100系、JR発足後の300系、500系、700系7000番代「ひかりレールスター」など、新幹線電車の特徴を六つのコーナーに分けて紹介する。
このほか、「新幹線、楽しむ!~お楽しみの回想録」として、食堂車・車内販売の女子サービス係初代制服(複製)、車内販売員の制服(2008年ごろ)、100系食堂車の車内再現展示、駅弁掛け紙、現在運行中の新幹線ラッピング車両のパネルなども展示する。
8月15日 木曜日
JR水戸支社など 水郡線全線開通90周年イベント特設サイト イベント情報など発信
サイクル列車やイベント
統括センターまつり12月1日に開催
JR東日本水戸支社と茨城県水郡線利用促進会議、福島県水郡線活性化対策協議会は、12月4日の水郡線全線開通90周年を記念して、関連イベントの情報などを発信する特設ウェブサイトを開設した。夏の催しやサイクルトレインを活用した企画、沿線のおもてなしイベントなどを盛り込んでいる。
茨城県は、10~12月ごろに県内の同線沿線で設定するサイクルトレインを活用したツアーの実施と、同列車利用者向け巡回スポーツサポートバスの運行をはじめ、11月ごろから約1カ月間実施する常陸大子駅周辺のおもてなしイベントなどの情 報を順次発信する。
福島県は、11月4日まで県内の沿線自治体で開催中の、シャープペンシルで水郡線を描く画家の佐々木麻里さんの作品巡回展を紹介。また、棚倉城跡内本丸エリアで開催する「たなぐら〝まるごと〟フェスタ」(10月20日)、サイクルトレインで行くツアー「水郡線で行く 久慈川サイクリング」(同27日)などの情報を順次知らせる。
90周年記念のメインイベントとして、同支社の「水郡線統括センターまつり~水郡線全線開通90周年記念~」(仮称、12月1日)や、茨城県の「水郡線フェス」(11月30日、12月1日)、福島県の「ふくしま鉄道博」(同)などの詳細も、同サイトで順次公開する。
8月16日 金曜日
JR北海道フレッシュキヨスク レトルト商品「駅弁の函館みかど いかめし」販売
JR北海道フレッシュキヨスクは、「駅弁の函館みかど いかめし」をJR函館駅構内の北海道四季彩館と駅弁店舗で販売している。
秘伝のタレで煮込んだ濃厚な味わいが特徴の人気駅弁「函館みかどのいかめし」を、自宅でも気軽に楽しめるようにレトルト商品に加工した。
自社弁当工場での製 造。常温での保存が可能で、湯せんや電子レンジで温 めて食べる。2尾入り、972円。取扱 店舗は順次拡大していく予定。
交通新聞
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