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2024.10.11鉄道JR東日本 特別車両「Magical Journey Shinkansen」運転開始 など【今週の交通新聞より】

2024年10月7日~10月11日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東海 「会いにいこう」新CM 60年分の思い出テーマに
・JRグループ旅客6社など 「北陸DC」加賀温泉駅前でオープニング式典 「はなあかり」デビュー
・JR西日本など 「山陽新幹線全線開業50周年」グッズ第2弾
・JR北海道・東武 NFTプロジェクト初のコラボレーション商品
・JR東日本 特別車両「Magical Journey Shinkansen」運転開始

10月7日 月曜日

JR東海 「会いにいこう」新CM 60年分の思い出テーマに


交通新聞

2月に続き吉高さん出演

JR東海は、東海道新幹線が開業60周年を迎えた1日から、「会いにいこう」キャンペーンの新CM「60年分の会いにいこう」篇を公開している。今年2月の「いこう。待ってる人がいる。」篇に続き、俳優の吉高由里子さんが出演。同新幹線のこれまでの利用者約70億人への感謝の気持ちを込めて、60年間の思い出をテーマに製作した。

新CMでは、リニア・鉄道館(名古屋市)で展示されている歴代の新幹線車両の前に吉高さんが歩み寄り、初代車両0系の先頭部に手を当てる場面でスタートする。「新幹線はこれまで、どれだけの想いをのせてきたんだろう。」という吉高さんのナレーションに合わせ、歴代の車内チャイムが流れる。7~8月に募集した子どもと新幹線が映る映像・写真を数多く使用し、乗客の60年分の思い出を振り返る。

テーマソングの「会いにいこう」がオルゴール調からオーケストラアレンジ、合唱バージョンへと切り替わると、場面は現代の車内風景へ。オーケストラの演奏は、社員らで構成するJR東海音楽クラブが担当し、同社の丹羽俊介社長も参加している。

締めくくりは、吉高さんが座席から車窓を見つめ、「会いたい気持ちが、新幹線を走らせる。」というメッセージとともに、主力車両のN700Sが走り抜けていく。

首都圏、静岡、名古屋、関西各地区のテレビ局で30秒版を放映するほか、特設ウェブサイトでは120秒版も見られる。


10月8日 火曜日

JRグループ旅客6社など 「北陸DC」加賀温泉駅前でオープニング式典 「はなあかり」デビュー


交通新聞

JRグループ旅客6社と北陸3県(富山県、石川県、福井県)、北陸経済連合会による「北陸デスティネーションキャンペーン」(北陸DC)が1日に開幕し、北陸新幹線加賀温泉駅前広場の特設ステージで5日にオープニング式典が開催された。DCに合わせて、JR西日本の新観光列車「はなあかり」(敦賀―城崎温泉間、小浜線・舞鶴線・京都丹後鉄道・山陰線経由)も5日にデビュー。今年3月に北陸新幹線金沢―敦賀間が延伸開業した北陸エリアを観光の力で盛り上げる。

北陸DCは、「Japanese Beauty Hokuriku~日本の美は、北陸にあり。~」をキャッチフレーズに、「美観」「美食」「美技」「美湯」「美心」の五つの美のテーマの下、変わらぬ伝統的な北陸の美や新たな楽しみ方を提案する。12月31日までの期間中、3県が誇る食や温泉、文化などの魅力を全国に発信し、誘客を図る。

オープニング式典には、石原利信JR西日本執行役員・金沢支社長、佐藤一絵富山県副知事、徳田博石川県副知事、中村保博福井県副知事、東田隆一北陸経済連合会専務理事、3県の観光関係者らが出席。

石川県輪島市に伝わる御陣乗太鼓の演舞披露に続き、北陸DC実行委員会を代表して徳田副知事が「元日の能登半島地震により、甚大な被害が発生した。能登はまだ全ての観光地が行ける状況ではないが、訪れていただける観光地も相当ある。そうした所にもぜひ足を運んでいただき、能登の復興を応援していただきたい」とあいさつ。

石原支社長は「JRグループが総力を挙げて、全国津々浦々に北陸の魅力を発信する。能登半島地震の被災地復興の後押しとなるべく、多くの方に北陸の地に足を運んでいただくよう努力する。また、北陸にお住まいの方も、改めて北陸の魅力を再発見していただければうれしく思う」と述べた。続いて、北陸の地酒の鏡開きが行われ、北陸DCの幕開けを祝った。

会場内では、越中五箇山民謡や放生祭三匹獅子舞など伝統芸能も披露され、盛況を博した。

■「はなあかり」デビュー 敦賀駅ホームで出発式 JR西日本


交通新聞

敦賀駅ホーム(1番線)では「はなあかり」(キハ189系3両編成)の出発式が行われ、JR西日本の岡田学理事・マーケティング本部鉄道マーケティング部長、上島豊敏駅長、杉本和範福井県小浜市長らが出席した。

岡田部長は「『はなあかり』の運行を通じて、お客さまが地域と触れ合い、沿線の魅力を存分に感じていただき、一度といわず何度もこのエリアを訪れていただけることを期待している」とあいさつ。杉本市長は「この地域の、そして小浜線の次の100年の発展のためにも、JR西日本と一緒にこれからも力を合わせてこの地域を盛り上げていきたい」と述べた。

続いてテープカットを実施し、上島駅長の出発合図で「はなあかり」が城崎温泉に向けて発車した。小浜線美浜、小浜など途中の各停車駅では、地元関係者らが横断幕や手旗などで乗客の出迎え、見送りなどを行った。


10月9日 水曜日

JR西日本など 「山陽新幹線全線開業50周年」グッズ第2弾


交通新聞

JR西日本とジェイアール西日本商事は、来年3月10日の山陽新幹線全線開業50周年記念グッズ第2弾を発売している。

商品は「アクリルスタンド」(1210円)、「目印チャーム」(715円、全15種)、「A3ポスター」(1430円)、「クリアファイルセット」(715円)など。

JR西日本の駅ナカ店舗や京都鉄道博物館(京都市)、山陽新幹線の車内販売、JR西日本公式産直オンラインショップ「DISCOVER WEST mall」、ジェイアール西日本商事の通販ウェブサイト「トレインボックス」などで取り扱っている。


10月10日 木曜日

JR北海道・東武 NFTプロジェクト初のコラボレーション商品


交通新聞

JR北海道と東武鉄道は14日10時から、NFTプロジェクト初のコラボレーション商品を発売する。購入はJR北海道が「αU market」内DISCOVERY JR HOKKAIDO公式サイト、東武が「Adam byGMO」内東武鉄道公式NFTコレクションで。

商品は、「C11207号機コラボ」(JR北海道販売分、東武の2種類)、「DE10ヘッドマークコラボ」(JR、東武各2種類)、キハ対決「東武キハ2000系VSJR北海道キハ40形」(各1種類)、顔似車両対決「東武10000型VSJR北海道キハ54形」(同)。いずれも1枚1100円。発売枚数はSLとDLは各20枚、キハ対決と顔似対決は各100枚。


10月11日 金曜日

JR東日本 特別車両「Magical Journey Shinkansen」運転開始


交通新聞

仙台駅で出発式

JR東日本とオリエンタルランド(千葉県浦安市)は10日、東北・北海道新幹線東京―新函館北斗間で、東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」の世界観を表現したラッピング特別車両「Magical Journey Shinkansen」(E5系1編成10両)の運転を開始し、仙台駅で出発セレモニーを行った。

同車両は、今年6月にオープンした「ファンタジースプリングス」を構成する三つのディズニー映画「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」の象徴的な場所と各キャラクターが車体にあしらわれ、魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界を表現。車内でも、カーテンや車内メロディーなどで演出する。来年6月上旬ごろまで運行予定。

出発セレモニーは、初列車となる「はやぶさ2号」(6時35分発)に合わせて仙台駅14番線ホームで行われ、佐藤孝駅長、岩瀬大輔オリエンタルランド執行役員・マーケティング本部長、東京ディズニーリゾート・アンバサダーの柴田大輔さんら関係者が出席。

冒頭、佐藤駅長が「素晴らしい装飾が施された新幹線をしっかりと宣伝させていただくことで、東北の地から首都圏に多くのお客さまを送客し、東京ディズニーリゾートを楽しんでもらえるようにしたい」とあいさつ。岩瀬本部長は「お客さまの旅が楽しくなり、東京ディズニーリゾートに対する夢や思い出がさらにふくらむことに貢献できれば」と述べた。

続いて、ファンタジースプリングスに広がる自然や魔法の泉をイメージした装いのミッキーマウスが登場。フォトセッションに続いて、佐藤駅長ら3人とミッキーマウスが出発合図を行い、初列車を送り出した。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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