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2024.10.18鉄道JR西日本 鳥取うみなみサイクルトレイン 運行開始 など【今週の交通新聞より】

2024年10月15日~10月18日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東海  東海道新幹線とミツカン「味ぽん」 60周年コラボ企画
・JR九州佐賀鉄道事業部 唐津くんちヘッドマーク 103系5編成(各3両)に
・JR四国 二代目松山駅舎「さよならイベント」
・JR西日本 鳥取うみなみサイクルトレイン 運行開始

10月15日 火曜日

JR東海  東海道新幹線とミツカン「味ぽん」 60周年コラボ企画


交通新聞


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JR東海はきょう15日から、東海道新幹線とMizkan(ミツカン、愛知県半田市)の調味料「味ぽん」が共に今年で誕生60周年となるのを記念した特別コラボレーション企画を実施する。60年間にわたって楽しい旅を支えてきた新幹線と、楽しい食卓を支えてきた味ぽんが、顧客への感謝の気持ちと未来に向けた思いを込めて繰り広げる。

 両社は共に愛知県に本社を置き、旅と食卓におけるそれぞれの使命の上に、安全と楽しさを提供。挑戦と進化を重ねながら愛されてきた新幹線と味ぽんに対する感謝を伝えるとともに、新たな楽しさを提供したいという両社の思いが一致して、初のコラボ企画が実現した。

〝さっぱり〟味からあげ弁当

きょう15日からは、JR東海リテイリング・プラスの「からあげ弁当」に小袋入りの味ぽんを付けて販売。従来のタルタルソースに加え、味ぽんをかけることでさっぱりとした味わいが楽しめる。1150円。東海道新幹線「のぞみ」停車駅の同社弁当販売店舗で取り扱う。なくなり次第終了。先着4500人に限定デザインの味ぽんキーホルダーが付く。

Dイエローに50人を招待

味ぽんが誕 生した11月10日に合わせて開催するのは、新 大阪発東京行きの「ドクターイエロー味ぽん 号(T4編成)」の乗車イベント。新幹線の安全を支えてきたドクターイエローT4編 成の引退を前に、抽選で50人を招待する。募集は味ぽんの公式X(旧ツイッター)アカウントで今月20日23時59分まで。

限定デザイン「味ぽん」販売

ミツカンでは11月5日、コラボ企画限定デザインとして、ラベルに新幹線車両をあしらった味ぽんを数量限定で販売する。同社が味ぽんのコラボ企画限定商品を販売するのは初めて。ラベルは新幹線の過去、現在、未来を示す0系、N700S、ドクターイエロー、超電導リニアL0系の4種類。化粧箱に入れて販売され、いずれか一つが入っている。

360㍉㍑、550円。東京、品川、新横浜、小田原、静岡、名古屋、新大阪各駅にあるJR東海リテイリング・プラスの一部店舗で取り扱う。ドクターイエローは生産数量が少ないレアラベルとなる。


10月16日 水曜日

JR九州佐賀鉄道事業部 唐津くんちヘッドマーク 103系5編成(各3両)に


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JR九州佐賀鉄道事業部は11日から、筑肥線筑前前原―唐津線西唐津間を運行する103系5編成(各3両)に「唐津くんちヘッドマーク」を掲出している。11月10日まで。

佐賀県唐津市で毎年11月2~4日に開催される唐津神社秋季例大祭(唐津くんち)に合わせて実施。昨年は筑肥線福吉―浜崎間開業100周年などを祝って2009年以来14年ぶりに掲出し、今年も筑前前原―虹ノ松原間開業100周年を記念して継続を決めた。

ヘッドマークは、唐津くんちに登場する「鯛」や「赤獅子」など14台の曳山(ひきやま)をそれぞれ描いた全14種類があり、期間中に付け替えながら順次掲出する。


10月17日 木曜日

JR四国 二代目松山駅舎「さよならイベント」


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松山駅高架化で営業終了 イベントやグッズ販売

JR四国は11月4日、予讃線松山駅付近の高架化に伴い9月28日をもって営業を終了した従来の松山駅(2代目松山駅)の「さよならイベント」を開催する。探検ツアー、線路内での体験企画、鉄道関連グッズや部品販売などを行う。

探検ツアーは2代目松山駅の施設内をガイド付きで案内。12時、14時の2回開催。線路内体験企画は、留置線で実際に使用されていたバラストをオリジナル巾着袋(先着500人に進呈)に入れて持ち帰ることができるほか、軌道自転車「レールスター」の体験乗車も可能。参加費1000円。

鉄道関連グッズはアンパンマン列車やおもてなしキャラクター「すまいるえきちゃん・れっちゃくん」グッズ、来年の列車カレンダーなど、鉄道部品は2代目松山駅の駅名看板、初代「伊予灘ものがたり」の方向幕、貫通扉(抽選)などを販売。

このほか、駅弁祭り、人気おもちゃ「ラキュー」体験、2代目松山駅構内で使用されていたレールとトロリー線のセット販売(先着50個)、同駅に関する写真展示などを行う。

開催時間9時30分~16時(最終入場15時45分)。雨天決行、荒天中止。入場無料。鉄道部品販売は9時から入場順序の抽選を行い、9時30分~11時30分に実施。抽選販売の当選発表は13時。

イベントの詳細は同社営業部公式X(旧ツイッター)で順次発表する。


10月18日 金曜日

JR西日本 鳥取うみなみサイクルトレイン 運行開始


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JR西日本は13日、山陰線鳥取―米子間の一部定期列車で、自転車をそのまま車内に持ち込める「鳥取うみなみサイクルトレイン」の運行を開始した。鳥取県との連携事業で、対象列車は12月8日までの土曜日・休日(一部を除く)の1往復。同区間はサイクリングコースの「鳥取うみなみロード」と並走する。自転車と列車を組み合わせ、サイクルツーリズムを通じて同県内への観光誘客を図る。

ダイヤは、下り鳥取発8時5分、米子着10時44分と、上り米子発15時59分、鳥取着18時30分。乗車可能駅は、鳥取、松崎、御来屋、米子の4駅、降車可能駅は同区間の鳥取大学前、倉吉、東山公園を除く21駅。

各車両内では、運賃箱の横に設けられたサイクル専用スペースに、安全ベルトで自転車と手すりを固定する。車両の構造上、車内での移動が困難なため、予約した乗車位置から最も近いドアから乗車する必要がある。

完全予約制で、予約は同社観光ナビ「tabiwa by WESTER」から行う。料金は1人1台500円(乗車券別)。安全ベルトと記念ミニタオル付き。

運行開始に先立ち、12日に鳥取駅3番のりばで運行開始セレモニーが行われ、JR西日本の金岡裕之理事・中国統括本部副本部長・同本部山陰支社長、小川修司駅長、平井伸治鳥取県知事、自転車系ユーチューバーのおおやようこさんらが出席。

金岡支社長は「今回の取り組みは、サイクルツーリズムにとどまらず、鳥取県の観光振興、さらには地域の発展に貢献できると思う。利用状況を見ながら、広げていけるものであれば広げていきたい」とあいさつ。平井知事は「健脚の方は簡単に走行できるかもしれないが、途中でスキップしたいなどのニーズもある。安心の仕掛けとして、鉄道が皆さんを温かく迎えてくれるシステムが出来上がった。ぜひ山陰のうみなみの旅を楽しんでもらえれば」と述べた。続いてテープカットを実施し、小川駅長と平井知事の出発合図で列車を送り出した。

同県は、サイクリストの〝聖地化〟と、国土交通省から鳥取うみなみロードのナショナルサイクルルート(NCR)指定を受けることを目指している。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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