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2024.11.01鉄道JR東日本 TAKANAWA GATEWAY CITY 25年3月27日「まちびらき」 など【今週の交通新聞より】

2024年10月28日~11月1日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR九州 「36ぷらす3」4周年企画 各ルートで1日限定特別メニュー販売
・JR四国 「藍よしのがわトロッコ」4周年キャンペーン
・JR東海 離れた所で働く人を応援 「勤労感謝の日」に合わせ企画展開 「THE LETTER EXPRESS」
・JR新潟支社 磐越西線全線開通110周年記念エキタグスタンプラリー
・JR東日本 TAKANAWA GATEWAY CITY 25年3月27日「まちびらき」

10月28日 月曜日

JR九州 「36ぷらす3」4周年企画 各ルートで1日限定特別メニュー販売


交通新聞

JR九州は、D&S(観光)列車「36ぷらす3」のデビュー4周年に合わせて、17~21日(木―月曜日)の各 運行ルートで、1日限 定の特別メニューを提供する記念イベントを実 施した。日頃ランチプランで食事を提 供する各店舗が協力し、一部ルートでは実際にシェフ(大将)が乗 車して乗客の前で腕を振るい、アニバーサリーの特 別感を演出した。

沿線こだわりの味覚

今回の4周年企画では、「36ぷらす3」の魅力の一つである沿線のこだわりの食事からアプローチした。特別メニューの提供は各店シェフの快諾を得て実現し、料理の考案に際しては、車内販売のお酒に合う料理、得意分野のスイーツなど「シェフの特色が出るもの」をリクエスト。試食などを経て、地域の魅力や食材をふんだんに詰めた全5商品をそろえた。

各商品は、17日=「花小町」(熊本市)の「4周年ありがとう39特製スウィーツ~秋の熊本盛り合わせ~」▽18日=「森の弁当 やまだ屋」(鹿児島県霧島市)の「がねと黒さつま鶏の炭火焼」▽19日=「pappacarbone」(宮崎市)の「36ぷらす3 祝4周年~宮崎をマンジャーレ(食べて)~」▽20日=「四季の味 ぎんなん」(大分市)の「秋~4th Anniversary~」▽21日=「Nishimura Takahito La cuisine creativite」(福岡市)の「ガトーフロマージュ、抹茶のロシェ」。いずれも3号車ビュッフェで数量限定販売した。

大将、目の前で調理

このうち、約80人が乗車した20日の日曜日ルート(大分発博多着)では、割烹料理の名店・ぎんなんの大将、西﨑公尚氏がビュッフェカウンターで腕前を披露。「秋~4th Anniversary~」と名付けた一皿(2000円)で、カマス棒寿司(ずし)、かぼす窯白あえ、イサキ南蛮漬け、栗渋皮煮、筋子味噌(みそ)漬けなど、旬の食材を使った一品一品が繊細な手つきで美しく盛り付けられていく様に乗客は見入っていた。

企画を担当した営業部営業課の満﨑隆丞さんは「多くのお客さまからおいしかったとの声を聞くことができた。『36ぷらす3』はおもてなし駅や飲食店の力添えがあって成り立っている列車なので、次の周年に向けても皆さんと一緒に頑張っていきたい」と語った。


10月29日 火曜日

JR四国 「藍よしのがわトロッコ」4周年キャンペーン


交通新聞

JR四国は、徳島線の観光列車「藍よしのがわトロッコ」(徳島―阿波池田間)運転開始4周年に合わせ、プレゼントキャンペーンを実施している。12月1日まで。

期間中、同トロッコに乗車し、車内販売品を300円以上購入すると、もれなくオリジナルショルダーバッグを進呈する。数量限定、なくなり次第終了。

また、11月2日には同トロッコが土讃線大歩危まで乗り入れるツアー「藍よしのがわトロッコ×絶景!土讃線秘境トロッコ~令和六年秋の陣~」を催行する。


10月30日 水曜日

JR東海 離れた所で働く人を応援 「勤労感謝の日」に合わせ企画展開 「THE LETTER EXPRESS」


交通新聞

JR東海は28日から、今月1日の東海道新幹線開業60周年を記念して、遠く離れた所で働く大切な人を応援する企画「THE LETTER EXPRESS」を展開している。11月23日の「勤労感謝の日」に合わせて企画。60周年特設ウェブサイトでは、単身赴任中の父親にエールを送りたい家族をドラマ仕立てで描いたイメージ動画を公開しているほか、特別な手紙を簡単に作成できるメッセージメーカーも用意した。同30日まで。

イメージ動画は、東海道新幹線で単身赴任先に向かう父親に向けてエールを送りたい家族を、リアルなドラマ仕立てで描いた作品。60周年に当たり募集した同新幹線にまつわるエピソードを参考に制作したフィクションで、約4分30秒。

駅での見送りの場面や、新幹線での移動中にも家族からのさまざまなサプライズがあり、大切な人を応援する温かな家族の絆を表現している。

メッセージメーカーは、特別な手紙を通じて、普段は伝えられていない感謝の気持ちを大切な人に伝えてもらおうと、特設サイト内に用意した。背景画像を選択し、宛名、メッセージ(最大200字)、差出人の名前を入力すると、簡単に手紙を作成できる。画像データをアップロードすれば、写真を挿入することも可能。

メッセージメーカーで手紙を作成して申し込んだ利用者には、抽選で6人に同新幹線グリーン車チケットを進呈する。仕事で新幹線を利用する大切な人へプレゼントすることができる。応募は11月18日まで。


10月31日 木曜日

JR新潟支社 磐越西線全線開通110周年記念エキタグスタンプラリー


交通新聞

JR東日本新潟支社はあす11月1日から、同日に磐越西線が全線開通110周年を迎えるのを記念して、ジェイアール東日本企画(jeki)の駅のデジタルスタンプ収集アプリ「エキタグ」を活用したスタンプラリーを開催する。来年3月31日まで。

対象は同線の13駅で、既存の新津、喜多方、会津若松、磐梯町、猪苗代、郡山の6駅に加え、新たに五泉、咲花、三川、津川、日出谷、野沢、山都の7駅にデジタル駅スタンプが登場する。

2、4、8、13駅達成ごとに、同線ゆかりの列車をイメージした記念スタンプを付与する。画像は、2駅がSLばんえつ物語、4駅がSATONO、8駅が特急あいづ、全13駅が急行いいで。     ◇

同支社は11月1日から、白新線豊栄、弥彦線弥彦、越後線分水、信越線帯織、只見線大白川の各駅にもデジタル駅スタンプを追加設置する。


11月1日 金曜日

JR東日本 TAKANAWA GATEWAY CITY 25年3月27日「まちびらき」


交通新聞

100年先の心豊かなくらしへ

JR東日本は10月30日、「TAKANAWA GATEWAY CITY」を2025年3月27日にまちびらきすると発表した。山手線・京浜東北線高輪ゲートウェイ駅前のツインタワー「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」の南北2棟が開業するとともに、同駅が全面開業。26年春にはその他の棟と各棟周辺エリアが完成し、全体開業を迎える。街全体を「100年先の心豊かなくらしのための実験場」と位置付け、地球と人間が調和する「地球益」の実現に取り組む。

同駅はまちびらき時に新たに南改札の使用を開始。構内にはさまざまな交流を生み出す「EKI Park」が誕生する。駅前では約6500平方㍍の広場「Gateway Park」を核として、マルシェやシアター、ナイトミュージアムなどさまざまなプログラムを展開する。

THE LINKPILLAR 1には、共創パートナーのKDDI、マルハニチロなどの本社機能が入居するオフィスのほか、駅直結・都心最大級の大規模コンベンション・カンファレンス施設「TAKANAWA GATEWAY Convention Center」や、観光拠点「TAKANAWA GATEWAY Travel Service Center」が誕生。首都圏初進出のラグジュアリーホテル「JWマリオット・ホテル東京」は来年秋の開業を予定している。

商業施設は、「ニュウマン高輪」(ルミネ運営)が一部先行開業。同駅構内にJR東日本クロスステーションデベロップメントカンパニー運営の4店舗がお目見えする。

さらに、26年春開業予定の施設のうち、文化創造棟の名称が「MoN Takanawa:The Museum of Narratives(モン タカナワ:ザ ミュージアム オブ ナラティブズ)」に決定した。

まちづくりを進める中で出土した「高輪築堤」の保存・活用では、国指定史跡の第7橋梁(きょうりょう)部と公園部の現地保存・公開(27年度予定)に加え、信号機土台部を移築保存・公開。第7橋梁部の周辺に広場空間を整備するほか、隣接するTHE LINKPILLAR 2内に「(仮称)築堤ギャラリー」を開設予定。高輪築堤を見上げられる公園地下回廊も設ける。

テクノロジーでは、都市OS(鉄道データを含む街のデータ基盤)に集められたデータを中心に、ロボットプラットフォームや街独自のアプリがロボットデリバリーなどのサービスを提供。地球益実現に向け、「人財・叡智(えいち)」「医療」「水素・GX(グリーントランスフォーメーション)」を軸に取り組みを進める。

広告展開では、「ここは、いい未来への玄関口。」をキーメッセージに、俳優の堤真一さんと當真あみさんを起用し、きょう1日から同シティのテレビCMを放映する。

10月30日には東京都港区のホテルでまちびらき150日前の記者発表会が開かれ、喜㔟陽一JR東日本社長と、内田まほろJR東日本文化創造財団MoN Takanawa:The Museum of Narratives開館準備室長が出席。

喜㔟社長は「JR東日本グループは地球益を常に考え続けながら、TAKANAWA GATEWAY CITYで100年先の心豊かなくらしを、共創パートナーの皆さまと共に実現していく。より良い日本、世界の未来のためにこの高輪で一緒に共創し、イノベーションを起こしていこう」と述べた。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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