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2024.12.27鉄道JR北海道 観光列車で冬のひがし北海道へ 「SL冬の湿原号」25周年企画も など【今週の交通新聞より】

2024年12月23日~12月27日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東日本 「JR SKISKI」キャンペーン 若者を〝白熱〟の雪山へ
・JR西日本 「ありがとう50年 ポイント大盤振舞キャンペーン」 山陽新幹線全線開業50周年企画
・JR九州 「恋するトイレプロジェクト」 第1弾・博多駅中央改札内から
・JR四国 合格祈願きっぷ 学駅で臨時発売
・JR北海道 観光列車で冬のひがし北海道へ 「SL冬の湿原号」25周年企画も

12月23日 月曜日

JR東日本 「JR SKISKI」キャンペーン 若者を〝白熱〟の雪山へ


交通新聞

「すぐに行ける」商品用意

いざ、〝白熱〟の雪山へ――。
JR東日本は19日から、スノーレジャーシーズンを盛り上げる恒例の「JR SKISKI」キャンペーンを展開している。
今シーズンのキャッチコピーは「白と熱。」。キャストに若手俳優の出口夏希さんと、青木柚さんの2人を起用し、若者をターゲットにしたスノーレジャーの旅を提案する。駅のポスター掲出やウェブサイト上のバナー配信、テレビCMなどのプロモーション展開と併せ、お得なきっぷや旅行商品も用意している。

キャストに出口夏希 さん 、青木柚 さん

プロモーションは、来年1月下旬から出口さんと青木さん出演の動画をテレビCMやSNSなどで公開。タイアップアーティストの「Pablo Haiku(パブロ ハイク)」が書き下ろす楽曲が、青春の冬を盛り上げる。

キャンペーンに合わせて、日帰り・宿泊スキーの価格変動型個人旅行商品「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」を販売中。最短で出発当日までの申し込みと、駅の指定席券売機での受け取りが可能なため、思い立ったらすぐにスキーへ出発できる。今月27日までの出発で15%(最大2万円)引きとなるなど、期間中に4種類の割引クーポンを用意した。

「どこかにビューーン」設定

また、東京、上野、大宮出発の「JR SKISKIで『どこかにビューーン!』」を設定。スキー場にアクセスしやすい新幹線17駅を対象に、JRE POINT6000ポイントで往復乗車できる。申し込みは来年3月10日まで、出発期間は今月25日~3月31日。対象駅は、新青森、盛岡、北上、白石蔵王、郡山、那須塩原、山形、田沢湖、雫石、ガーラ湯沢、越後湯沢、上毛高原、上越妙高、飯山、長野、佐久平、軽井沢の各駅。

西武・プリンスホテルズワールドワイドとタイアップし、苗場や軽井沢など対象スキー場への割引クーポンを、期間・枚数限定で用意している。


12月24日 火曜日

JR西日本 「ありがとう50年 ポイント大盤振舞キャンペーン」 山陽新幹線全線開業50周年企画


交通新聞

利用額の5%相当〝還元〟 25年1月14日~3月10日

JR西日本は来年1月14日から、山陽新幹線全線開業50周年記念企画として、「ありがとう50年、ポイント大盤振舞キャンペーン」を開催する。
3月10日に同新幹線が全線開業50周年を迎えることから、半世紀の歩みに思いをはせて旅を楽しんでもらおうと、〝大盤振る舞い〟の企画を用意した。同新幹線を対象に、利用金額の5%相当の同社グループ共通ポイント「WESTERポイント」をもれなくプレゼントする。

対象区間は新大阪―博多間の山陽新幹線各駅発着、乗車期間は1月14日~3月10日。対象商品は、JR西日本ネット予約「e5489」、または東海道・山陽・九州新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービス「EXサービス」(エクスプレス予約・スマートEX)の商品。

期間中に対象商品を対象区間で利用すると、利用金額の5%分相当のWESTERポイントを全員に贈呈する。エントリー不要。上限は1ID当たり5万ポイント。ポイント付与は3月下旬ごろの予定。

さらに抽選でポイント進呈

さらに、新幹線車両のデビュー年にちなんで、抽選で同ポイントを進呈する。100系(1985年デビュー)賞は1985人に1000ポイント、300系(92年)賞は1992人に3000ポイント、500系(97年)賞は1997人に5000ポイント、700系(99年)賞は1999人に7000ポイントを付与する。

グリーン車の利用者が当選した場合は、付与ポイント数が5倍にアップする。各賞に当たらなかった場合は、50周年賞として50人に1人の割合で50ポイントを贈る。


12月25日 水曜日

JR九州 「恋するトイレプロジェクト」 第1弾・博多駅中央改札内から


交通新聞

24年度は11駅

JR九州は20日、設備の老朽化が進む管内駅トイレのリニューアルを順次進めると発表した。来年4月1日に実施する運賃改定を契機としたサービス向上策の一つ。「〝恋するトイレプロジェクト〟『HEARTFUL JR KYUSHU』」をキャッチフレーズに掲げ、本年度は11駅の実施を計画。今月27日には第1弾として博多駅中央改札内トイレがリニューアルオープンする。

プロジェクトでは、利用者に愛され、より丁寧に使ってもらえる清潔で思いやりあふれる環境づくりを目指して、器具の取り換えや内装改良、サイン整備を推進。各駅ごとの利用状況や設備の老朽具合に応じて着手していく。快適性や使いやすさの向上に向けては、各駅地元の地域性あるモチーフを活用したデザインと、機能性や清潔を保つための工夫に重きを置いた設計を採用する。

27日にオープンする博多駅中央改札内トイレは、地元を代表する工芸品「博多曲物」「博多織」をモチーフとした内装デザイン。衛生面向上に向けては、防臭効果を高めた床とし、壁材には清掃しやすいものを採用。便器は定期 的に除菌水が流れる仕様とした。トイレの前には混雑具合が分かるサイネージを導入する。

このほか、本年度の実施予定駅は、鹿児島線千早、香椎、笹原、赤間、戸畑、鹿児島中央(在来線)、篠栗線篠栗、佐世保線武雄温泉(在来線)、豊肥線新水前寺、日豊線中津。来年度以降も順次実施していく。


12月26日 木曜日

JR四国 合格祈願きっぷ 学駅で臨時発売


交通新聞

JR四国は〝受験生のお守り〟として人気の徳島線学駅(無人駅)の入場券セット「合格祈願きっぷ」を来年1月1~5日、同駅で臨時発売する。各日9~15時。

きっぷは、同駅の硬券入場券5枚とお守り袋1個(4種類)がセット。券面右側に入場券を表す「入」と発行駅の「学」の文字が縦に並び、5枚セットで「ご入学」となることから、縁起の良いきっぷとして知られている。

同社では有人駅窓口などで通年発売しているが、例年1月上旬に学駅で臨時発売。発売額950円。同月1~5、11~13日は、地元関係者による発売も実施。2月28日まで東京(1月2日から)、大阪エリアの一部書店でも発売される。


12月27日 金曜日

JR北海道 観光列車で冬のひがし北海道へ 「SL冬の湿原号」25周年企画も


SL冬の湿原号

25周年記念デザインヘッドマーク(イメージ)

一面の銀世界、流氷…非日常の風景、車窓から

JR北海道は冬の「ひがし北海道」への誘客を図るため、釧網線で来年1月から3月にかけて、観光列車「SL冬の湿原号」(釧路―標茶間)、2月から3月上旬まで「流氷物語号」(網走―知床斜里間)を運転する。
冬の湿原号は今季に運転開始25周年を迎えることから、記念ヘッドマークの装着やグッズ販売、ノベルティー配布なども実施する。

「SL冬の湿原号」

冬の湿原号は1月18日から3月23日までの金曜日と土曜日・休日など33日間、釧路―標茶間を1日1往復運転。C11171号機で客車5両をけん引する。客車は釧路湿原の眺望を楽しめる「たんちょうカー」(1、5号車)、車内にだるまストーブを設置した「カフェカー」(2号車)、「ストーブカー」(3、4号車)で全車指定席。
2号車販売カウンターでは25周年記念グッズや沿線の特産品などを販売する。また、沿線模型店の協力を得て、車内限定で25周年仕様のNゲージ模型を販売する。

乗客にはもれなくオリジナル乗車証明書を進呈。標茶町内施設への無料送迎、運転初日の釧路駅での出発式なども実施する。
25周年の「25」にちなみ1月25日限定ノベルティー(付箋)の配布、日付限定で沿線のおもてなしなどもある。釧路駅では特大パネル、標茶駅隣接の標茶バスターミナルでは前期のフォトコンテスト受賞作品の展示を行う。

「流氷物語号」

一方、流氷物語号は2月の毎日と3月9日までの土・日曜日計32日間、網走―知床斜里間を1日2往復運転。網走発の1、3号はオホーツク海に最も近い駅の北浜で10分、知床斜里発の2、4号は道の駅隣接の浜小清水で20分停車する。

キハ40形「道東・森の恵み」「道北・流氷の恵み」の2両編成で、いずれも一部指定席。沿線などとの連携で、テレビゲーム「オホーツクに消ゆ」とコラボレーションしたヘッドマーク類の装着、車内でのグッズ販売やステッカープレゼント、日付限定の浜小清水駅での出迎え・見送りなどもある。

地元DMOが道東周遊バス

このほか、2月1日から3月2日までの運転日に合わせて、道東の観光地を巡る「ひがし北海道エクスプレスバス」を地元DMO(観光地域づくり法人)が運行。指定宿泊施設の利用者限定で完全予約制。冬の湿原号との標茶接続バスも設定する。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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