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2025.02.21鉄道JR東海 「JR東海MARKET」3周年 ドクターイエローT4引退を特集 など【今週の交通新聞より】

2025年2月17日~2月21日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東海 「JR東海MARKET」3周年 ドクターイエローT4引退を特集
・JR九州東京支社「鉄聞」通算100号 活躍の場はインスタへ移行
・JR西日本 弁天町駅 駅前にイベントスペース 万博期間中のにぎわい創出
・JR東日本 訪日外国人向けアプリ「Welcome Suica Mobile」をリリース
・JR東北本部 E8系デビュー1周年キャンペーン

2月17日 月曜日

JR東海 「JR東海MARKET」3周年 ドクターイエローT4引退を特集


交通新聞

特設ページでグッズも

JR東海のショッピングウェブサイト「JR東海MARKET」は、7日に商品販売開始3周年を迎えたことを記念して、特設ページ内でドクターイエローT4編成の引退特集企画を実施している。5月29日まで。

同サイトは、同社グループを中心に駅やホテルの人気商品、オリジナル鉄道グッズなどを取りそろえたオンラインショップが出店。3周年記念として、1月に引退したドクターイエローT4編成(新幹線電気軌道総合試験車923形0番代)にまつわる企画やグッズ販売を行う。

OゲージモデルCF形式で製作

クラウドファンディング(CF)形式で実現を目指すのは、同編成7号車の45分の1スケール(Oゲージ)ディスプレーモデルを製作するプロジェクト。同社全面協力の下、実車の製作図面を持つ日本車輌製造と、鉄道模型メーカーのカツミの技術力を結集し、3社のコラボレーションで細部にまでこだわる。2017年に閉店した日車の直営鉄道グッズ専門店「日車夢工房」の鉄道模型製作スキームを活用する。CFの開始は3月3日10時。目標額は1億2000万円で、寄付募集は5月29日まで。

思い出の写真やエピソード募集

3月3日10時からは、ドクターイエローの思い出が詰まった写真やエピソードを募集するコンテストを開催。写真部門の最優秀作品は、オリジナルグッズ(T4編成の欠片入り)として商品化した上で、受賞者にプレゼントする。写真部門とエピソード部門のそれぞれ1~3位入賞者には、同サイトなどで利用できる「いいものポイント」1万~5万円分を進呈。応募は同サイトから4月11日まで。

幸せの黄色いバスツアー実施

ドクターイエローと同色のラッピングバス「幸せの黄色いバス」を運行するジェイアール東海バスは3月8、9日、同バスと「名古屋観光特使ぴよりんバス」(いずれも同31日に運行終了)に乗車する観光ツアーを実施する。名古屋駅発着で、リニア・鉄道館やぴよりんの工場直売店などを巡る。7000円。予約受け付けは同サイト内「JR東海バス部」で今月24日まで。

このほか、特設ページではドクターイエロー関連グッズを販売中。今後も新商品が続々と登場する。


2月18日 火曜日

JR九州東京支社「鉄聞」通算100号 活躍の場はインスタへ移行


交通新聞

JR九州東京支社が発行するフリーペーパー「鉄聞」が通算100号を迎えた。同社の列車や九州の魅力を発信する内容はもとより、親しみやすい手書きの紙面が愛されて、2011年の発行開始から足かけ14年間で達した大台。これを転換点に1月からは、SNS・インスタグラムへと発表の場を移している。

東京のフリーペーパー専門店への持ち込みをきっかけに始まった鉄聞。紙面はA4判片面に記事とイラストを手書きして彩色は色鉛筆。写真も切り貼りなどして印刷はコピー機で行ってきた。当初の発行部数は50部。これが徐々にファンを得て500部まで増刷するに至る。コロナ禍を契機に見直すまでは1カ月間隔で発行。九州各県のアンテナショップを中心に都内で配布してきた。

[[取材活動大切に]] 創刊から携わり、〝編集長〟を務めるのは同支社企画課の保戸田麻衣子さん。日常業務の 合間を縫っての制作だったが、そんな中でも取材 活動を大切にしてきた。「実際に聞いて、体験して思ったことを伝えるのが大事だと考えて」と現地をその都度訪問。お店や温泉など で聴いた声を基に紙面を仕上げた。これには各支社や駅長の協力もあった。

イラストも保戸田さんがほぼ一手に担っている。当初は苦手意識があった絵も、14年間で「ちょっとだけ自信が持てるようになりました」と言い、そのタッチは本人いわく「リアルというか、少しかわいい、味のある絵」。作風に魅了されたファンは多く、各種グッズにも派生。近年発売したLINEスタンプ全3弾も好評だ。

昨年は18年以来2度目となる「フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー」(ワオンプロジェクトなど主催)に輝いた。

[[デジタルに可能性]] フリーペーパーとしての存在感を確たるものにした14年間だったが、昨年12月の100号を節目に紙での定期発行を終了。インスタへかじを切った。紙を惜しむ声も多かったが、「A4に納める制約がなくなり、自由度も高まります」とデジタルの可能性を信じた。

[[フォロワー1500人]] インスタアカウントは先立って昨年6月に開設。全号を順次投稿し、移行を見据えたフォロワーの確保を進めてきた。新鉄聞としての第1回の投稿に位置付けるのは、1月6日投稿の「800系 新幹線」。約1500人のフォロワーと共に再出発を切った。

投稿は1週間に1回程度が目安。今は1投稿で1要素を紹介する発信とするが「あまり形式にこだわらずにやりたい」と保戸田さん。「これまでのイラストを活用したり、同僚の誰もがイラスト投稿できる運用に変えるのもいいと思います」と方策を探る。

配布先が固定ではなくなり、想定読者を首都圏にこだわる必要もなくなった。会社には別の公式SNSもある中で「鉄聞ではイラストや手書きが好きな方を意識し、今までJR九州を知らなかった方々にもPRしていけたら」とすみ分けを目指す。

今後の展開を保戸田さんは、駅や車両にとどまらず、プレスリリースの内容をイラストで紹介することなども検討する。「鉄聞の幅が広がりそうな気がして」と最近では似顔絵にも挑戦している。


2月19日 水曜日

JR西日本 弁天町駅 駅前にイベントスペース 万博期間中のにぎわい創出


交通新聞

JR西日本は17日、大阪・関西万博へのアクセス輸送改善に向けて改良工事が進む大阪環状線弁天町駅について、3月1日の新駅舎開業に合わせて同駅前にイベントスペース「べんてんひろば」をオープンすると発表した。万博期間中の新たなにぎわい創出の場として活用する。

ひろばは、〝あつまる、つながる〟スペースをコンセプトに、3月1日から10月13日の万博終了まで設置。広さ約3400平方㍍で、このうち約1400平方㍍に人工芝を敷き、残りはアスファルト舗装となる。

人工芝は京セラドーム大阪などに使用されている衝撃吸収性などに優れた「MS CRAFT BASEBALL TURF」(ミズノ製)を採用し、充填(じゅうてん)材にはミズノと伊藤園が共同開発した茶殻を配合した「Field Chip『Greentea』」を使用する。舗装エリアは、廃木材や間伐材を使った環境にやさしい木チップアスファルト舗装で整備する。

利用時間は8~20時。事業者などによるイベント(有料、事前申し込みが必要)としては、万博開幕の4月13日から利用できる。


2月20日 木曜日

JR東日本 訪日外国人向けアプリ「Welcome Suica Mobile」をリリース


交通新聞

3月6日から よりシームレスな旅を

JR東日本は3月6日10時ごろから、訪日外国人向けアプリ「Welcome Suica Mobile(ウェルカム スイカ モバイル)」をリリースする。個人情報の入力を伴う会員登録が不要で、窓口や券売機に立ち寄ることなくアプリの操作だけでSuicaの発行やチャージなどが可能。よりシームレスかつ利便性の高いサービスで日本の旅をサポートする。

ウェルカム スイカ モバイルは無記名式、英語表示で、対象端末はiPhoneとApple Watch。Apple Payに登録したクレジットカードか、トレー式券売機などで現金によるチャージができる。デポジット不要、チャージ残額の払い戻しは行わない。発行日から180日間有効。

「Travel Japan with a single app!」をサービスコンセプトに、鉄道やバスなどの交通利用はもちろん、店舗での電子マネー決済、全国の観光情報や乗り換え案内、列車運行情報なども提供する。

今年秋には「JR-EAST Train Reservation」と連携し、同社の新幹線や特急列車の指定席をチケットレスで利用できるようになる、また、来年春には普通列車グリーン車の利用に必要な普通列車グリーン券の購入機能を追加する予定。


2月21日 金曜日

JR東北本部 E8系デビュー1周年キャンペーン


交通新聞

eチケット利用でポイントやグッズ進呈、体験ツアーなど

JR東日本東北本部は3月1日から、山形新幹線E8系のデビュー1周年記念キャンペーンを開催する。期間中、新幹線eチケットで同新幹線を利用すると抽選でJRE POINTを進呈するほか、山形県内の同社グループ店舗の利用や、Suica、モバイルSuica、地域連携ICカード「cherica(チェリカ)」へのチャージなどでオリジナルグッズをプレゼントする。同31日まで。

E8系は昨年3月16日に営業運転を開始した同新幹線の新型車両。JREポイントのプレゼント企画は、同ポイントウェブサイト内のキャンペーンページからエントリーし、山形県内のつばさ停車駅と県外のつばさ停車駅の間(片道)を新幹線eチケットで乗車すると応募できる。

応募口数は「JRE POINT 特典商品」「JRE POINT アップグレード」の利用でそれぞれ1口加わり、最大3口まで可能。抽選で30人に8000ポイント、88人に800ポイントを進呈する。ポイント付与は6月上旬以降を予定。

オリジナルグッズのプレゼントは、山形県内のニューデイズ店舗や商業施設のエスパル山形でSuica、モバイルSuica、chericaを使う1000円以上の買い物や、ホテルメトロポリタン山形の店舗でオリジナルカクテル「ニューパープルライン」を注文すると、E8系オリジナルステッカー(5種類のうちの1枚)がもらえる。選択不可。各店舗の在庫がなくなり次第終了。

また、山形県内のつばさ停車駅の券売機でSuica、chericaに5000円以上チャージするか、モバイルSuicaに5000円以上チャージした上で、当日中に駅の改札口で係員に領収書(モバイルSuicaの場合は端末)を提示すると、オリジナルグッズをプレゼント。

同社山形エリアのマスコットキャラクター「つどりぃ」X(旧ツイッター)アカウントをフォローし、ハッシュタグ「#E8デビュー1周年」を付けて山形新幹線「つばさ」「E8系」に関する内容をポストすると、抽選で30人にE8系のグッズを進呈する。

このほか、3月23日に「E8系つばさで行く!山形新幹線車両センター見学・体験ツアー!」を実施。同社通販ウェブサイト「JRE MALL」チケットの東北本部店できょう21日10時から発売する。

山形駅から山形新幹線車両センターまでのE8系つばさ乗車体験、同センター構内の見学、レールスター乗車体験などをセット。18歳以上の大人と小学生以下の子どものペアで申し込む。午前、午後の2回、各回50組。午前は1組1万2000円、午後は同1万円。先着順、定員に達し次第終了。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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