トレたび JRグループ協力

2025.03.14鉄道JR北海道 札幌駅で「ツガルカイセン」PR など【今週の交通新聞より】

2025年3月10日~3月14日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・嵯峨野観光鉄道 「トロッコ列車」が運転開始 トロッコ嵯峨駅で出発式
・山陽新幹線全線開業50周年 JR西日本、博多、広島駅などで式典
・JR東日本商事 Suicaのペンギンご当地ぬいぐるみキーホルダーを発売
・JR東日本など サフィール踊り子 カフェテリアメニュー一新
・JR北海道 札幌駅で「ツガルカイセン」PR

3月10日 月曜日

嵯峨野観光鉄道 「トロッコ列車」が運転開始 トロッコ嵯峨駅で出発式


交通新聞

JR西日本グループの嵯峨野観光鉄道は1日、今年のトロッコ列車の運転を開始した。12月29日までトロッコ嵯峨~トロッコ亀岡間(7・3㌔)で毎日運転(水曜日運休、春休みやゴールデンウイークなどは運転)。行楽期には臨時列車を走らせる。今月20日~4月6日は「春のライトアップ&イルミネーション」を実施する。

同日はトロッコ嵯峨駅で、コロナ禍の影響で縮小していた運転開始セレモニーを6年ぶりに開催。三戸尉行社長は「安全第一を徹底するとともに、お客さまに少しでも気持ちよく、笑顔でご利用いただけるようサービス向上に努めたい」とあいさつした。

続いて、地元の京都市立嵯峨中学校吹奏楽部員による演奏が行われた後、地元幼稚園児らの出発合図で一番列車の「嵯峨野1号」を送り出した。


3月11日 火曜日

山陽新幹線全線開業50周年 JR西日本、博多、広島駅などで式典

JR西日本は10日、山陽新幹線新大阪―博多間の全線開業50周年を記念して、半世紀前の延伸区間となった博多、広島などの各駅で出発式を開催した。山陽新幹線は1972年3月に新大阪―岡山間、3年後の75年3月に岡山―博多間が開業して全通。西日本の交通の大動脈として、沿線地域の社会・経済・文化の発展に大きく貢献し、輸送人員は延べ30億人に上っている。

【博多駅】


交通新聞

博多駅では、50年前に東京に向けて一番列車が発車した13番のりばで出発式が行われ、折中啓也常務執行役員・鉄道本部新幹線本部長、吉井彰浩駅長、来賓の原田修吾国土交通省九州運輸局長、中村英一福岡市副市長、 辻村厚JR東海常務執行役員・新幹線鉄道事業本部長、福永嘉之JR九州取締役・専務執行役員・鉄道事業本部長・北部九州地域本社長が出席した。

初めに、折中本部長が「本日全線開業50周年を迎えることができたが、これも沿線の皆さまの熱い支援のたまものであり、改めて感謝申し上げたい。今後も社員一丸となって安全、安心で信頼してもらえる新幹線をつくり上げ、サービスを向上させることにより、人、まち、社会のつながりを進化させて、地域社会の発展にさらに貢献できる山陽新幹線となることをお誓いする」とあいさつ。

続いて、来賓を代表して原田運輸局長が「これまでの歴史に改めて敬意を表し、この先も山陽新幹線が安全、安心な輸送サービスを提供し、皆さまに愛される鉄道として発展することを祈念する」と祝いの言葉を述べた。

この後、出席者らによるテープカットが行われ、吉井駅長の出発合図で8時発東京行き「のぞみ10号」を送り出した。

【広島駅】


広島駅12番のりばでは、JR西日本の佐伯祥一執行役員・中国統括本部長、広岡研二理事・同本部副本部長・広島支社長、今田亨駅長、来賓の金子修久国土交通省中国運輸局長、湯﨑英彦広島県知事、松井一實広島市長、仮井康裕広島電鉄社長、元広島東洋カープ投手の黒田博樹氏らが出席した。

佐伯本部長は「山陽新幹線全線開業当時は、広島から東京までの所要時間は約5時間だった。現在は最速3時間43分で結び、運転本数も倍増している。また、今月24日には新駅ビルも開業し、瀬戸内・広島の玄関口としてにぎわいをさらに創出するとともに、中心市街地との回遊性向上、そして交流人口や関係人口などの拡大にしっかり取り組んでいく」とあいさつ。

来賓あいさつに続いてテープカットを行った後、今田駅長の出発合図で8時発の下り「ひかり591号」を送り出した。



同日は、今月24日に開業する広島新駅ビル「minamoa(ミナモア)」2階デッキで、黒田氏の投球姿をモチーフにした銅板レリーフ「熱投のレジェンド」の除幕式が行われた。同駅が最寄りのマツダスタジアムをつなぐ移動ルートとなることを踏まえて企画した。

レリーフは、金工作家の若山裕昭氏(広島市立大学名誉教授)が制作したもので、ミナモア開業に合わせて24日に一般公開される。大きさは高さ約1・4㍍×幅約1・3㍍。黒田氏の力強い投球の様子とともに、手形入りのレリーフもあしらわれている。カープファンにとって“必勝祈願”の場となることが期待される。

除幕式には、黒田氏と若山氏、JR西日本の今田駅長、伊豫田裕大阪工事事務所広島駅ビル工事所長が出席し、合図に合わせて除幕を行い、レリーフを披露した。黒田氏は「この素晴らしい作品を、素晴らしい場所に置いてくださり、大変恐縮しています。たくさんのカープファンの方々がここを通ってご覧いただけることを楽しみにしています」と話した。


【岡山駅など】

この日はこのほか、岡山駅で「のぞみ7号」、新山口駅で「こだま837号」、小倉駅で「のぞみ10号」の発時刻に合わせた出発式を開催。それぞれ林秀樹理事・中国統括本部副本部長・岡山支社長、広岡研二理事・同副本部長・広島支社長、村田一郎理事・山陽新幹線統括本部長が出席して、関係者らとテープカットなどを実施した。


3月12日 水曜日

JR東日本商事 Suicaのペンギンご当地ぬいぐるみキーホルダーを発売


交通新聞 ⒸChiharu Sakazaki/JR東日本/DENTSU

JR東日本商事は、旅のお供にもぴったりなSuicaのペンギンご当地ぬいぐるみキーホルダー2種(神奈川、新潟)を販売している。

神奈川は横浜中華街がモチーフで、大きな肉まんを持ち中華風の帽子をかぶったデザイン。縦10・5㌢×横4・5㌢×厚さ7㌢。新潟は、茶碗いっぱいに盛った新潟県のお米をうれしそうに食べようとしている場面を表した。縦9㌢×横8㌢×厚さ6㌢。
各1980円。「TRAINIART」鉄道博物館店、TOKYOグランスタ店、JRE MALL店で取り扱っている。


3月13日 木曜日

JR東日本など サフィール踊り子 カフェテリアメニュー一新


交通新聞

JR東日本とJR東日本サービスクリエーションは4月1日から、伊豆エリアへの観光特急「サフィール踊り子」(東京・新宿―伊豆急下田間)の4号車カフェテリアで提供するメニューをリニューアルする。監修は、引き続き静岡県熱海市に本店を構える中国料理「美虎―Miyu―」の五十嵐美幸シェフが担当。新メニューとしてメイン4品、サイドメニュー1品が登場する。

新たなメインメニューのうち、熱海の人気店「コマツ屋製麺」の平打ち麺を、かつおだしが香る醤油(しょうゆ)ダレに付けていただく「特製かつお醤油の炙(あぶ)りチャーシューつけ麺」(2100円)、野菜のやさしいうまみとラー油の辛みが相性抜群の「中華風 黒毛和牛のビーフカレー」(2800円)、中華風蒸しパン付き「お箸でほぐれる極厚ポークステーキ」(3000円)の3品は、いずれもミネラルウオーター付き。

デザートにもぴったりの「杏仁パフェ ハイビスカスベリーソース」は「サフィール踊り子2号、3号」限定メニューで、ソフトドリンクとのセットは1700円。スパークリングワインセットは2350円。サイドメニューとして爽やかな味わいの「ラムネ入りんごのミルクジェラート」(680円)も加わる。

メインメニューは、1号車のプレミアムグリーン車、5~8号車のグリーン車の利用者にはカフェテリアで提供。2、3号車のグリーン個室はデリバリーを行う。メインメニューは、専用モバイルオーダーサービス「サフィールPay」で事前予約・決済が必要。


3月14日 金曜日

JR北海道 札幌駅で「ツガルカイセン」PR


交通新聞

JR北海道は8、9日、JR東日本と共同で4月25日まで展開している「ツガルカイセン EPISODE.6―2025―」のPRイベントを、青森県などと共に札幌駅西コンコースで実施した。

ツガルカイセンは、津軽海峡を挟んで向かい合う青森、函館エリアの海産物の対決というインパクトある宣伝展開により、東北・北海道新幹線と青函エリアの魅力を発信するプロモーション。今回は、青森の春の珍味のシャコと、函館市恵山地区沿岸に北海道屈指の漁場のあるマダラを取り上げた。青函エリアへの旅行商品も設定している。

この日は加藤維大駅長と、あおもり観光マスコットキャラクター「いくべぇ」らが改札口前でパンフレットを配布し、記念写真の撮影に応じた。イベントスペースでは抽選会や観光PRパネルの展示も行い、青函エリアへの旅を呼びかけた。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

さらに外出先や出張先でも読める『交通新聞電子版』も配信中。
記事写真もカラーで掲載。いつでもどこでも読めて、PDFでの閲覧も可能。多彩な検索方法で最新情報から過去記事の検索もできます。

発売日/日刊(土・日・祝日休刊)


詳細・購読のお申込みはこちらから

  • 画像の改変・複製利用等を禁じます
トレたび公式SNS
  • X
  • Facebook
  • Instagram