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2025.03.28鉄道JR九州・JR西日本 4~9月に熊本プレDC 管内で熊本への旅PR など【今週の交通新聞より】

2025年3月24日~3月28日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR西日本 大阪、京都、広島駅で球体LEDビジョン「LINQ VISION」を活用した空間演出を展開
・JR東日本 「駅からハイキングアプリ」をリニューアル 機能拡充の新アプリリリース
・JR四国ホテルズ JRホテルクレメント徳島 日本料理「藍彩」リニューアルオープン
・JR九州・JR西日本 4~9月に熊本プレDC 管内で熊本への旅PR
・JR東海「推し旅」 東海道新幹線がガンダムシリーズとコラボ

3月24日 月曜日

JR西日本 大阪、京都、広島駅で球体LEDビジョン「LINQ VISION」を活用した空間演出を展開


交通新聞

万博の魅力を発信

JR西日本の長谷川一明社長は19日の定例会見で、大阪・関西万博を契機とした「駅空間を活用した取り組み」として、大阪、京都、広島駅で球体LEDビジョン「LINQ VISION(リンクビジョン)」を活用した空間演出を展開すると発表した。万博会期中は、大阪駅を万博サテライト会場「EXPO OSAKA STATION」と位置付け、同駅から万博の魅力を発信していく。

同社グループは、大阪駅(うめきたエリア)をイノベーションの実験場「JR WEST LABO」の中心と位置付け、さまざまなパートナーとの共創や新技術の活用により、新たな価値創造を推進している。

リンクビジョンは、球体状にLEDパネルが配置されており、360度全方位から視認でき、立体的な映像や没入感のある映像を投影可能なディスプレー。大阪駅には日本最大級となる約3㍍の球体LEDビジョンを設置する。

京都、広島駅には、約1㍍の球体LEDディスプレーをそれぞれ設置する。設置期間は、広島がきょう24日から、京都が31日から、大阪が4月29日からで、3駅とも万博が閉幕する10月13日まで。

また、「つながり、ひろがり、彩りある未来へ」をテーマに、大阪駅・大阪ステーションシティ5階「時空の広場」を中心に万博を想起させる装飾を行い、出展ブースも設け、国内外の来訪者に万博を身近に感じてもらう機会を創出する。

具体的には、万博サテライト装飾を万博開催期間中に実施するほか、時空の広場や3~5階の大階段、2~3階の階段、3階東西連絡通路に装飾を施す。出展ブースは4月29日~10月13日に、時空の広場と同駅1階旅立ちの広場に設置し、新しい発見と出合い、国際交流やコミュニケーションの場を提供する。

このほか、時空の広場で人工芝と季節装飾を4月13日~8月3日、9月13日~10月19日に行い、憩いの場を創出する。

万博開催期間中は、各国、自治体、企業のPRイベントや外部との連携イベント、独自イベント、ビジネス交流などを実施。4月29日には「つながり、ひろがり、彩りある未来へ」をテーマにオープニングイベントを開催。併せて「EXPO OSAKA STATION」公式ホームページも開設する予定。


3月25日 火曜日

JR東日本 「駅からハイキングアプリ」をリニューアル 機能拡充の新アプリリリース


交通新聞

JR東日本は、駅が起点の日帰りウオーキングイベント「駅からハイキング&ウォーキングイベント」用の「駅からハイキングアプリ」をリニューアルした。使用は4月1日から。

新アプリは、開催日やエリアなどで簡単にコースを検索できるほか、ホーム画面で「今すぐ歩ける」コースを簡単に探すことが可能。マップ上に自分のいる位置が表示されるほか、参加中はアプリ上で参加コースの歩数や所要時間が表示される。事前にコースマップやスポット情報の確認もできる。

また、歩行距離、歩数を含めた参加履歴の確認や、他ユーザーと競争できるランキング機能もある。歩行距離に応じて付与される「駅ハイチケット」を集め、ペアランチコースチケットなどが当たる抽選にも参加できる。

4月30日までに新アプリをダウンロードして会員登録すると、先着3000人にニューデイズギフト券(最高500円分)が贈られる。


3月26日 水曜日

JR四国ホテルズ JRホテルクレメント徳島 日本料理「藍彩」リニューアルオープン


交通新聞

交通新聞

一期一会のおもてなし

JR四国ホテルズは、JRホテルクレメント徳島(徳島市)6階の日本料理「藍彩」(あいさい)をリニューアルオープンした。「一期一会を大切に」(同ホテル)する気持ちを込めて、内装や庭とともにメニューも一新。高級感のある心地よい空間で食事を楽しめる。

同店はホテル開業と同じ1993年にオープン。これまで小規模な改装は行ってきたが、今回は2月から営業を休止し、設備更新と併せた大規模リニューアルに取り組んできた。コンセプトは「料理、器の美しさ、味、音、香りで四季を感じていただく」。投資額は約8500万円。

四季を感じて

客席はホール席、個室(3室)、宴会場があり、このうちホール席と個室は日本庭園に面し、景観を楽しみながら食事できるのが特徴。リニューアルでは、庭園を枯山水風に改修し、新たに植えた花々や紅葉で季節感を打ち出した。テーブル席には「苔テラリウム」を配置。庭園は夜間にライトアップする。

ホール席は、吉野川などの川に囲まれた徳島の〝水の都〟をイメージし、水色をベースに波打つデザインのカーペットなどで表現。個室や宴会場もより上質な空間に生まれ変わった。

四国・徳島の旬を

食事は、昨年11月に就任した平島幸二郎調理長が、四国や徳島の旬の食材を使用し、器も含めて見た目も楽しめる〝おもてなし料理〟を提供する。

メニューは、「藍彩 旬彩箱」(ランチ5000円、ディナー6800円)、「旬魚と釜飯御膳」(ランチ5500円)、「阿波牛陶板焼き御膳」(ディナー7500円)、「阿波牛ロースしゃぶしゃぶ鍋」(同)など。営業時間はランチ11時30分~14時30分、ディナー17時~20時30分。

同ホテルの佐藤孝治総支配人は「お客さまに『藍彩』の高級感を感じていただけるリニューアルができたので、より落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しんでいただけるようにサービスを充実させたい」、中野武史料飲部レストラン統括シニアマネージャーは「多様な場面で多くのお客さまにご利用いただけるよう、『藍彩』の魅力を一層高めていきたい」と話している。


3月27日 木曜日

JR九州・JR西日本 4~9月に熊本プレDC 管内で熊本への旅PR


交通新聞

周遊に便利 「おトクなきっぷ」設定
阿蘇、天草、人吉・球磨、水俣・芦北へ

JR九州とJR西日本は4月1日から、熊本県の魅力発信と観光送客を目的に「熊本デスティネーションキャンペーン・プレキャンペーン アツい、ワクワク、新体験『もっと、もーっと!くまもっと。』」(熊本プレDC)を開催する。JRグループ旅客6社や同県などが来年7~9月に展開する熊本DCに先駆け、同県PRキャラクター「くまモン」を起用したパンフレットやポスターで観光素材を紹介するほか、おトクなきっぷを設定。1年後の本番開催へ向けて、両社管内から熊本への旅を盛り上げていく。9月30日まで。

同県、熊本デスティネーションキャンペーン実行委員会(同県、JR九州、観光団体、交通事業者など40者で構成)の協力を得て実施する。キャッチコピーは、2019年夏に開催された前回の熊本DCの〝レガシー〟として今に引き継がれている「もっと、もーっと!くまもっと。」を踏襲し、魅力的な観光スポットや豊富なアクティビティーを「もっと」楽しんでほしい、「もっと」先のエリアも体験してほしいとのメッセージを込めた。

パンフレットは両社管内の駅で配布。熊本市や県央から「もっと先」のエリアとなる阿蘇、天草、人吉・球磨、水俣・芦北エリアを中心に、人気グルメや最新のアクティビティー、絶景を紹介する。掲載情報は特設ウェブサイトでも発信する。

おトクなきっぷは、県内の在来線自由席が乗り放題の「くまもっとJR周遊きっぷ」を設定。対象は鹿児島線荒尾―八代間、豊肥線熊本―滝水間、三角線。D&S(観光)列車を含む特急の普通車指定席も2日間用(大人5000円、子ども半額)で2回まで、3日間用(6000円、同)で3回まで乗車可。発売期間は9月22日まで(3日間用は同21日まで)で、乗車日の7日前までJR九州インターネット列車予約で発売する。

「くまもっとのりものきっぷ」は、同周遊きっぷの周遊区間に肥薩おれんじ鉄道八代―袋間、南阿蘇鉄道と熊本市交通局の全線を加えたデジタルきっぷ(一部列車を除く)。2日間有効で7000円(子ども半額)。MaaS(マース)アプリ「my route」で4月15日~9月29日に発売する。D&S列車を含む特急指定席は利用できない。

人吉・球磨エリアのアクセス用には、両きっぷ購入者限定商品として、高速バス「B&Sみやざき」新八代―人吉インターチェンジ間が利用できる「くまもっとB&Sみやざききっぷ」も1200円(同)で設定する。発売はJR九州のみどりの窓口で9月30日まで。

特別企画は、熊本出身のシンガーソングライター・杉本琢弥さんとのタイアップ企画が楽しめる熊本駅前グルメイベントを4月12日に計画。D&S列車特別運転や、関西エリアでの各種PRも予定する。期間中、主な旅行会社ではJRと宿泊をセットした熊本県への旅行プランを発売する。


3月28日 金曜日

JR東海「推し旅」 東海道新幹線がガンダムシリーズとコラボ


交通新聞

大阪舞台、3作品題材、5ヵ月展開

JR東海は、自身の推しに会いに行く「推し旅」の一つとして、開業60年を経た東海道新幹線と、45年の歴史を紡いできたアニメ「ガンダム」シリーズとのコラボレーション企画を実施している。多数のガンダムイベントで盛り上がる大阪を舞台に、3作品を題材とした内容を約5カ月間にわたって展開する。第1弾(26日~5月15日)は「機動戦士ガンダム 水星の魔女」、第2弾(5月16日~7月7日)は「機動戦士ガンダム SEED FREEDOM」、第3弾(7月8日~8月28日)は「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の計3作品。

オリジナルイラスト

新大阪駅を舞台に制作したオリジナルイラストを公開。「水星の魔女」では、キャラクターのスレッタ・マーキュリーとミオリネ・レンブランが同新幹線のパーサー制服を着て登場する。

スペシャルラジオ

同新幹線車内限定のスペシャルラジオでは、乗車中に専用ウェブサイトにアクセスすると、キャストたちによるトークを聴くことができる。内容は各作品の実施期間に、東京―名古屋間、名古屋―新大阪間の各区間でそれぞれ1種類ずつ異なり、全期間で計6種類。

スペシャルラジオを聴くと、最大三つの特典を用意。アニメイト梅田(大阪市北区)、同名古屋(名古屋市中村区)で、オリジナルイラストを使用したクリアファイルがもらえるほか、新大阪、名古屋駅で専用サイトにアクセスして位置情報を取得すると、異なるデザインの限定スマートフォン壁紙をプレゼントする。

また、2作品以上のラジオを聴くと、3作品のオリジナルイラストが集結したデザインのスペシャルノベルティーを第3弾期間中にアニメイト梅田で進呈する。

コラボグッズ

コラボグッズもアニメイト梅田、名古屋で販売。限定のオリジナルイラストやミニキャラがデザインされている。梅田限定でオリジナルイラストのキャラクターパネルが店内に登場。店内で専用サイトにアクセスして位置情報を取得すると、オリジナルボイスを聴くことができる。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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