2026.05.01鉄道JR四国 3600系 6月27日から営業運転開始 など 【今週の交通新聞より】

2026年4月27日~5月1日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!
交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。
【今週注目のニュースはこちら】
・JR西日本ヴィアイン ヴィアイン新大阪ウエストに「500系新幹線ルーム」
・JR釧路支社 「くしろ湿原ノロッコ号」運転開始 2代目車両は今期限りで終了
・JR東海MARKET 新陽社、渡辺車輌工業が鉄道グッズ新商品
・JR四国 3600系 6月27日から営業運転開始
4月27日 月曜日
JR西日本ヴィアイン ヴィアイン新大阪ウエストに「500系新幹線ルーム」
5月1日から
JR西日本ヴィアインは5月1日、ヴィアイン新大阪ウエストに「500系新幹線ルーム」を開設する。2027年に引退予定の500系新幹線の世界観を体感できる客室で、昨年登場したヴィアイン岡山「273系やくもルーム」に続く鉄道コンセプトルーム第2弾となる。対象はツイン2室。
開発にはJR西日本グループ各社が協力し、長年親しまれてきた500系への感謝と、今後もその魅力を身近に感じてもらいたいという思いを込めた。
室内には実際に使用されていた座席や背面テーブル、先頭車両の荷物置きをモチーフにしたテーブルを配置。標記類やステッカー、車窓風景も忠実に再現し、天井形状や蛍光灯カバーにもこだわることで、車内さながらの没入感を演出している。
ベッドにはオリジナルデザインのクッションとフットスローを採用し、壁面には歴代ポスターやパンフレットの複製を掲示。さらに外の廊下の壁面にも500系のデザインを取り入れ、客室へ向かう段階から気分を高める仕掛けとした。
宿泊予約はホテル公式ウェブサイトで受け付けており、料金は1室2人利用で1人6000円から。
4月28日 火曜日
JR釧路支社 「くしろ湿原ノロッコ号」運転開始 2代目車両は今期限りで終了
JR北海道釧路支社は25日、釧網線観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」(釧路―塘路間)の今年の運転をスタートした。釧路湿原をゆっくりと走行し、鉄路でしか見られない景色や動物たちの姿を楽しめる列車で、1989年から運転。現在の緑色のDE10形ディーゼル機関車と客車は98年に登場したが、老朽化などで今シーズンでの運用終了が決まっている。
運転日は5月6日までと、5月23日~6月14日、6月18日~9月6日、9月10日~10月4日の計141日間。1日1往復を基本に、7月中旬から9月中旬にかけては2往復とする。期間中、運転区間の異なる「ノロッコ川湯温泉号」(釧路―川湯温泉間)、塘路発の列車が釧路湿原駅で1時間停車する「よくばりノロッコ号」、日没時間帯の「夕陽ノロッコ号」などのバリエーションもある。
初日の25日は釧路駅2番・3番線ホームで出発式が行われ、鬼頭知彰JR北海道釧路支社長、金山宜史釧路駅長、寺田宏北海道釧路総合振興局長、鶴間秀典釧路市長、鈴木貴子衆議院議員のほか、沿線自治体、地元観光協会の代表らが出席。
鬼頭支社長は「今の車両を作る時に苗穂工場で車両改造・設計を担当しており、嵯峨野観光鉄道のトロッコ車両を視察して仕様を決めた。設計に携わった車両が長く愛される列車となり感慨深い。最後まで安全にトラブルのない運転に努めるので、ぜひ乗車して釧路湿原の景色を楽しんでほしい」とあいさつ。
続いて、テープ代わりに特産の長コンブを使った恒例の「コンブカット」を実施。金山駅長が出発合図を行い、沿線出席者らが横断幕を掲げて発車を見送った。
4月30月 木曜日
JR東海MARKET 新陽社、渡辺車輌工業が鉄道グッズ新商品
JR東海が運営するECサイト「JR東海MARKET」内の直営ショップ「JR東海鉄道倶楽部」と、3月にオープンしたアクリル製鉄道模型ショップ「acphoto」に、鉄道ファンの心をくすぐる新商品が加わった。
鉄道倶楽部では、旅客案内設備を数多く手がけてきた新陽社がJR東海の監修の下に製作した「駅名標」と「反転フラップ式表示器」のミニチュアグッズが登場。駅名標は、実物の盤面の一部と同じ製法・部材を採用し、裏面にはマグネットシートを装備。縦100㍉×横250㍉×厚さ3㍉で、静岡、御厨、名古屋、多治見、中井侍、鼎の6駅をラインアップした。価格は各8800円。
反転フラップ式表示器は、新陽社がかつて東海道新幹線の駅に設置されていた実機を製造していたことから、その〝パタパタ〟と動く機構を忠実に再現。縦23㍉×横105㍉×厚さ23㍉で、単体表示タイプと、列車名・行き先・編成両数の3表示タイプをそろえる。価格はいずれも5万5000円。
一方、京阪電気鉄道の車両清掃事業を担う渡辺車輌工業が運営する「acphoto」では、看板商品のアクリル製鉄道模型「3Dアクデン」に新幹線N700Sが追加。厚さ3㍉のアクリル板にCGデザインを印刷した立体模型で、組み立てるとアクリルケースに模型を収めたような奥行きのある仕上がりが特徴だ。先頭車と中間車を用意し、各2860円。
- ※新陽社、渡辺車輌工業提供
5月1日 金曜日
JR四国 3600系 6月27日から営業運転開始
JR四国の四之宮和幸社長は4月28日の定例会見で、同社初のハイブリッド式ローカル車両「3600系」量産先行車(2両編成2本、計4両)の営業運転開始日を6月27日と発表した。初列車は牟岐線徳島発14時30分の阿南行き。当面の間、同線徳島―阿南間、高徳線同―板野間、徳島線同―阿波池田間の計6本の列車に投入する。同日には試乗会も開催し、抽選で50組100人を招待する。
3600系は、ディーゼルエンジンで発電した電力とブレーキ時などにためた電力を組み合わせてモーターを駆動させるハイブリッド式。
ステンレス鋼製車体による軽量化、発電エンジンの高性能化などで環境負荷を軽減し、キハ40・47形比2割以上の燃費向上を目指す。また、気動車特有の複雑な機械部品、回転部品がないことや、最新の電車と同様の機器類の採用で、メンテナンス性の向上やコスト削減に寄与する。
車内は、温かい木目調の床面、布目地入りホワイトの壁面を基調に、心地よく洗練された空間を提供。座席は、高松方車両の一部に固定クロスシートを配置したほかはロングシート。ドア上には同社初の液晶式ディスプレーを設け、利用者に分かりやすい情報提供を行う。導入車両数は、量産先行車と量産車を合わせ、2030年度までに35編成70両。
徳島地区での運転開始は、徳島を拠点に路線環境の異なる3方面に走らせることで、今後の増備に向けた知見を得るのが狙い。
試乗会は、徳島駅10時ごろ集合、12時ごろ解散、乗車時間約1時間30分。応募は特設ウェブサイトで今月20日まで受け付け中。
会見で四之宮社長は「普通列車なので通勤通学などの日常利用が中心になると思うが、プライベートでも乗車して徳島を巡っていただきたい」と述べた。
- ※JR四国提供
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