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2025.05.02鉄道JR東海 なにわ男子・大西流星さんとタイアップ 新幹線、リニア・鉄道館へ「りゅちぇ旅」 など 【今週の交通新聞より】

2025年4月28日~5月2日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東海 なにわ男子・大西流星さんとタイアップ 新幹線、リニア・鉄道館へ「りゅちぇ旅」
・JR八王子支社 五日市線100周年式典、出発式
・JR北海道 「くしろ湿原ノロッコ号」今年の運転開始
・京都鉄道博物館 JR西日本「201系電車」 16日から特別展示

4月28日 月曜日

JR東海 なにわ男子・大西流星さんとタイアップ 新幹線、リニア・鉄道館へ「りゅちぇ旅」


交通新聞 大西さんと新幹線車両のキャンペーンビジュアルのイメージ

JR東海は23日から、東海道新幹線とアイドルグループ「なにわ男子」の大西流星さんのタイアップキャンペーン「大西流星×東海道新幹線 りゅちぇ旅 #リニア・鉄道館」を展開している。7月21日まで。

限定ボイス・映像

同新幹線の乗車中にキャンペーンウェブサイト「りゅちぇ旅」にアクセスすると、大西さんの限定ボイスとムービーが楽しめる。ムービーでは大西さんがリニア・鉄道館(名古屋市)でさまざまな体験をしている様子、ボイスでは同新幹線の魅力や思い 出を語る様子を収録。それぞれ第3弾まで順次配信する。ボイスとムービーを視聴して同館や新大阪駅の新大阪観光案内所に行くと、オリジナルステッカーを進呈する。

体験パネル設置

同館では、大西さんの等身大パネルを設置するほか、鉄道ジオラマにはウエルカムボードや大西さんのミニパネルが登場。大西さんが体験した館内スポットには体験パネルも設置する。

ARフォトフレーム

さらに、同新幹線各駅や同館で会員登録して位置情報を取得すると、限定オリジナルAR(拡張現実)フォトフレームをプレゼント。シャッター音に大西さんの限定ボイスを使用し、旅の思い出の写真が撮影できる。


4月30日 水曜日

JR八王子支社 五日市線100周年式典、出発式


交通新聞

JR東日本八王子支社は26日、五日市線の開業100周年を記念して、同線武蔵五日市駅前で式典、同駅1番線ホームで記念ヘッドマークを掲出したラッピング列車の出発式を開催した。拝島営業統括センターの社員が中心となって準備し、イベントも併催。出席者はこれまでの100年を振り返るとともに、新たな100年に向けて思いを新たにした。

ラッピング列車出発式も

五日市線は1925年4月21日に、当時の五日市鉄道が拝島―五日市間(現・武蔵五日市)を開業し、国有化や電化などの変遷を経てきた。終点の武蔵五日市駅は、東京都あきる野市の土地区画整理事業の一環として96年7月に高架化。2016年3月には「雄大な自然と渓谷の街の拠点駅」をコンセプトに、地元多摩産の木材を使った温かみのある空間にリニューアルしている。

武蔵五日市駅前新施設(フレア五日市)で行われた式典には、JR東日本の氏森毅執行役員・八王子支社長・同支社鉄道事業部長、向井照雄同支社拝島営業統括センター所長・拝島駅長、来賓の中嶋博幸あきる野市長をはじめ沿線5自治体の首長らが出席。

氏森支社長は「100周年に合わせた多彩なイベントのきょうがキックオフ。キャッチフレーズの『いつかいちどは来てほしい。ほんとはいつも来てほしい。』のように、多くの人の来訪を期待するとともに、このエリアの魅力を再発見してますます好きになってもらえれば」とあいさつした。

ラッピング列車は21日から、沿線5自治体のキャラクターを貼り付け、同線と青梅線立川―奥多摩間を運行。26日から100周年ヘッドマークを掲出した。出発式では、12時2分発拝島行きの同列車に、氏森支社長、向井所長、沿線首長らが出発合図を送った。

このほか、同駅前には地域で活躍するパトカーや白バイ、山岳救助車両、EV(電気自動車)バスといった〝はたらく乗り物〟が大集合。同支社ではミニ新幹線を走らせ、家族連れらが楽しんでいた。


5月1日 木曜日

JR北海道 「くしろ湿原ノロッコ号」今年の運転開始


交通新聞

JR北海道は4月26日、釧網線観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」(釧路―塘路間)の今年の運転をスタートした。DE10形ディーゼル機関車が展望客車3両を含む客車4両をけん引・推進。雄大な釧路湿原の中をゆっくりと走行し、鉄路でしか見られない景色を楽しめる。今年から全車両が指定席となった。

全車両指定席に

運転日は今月6日までと、5月24日~6月15日、6月19日~9月7日、9月11日~10月5日の計140日間。1日1往復を基本に、7月中旬から9月中旬にかけては2往復となる。運転区間の異なる「ノロッコ川湯温泉号」(釧路―川湯温泉間)、塘路発の列車が釧路湿原駅で1時間停車する「よくばりノロッコ号」、日没時間帯の「夕陽ノロッコ号」もある。

初日は釧路駅2番・3番線ホームで出発式が行われ、戸川達雄執行役員・釧路支社長、五十嵐直人駅長、来賓の寺田宏北海道釧路総合振興局長、鶴間秀典釧路市長はじめ沿線首長ら関係者が出席。恒例の「コンブカット」や記念撮影などを行い、今年のスタートを祝った。

列車は釧路湿原の東端をゆっくりと走り、乗客は車窓からの湿原や、鉄路近くを蛇行する釧路川、エゾシカの群れの姿などを楽しんだ。塘路駅では地元標茶町のマスコットキャラクターらが出迎えた。

戸川支社長は「毎年多くのお客さまにご乗車いただき、釧路湿原を身近に感じてもらえる列車として好評を得ている。湿原に手が届くようなところを走っているので、大きな窓から見て、そして窓を開けて楽しんでほしい」と話した。


5月2日 金曜日

京都鉄道博物館 JR西日本「201系電車」 16日から特別展示


交通新聞

京都市の京都鉄道博物館は16日から、JR西日本の201系電車(4両編成)を本館1階「車両のしくみ/車両工場」エリアで特別展示する。JR西日本の営業路線とつながった引き込み線を活用した取り組み。展示は22日まで。

通勤電車で3月まで活躍

201系電車は今年3月のダイヤ改正で運用離脱した通勤電車。国鉄初代電機子チョッパ制御通勤電車として導入され、長年にわたり活躍してきた。展示期間中は車内や運転台の公開、検修社員による解説ツアー(17、18日)、お別れセレモニー(22日)など関連イベントも多数開催される。一部有料。

特別展示を記念して、16日は同館ミュージアムショップでは、201系電車のアクリルキーホルダー(900円)やA4クリアファイル(400円)を各1500個限定で販売する。購入は1人2個まで。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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