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2025.06.27鉄道JR九州 往年の塗色で地域盛り上げへ 筑肥線103系で復刻カラー 第2編成 など 【今週の交通新聞より】

2025年6月23日~6月27日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR四国 KATOと「Nゲージ鉄道模型まつりin高松」開催
・JR大宮支社 「涼感!那須・塩原」観光プロモーション
・JR西日本・ジェイアール西日本商事 ONE PIECE新幹線 夏の大冒険!!キャンペーン
・JR東日本 櫻坂46、乃木坂46とタイアップキャンペーン
・JR九州 往年の塗色で地域盛り上げへ 筑肥線103系で復刻カラー 第2編成

6月23日 月曜日

JR四国 KATOと「Nゲージ鉄道模型まつりin高松」開催


交通新聞

鉄道模型の世界へようこそ――。JR四国と鉄道模型メーカーのカトーは14、15日、高松駅ビル「高松オルネ」北館4階オルネパーク、オルネアートギャラリーで、共同イベント「JR四国×KATO Nゲージ鉄道模型まつりin高松」を初開催した。大レイアウトでのNゲージ走行展示、ミニ列車乗車体験、ステージイベントなど多彩なメニューで、2日間合計約3200人の来場者が楽しんだ。

会場では、全国の人気車両が走行する大レイアウトや、JR四国8000系特急電車(7月下旬発売予定)を含むカトーの新製品・試作品、JR四国鉄道模型クラブによる作品や、鉄道写真、模型写真などを展示。ミニジオラマ製作のワークショップ、ミニ列車乗車体験、ホビーセンターカトー東京の出張販売、JR四国グループの四国キヨスクによる鉄道部品やグッズ販売なども行われた。


交通新聞

[[長戸本部長らトークショー]] ステージイベントは各日、長戸正二JR四国専務・鉄道事業本部長と清水久司カトー執行役員・新規事業推進部部長によるトークショーをはじめ、JR四国鉄道模型クラブによるエピソードトーク、第16回全国高等学校鉄道模型コンテスト参加高校生によるプレゼンなどを実施。

このうち15日のトークショーで、長戸本部長は幼少期からの鉄道との関係や、パターンダイヤ導入、予讃線松山駅付近高架化、台湾との関係強化といった近年の同社の施策などを紹介し、「私どもは鉄道が好きな人を歓迎する。ぜひ一緒にやっていきたい」と呼びかけた。


6月24日 火曜日

JR大宮支社 「涼感!那須・塩原」観光プロモーション


交通新聞

自然・グルメ・アクティビティーで

JR東日本大宮支社は7月1日から、「涼感!那須・塩原」をキャッチコピーとした観光プロモーションを展開する。〝涼〟をテーマに、自然、グルメ、アクティビティーなどの魅力を体感できる多彩な企画を地域と連携して用意し、栃木県那須・塩原エリアでの夏の楽しみ方を提案する。9月30日まで。

同社では昨年8月の実際の気温を基に、涼を感じられる避暑地を選定し、「避暑旅」としてプロモーションを展開している。同月の最高気温の平均を見ると、東京の32・8度に対し、那須塩原は26・6度。茶臼岳などの那須連山の「山々」、山々などから流れ落ちる数々の「滝」、那須連山に源を発する那珂川から流れる「水」など、「涼しさ」を体感できる数々の要素を持つ。

首都圏での宣伝展開は、同エリアの魅力を表現したポスターやパンフレットを作成するほか、駅型イマーシブメディア空間「新宿BBB(スリービー)」「新宿ウォール456」「AKIBA WARP」を活用して情報を発信。各線区のトレインチャンネルでも7月下旬に映像を放映する。

地域・観光型MaaS(マース)「NASU―Ways~MaaS for NASU Trip~」では、那須渓流パークのアクティビティーチケット、塩原温泉観光協会のまちめぐりツアー利用券の観光電子チケットを新規に設定。プレゼントキャンペーンなども行う。

地域との連携企画は、那須 塩原市観光局が那須塩原駅を発着する日帰りバスツアーを催行。那須平成の森ではカフェ巡り(7月13日)や、夏休みの自由研究を応援する生き物の標本公開(8月1、8、12、15、22日)などの特 別企画を実施。新宿駅では同エリアで作られるチーズなどの魅力を発信するマルシェを7月16~18日に開催する。

JR東日本びゅうツーリズム&セールス(VTS)でも「避暑旅」プランを設定している。


6月25日 水曜日

JR西日本・ジェイアール西日本商事 ONE PIECE新幹線 夏の大冒険!!キャンペーン


交通新聞

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Ⓒ尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

Ⓒ尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

第3編成「ルフィ号」に合わせ

JR西日本とジェイアール西日本商事は、山陽新幹線新大阪―博多間の主に「こだま」として走る「ONE PIECE新幹線」の第3編成「モンキー・D・ルフィ号」が7月2日にデビューするのに合わせて、「ONE PIECE新幹線 夏の大冒険‼キャンペーン」を展開する。さまざまな企画を通じて、ワンピース新幹線ならではの魅力を感じてもらうとともに、夏の素敵な思い出をつくってもらう。

全編成そろう

7~9月、19駅に特別ゾーン

ワンピース新幹線は、大阪・関西万博と合わせて西日本各地への〝プラスワントリップ〟を促す取り組みの一環で、700系8両の内外装に人気アニメ「ONE PIECE」のキャラクターなどをあしらい、4月に第1編成「せとうちブルー号」、5月に「トニートニー・チョッパー号」がデビュー。今回で全3編成が勢ぞろいする。

キャンペーンの主な企画として、山陽新幹線全19駅をワンピース各篇の舞台になぞらえ、その駅でしか見ることができないスポットとする「ONE PIECE新幹線スペシャルゾーン」が登場。駅ごとに異なるオリジナルアートや沿線観光地と物語を結びつける演出で「偉大なる線路(グランドレイル)」を盛り上げる。スペシャルゾーンは7月下旬から順次展開予定。

JR西日本公式「X」(旧ツイッター)アカウントを活用し、「ONE PIECE新幹線を探せ!投稿キャンペーン」も実施。9月30日までの期間、指定ハッシュタグを付けてワンピース新幹線の写真を投稿した人の中から、抽選で100人に同社グループ共通ポイント「WESTERポイント」1万ポイントを進呈する。

また、同社の移動生活ナビアプリ「WESTER」で、デジタルスタンプラリー「乗り出せ!偉大なる線路RALLY」を展開。同新幹線コースと駅・観光地コースの2種類を用意し、チャレンジ達成者には抽選でオリジナルグッズが当たる。9月30日まで。

グッズ第2弾

8月初旬からは、第3編成デビューを記念してオリジナルグッズ第2弾を発売開始。各編成をモチーフにしたデザインの「クリアファイル」(440円)、「フライトタグ」(880円)、「PUタグ」(1100円)、「ダイカットシール6枚セット」(990円)、「ラバーキーホルダー」(770円)などが新たに登場する。

販売はJR西日本エリアの一部駅ナカ店舗のほか、同社公式産直オンラインショップ「DISCOVER WEST mall」、ジェイアール西日本商事通販ウェブサイト「トレインボックス」など。

さらに、オリジナルアニメシーンによるスペシャルムービー「冒険のはじまり篇」も今夏に展開予定。各企画の詳細は、特設ウェブサイトで順次公開する。


6月26日 木曜日

JR東日本 櫻坂46、乃木坂46とタイアップキャンペーン


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ラリーや車内で 音声コンテンツ

JR東日本は、人気アイドルグループ・櫻坂46の「5th TOUR 2025 “Addiction”」東京公演(7月24~26日)と、乃木坂46の「真夏の全国ツアー2025」宮城公演(8月2、3日)に合わせて、各グループとタイアップしたキャンペーンを実施する。同社グループの中長期ビジネス成長戦略「Beyond the Border」で掲げる、多様化する趣味嗜好(しこう)のコンテンツを軸とした都市と地方の流動活性化につなげる。

●櫻坂46 東京公演

櫻坂46とのキャンペーンは「THE SAKURAZAKA46 TOWN produced by JR東日本」と銘打ち、今月28日から7月27日まで、デジタルスタンプラリーをはじめ新幹線車内限定音声コンテンツ、買い物キャンペーンなどを展開する。

ラリーは期間中、対象25駅と公演会場の東京ドーム2カ所の計27カ所で、指定位置に掲出されたポスターの2次元バーコードを読み取ると、オリジナルデザインスタンプを取得できる。東京ドームは公演開催日のみ。

対象駅は、新宿、秋葉原、水道橋、吉祥寺、高円寺、錦糸町、千葉、横浜、大宮、高崎、新潟、長野など。5カ所のスタンプを集めるごとにオリジナルデザインポストカード(全5種)を1枚印刷できるプリント番号がもらえ、さらに条件達成でポスターやメンバー直筆サイン入りアクリルスタンドが抽選で当たる。

上越新幹線、北陸新幹線(長野まで)の下り列車では、音声AR(拡張現実)アプリ「Locatone(ロケトーン)」を使用して、途中駅に近づくと自動的にメンバーの限定音声コンテンツを聴くことができる。

買い物キャンペーンは、高崎、新潟、長野の対象店舗でJRE POINTウェブサイトに登録のモバイルSuicaで買い物をすると、メンバーをデザインしたモバイルSuica着せ替え限定カードフェイスが当たる。また、ラリーを実施している新宿、秋葉原、水道橋、高崎、新潟、長野の6駅では、メンバーによる特別なアナウンスも放送する。


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●乃木坂46 宮城公演

乃木坂46とのキャンペーンでは7月22日から、東北新幹線車内放送やモバイルスタンプラリーなどを展開。車内放送は、同日~8月4日に運転する東京・仙台発着の「やまびこ」車内で、グループメンバーによるアナウンス(事前収録の音源)が楽しめる。

担当するのは、下りの東京―大宮間が井上和さん、新白河―福島間が梅澤美波さん、上りの新白河-宇都宮間が菅原咲月さんら計12人。特設サイトではアナウンス収録時の様子を動画で公開予定。また同新幹線の乗客が「ロケトーン」で、メンバー12人による観光情報特別ボイスを聴くことができる。8月4日まで。

一方、モバイルスタンプラリーは、宮城・仙台の魅力を紹介する動画シリーズ「乃木坂46 久保史緒里の宮城・仙台 旅しおり」と連動したコンテンツで、参加者は久保さんの限定ボイスを現地で聴ける。仙台、大河原、白石、女川など9駅のうちの3カ所を回るごとに、エスパル仙台地下1階のスイーツ店「ずんだ茶寮」の対象商品引換券ももらえる。同8日まで。


6月27日 金曜日

JR九州 往年の塗色で地域盛り上げへ 筑肥線103系で復刻カラー 第2編成


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往年の車体カラーで沿線を盛り上げようと、JR九州は23日から筑肥線筑前前原―唐津線西唐津間で、103系復刻カラーの第2編成3両を運転している。スカイブルー(青22号)を基本色にクリーム1号の帯を採用した、会社発足当時の塗色をリバイバルした。

車体の塗装時期に合わせ、色味は社員アンケートで選定。2023年8月に登場した第1編成と似た意匠だが、前回の白の「JNR」マークに対し、今回は赤の「JR」マークを採用した。同区間を走る103系全5編成のうち2編成が復刻色となり、1日4編成を基本運用する上で毎日最低1編成は復刻色が走り、ファンを引き付ける要素が整った。

運転開始に先立ち、21日には唐津車両センターで復刻色2編成がそろってセレモニーが開かれ、阿部俊浩佐賀鉄道事業部長、野見山陽三同センター長、佐賀県唐津市の脇山行人副市長など関係者が出席。阿部部長が「車両基地のある唐津市と連携し、これまで以上に地域に元気を発信していきたい」とあいさつした後、車両の前で出席者がテープカットした。

また、この日は事前募集した復刻色の撮影会も行われ、参加者は熱心にカメラに収めていた。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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