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2025.09.12鉄道JR東日本 日向坂46宮城公演とタイアップキャンペーン など 【今週の交通新聞より】

2025年9月8日~9月12日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR四国  「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」 「e5489」から予約開始
・JR東日本  日向坂46宮城公演とタイアップキャンペーン
・JR西日本  ミャクミャク・イコちゃん コラボつり革発売限定グッズは2種類
・JR東海  リニア・鉄道館 ハロウィン装飾や特別イベント
・JR北海道・JR東日本 10月からツガルカイセン第7弾 青函海鮮オールスター決戦

9月8日 月曜日

JR四国 「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」 「e5489」から予約開始


交通新聞

座席配置を一部変更 全席1人利用が可能

JR四国は、土讃線の観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」(高知―窪川間)について、10月4日利用分からJR西日本のインターネット予約「e5489」での座席予約を開始した。今月中旬以降、e5489で簡単に予約できる専用ウェブサイトも公開。予約開始に伴い1号車「KUROFUNE」の座席配置を変更し、ボックス席を廃止して新たに「高知家の団らんシート」を設け、全席1人から利用できるようにした。

列車は2両編成で、定員は1号車28人、2号車「SORAFUNE」19人。1号車先頭寄りの16席については、中央のテーブル(計4卓)を囲んでいたボックス席を窓向きの座席に変更。これまで窓向きだった車端寄りの12席は、車両中央長手方向に配置したテーブルの両側に並んで座るスタイルとし、「高知家の団らんシート」とする。

従来のボックス席は3~4人でしか利用できなかったが、今後は同シートを含めて2両の全席が1人から利用できるようになる。

e5489で予約できる区間は高知―土佐久礼・窪川間。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の運転は対象外。食事の予約はできない。

団らんシートは、見ず知らずの人が同じテーブルを囲んで飲食を楽しむ高知市内の「ひろめ市場」をイメージしたもので、同社では「一人でもグループでもご利用いただける『高知家の団らんシート』で〝高知らしさ〟を体験しながら旅を楽しんでいただければ」と話す。


9月9日 火曜日

JR東日本 日向坂46宮城公演とタイアップキャンペーン


交通新聞

新幹線車内コンテンツ 県内5駅舞台にラリー

JR東日本は11日から30日まで、人気アイドルグループ・日向坂46のアリーナツアー2025「MONSTER GROOVE」宮城公演(20、21日)とタイアップしたキャンペーンを開催する。宮城県内の5駅を舞台にしたデジタルスタンプラリーをはじめ、東北新幹線車内限定の音声コンテンツ、買い物キャンペーンなどを展開し、コンサートを盛り上げる。

キャンペーンは、多様化する趣味・嗜好(しこう)からつながる〝コンテンツ軸〟で、都市と地方の流動の活性化を目指す取り組みの一環。タイトルは「日向坂46 ARENA TOUR 2025『MONSTER GROOVE』宮城公演TRAINキャンペーン」。

スタンプラリーは、仙台、長町、多賀城、本塩釜、利府駅に掲出された2次元コードをスマートフォンで読み取り、5カ所全て集めると、オリジナルデザインポストカード(全1種)を1枚印刷できるプリント番号がもらえる。さらにメンバーのサイン入りポスター(全29種)のうち1枚を抽選で29人にプレゼント。申し込み時に希望のメンバーを選択できる。

期間中、スタンプラリーのログイン後に表示されるバナーから遷移するJRE POINTウェブサイトでエントリーすると、抽選で1000人にJRE POINT500ポイント(期間限定ポイント)を進呈する企画も行う。

車内音声コンテンツは、東北新幹線の那須塩原―仙台間を通過する列車内で音声AR(拡張現実)アプリ「Locatone(ロケトーン)」の利用により、メンバーの限定音声コンテンツを提供。音声は5区間に分かれて、那須塩原―新白河間(蔵盛妃那乃さんと坂井新奈さん)など区間ごとに異なるメンバーのトークが楽しめる。

買い物キャンペーンは、JRE POINTウェブサイトに登録したモバイルSuicaで5回買い物をすると、メンバーをデザインしたモバイルSuica着せ替え限定カードフェイスがもらえる。参加者数が3万人を超えた場合は抽選となる。

このほか、仙台駅構内ではメンバーによる特別アナウンス(事前収録)を放送。同駅「tekute せんだい」、同駅ビル「エスパル仙台」には15~30日、メンバー10人の特別ソロパネルが設置される。

東京公演でも

また、JR東日本では同ツアー東京公演(11月19~21日)に合わせたタイアップ企画も予定している。


9月10日 水曜日

JR西日本 ミャクミャク・イコちゃん コラボつり革発売限定グッズは2種類


交通新聞

ラッピング列車に実物設置

JR西日本とジェイアール西日本デイリーサービスネット、ジェイアール西日本商事は、ICOCAのキャラクター「カモノハシのイコちゃん」と大阪・関西万博公式キャラ「ミャクミャク」がコラボした限定デザインのつり革グッズを発売する。大阪環状線やJRゆめ咲線を走行するラッピング列車にも同様のつり革が設置され、万博ムードをさらに盛り上げている。

商品は、イコちゃんとミャクミャクがにこやかに寄り添う様子のデザインパーツが特徴。「ミャクミャク・イコちゃん 大阪・関西万博ラッピング環状線 つり革レプリカ」と「同つり革キーホルダー」の2種類。今月中旬から発売開始予定。

レプリカは、購入者がつり革にデザインパーツを取り付ける仕様で、組み立てる体験も楽しめる。サイズは高さ約51㌢、幅約14㌢。価格は1万8700円。

キーホルダーは、カバンなどに取り付けて楽しめるキュートなサイズ感ながら存在感は抜群のアイテム。価格は1870円。いずれも数量限定、在庫がなくなり次第販売終了する。

レプリカは新大阪、大阪駅構内の「アントレマルシェ」「おみやげ街道」などで取り扱う。キーホルダーは京都、新大阪、大阪、天王寺、三ノ宮などの京阪神エリア駅構内の一部店舗などで発売。このほか、ジェイアール西日本商事の通販サイト「トレインボックス」、JR西日本公式産直オンラインショップ「DISCOVER WEST mall」などでも取り扱う。

また大阪環状線やJRゆめ咲線を走行する万博ラッピング列車(323系1編成)の7号車には、コラボつり革が10月13日まで設置されている。

  • ⓒExpo 2025

9月11日 木曜日

JR東海 リニア・鉄道館 ハロウィン装飾や特別イベント


交通新聞

JR東海のリニア・鉄道館(名古屋市)は今月から11月にかけて、秋のイベントを開催する。ハロウィーンにまつわるイベントのほか、「こどもパスポート」所有者限定の「300X 運転台公開」、音楽コンサートなど、秋の行楽シーズンに合わせて家族で楽しめる企画を多彩に繰り広げる。

特別イベントは6件を用意。今月27、28日には、踏切の仕組みや安全に関する謎解きラリーと、踏切の非常ボタンを押す体験会を実施。ラリーは、ゴールした先着1500人にオリジナルメモ帳を進呈する。

「リ鉄でハロウィン2025」(10月1日~11月3日)では期間中、かぼちゃカラーと呼ばれるクハ111形電車をはじめ、館内をハロウィーン仕様に装飾。ハロウィーンの仮装をした小学生以下の子どもに菓子をプレゼントするほか、イベントの様子を撮影してSNSに投稿した人にノベルティーを進呈する。

10月4日は、ベネッセコーポレーションの協力で、同社の幼児向け教育教材「こどもちゃれんじ」のブランドキャラクター「しまじろう」のショーやクイズを通じて、超電導リニアの仕組みや速さなどを分かりやすく学べるイベントを開催する。

11月8、9日には「こどもパスポート」所有者限定で、普段は公開していない955形新幹線試験電車「300X」の運転台を見学し、座って写真撮影ができる。各日先着200組程度。

このほか、同館の岡部仁館長と、鉄道博物館(さいたま市)の石田亨館長、京都鉄道博物館(京都市)の松岡俊宏館長による「3館長トークショー」(11月24日)、小学生以下の子どもと保護者が対象の「在来線シミュレータ運転教室」(10月5、13、26日、11月23日、有料)を実施する。

音楽イベントでは、今月21日にJR東海音楽クラブのコンサート、10月11日にピアノとバイオリンのデュオ「スギテツ」とサクソフォン四重奏「カズトレインSax Quartet」による演奏会を開く。

「スタッフおすすめガイドツアー」は、館内の見どころを約30分間紹介してくれる。計9日間、全15回。

親子で楽しむワークショップ(有料)は、「超電導リニアの模型をつくって、うかせよう!」(今月13、15日)、「オリジナルバッジをつくろう!」(同14、23日)、「ドクターイエロー(T4)ペーパークラフト製作教室」(10月12日、11月2、3、30日)を企画した。

火曜日休館(祝日の場合は翌日)。


9月12日 金曜日

JR北海道・JR東日本 10月からツガルカイセン第7弾 青函海鮮オールスター決戦


交通新聞

新幹線で戦いの舞台へ 特設ウェブサイト開設や旅行商品設定

JR北海道とJR東日本は10月1日から、津軽海峡を挟む北海道と青森県の新鮮な海産物を題材とした東北・北海道新幹線共同プロモーション第7弾「ツガルカイセン クロニクル~カイセンの記憶~」を展開する。今回はこれまでに登場した海産物によるオールスター決戦形式。インパクト重視のポスター掲出や特設ウェブサイトを通じて青函エリアの魅力を発信するほか、JRと宿泊をセットした旅行商品なども発売する。プロモーション期間は来年3月31日まで。

インパクトあるポスター今回も

「ツガルカイセン」は、両社が2022年夏から不定期で開催し、これまで対決した海鮮(青森・北海道の順)は、第1弾がヒラメ・イカ、第3弾がトゲクリガニ・ホッケ、第4弾がサバ・ブリ、第5弾がホタテ・タコ、第6弾がシャコ・マダラ。第2弾はマグロ同士の対決だった。

第7弾はオールスター決戦とし、PR用のポスターは青森、北海道の海産物群とそれぞれ同新幹線H5系、E5系を組み合わせたデザインの2パターンを制作。期間中、北海道、東北、首都圏などのJR主要駅に掲出する。

12月からの青函観光CP情報も

特設ウェブサイトは現在、過去のプロモーションなどを紹介するティザー公開を行っており、10月1日から本公開を予定。地元料理人や漁師に各食材の魅力などを聞くインタビュー動画、おすすめのグルメ情報、両社が12月から開催する「青森県・函館観光キャンペーン」情報などを掲載していく。

さらに期間中、駅や列車内のデジタルサイネージなどでSF映画風の動画を公開。東京駅グランスタ八重洲「dancyu食堂」でタイアップメニュー提供(12月2~16日)、仙台駅でPRイベント(同13、14日)、「JRE MALL ふるさと納税」とのタイアップなども実施する。

旅行商品は、JR東日本びゅうツーリズム&セールスのウェブ専用個人旅行商品「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」で、10月1日以降の宿泊を対象に「ツガルカイセン限定プラン」(今月18日公開予定)を発売。日帰り商品も用意する。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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