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2025.11.14鉄道JR東日本 モバイルSuica 26年秋からコード決済サービス開始 など 【今週の交通新聞より】

2025年11月10日~11月14日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・嵯峨野観光鉄道 新型トロッコ列車のデザイン決定 27年春導入へ
・JR東日本商事 山手線100周年グッズ4種発売 「クレパス® 」とコラボ
・四国キヨスク 「オリジナルBOX&カード付きポッキー4個セット」発売
・JR東日本 モバイルSuica 26年秋からコード決済サービス開始
・JRセントラルビル JRゲートタワーに今年も巨大クリスマスツリー

11月10日 月曜日

嵯峨野観光鉄道 新型トロッコ列車のデザイン決定 27年春導入へ


交通新聞

「保津峡」や「嵐山」融合

JR西日本グループの嵯峨野観光鉄道は、2027年春に導入予定の新たなトロッコ列車の車両デザインについて発表した。保津峡の渓谷美と旧山陰線のノスタルジックな汽車旅、嵯峨野・嵐山の洗練された「ひなび」風情を融合させた世界観の創出をデザインコンセプトに、嵯峨嵐山・亀岡エリアの沿線の魅力を高め、地域や観光客に喜ばれるサービスの提供を目指す。

同列車はけん引車1両と客車4両からなる5両編成。1~4号車の一般席は柱や窓枠を黒で仕上げ、保津峡の景色への没入感を高める。また、4号車の一部には特別室とし、縁台型の座席を設置し、グループ利用にも対応。天井や側面をガラス張りとした開放的な車内で、四季折々の自然を存分に楽しめる。

ロゴマークやシンボルマークには、従来のエンブレムのデザインを継承しつつ、「紅葉」「桜」「清流」「土木遺産のトンネル」「笹の円環(竹林)」など、沿線の魅力を象徴するモチーフを新たに取り入れる。

安全性・安定性の面では、車体衝突時の安全対策や、モニター装置による異常検知、故障時の乗務員支援などを搭載する。台車部分の構造見直しにより、振動や衝動の緩和・低減を図るほか、座席の左右幅や前後間隔、通路幅を拡大し、居住性を高める。

そのほか、日・英・中・韓の4カ国語対応の液晶車内表示器を設け、インバウンド需要にも対応する。JR西日本テクノスが製作。車両デザインはGKデザイン総研広島(広島市)が監修。現在運行している車両は26年の営業運転をもって引退する。


11月11日 火曜日

JR東日本商事 山手線100周年グッズ4種発売 「クレパス® 」とコラボ


交通新聞

JR東日本商事は、今月1日の山手線環状運転100周年を記念したグッズの第1弾として、販売開始100周年を迎えた「クレパス® 」とのコラボレーション商品「山手線環状運転100周年記念クレパス®」を発売している。第2弾は14日から、同線を走るE235系などをあしらった雑貨3点が登場する。

記念クレパス(12色入り、1760円)は、クレパスおなじみの外箱に山手線の車両や線路をデザイン。中身の巻き紙も同線車両の絵柄で、文具ファンはもちろん、鉄道ファンにもうれしい限定仕様だ。

14日からは雑貨も登場


交通新聞

14日から販売する「ステッカー(山手線)」(495円)は、100年前に同線を走行していたナデ6110形式と現役のE235系をレトロ調に描いたもので、スマートフォンケースなどにもぴったりのサイズ感。

書類の整理に便利な「3ポケットクリアファイル(山手線)」(715円)や同線の全30駅名が入った「硬券マグネット(山手線)」(880円)も、特別感あふれるアイテムとなっている。

いずれも鉄道グッズ店「TRAINIART(トレニアート)」の鉄道博物館店、TOKYO グランスタ店、JRE MALL店で販売。同社が運営する地産品ショップ「のもの」の上野店、秋葉原店、東京店でも取り扱う(硬券マグネットを除く)。

  • CRAY-PAS、クレパスは株式会社サクラクレパスの登録商標です。
  • クレパス® の普通名称は、オイルパステルです。

11月12日 水曜日

四国キヨスク 「オリジナルBOX&カード付きポッキー4個セット」発売


交通新聞

四国キヨスクは11日から、人気菓子「ポッキー」とコラボレーションした「オリジナルBOX&カード付きポッキー4個セット」を駅ナカ限定で発売している。

BOXは、表面に列車と乗務員を大胆にあしらい、裏面には四国の路線図とJR四国を代表する4列車をデザイン。2700系など全4種類のうち1種類(ランダム)の列車カードが付く。

ポッキーはチョコレート、極細、つぶつぶいちご、アーモンドクラッシュの4種類入り。1490円。同社のキヨスク全店(一部除く)のほか、オンラインショップで取り扱う。


11月13日 木曜日

JR東日本 モバイルSuica 26年秋からコード決済サービス開始


交通新聞

チャージ上限額超え可能に

JR東日本の喜㔟陽一社長は11日の定例会見で、SuicaのSF(ストアードフェア)とは別にサーバーで残高を把握する決済システムを構築し、Suicaのチャージ上限額(2万円)を超える買い物ができるコード決済サービスを、来年秋にモバイルSuicaアプリに搭載すると発表した。同社グループ発行のビューカードのひも付けにより、事前チャージなしでの利用も可能になり、「Suica Renaissance」の第2弾として、従来の「少額決済・事前チャージ」という〝当たり前〟を超えてSuicaの進化を図る。

同社グループでは、昨年12月に発表した「Suica Renaissance」により、今後10年間でSuicaの機能を順次グレードアップするとしており、Suicaを「移動と少額決済のデバイス」から「生活のデバイス」へと進化させていく。今回のコード決済サービスは、「ウォークスルー改札」の発表と試行に続く第2弾。

モバイルSuicaでは来秋から、従来のタッチ決済に加え、コード決済画面に切り替えることで、Suicaの上限額を超える買い物(チャージ最大30万円)ができる。ビューカードをひも付ければ、クレジットの利用限度額を上限に事前チャージなしで、コード決済による買い物に利用することも可能になる。

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さらに、バリューの送る・受け取る機能により、家族や友人間などでの受け渡しも利用可能に。クーポン機能や地域・店舗限定のバリュー発行機能も追加されるなど、ユニバーサルな決済ツールとしての進化を目指す。

喜㔟社長は「このシステムを導入することによって、非常に多様なサービスを展開できる。Suicaの利便性を拡張することでお客さまのさまざまな要請に応えていきたい」と述べた。

また、グループ経営ビジョン「勇翔2034」で打ち出した「J―TOD(JR東日本グループならではの鉄道ネットワーク型まちづくり)」に触れ、「アジア圏のまちづくりのビジネスモデルにSuicaを位置づけ、海外でも日本と同じような利便性を享受できるようにしたい」とSuicaの進化に期待を寄せた。


11月14日 金曜日

JRセントラルビル JRゲートタワーに今年も巨大クリスマスツリー


交通新聞

JR名古屋駅直結のJRゲートタワー(ジェイアールセントラルビル運営)に巨大なクリスマスツリーが今年も登場し、12日からイルミネーションの点灯が始まった。来月25日まで。

ゲートタワー1階のイベントスペースに設置したツリーは、名古屋地区最大級の高さ約12㍍を誇り、昨年より約1万球以上多い約4万1200球のLEDが光り輝く。

今年は「扉」をテーマに、名古屋の玄関口、ランドマークとして地域と共に25年間歩んできたJRセントラルタワーズが、人生の節目を見守ってきたことをストーリーとして表現。大型デジタルサイネージ「リニア GATE ビジョン」の映像と連動し、オリジナル楽曲に合わせたライティングショーが繰り広げられ、開業25周年のフィナーレを飾る。

初日の点灯式は、名古屋市内の南山高等学校・中学校女子部の音楽部によるクリスマスソングの合唱でスタート。会場の雰囲気を盛り上げた後、カウントダウンでショーが始まり、音楽と映像に合わせたツリーの光が大勢の観客を照らした。

ツリーの点灯時間は7~23時。約4分間のショーは17時以降、20分間隔で行われる。タワーズプラザレストラン街12階広場でもクリスマス装飾が楽しめる。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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