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2025.11.21鉄道ジェイアール西日本商事など 懐かしの103系電車がキャンディーに! 扇雀飴本舗創業100周年記念コラボ商品発売 など 【今週の交通新聞より】

2025年11月17日~11月21日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・第9回鉄道技術展 26~29日に千葉・幕張メッセで開催、JRグループなどが出展
・JR東日本クロスステーション エキュート秋葉原で「勝利の女神:NIKKE」コラボキャンペーン開催
・ジェイアール西日本商事など 懐かしの103系電車がキャンディーに! 扇雀飴本舗創業100周年記念コラボ商品発売
・JR四国 上野耕平×予土線ファーストコンサート列車
・JR東海・名鉄など 4駅にベビーカーシェアリングサービス導入 貸し出し駅と異なる場所にも返却可能

11月17日 月曜日

第9回鉄道技術展 26~29日に千葉・幕張メッセで開催、JRグループなどが出展


交通新聞

JRグループ7社も後援する、鉄道技術に特化した国内最大規模の総合見本市「第9回鉄道技術展 Mass―Trans Innovation Japan2025」(産経新聞社主催)が26~29日、千葉市の幕張メッセ4~8ホール、国際会議場で開催される。出展者数は前回23年の569社・団体を上回る616社・団体(11日現在)でJRグループ、民鉄各社なども出展。今回は最終日・土曜日にリクルーティング企画も設定するなど従来から1日延ばした4日間の会期とした。

 出展内容は「安全・安心・快適・環境・省エネ」をテーマとした鉄道全般の技術、製品、サービス。JRグループ、民鉄各社をはじめ、関連機器メーカー、電気や土木などの技術で鉄道の輸送を下支えする企業が、実物の展示などを通じて来場者に最新技術を紹介する。

JR関連の主な展示では、JR東日本が「モビリティと生活ソリューションの未来」としてウォークスルー改札体験や没入型遠隔観光体験を紹介。次期東北新幹線車両「E10系」や水素ハイブリッド電車など技術開発の成果も披露する。

初出展のJR東海は「東海道新幹線のさらなる進化」「より安全で便利なサービス」「インフラメンテナンスの高度化・省力化」「鉄道のカーボンニュートラル」「リニアがつくる新たな時代」と題したテーマ別展示を実施。

JR西日本グループでは鉄道の安全運行や保守・保全の高度化、作業の効率化など最新の取り組みをPRする。

JR九州グループでは、AI(人工知能)プロダクトや、次世代太陽電池の社 会実装に向けた取り組みなど、連携各社と共同ブースを構える。

JR四国グループはチケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」のデモ体験、車両洗浄装置の模型などを展示する。

鉄道総研は「トンネル健全度自動判定・要注意箇所投影システム」「列車巡視支援アプリ」など、安全性や生産性の向上に資する商品・実用技術を紹介。

JRシステムは、MARS(旅客販売総合システム、マルス)やマルス端末、イールド管理システムのコンテンツを繰り広げる。


交通新聞


交通新聞

鉄道関連企業も

このほか、交通建設、タツタ電線、司機工、てつでん、大和軌道製造の各社もブースを出展し、製品などを紹介する。

シンポなども開催

期間中はテーマ別プレゼンテーション(当日受け付け、定員制)ほか、特別対談やシンポジウム、セミナー(21日までの事前申し込み、一部満席)が連日開かれる。

このうち26日には「TAKANAWA GATEWAY CITYを起点とした新たな価値創造」と題して深澤祐二JR東日本会長と髙橋誠KDDI会長の特別対談を実施。JR東日本、JR東海、JR西日本、東京地下鉄(東京メトロ)、阪急電鉄、東急電鉄の各代表らが登壇する同日のシンポジウム「鉄道CTOサミット」は満席となり受け付けを終了した。

最終29日の土曜日については平日の来場が難しい関係者向けのビジネスデーと兼ね、鉄道業界に関心ある社会人、学生を対象にしたリクルーティングイベント「鉄道業界探求フェア」とし、マッチングの場を設定する。

会期中は、日本民営鉄道協会、第三セクター鉄道等協議会が企画協力する「地方鉄道応援プロジェクト」で中小鉄道事業者らがグッズ販売や課題を紹介するパネル展示を実施。44社・団体が出展する「第6回橋梁・トンネル技術展」も同時開催する。

開催時間は10~17時(最終日は16時まで)。一般2000円(招待券持参、インターネット事前登録は無料)、学生無料(同事前登録が必要)。


11月18日 火曜日

JR東日本クロスステーション エキュート秋葉原で「勝利の女神:NIKKE」コラボキャンペーン開催


交通新聞

JR東日本クロスステーション(JR―Cross)デベロップメントカンパニーはエキュート秋葉原内のショップ「TOPPA!!!BASE AKIBA」で、スマートフォン向けアプリゲーム「勝利の女神:NIKKE」とのコラボレーションキャンペーンを実施している。12月2日まで。

対象店舗で合計1000円以上の買い物と、同ショップでAR(拡張現実)技術を活用したデジタルフォトブース「WithShot」を利用すると、同ゲームのキャラクターがJR秋葉原駅を訪れたシーンを描いたオリジナルステッカーがもらえる。なくなり次第終了。


11月19日 水曜日

ジェイアール西日本商事など 懐かしの103系電車がキャンディーに! 扇雀飴本舗創業100周年記念コラボ商品発売


交通新聞

ジェイアール西日本商事、ジェイアール西日本デイリーサービスネットは、今年で創業100周年を迎えた扇雀飴本舗(大阪市中央区)とコラボレーションし、JR西日本エリアで長年親しまれてきた通勤電車「103系」をモチーフにした商品「103系関西鉄道CANDY」を販売している。

103系車体カラーを再現したスカイブルー、オレンジ、ウグイスのパッケージの色が異なる3種類を用意。キャンディーは関西らしい「ミックスジュース」の味わいを詰め込んだ。

個包装はきっぷをイメージした全20種類(ランダム)。券面には103系にちなんだ「00.-10.30」、大阪環状線に初登場した年月日の「1969 12:10」を表記し、難読駅名も多数そろえ、遊び心あふれるデザインが特徴。

リアルな駅名標マグネットが各6種類、計18種類あり、このうち1枚がランダムで封入され、開封時のワクワク感も楽しめる。各1100円。

アントレマルシェ大阪、天王寺、新大阪、三ノ宮、姫路、おみやげ街道アルデ新大阪など、京阪神エリアの主要駅構内店舗などで取り扱う。


11月20日 木曜日

JR四国 上野耕平×予土線ファーストコンサート列車


交通新聞

サクソフォンの生演奏を楽しみながらJR予土線の旅へ。同線宇和島―窪川間(往復)で30日、「上野耕平×予土線 ファーストコンサート列車」が運転される。

予土線利用促進対策協議会と四国旅行(愛媛県宇和島市)の共同企画。往路の窪川行き車内で、鉄道好きとして知られるサクソフォン奏者の上野さんと〝女子鉄アナウンサー〟久野知美さんのトークの後、上野さんが生演奏する。

使用車両は元特急用キハ185系3000番代。募集定員100人。旅行代金6500円(往復乗車、特製弁当付き)。申し込みはきょう20日まで四国旅行=電話0895(25)7270=へ。


11月21日 金曜日

JR東海・名鉄など 4駅にベビーカーシェアリングサービス導入 貸し出し駅と異なる場所にも返却可能


交通新聞

JR東海と名古屋鉄道、ベビー用品レンタル・販売のBabydoor(ベビードア、東京都豊島区)は20日から、愛知、岐阜両県の4駅でベビーカーシェアリングサービス「ShareBuggy(シェアバギー)」を開始した。鉄道事業者を中心に構成する交通インフラ分野のイノベーション推進組織「TRIP」の支援。ベビーカーを持参する負担をなくして外出のハードルを下げ、子育て世帯の鉄道利用における困りごとの解決を図る。

同サービスでは、ベビーカー4台を格納できるレンタルポートをJR東海の中央線千種、東海道線尾張一宮、同岐阜、名鉄の犬山線犬山の各駅改札外に設置。利用可能時間は、千種、犬山が24時間、岐阜4時30分―翌0時40分、尾張一宮5時10分―翌0時30分。犬山は1年間の実証実験として利用状況を検証する。

利用方法は、スマートフォン専用アプリをダウンロードして会員登録後、利用するポートを選択。クレジット決済するとポートのボックスが解錠、ベビーカーを取り出すことができる。返却時もアプリで解錠する。貸し出し場所と異なるポートでも返却可能で、ボックスの空き状況はアプリで確認できる。料金は1時間220円。3時間550円、6時間880円の設定で、延長1時間ごとに220円加算。

衛生面の対応として、ポートの抗菌処理を行うほか、定期的にスタッフがベビーカーの除菌・清掃を行うとともに、備え付けの除菌シートなどの簡易清掃キットを利用者が使用できる。

サービス開始前の17日に尾張一宮駅で行われた報道公開には、JR東海事業推進本部の長野光太郎課長代理、名古屋鉄道事業創造部の西川空良シニアアソシエイト、Babydoorの中川阿美社長が出席。

サービス導入について長野氏は「子育てする人の物理的、心理的負担を和らげ、お子さまと一緒に電車で街へ出かける機会を増やしてもらいたい」、西川氏は「子育て世帯の課題は地域で共通しており、鉄道事業者が連携し、このサービスを訴求していきたい」と話した。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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