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2026.05.22鉄道JR西日本 ハローキティ新幹線ラストラン など 【今週の交通新聞より】

2026年5月18日~5月22日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東日本 「GATEWAY Tech TAKANAWA 2026」開催
・JR九州、西日本鉄道など 九州大学箱崎キャンパス跡地再開発事業の安全祈願祭
・JR西日本 ハローキティ新幹線ラストラン
・JR東海など 東海道新幹線で東京ディズニーシー25周年記念特別塗装編成を運行
・JR北海道 札幌駅リニューアル概要を発表 東西コンコース刷新

5月18日 月曜日

JR東日本 「GATEWAY Tech TAKANAWA 2026」開催


交通新聞


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まちびらき1年 活動成果を披露
新たな連携機会を創出

JR東日本は13、14日の2日間、「TAKANAWA GATEWAY CITY」(高輪GWシティ)で、ビジネス創造イベント「GATEWAY Tech TAKANAWA 2026」を開催した。地球益を目指す共創の祭典がコンセプトで、まちびらきから1年間の活動の成果を披露し、新たな連携機会の創出を図った。来場者は約4500人で、初開催の前年から倍増した。

同シティは「100年先の心豊かなくらしのための実験場」を掲げ、「環境」「モビリティ」「ヘルスケア」の3分野を中心に実証実験が進められている。ビジネス創造施設「LiSH」には約150社が参画し、約50件の実証が展開されている。

Gateway Parkでは体験型展示が行われ、注目を集めたのがUWB(超広帯域無線)を活用した「ウォークスルー改札」。スマートフォンをかざすことなく通過できる仕組みで、2日間で約1300人が体験した。同社は既存改札機との併存を検討しており、来年春に広域品川圏5駅で実証実験を予定している。

モビリティ分野では、6人乗り自動運転車両「RoboBus」や、折り畳み式電動バイク「タタメルバイク」の体験を実施。環境分野では、自然由来の土壌保水材や植物内生菌による植物の生育比較、表面温度などから植栽の健康状態を診断する犬型ロボットなどが紹介された。ヘルスケアでは、3Dフードプリンターや空気から水を生成する装置など、先端技術が披露された。

スタートアップ企業や研究者など112者が参加し、展示のほかトークセッションやピッチコンテスト「TAKANAWA PITCH」を実施。グランプリには、廃棄物の可視化を通じ、資源循環型社会の実現に取り組むレコテックが輝いた。

JR東日本は、実証成果の社会実装を見据え、共創パートナーの拡大を図る考えで、「新たなサービス創出につなげたい」としている。


5月19日 火曜日

JR九州、西日本鉄道など 九州大学箱崎キャンパス跡地再開発事業の安全祈願祭


交通新聞

JR九州、西日本鉄道も土地利用事業者として参画する、福岡市東区の九州大学箱崎キャンパス跡地の再開発事業で16日、造成工事の安全祈願祭が現地で行われた。今後は28・5㌶に及ぶ広大な用地の工事に順次着手し、2028年度から36年度にかけて都市機能を段階的に整備する。

2社ほか代表企業の住友商事をはじめ、西部ガス、清水建設、大和ハウス工業、東急不動産、西日本新聞社の計8社の企業グループで推進する事業で、安全祈願には、古宮洋二JR九州社長、林田浩一西日本鉄道社長、本多之仁住友商事常務執行役員・都市総合開発グループCEOら各社代表、石橋達朗九州大学総長、高島宗一郎市長ら関係者約90人が出席した。

神事後、企業グループを代表して本多常務執行役員は「この箱崎プロジェクトは、天神、博多に続く福岡の新しい街づくりの第3極だ。箱崎という街が地域の皆さまにとって末永く愛してもらえる街として発展していけることを祈っている」とあいさつした。

開発では、次世代の通信技術(IOWN)を用いたスマートシティの構築が進められ、イノベーション拠点や商業施設、教育機能施設、医療・福祉機能施設、共同住宅などが段階的に整備される。JR九州では先立つ27年中に、最寄り駅の一つとして新駅「JR貝塚」(鹿児島線千早―箱崎間)の開業を計画している。


5月20日 水曜日

JR西日本 ハローキティ新幹線ラストラン


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JR西日本の500系新幹線「ハローキティ新幹線」が17日を最後に運行を終了した。白のボディーにピンクのリボン柄をあしらった外観で、「地域をつないで結ぶ」をコンセプトに、2018年6月に山陽新幹線新大阪―博多間にデビュー。インバウンド、キティファン、家族連れを中心に幅広い人に親しまれた。

1号車の座席のない「HELLO!PLAZA」スペースでは西日本エリアの魅力を紹介。2号車(自由席)は、枕カバーやロールカーテンなど随所にハローキティがデザインされ、一角にはフォトスポットも設けられていた。

ラストランとなった17日は、山陽新幹線新大阪駅ホームにハローキティ新幹線の最後の姿を見届けようと大勢の人が駆け付けた。岐阜県から来た子ども連れの家族は「3回乗車したことがあり、1回はキティちゃんが車内に来てくれた。運行終了は悲しい」と名残惜しそうだった。

同社の担当者は「ハローキティ新幹線を一目見たいという思いで、西日本エリアに足を運んでくださったお客さまも多かったと思う。これまでのご愛顧に感謝するとともに、今後も沿線地域の魅力や新幹線の旅の良さを発信していきたい」と話した。


5月21月 木曜日

JR東海など 東海道新幹線で東京ディズニーシー25周年記念特別塗装編成を運行


交通新聞 ©Disney

JR東海とオリエンタルランド(千葉県浦安市)は6月19日から、東海道新幹線東京―新大阪間で、東京ディズニーシー(TDS)で開催中のアニバーサリーイベント「東京ディズニーシー25周年〝スパークリング・ジュビリー〟」をテーマにした特別塗装を施す編成「Sparkling Dreams Shinkansen」(N700A1編成16両)を運行する。昨年運行して好評だった「Wonderful Dreams Shinkansen」に続く第2弾。運行は来年3月ごろまでの約9カ月間で、前回の約7カ月間から延ばして長く楽しめるようにした。

9月4日に開園25周年を迎える東京ディズニーシーでは、さまざまな海の魅力から着想を得たテーマカラー「ジュビリーブルー」を基調としたアニバーサリーイベントが開催されており、来年3月31日まで祝賀ムードに包まれている。

特別編成のデザインは、八つのテーマポートを背景に、25周年の特別な衣装に身を包んだミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダック、グーフィー、プルート、チップ、デール、ダッフィー、シェリーメイといったキャラクターたちが華やかに描かれ、祝祭の高揚感を表現。

車両側面のほか、車内はグリーン車の8~10号車と「S Work車両」の7号車を除いて、座席ヘッドカバーとテーブル裏面に貼付するシールに特別デザインをあしらう。車内メロディーも変更し、同イベントのテーマソング「Come Join the Jubilee」を採用する。

運行は、主に「ひかり」「こだま」で1日1~2往復。初日は、上りが「ひかり632号」(名古屋発6時45分、東京着8時42分)、下りが「こだま811号」(東京発8時57分、新大阪着12時51分)で運行を開始する。運行計画は専用ホームページで案内する。

一部の駅では、同イベントを祝うフォトスポットなどが期間限定で登場する。


5月22日 金曜日

JR北海道 札幌駅リニューアル概要を発表 東西コンコース刷新


交通新聞


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JR北海道の綿貫泰之社長は20日の定例会見で、札幌駅のリニューアル計画のうち、東西コンコースやエキナカ商業施設の概要について発表した。高架化から35年以上が経過し設備の老朽化が進んでいることから、北海道新幹線建設工事に合わせて行っているもので、既に駅北側外観の改良やトイレの集約、設備配置の見直しなどに着手。今後、2029年度第1四半期にかけて、東西コンコースのデザインを一新するほか、商業施設を拡大し、冷暖房完備の待合室を新設するなど利便性や快適性を高める。

リニューアルコンセプトは「サツエキ ヒトトキ」。人(ヒト)との出会いや交流、時間(トキ)や歴史を大切にした憩える空間(ヒトトキ)とし、駅周辺の商業施設ともつながりを持たせる。

東西のコンコースのうち、利用の多い西側は北海道大学や北海道庁の赤れんが庁舎に続く通路として、れんがなどを採用して重厚感を持たせ、北海道の歴史や文化を感じられる空間を創出。東側は新幹線駅や今後整備予定の再開発ビルにつながる通路として、未来を感じさせる明るくシャープな雰囲気にする。28年度末完成予定。

商業施設は、駅南側(改札内外)に新たなスペースを確保し約1・5倍(約2000平方㍍)に拡大して約30店舗をそろえる。事業主体はJR北海道フレッシュキヨスクで、27年度末開業を目指す。

コンセプトは「DO 3(ドウサン) STORY」で、同社プライベートブランド「DO3TABLE」の名称にもかけて、北海道(DO)で生まれたヒト・モノ・トキの三つの物語をつむぐ場という意味を込めた。

地元利用も想定し、土産やスイーツ、総菜、飲食などの店舗とコンビニエンスストア、ベーカリーなどを誘致。気軽でクイックに北海道の旬やソウルフードを楽しめるようにする。施設内(改札外)には東西を結ぶ連絡通路も設ける。

同じく27年度末には、みどりの窓口と訪日客向けJRインフォメーションデスク、北海道・札幌市の観光案内所の各窓口を東コンコースに集約し、案内機能を強化する。今年10月ごろには改札内に冷暖房を備えた待合室を新設、改札内外の待合スペースを集約する。

このほか、本年度は東西改札口や券売機の移設を実施。西改札口は工事のため一時移転後、再び現在の改札口の北側に移す。

綿貫社長は「工事期間中はお客さまにご迷惑をおかけするが、全体が一新され明るい駅に生まれ変わる。リニューアル後に期待していただきたい」と話した。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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