トレたび JRグループ協力

2026.06.05鉄道JR東日本 「福島→横浜DCリレー号」運転 など 【今週の交通新聞より】

2026年6月1日~6月5日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東海「推し旅」 「呪術廻戦」コラボ企画第3弾
・JR北海道旭川支社 「富良野・美瑛ノロッコ号」6日から運転
・JR東日本 「福島→横浜DCリレー号」運転
・JR西日本など バーチャル大阪駅と広島駅をリニューアル
・JR九州 無線式列車制御「RKシステム」デモ走行を報道公開

6月1日 月曜日

JR東海「推し旅」 「呪術廻戦」コラボ企画第3弾


交通新聞 Ⓒ芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

JR東海の「推し旅」は、アニメ「呪術廻戦」のテレビ放送開始5周年を記念し、第3弾コラボレーション企画「じゅじゅ探訪 in 名古屋」を実施している。8月3日まで。

東海道新幹線の乗車中に、専用ウェブサイトにアクセスして楽しめるコンテンツでは、キャラクターの虎杖、伏黒、釘崎、五条のオリジナルボイスドラマを配信。5周年を振り返るオリジナルクイズ「じゅじゅ探訪認定試験」は、獲得点数に応じて入手できるオリジナルスマートフォン用壁紙(全4種)とキャラクターボイス(同)を楽しめる。

コンテンツを楽しんだ人には、キャラクターたちがJR東海の制服に身を包んだオリジナルイラストのアクリルキーホルダーを名古屋市内でプレゼントする。このほか、今月中旬ごろには車内限定のスペシャルコンテンツを追加投入する。

名古屋市内で展開するコンテンツでは、指定スポットの施設の解説をキャラクターたちのオリジナルボイスで楽しむデジタルスタンプラリーを実施。コンプリートするとポストカードがもらえる。JR名古屋駅構内の「うまいもん通り」や名古屋城近くの「金シャチ横丁」の一部店舗では、作品をイメージしたコラボフードを販売中。

5周年ビジュアルを大型パネルにした特設フォトスポットは今月23日~7月31日に、同駅に直結するJRセントラルタワーズのタワーズプラザレストラン街12階広場に設置する。

特典のアクリルキーホルダー、ポストカードの引き換えと、オリジナルイラストを使用したコラボグッズの販売は、名古屋パルコ東館PARCO BOXで今月14日まで。同15日~8月3日はキデイランド名古屋パルコ店で実施する。グッズは7月3~16日、東京駅一番街東京キャラクターストリート「One Spot」で出張販売も行う。


6月2日 火曜日

JR北海道旭川支社 「富良野・美瑛ノロッコ号」6日から運転


交通新聞

交通新聞

ラストラン盛り上げ

JR北海道旭川支社は今年も6日から、富良野線で「富良野・美瑛ノロッコ号」の運転を開始する。1998年から運転する同列車は今シーズンが最後となり、駅にラストイヤーのロゴマークを使った横断幕などを掲出。最終日の9月23日までの間を3期に分け、けん引する機関車や、車内で配布する乗車証明書のデザインを変更するなど、ラストランに向けて盛り上げていく。

同列車は、今月6、7日と13日から8月11日までの毎日、同15日から最終運転日までの土曜日・休日に運転。旭川・美瑛―富良野間を1日3往復し、最終日は特別ダイヤで旭川―富良野間を2往復する。8月29、30日は旭川発の1号を「富良野・美瑛まんきつノロッコ号」として通常の10時発から9時14分発に繰り上げ、美瑛、上富良野、中富良野の各駅で20分ずつ停車時間を設けてイベントを行う。

ロゴ使用し駅を装飾

ロゴは、同線沿線の穏やかな雰囲気やノロッコ号のゆったりとした走りを感じさせるデザインで、停車駅に掲出する横断幕やフラッグなどに使用する。

また、同支社では期間全体を3期に分け、けん引する機関車と、車内で配布する乗車証明書、車内設置のスタンプのデザインを変更する。機関車(DE15形)はシーズン1(8月11日まで)とシーズン3(9月19日以降)が緑色、シーズン2(8月15日~9月13日)はラベンダー色のものを使用する。

乗車証明書は、3シーズンそれぞれ異なるデザインを予定。シーズン1の乗車証明書のイラストは、社員がノロッコ号と沿線風景をステンドグラス風に仕上げた。スタンプは既存のものを使用する。シーズン2以降の乗車証明書、スタンプのデザインは検討中。

客車は3両で全車指定席(指定席券1000円)。停車駅では8月23日まで沿線の保育園・幼稚園児の塗り絵の展示も行う。運転初日には出発セレモニーなども実施予定。


6月3日 水曜日

JR東日本 「福島→横浜DCリレー号」運転


交通新聞

交通新聞

E655系「なごみ(和)」使用
縁起物交換で成功を祈願

JR東日本は5月30日、開催中の「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」と来年4~6月に開催する「神奈川・横浜DC」の成功祈願と相互連携を目的に、E655系「なごみ(和)」を使用した団体臨時列車「福島→横浜DCリレー号」を福島―横浜間で運転した。

福島駅ホームでは出発に先立ち、両DCの成功を願う記念品贈呈式を実施。高岡崇執行役員・東北本部長・同本部鉄道事業部長と矢野精一執行役員・横浜支社長・同支社鉄道事業部長が双方の縁起物を交換し、高岡本部長からは白河だるま、矢野支社長からは「福島」と「幸福」の意味を込めた「福」の花文字が贈られた。

列車は佐々木浩二東北本部福島統括センター副長・副所長による出発合図で10時57分に福島を発車。高岡本部長と矢野支社長は郡山まで同乗し、乗客に福島と神奈川の銘菓を振る舞った。車内ではこのほか、オリジナルポストカードの配布や記念撮影、神奈川・横浜をPRする車内放送も行われた。列車は15時48分に横浜に到着し、矢野支社長と横浜統括センターの社員らが出迎えた。


6月4月 木曜日

JR西日本など バーチャル大阪駅と広島駅をリニューアル


交通新聞

「つくる、発信する場所」バージョンアップ

JR西日本とJR西日本コミュニケーションズは5月27日、メタバース空間の「バーチャル大阪駅」と「バーチャル広島駅」をリニューアルし、「つくる、発信する場所」としてのバージョンアップを図った。

リアルの「駅」に備わる社会性や機能性をバーチャル空間上に表現した大阪、広島の「バーチャル・ステーション」は、累計で5000万人を超えるユーザーが来場するなど好評を博している。

大阪駅のリニューアルでは、ワールド全体の周遊性をさらに高め、来訪したタイミングでさまざまな情報をキャッチアップできるよう、空間設計をコンパクトに再構築した。ユーザーに配信をより楽しんでもらえるよう、カフェ、駅売店ブース、ステージ、企業ブースなどを常設している。

また、ワールド内の回遊体験を支えるミニSLギミックは、各ブースの近くを飛行しながらワールド全体を一望できる仕様へと進化。さらにデジタルハンドギミックをアップデートし、ICOCAをはじめとした多様な形状のオブジェクトを実装可能とした。

広島駅は「終電後の、誰も知らない広島駅」がテーマ。リアルに再現された駅構造と、VR(仮想現実)ならではの幻想的な演出が融合し、見たことのない広島駅を体験できる。

具体的には、「誰もいない、しかしどこかほかのユーザーが同じ空間を共有している」列車内からスタート。次いで、ホームの階段を上がると「他者と交差」をキーワードとする非日常空間の在来線コンコースにアクセスし、その奥にはユーザーによる創作作品、バーチャル活動のお披露目や、アイテムの販売・購入などさまざまな形で活用してもらうことを想定した新幹線コンコースにアクセスする。

新しいバーチャル広島駅については、「あらかじめ用意された体験を消費する場所ではなく、ユーザー同士の関係性や活動によって新しい価値が生まれる空間」と位置付けている。両駅のリニューアルを記念した作品募集型企画なども実施している。


6月5日 金曜日

JR九州 無線式列車制御「RKシステム」デモ走行を報道公開


交通新聞

交通新聞

長崎エリアで推進
設備の簡素化、維持費削減へ

JR九州は2日未明、2028年度以降の順次導入を目指して長崎エリアで準備を進める無線式列車制御「RKシステム」について、デモンストレーション走行の様子を長崎線現川―肥前長田間で報道公開した。情報伝送に公衆回線を活用することで専用回線よりも導入・維持費用を抑えつつ、現行の列車制御と同等以上の安全性を保ち、地上設備の大幅なスリム化を実現する新システムの有用性をアピールした。

RKシステムは車上主体の列車制御の仕組みで、地上主体の従来の制御で必要だった信号機や軌道回路、通信ケーブル網が簡素化でき、設備維持費の削減につながる。既存システム「ATS―DK」(連続速度照査式)の在線検知技術、GOA2・5自動運転(ドライバーレス運転)の「安全確認型制御」の知見などを統合して設計し、トンネルや山間部での通信途絶を前提に安全確保技術も確立するなど、導入に向けた安全性・安定性評価をこれまでに完了している。

新制御では列車は走行中に自ら把握した位置情報を中央無線装置に送信し、全列車の位置を統合管理する中央装置が返信する進路進入可否情報などに基づいて速度照査を実施。超過時は自動でブレーキが作動する。運転士は情報が反映される車内信号モニターを頼りに運転を行う。転てつ機、踏切といった地上装置も中央側から公衆回線で受け取る位置情報を基に制御する。

この日、近郊型ディーゼルエレクトリック車両「YC1系」4両編成を用いたデモ列車は現川―肥前長田間を往復し、RKシステムの列車制御は市布―諫早間で行われた。開発パートナーの日本信号の事業所(埼玉県久喜市)を中央として公衆回線で通信し、駅出発時などの車内信号は、同時併用した従来からの地上信号機と比べて遜色ないタイムリーな動作を示した。

通常走行場面に加え、RKシステム区間進入出時や、踏切支障検知時、臨時速度制限設定時など異常時の車内信号の変化も披露。中央装置側における編成長の認識状況、トンネルの通信途絶後を含めた在線位置情報の取得状況なども合わせて、適宜適切に動作するシステムの安定性が確認された。

このほか、駅構内での分割・併合作業や、クルーズトレイン「ななつ星in九州」といった機関車が客車をけん引する列車を想定したシステムの動き、さらに一般の利便性向上が図られるものでは、接近速度の監視で適切な鳴動・遮断タイミングを実現する踏切制御を実演。また、市布駅機器室では、RKシステム導入により設備の簡素化が図られる様子が従前装置との対比で紹介された。

市布―諫早間は単線、複線、分岐などの要素が混在する区間で走行試験に適しているとして、システム環境を先行整備した。同社は今後も本稼働に向けたテストなどを推進。28年度の最初の導入区間は長崎線浦上―喜々津間(長与経由)で、その後は32年度に同線諫早―長崎間、33年度に大村線ハウステンボス~諫早間を計画する。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

さらに外出先や出張先でも読める『交通新聞電子版』も配信中。
記事写真もカラーで掲載。いつでもどこでも読めて、PDFでの閲覧も可能。多彩な検索方法で最新情報から過去記事の検索もできます。

発売日/日刊(土・日・祝日休刊)


詳細・購読のお申込みはこちらから

  • 画像の改変・複製利用等を禁じます
トレたび公式SNS
  • X
  • Facebook
  • Instagram