2021.04.30鉄道JR九州「SL人吉」が試運転 など【今週の交通新聞より】
2021年4月26日~30日の交通新聞から注目のニュースをご紹介!
交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。
【今週注目のニュースはこちら】
・ジェイアール東海フードサービス 「こどもの日ぴよりん」を販売
・JR水戸支社 常磐線特急で福島県・浜通りの鮮魚を荷物輸送
・JR九州 「SL人吉」が試運転 熊本-鳥栖間で
・JR四国が寄贈 明治期の客車「ロ481号」 高知・佐川町に半世紀ぶり〝里帰り〟
- ※4月29日木曜日は祝日のため休刊です
4月26日 月曜日
ジェイアール東海フードサービス 「こどもの日ぴよりん」を販売
ジェイアール東海フードサービスはきょう26日から、JR名古屋駅構内の「カフェ ジャンシアーヌ」「ぴよりんshop」で限定商品「こどもの日ぴよりん」を販売する。
勇ましいかぶと姿で、バナナのジュレ入り名古屋コーチンプリンをチョコババロアで包んだ。子どものお祝いにもぴったり。持ち帰り500円、店内飲食509円。5月5日まで。
5月4、5日は「ちょっと大きいこどもの日ぴよりん」も用意する。通常の約2・5倍サイズで、限定ぴよりんをベースにさらにバナナムースで包んだ。持ち帰り1280円、店内飲食1303円。両日各店100個限定。
4月27日 火曜日
JR水戸支社 常磐線特急で福島県・浜通りの鮮魚を荷物輸送
JR東日本水戸支社は21日、福島県浜通りエリアで水揚げされた〝常磐もの〟の鮮魚を常磐線の特急「ひたち」で首都圏へ運び、販売するサービスのトライアルを実施した。同線特急による荷物輸送は昨年10月、今年3月に続き3回目。
鉄道の速達性や定時性を生かし、地域の食材や地産品を迅速に消費者へ届ける目的。この日は、同県いわき市内の沼之内漁港で朝に揚がり、トラックでいわき駅に届いたヒラメ約8キロとシロメバル約9キロの計6箱を同駅発13時23分の「ひたち16号」5号車の車販準備室に積み込み、品川駅まで輸送した。
15時51分に同駅に到着した鮮魚は各店舗に配送後、同駅のエキナカ商業施設「エキュート品川」内のすし店「築地竹若」で即日販売。また、和食店「ぬる燗佐藤 御殿山茶寮」と、「エキュート品川サウス」の和食ダイニング「品川 ひおき」では翌日から提供され、新鮮な浜通りの味を消費者へ届けた。
4月28日 水曜日
JR九州 「SL人吉」が試運転 熊本-鳥栖間で
5月1日からJR鹿児島線熊本―鳥栖間で運行を始めるJR九州のD&S(観光)列車「SL人吉」が26日、同区間で試運転を行った。
本来運行する肥薩線が豪雨災害で不通のため、同区間を特別に運行。土曜日・休日に熊本発10時50分、鳥栖発15時27分のダイヤで1日1往復する。復路は客車の熊本方に連結したディーゼル機関車がけん引する。
SL58654号機は3月末にオーバーホールを終え、この日が本格的な運転再開。15時すぎに列車が鳥栖駅6番線に到着すると、機関士らがホーム上から車体の状態をチェックした。
予約状況は熊本発を中心に好調。同社熊本支社熊本乗務センターの佐藤和幸機関士は「コロナ禍や豪雨災害など大変な時に、少しでも元気を届けたいという思いを込めて走ります」と話していた。
4月30日 金曜日
JR四国が寄贈 明治期の客車「ロ481号」 高知・佐川町に半世紀ぶり〝里帰り〟
JR四国が今年3月、高知県佐川町に譲渡した明治期の客車「ロ481号」(準鉄道記念物)の一般公開が今月17日から、同町の展示施設「うえまち駅」で始まった。ロ481は高知県最初期の鉄道である高知線(現JR土讃線)で活躍後、同地で保存されていた経緯があり、およそ半世紀ぶりの〝里帰り〟となった。観光を核としたまちづくりを目指す同町の「宝物」として、多くの人の来訪を促す役割が期待されている。
交通新聞
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