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2021.08.10鉄道北海道新幹線の車窓の景色がきれいに見える席は?座席で充電はできる?停車駅やH5系の特徴などを鉄道ジャーナリスト解説

北海道新幹線の疑問に鉄道ジャーナリストがお答えします

「新幹線に乗ろうと思って時刻を調べたはいいけれど、どの列車のどの席を選べばいいか分からない」と迷ってしまうことはありませんか?

全国の新幹線を、車窓を中心に10年以上観察・研究してきた鉄道ジャーナリストの栗原景さんが、知っていると便利なことや、誰かに話したくなる新幹線ならではの車窓の楽しみ方などをご紹介します。

この記事を読むと分かること

  • 使用されている車両、特徴、コンセントの位置
  • 「はやぶさ」「はやて」の違い
  • それぞれの列車の停車駅
  • 座席選びのポイント
  • 車窓の楽しみ方
  • おトクに乗車する方法、予約について
  • 車内販売の有無、最高速度などの基本情報

北海道新幹線ってどんな路線?

北海道新幹線は、津軽海峡を挟んで向かい合う、青森市と函館市及び北斗市とを結ぶ新幹線です。

青函連絡船の時代には3時間50分、在来線時代には約1時間50分かかっていた青函間を、新幹線は最速57分(年末年始とお盆には54分)にまで縮めました。

もっとも、新幹線は新青森駅も新函館北斗駅も、市街地からはかなり離れているため、前後のアクセスも含めると、在来線時代とさほど所要時間は変わっていません。

そのためもあって、北海道新幹線の乗車率はまだまだ高いとは言えませんが、函館山などの車窓風景もよく見え、道南地方を中心とした鉄道旅行や観光には利便性の高い路線です。

北海道新幹線の車両

北海道新幹線の車両は、すべてE5系及びH5系に統一されています。ここでは、E5系のJR北海道バージョンであるH5系を紹介しましょう。E5系の特徴を紹介している記事もあるので、気になった方はぜひチェックしてみてください。


E5系の詳細はこちら

乗れたらラッキー? レアな存在のJR北海道版E5系


東北新幹線の主力車両であるE5系の、JR北海道が保有する編成です。帯色やシンボルマークなど、デザインが若干異なるほかは、E5系とほぼ同一仕様で、時刻表上でも区別されていません。

JR東日本のE5系が45編成450両もあるのに対し、H5系はわずか4編成40両。通常、1日に営業運転を行なうのはそのうちの2編成で、極めてレア度の高い車両となっています。もっとも、使用される列車は原則として毎日決まっていて、2日間の運用パターンを2本の編成が交互に繰り返しています。

じつは、北海道新幹線の車両であるにも関わらず、北海道新幹線を走行するのは1日2往復だけ。日中に運行されるのは、新函館北斗駅10:01分到着の「はやぶさ95号」と、同12:48発の「はやぶさ28号」の2本しかありません。いかにH5系がレアな存在か分かりますね。

H5系は、E5系とほぼ同一仕様ですが、コンセントは普通車でも全座席についています。


H5系は普通車でもすべての座席にコンセントがあります

通路部の床敷物には雪の結晶を表した模様がちりばめられ、グランクラスでは沿線の湖沼や津軽海峡の水面が輝く様を表した青いカーペットを使用。


普通車

グランクラス

デッキの乗降扉周辺にも、JR北海道のコーポレートカラーであるライトグリーン(萌黄色)が使われている点などがE5系と異なります。


ちょっとしたところにも北海道らしいカラーを配色

1・3・5・7・10号車の車体側面には、北海道に飛来するシロハヤブサをモチーフに、北海道の形もイメージしたマークが描かれています。


シロハヤブサをイメージしたエンブレムは北海道のような形

車体の揺れを強制的に打ち消すフルアクティブサスペンションや、曲線区間で車体を内側に傾けて高速に通過する空気ばね式車体傾斜装置といったシステムは、すべてE5系と共通。座席の仕様・設備も同じです。


座席自体はE5系と同じで、可動式枕も装備しています

「はやぶさ」「はやて」の違いは?

フル規格の新幹線としては現時点で最も短い、4駅148.8kmしかない北海道新幹線は、列車種別もシンプルです。東北新幹線と一体的に運行されており、東北新幹線内での最高速度によって、2つの愛称があります。いずれの列車も全席指定席で自由席はありませんが、北海道新幹線内では自由席特急券の代わりに座席を指定しない特定特急券が販売されており、空いている席に座ることができます。

はやぶさ

実力を抑えたフラッグシップトレイン


「320km/h運転可能な全席指定の列車」が「はやぶさ」です。しかし、整備新幹線として建設された北海道新幹線は最高速度が260km/h、青函トンネルを含む在来線との共用区間では160km/hに抑えられており、その実力を十分には発揮していません。ですから、実際には「320km/h運転可能な盛岡駅以南から直通してくる列車」が北海道新幹線の「はやぶさ」ということになります。

新青森駅〜新函館北斗駅間ノンストップ便のほか、木古内駅に停車する列車、奥津軽いまべつ駅と木古内駅の両方に停車する列車があります。

【使用車両】
E5系、H5系

【はやぶさの停車駅】
新青森駅・奥津軽いまべつ駅(一部列車)・木古内駅(一部列車)・新函館北斗駅

【座席の種類】
普通車(指定席のみ)、グリーン車(指定席のみ)、グランクラス(指定席のみ)

【コンセントの有無】
E5系:普通車(U1〜U28編成)A・E席、最前列・最後列、(U29〜U45編成)全席/グリーン車、グランクラス全席
H5系:全席

【車内販売】
なし

  • 2021年8月6日現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、車内サービス付きグランクラスではアルコール類の提供を休止中です

はやて

朝晩だけ走るレアな新幹線


「最高速度が275km/h以下で、全席指定の列車」が「はやて」。

車両は「はやぶさ」と同じで、所要時間も変わりませんが、盛岡駅〜新青森駅〜新函館北斗駅間のみ運行の列車は320km/h運転を行なう区間が存在しないため「はやぶさ」を名乗らず、「はやて」の名称で運行されています。

新青森駅〜新函館北斗駅間と盛岡駅〜新函館北斗駅間に1往復ずつ設定されており、下りは早朝、上りは夜間のみの設定なので、とてもレアな存在となっています。

【使用車両】
E5系、H5系

【はやての停車駅】
新青森駅・奥津軽いまべつ駅・木古内駅・新函館北斗駅

【座席の種類】
普通車(指定席のみ)、グリーン車(指定席のみ)、グランクラス(指定席のみ)

【コンセントの有無】
E5系:普通車(U1〜U28編成)A・E席、最前列・最後列、(U29〜U45編成)全席/グリーン車、グランクラス全席

【車内販売】
なし

停車駅一覧

  はやぶさ はやて
新青森
奥津軽いまべつ
木古内
新函館北斗
○:停車 ▲:一部停車  

座席の選び方

車窓風景はA席側がおすすめ

東北新幹線では、日本百名山を多数見られるE席側(新青森駅方面へ向かう下りの場合進行方向左側)がおすすめでしたが、北海道新幹線はA席側(新函館北斗駅方面へ向かう下りの場合進行方向右側)がおすすめです。午前中は日差しが入りますが、新青森駅〜奥津軽いまべつ駅間では陸奥湾と夏泊半島、北海道側では津軽海峡と函館山などがよく見えます。いちばん景色が美しく見えるのは太陽が西へ動く13〜15時頃で、春や秋の、気温が下がった晴れの日がなお良いでしょう。

東海道新幹線などは冬の車窓風景が最もきれいですが、雪に包まれる冬の北海道新幹線は視界が悪くなるので、4〜5月と10〜11月の午後が最適です。E席側の見どころは多くありませんが、下り列車で青函トンネルを抜けると、E席側に屋根瓦のない煙突のある家々が見えてきて、北海道に上陸したことを実感できます。

意外に車窓風景がよく見える 北海道新幹線の見どころ

青函トンネルの印象が強い北海道新幹線ですが、意外に明かり区間(外を走る区間)が多く、車窓風景を楽しむことができます。

青森新都市病院

新幹線の開業によって進出した函館の病院


新青森駅のすぐ横にある青森新都市病院

新青森駅を発車してすぐ左側(E席側)に現れる総合病院です。

こちらの病院は、函館市にある函館新都市病院の運営法人が2017年にオープンした施設。高度な技術をもつスタッフが、函館市や首都圏から新幹線で迅速に移動することで限られた医療資源を活用でき、地域の医療レベル向上に役立っています。

奥津軽いまべつ駅と三線軌条区間

日本一小さな新幹線駅「奥津軽いまべつ駅」で途中下車


利用者が少なくても青函トンネルの保守基地として大切な役割を果たしている奥津軽いまべつ駅

青函トンネルは、在来線と共用しているため、本州側の新中小国信号場から木古内駅手前の分岐部までの約80kmは、線路が在来線用と新幹線用の計3本が敷かれた三線軌条区間となっています。

フル規格の新幹線としては珍しい三線軌条をじっくり観察できるのが、奥津軽いまべつ駅です。


東津軽郡今別の人口が少ない地域にあり、1日の利用者は平均50人程度。新幹線で最も利用者が少ない駅です。ここは青函トンネルの手前に位置する保守基地の役割があり、同時に津軽半島の交通振興のため駅が設けられました。改札口と駅前広場を結ぶ通路は地上25mの高さがあり、ここから基地内の三線軌条を観察できます。

また、駅に隣接して、JR津軽線津軽二股駅があり、龍飛岬(たっぴみさき)などがある三厩(みんまや)方面へ乗り換えが可能です。駅舎に「道の駅いまべつ半島プラザアスクル」が隣接しており、レンタカーやレンタサイクルを利用することもできます。

日本一小さな新幹線駅を訪れ、龍飛岬にある青函トンネル記念館を訪れてみてはいかが。

青函トンネル

日本最長の海底トンネルは時速160km/hで


津軽海峡をくぐる青函トンネルは、全長53.85kmの日本一長い海底トンネルです。海底部分は23.3km、最も深いところでは、海面から約240m、海底から約100mの地点を通過します。

前後にはトンネルがいくつもあり、青函トンネルは下りなら奥津軽いまべつ駅から8つめ、上りは木古内駅から7つめのトンネル。たいてい、事前に車掌による案内放送があり、客室内のLED案内板にも表示されるので、進入の瞬間を知ることができます。


青函トンネルの入口には「青函」の文字。これを見るのはなかなか至難の業、かも

青函トンネル内の最高速度は、160km/hに抑えられています。53.85kmの通過にかかる時間は約22分で、平均速度は約145km。これは、青函トンネルが在来線と共用で、同じ線路を貨物列車も使用するためです。もし、新幹線が200km/hを超える速度で走ると、トンネル内ですれ違った貨物列車が新幹線の風圧で荷崩れを起こすのではないか、と言われたのです。そこで開業から3年間はさらに遅い140km/hに抑えられ、トンネルの通過には25分を要しました。2019年3月から160km/hに引き上げられ、貨物列車が少なくなる年末年始やお盆の時期には、さらに210km/hに引き上げる実験が行なわれています。この場合の通過時間は約19分。新青森駅~新函館北斗駅は54分で結ばれます。青函トンネルはいまも進化を続けているのです。

太平洋セメント上磯工場

新幹線の高架をくぐる全長6.2kmのベルトコンベアー


太平洋セメント上磯工場では、かつては専用鉄道が石灰石を輸送していましたが、現在はベルトコンベアーに

木古内駅からいくつもトンネルを過ぎ、函館平野に出ると、A席(進行方向右)側に物ものしい工場が見え、そこからまっすぐ延びるベルトコンベアーをまたぎます。これは、太平洋セメントの上磯(かみいそ)工場。1890(明治23)年に操業を開始した、国内で現役最古を誇るセメント工場です。

新幹線の高架をくぐるベルトコンベアーは、約300年分もの石灰石を有すると言われる峩朗(がろう)鉱山から延びており、総延長は6.2km。さらに函館湾には全長2kmの海上桟橋があり、沖合に停泊した船舶にセメント製品を積み込んでいます。

昼は力強い印象を、夜は工場内の照明によって荘厳な雰囲気を漂わせる、日本を代表するセメント工場です。

函館山

左右どちらからも見える、函館のランドマーク


北海道新幹線のハイライト、函館山が見える区間では案内放送がされることも。青森〜函館間の津軽海峡フェリーも見えています

函館平野に出て太平洋セメント上磯工場を通過する辺りから、A席側の彼方に函館湾に浮かぶ函館山が見えます。100万年前の海底火山の噴出物によって、島として生まれた山で、約3000年前に陸続きになったと言われています。晴れていれば、標高334mの山頂にある展望台がはっきり見えます。手前の海は函館港で、津軽海峡に出入りする船もよく見えます。

函館山が見えるのはA席側ですが、じつはE席側からも見ることができます。新函館北斗駅到着直前、列車は札幌方面に向かうため大きくカーブしますが、その過程で函館山がA席側からE席側後方に移るのです。E席側からは、北海道駒ヶ岳の山頂もちらりと見えるので、じつはこちらもおトク、かもしれません。


A席側のハイライトが、ちらりと見える北海道駒ヶ岳。火山活動によってできた鋭い山頂が特徴です

おトクなきっぷ

お先にトクだ値スペシャル(乗車券つき)

今なら20日前までに申し込めば半額!

残念なことにお得なきっぷが乏しい北海道新幹線。JR東日本のネット予約、えきねっとなら、事前購入割引にあたる「お先にトクだ値」を設定しています。

東京〜新函館北斗間の場合、窓口で購入すると通常期で2万3430円。2021年8月現在、期間限定の「お先にトクだ値スペシャル(乗車券つき)」なら、ほぼ50%引きの1万1610円で乗車できます。

乗車日の20日前までに、JR東日本のネット予約サービス「えきねっと」で予約し、SuicaなどのICカードで乗車する新幹線eチケットを利用することが条件で、2021年8月現在は、9月30日までの乗車分に適用されます。ただし座席数が限定されており、午前中など時間帯によっては1カ月前の発売と同時に売り切れてしまうので注意が必要です。その場合は、13日前までに申し込める「お先にトクだ値」(1万7410円)を利用します。なお、北海道新幹線の区間については、グリーン車、グランクラスの設定はありません。また、新幹線乗車区間の前後の在来線は別途乗車券を購入する必要があります。


青春18きっぷ北海道新幹線オプション券

青春18きっぷで新幹線に乗れる魔法のきっぷ

1枚1万2050円で、JR全線の普通列車に1日乗り放題のきっぷが5回分ついてくる「青春18きっぷ」。通常、青春18きっぷは特急券を用意しても特急に乗ることはできず、在来線普通列車が運行されていない本州と北海道との間を青春18きっぷで行き来することはできません。

そこで用意されたのが、2490円の「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」です。このきっぷを購入すれば、北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅〜木古内駅間と、道南いさりび鉄道木古内駅〜五稜郭駅間に片道1回利用でき、青森駅〜函館駅間を通過できるのです。

北海道新幹線は、普通車指定席の空いている席に座ることができます。新幹線と道南いさりび鉄道は同じ日に乗車する必要があり、木古内駅以外で途中下車はできません。また、奥津軽いまべつ駅へは、津軽線で津軽二股駅まで行って乗り換えることになります。全国の主な駅や旅行会社で購入でき、こども料金はありません。なお、青春18きっぷは季節限定のきっぷで、販売期間と利用期間が決まっています。

販売価格
2490円(別途青春18きっぷ1万2050円が必要)

2021年度夏季(青春18きっぷ)
販売期間 8月31日まで
利用期間 9月10日まで

2021年度冬季(青春18きっぷ)
販売期間:2021年12月1日〜12月31日
利用期間:2021年12月10日〜2022年1月10日

  • 「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」の利用期間は「青春18きっぷ」と同じで、「青春18きっぷ」利用期間の最終日まで購入できます。

北海道&東日本パス北海道線特急オプション券

JR北海道の新幹線・特急列車に1日乗り放題

青春18きっぷとよく似たきっぷに、「北海道&東日本パス」があります。こちらは、利用期間中の連続する7日間、JR東日本とJR北海道、そして青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行の普通列車に乗り放題となるきっぷ。

青春18きっぷと同様、特急券を購入しても特急には乗車できませんが、北海道新幹線に限り、座席を指定しない特定特急券を別途購入すれば新幹線に乗車できます。東北新幹線に乗り通すことはできません。青春18きっぷに比べて割安でこども用もあり、販売・利用期間も長いのが魅力です。

また、別途「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を購入すると、新幹線を含むJR北海道の特急列車自由席(新幹線は立席)に1日乗り放題となります。朝、新青森駅を出発すれば、新函館北斗駅で在来線特急に乗り換えて、その日のうちに特急で稚内、網走、釧路まで行くことができます。なお、8月1〜19日と12月28日〜1月6日は、「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を利用できません。

販売価格
北海道&東日本パス(有効期間7日間)
おとな1万1330円、こども5660円

北海道&東日本パス北海道線特急オプション券
おとな6110円、こども3050円

2021年度夏季
販売期間 9月24日まで
利用期間 9月30日まで

2021年度冬季
販売期間:2021年12月1日〜2022年1月4日
利用期間:2021年12月10日〜2022年1月10日

  • 「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」の利用期間は「北海道&東日本パス」と同じで、「北海道&東日本パス」利用期間の最終日まで購入できます。


【北海道新幹線】基本データ

営業区間:新青森駅〜新函館北斗駅

営業キロ:148.8km
※北海道新幹線の営業キロは、実際の距離(実キロ)と同じです

使用車両:E5系、H5系

最高速度:
新青森駅〜新函館北斗駅 260km/h
青函トンネル等在来線共用区間    160km/h 年末年始・お盆の一部列車は210km/h

最速列車の表定速度(停車時間を含めた平均速度):
はやぶさ7・13・14・22・29・32・43・44・95・96号    156.6km/h
年末年始・お盆の一部列車は165.3km/h
はやて    144.0km/h

座席の種類:普通車指定席、グリーン席、グランクラス

車内サービス
合理化のため車内販売や自動販売機のサービスはありません。食事や飲みものなどは、乗車前に駅の売店などで購入しておきましょう。


北海道新幹線H5系「はやぶさ」「はやて」についてもっとくわしく

北海道新幹線H5系「はやぶさ」「はやて」 - 新青森駅から北の大地を目指して快走する新幹線。津軽海峡の海底を青函トンネルで通過(THE列車)


著者紹介

栗原 景(くりはら かげり)

1971年、東京生まれ。鉄道と旅、韓国を主なテーマとするジャーナリスト。出版社勤務を経て2001年からフリー。小学3年生の頃から各地の鉄道を1人で乗り歩き、国鉄時代を直接知る最後の世代。東海道新幹線の車窓を中心に、新幹線の観察と研究を10年以上続けている。主な著書に「廃線跡巡りのすすめ」、「アニメと鉄道ビジネス」(ともに交通新聞社新書)、「東海道新幹線沿線の不思議と謎」(実業之日本社)、「東海道新幹線の車窓は、こんなに面白い!」(東洋経済新報社)ほか。

  • 写真/栗原景、交通新聞クリエイト
  • 掲載されているデータは2021年8月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
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