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2021.10.15鉄道JR四国 「時代の夜明けのものがたり」 ごめん・なはり線で運転 高知駅で出発式など【今週の交通新聞より】

2021年10月11日~10月15日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・京都鉄道博物館 5周年イベント展開 開館時間延長、夜間催しも
・JR四国 「時代の夜明けのものがたり」 ごめん・なはり線で運転 高知駅で出発式
・JR盛岡支社など 記念企画「青森駅・八戸駅アナタはどっち!?」を展開中
・JR東日本 Suicaサービス開始20周年 各種企画を展開
・JR東海・JR西日本 「EX 旅のコンテンツポータル」を開設 11月から

10月11日 月曜日

京都鉄道博物館 5周年イベント展開 開館時間延長、夜間催しも


交通新聞

 SLに記念ヘッドマーク SDGs普及へプロジェクト

 京都市の京都鉄道博物館は、今月14日の「鉄道の日」をとらえて、開館5周年を記念したさまざまなイベントを行っている。

 同館は2016年4月29日に、SLから新幹線まで53両を展示する日本最大級の鉄道ミュージアムとして開館。多くの鉄道ファン、家族連れが訪れており、地元の京都・梅小路エリアのにぎわい創出に寄与している。

 鉄道の歴史に触れられることに加えて、動態保存SLを使った「SLスチーム号」への乗車など体験型の展示が好評を博している。

 同館の大きなセールスポイントが、JR西日本の営業路線とつながっている引き込み線を活用して館内に車両を搬入、展示できるようになっていること。これまでにはJR西日本の車両から、JR四国、JR貨物、北近畿タンゴ鉄道など他社の車両まで、計30種類以上の車両が登場し、来館者を楽しませてきた。観光列車として活躍中の車両展示の際は、その列車が走っている地域の関係者による物販、PRイベントなども行われており、沿線の魅力紹介の場ともなっている。

 現在開催中の開業5周年記念イベントでは、今月1日からプロムナードに展示されている蒸気機関車C6226号機に記念のヘッドマークが取り付けられているほか、同館の歩みを紹介する映像の放映が行われている。7日には、SLスチーム号にも記念のヘッドマークを設置された。

 「鉄道の日」の14日からは、3歳以上の有料入館者を対象に記念硬券の配布を開始する。2万枚限定。台紙の絵柄は、今年1月に同館の扇形車庫で実施された「新春SL頭出し展示」の風景となっている。

 16日には記念のセレモニーと、サックス奏者とエレクトーン奏者によるインストゥルメンタルユニット「大瀬戸千嶋」のライブがある。このほか今月末にかけ、本館1階の展示車両・100系新幹線の「鼻」(連結器カバー)を取り外す様子を見ることができる企画、同館の開館時間を19時30分まで延長し、昼間とは違う雰囲気を楽しんでもらう「ナイトミュージアム」などの催しを予定している。

 同館は、「地域と歩む鉄道文化拠点」を基本コンセプトに運営されている施設でもある。今後は新たにSDGs(持続可能な開発目標)の普及に向けたプロジェクトに取り組むことにしている。

 具体的には、12月から鉄道を通じてSDGsが学べる来館者用のワークシートを用意し、来年4月からは館内の展示を活用した学校・団体向けのSDGs学習プログラムを提供する予定。地域におけるSDGs活動の推進を目的として、周辺施設、企業と連携した取り組み・イベントも行っていく考えだ。


10月12日 火曜日

JR四国 「時代の夜明けのものがたり」 ごめん・なはり線で運転 高知駅で出発式


交通新聞

 四国DC目玉企画 高知県東部の魅力発信

 JR四国と土佐くろしお鉄道は8日から、土讃線高知―同鉄道ごめん・なはり線奈半利間で、JR四国の観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」の特別運転を開始した。特別運転は今月1日に開幕した「四国デスティネーションキャンペーン」(四国DC)における目玉企画の一つで、JR四国の観光列車が他社線を営業運転するのは初めて。12月24日までの毎週金曜日を中心とした計13日間設定し、高知県東部地域の魅力を発信する。

 

 同列車は昨年7月にデビューし、通常は土讃線高知―窪川間を走行。ごめん・なはり線での特別運転は、昨年夏、沿線自治体などで組織するごめん・なはり線活性化協議会がJR四国に要望したのがきっかけ。同社は四国DCに向け「願ってもないチャンス」(西牧世博社長)と快諾し、関係者の協力を得て実現した。

 特別運転を通じ、自然と山海の産物に恵まれ、幕末の志士で坂本龍馬の盟友・中岡慎太郎、三菱の祖・岩崎弥太郎の出身地であるなど、高知県東部地域の魅力を全国に発信していく。

 列車名は高知発「煌海(こうかい)の抄」、奈半利発「雄飛の抄」。往復とも、途中の夜須、安芸駅で停車時間(20~42分)が設けられ、散策や駅併設・近隣の道の駅での買い物が楽しめる。車内では、沿線や高知県産の食材を使用した料理が提供される。雄飛の抄は、日により食事とスイーツプランがある。

 列車は旅行商品専用で、乗車旅行商品はJR四国のワープ支店、駅ワーププラザ、インターネット「JR四国ツアー」(四国発)、クラブツーリズム(九州、関西、名古屋、首都圏発)などで発売している。

 8日は高知駅1番線ホームで出発式が開催され、JR四国の西牧社長、太田正駅長、金谷正文土佐くろしお鉄道社長、濵田省司高知県知事、近藤雅広国土交通省四国運輸局高知運輸支局長、横山幾夫ごめん・なはり線活性化協議会会長(高知県安芸市長)らが出席。

 西牧社長は「(通常運転の)高知県西部とは異なる魅力を感じていただければ。多くのお客さまを県東部に送客したい」とあいさつ。濵田知事は「県観光のコロナ禍からの反転攻勢のスタートに合わせての運転開始でありがたい」、近藤支局長は「初めて乗る人もリピーターも、新しい発見や出会いのある県東部の旅を楽しめると思う」とそれぞれ述べた。

 この後、関係者がくす玉を開花させ、太田駅長、濵田知事、近藤支局長、横山会長の出発合図で列車は一路、奈半利へと発車。沿線各駅で地元の人たちによるおもてなしが行われた。

 ごめん・なはり線での運転について、金谷社長は「沿線には全国に誇れるものがたくさんある。観光列車で県内外の方にもう一度、それらを評価していただけるような取り組みをしていきたい」と述べた。


10月13日 水曜日

JR盛岡支社など 記念企画「青森駅・八戸駅アナタはどっち!?」を展開中


交通新聞

 JR青森、八戸の両駅が9月1日に開業130周年を迎えたことに合わせて、JR東日本盛岡支社と青い森鉄道は11月30日まで、記念企画「青森駅・八戸駅アナタはどっち⁉」を展開している。

 青森駅改札前モニターや八戸駅東西自由通路モニターで、周辺施設や名産品などをテーマごとに紹介するオリジナル動画を放映。動画を見て青森駅が気に入った場合はハッシュタグ「#130周年青森駅」を、八戸駅が気に入った場合は「#130周年八戸駅」を付けて、ツイッターまたはインスタグラムで投票する。

 その後、青森駅改札前や八戸駅新幹線改札口内でリーフレットを入手し、記載の二次元コードからアンケートに回答。青森駅みどりの窓口または八戸駅新幹線改札口で投稿画面を見せると、各駅先着350人で特産品などの景品がもらえる。


10月14日 木曜日

JR東日本 Suicaサービス開始20周年 各種企画を展開


交通新聞

 JR東日本が展開する交通系ICカード「Suica」が11月18日、サービス開始から20周年を迎える。電子マネー導入や全国相互利用などSuicaの共通基盤化の取り組みが進み、発行枚数は8000万枚を超えて利用シーンは大きく拡大。日常生活になくてはならない存在となっている。同社は20周年に合わせ、グループ共通ポイント「JRE POINT」の贈呈やSuicaのペンギン記念グッズ販売など、さまざまな企画で節目を祝う。

 Suicaは、「スイスイ」行ける「IC」「カード」の意味で、「Super Urban Intelligent CArd」の頭文字から命名された。

 サービスアップやシステムチェンジなどをコンセプトに、2001年11月18日に首都圏の424駅で利用できるIC乗車券としてサービスを開始。以降、他の交通事業者との相互利用により利用エリアを順次拡大してきた。

 機能面についても順次拡大を図り、04年3月に電子マネーサービス、06年1月にモバイルSuicaサービス、07年6月にはSuicaポイントサービスを開始。14年4月には消費税率の引き上げに伴いIC運賃を導入した。16年10月にはApple PayでのSuicaサービスとウエアラブルデバイスでのSuica利用を開始している。

 17年12月にはSuicaポイントをJRE POINTへ共通化。18年4月の「タッチでGo!新幹線」、19年10月のSuicaの鉄道利用によるJRE POINT付与サービス、20年3月の「新幹線eチケット」サービスの開始など、さまざまな分野への事業拡大などで利用シーンを広げてきた。

 今年9月末時点の発行枚数は約8759万枚(うちSuica付きクレジットカード有効会員数約555万人、モバイルSuica発行枚数約1523万枚)。利用可能駅数は同社管内840駅、全国相互利用対象エリア約5000駅。バスは約5万台で利用できる。

 8月末時点の電子マネーの利用可能店舗数は約120万店。最高利用件数は1日当たり約958万件(19年12月20日)、1カ月当たり約2億5261万件(同年12月)となっている。

 20周年を記念して、11月18日~12月24日にキャンペーンを実施。JRE POINTウェブサイトからエントリー後、対象のSuica加盟店で累計2000円以上の同ポイントがたまる買い物をすると、抽選で2222人に同ポイントが最高2万ポイント贈られる。

 また、同社の通販サイト「JRE MALL」で対象商品を購入すると、Suicaのペンギンをデザインした和風ハンカチがもらえる企画を実施中。12月6日までにSuicaのペンギングッズを3000円(送料込み)以上購入すると、同ポイント1000ポイントが抽選で100人に当たる。

 JRE MALL内ショップやエキナカ店舗では今月以降、Suicaのペンギン20周年記念グッズを順次販売する。今月は、「Suicaのペンギンだるまぬいぐるみセット」(4000円)や、「Suicaのペンギンカステラ」(1080円)、「Suicaのペンギン オリジナルトートバッグ(20years)」(3080円)などを取り扱う。

 このほか、キャンペーン期間中は新宿駅新南改札の自動改札機を20周年デザインでラッピング。JR東日本クロスステーション運営の各店舗や施設、自販機などでも、Suica電子マネーの支払いで同ポイントなどがもらえるキャンペーンを実施する予定。各種情報はSuica20周年特設サイトで随時発信していく。


10月15日 金曜日

JR東海・JR西日本 「EX 旅のコンテンツポータル」を開設 11月から


交通新聞

 ホテル、観光など 各種サービスやプラン

 出張、旅行のサポート強化

 JR東海とJR西日本は13日、東海道・山陽新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービス「EXサービス」(エクスプレス予約、スマートEX)で、新ポータルサイト「EX 旅のコンテンツポータル」を11月1日に開設すると発表した。ホテルプランや観光プラン、在来線・タクシー・カーシェアなどの交通サービス、ビジネス向けサービスを紹介し、出張や旅行をより幅広くサポートする。2023年夏には「EX―MaaS(仮称)」として、EXサービスのサイト内で予約・決済を可能とする予定。

 新ポータルサイトは、EX予約サイトのトップページ、または予約完了画面のバナーからアクセスする。紹介するコンテンツは、ホテルプラン、観光プラン、交通サービス、ビジネス向けサービスの四つ。コンテンツの予約・決済は、リンクするコンテンツ提供者のサイトやアプリで行う。

 ホテルプランは、両新幹線沿線のパートナーホテルで、EX向け特別価格の宿泊プランを提供する。参画するのは、東急ホテルズ9施設、プリンスホテルズ&リゾーツ9施設、都ホテルズ&リゾーツ12施設(年内めど)、JR東海ホテルズ6施設、JR西日本ホテルズ8施設。販売開始は11月1日、以降順次施設数を拡大する。

 観光プランは、京都や奈良の神社仏閣と連携した特別企画や三河湾の島々を巡るプランなどを紹介。山陽エリアでは、観光型MaaS(マース)「せとうち観光ナビ『setowa』」で観光サービスの情報を案内する。

 交通サービスでは、新幹線降車後に利用できる在来線の周遊・フリーきっぷのほか、二次交通のタクシー、レンタカー、カーシェア関連のサービスを紹介。購入できる周遊きっぷは、静岡、名古屋、関西各地区で設定するフリーきっぷ4種類。タクシーは三つの配車アプリと定額・観光貸切タクシー予約、カーシェア・レンタカー予約の各サービス。

 ビジネス向けサービスは、12月上旬オープン予定のEXサービス会員向けワークスペース「EXPRESS WORK」(東京、名古屋、京都、新大阪各駅)と、ビジネスや学びに役立つ同新幹線車内限定オンラインコンテンツ4種(無料)を紹介する。

 今後の展開では、旅行全体のさまざまな場面のプランやサービスをシームレスに予約・決済できる「EX―MaaS(仮称)」を23年夏に導入する計画。

 JR東海の金子慎社長は同日の定例会見(東京)で「コンテンツ事業者のご協力で、価格設定など大変魅力的な内容になっている。もっと便利に、シームレスに旅行ができるよう取り組んでいきたい」と述べた。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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