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2022.01.21鉄道JR広島支社山口支社 「SLやまぐち」号 3月19日から運転開始など【今週の交通新聞より】

2022年1月17日~1月21日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JRグループ旅客6社 「ゆけ、新幹線」キャンペーン 新幹線の魅力発信
・JR九州 初の古民家再生宿泊施設「茜さす 肥前浜宿」開業
・JR東海 新CM「会うって、特別だったんだ。」放映開始
・JR四国 「すまいるえきちゃん・れっちゃくん」LINEスタンプ発売
・JR広島支社山口支社 「SLやまぐち」号 3月19日から運転開始

1月17日 月曜日

JRグループ旅客6社 「ゆけ、新幹線」キャンペーン 新幹線の魅力発信


交通新聞

 JRグループ旅客6社は13日から、現在実施中の「会いたいをのせて」キャンペーンの一環として、新幹線でかなえることの魅力を発信する新キャンペーン「ゆけ、新幹線。~会いたいをのせて~」を展開している。全国の主要駅や一部車内などで、各社の新幹線が〝大集合〟したポスターを掲出するとともに、デジタルサイネージではスペシャルムービーを放映。ツイッターキャンペーンや写真家によるオリジナルポスター作成なども行い、新幹線の魅力を発信していく。3月31日まで。

 6社は昨年10月から、コロナ禍の中で大切な人に〝会いたい想い〟や〝会う喜び〟を思い出してもらうプロモーション「会いたいをのせて」キャンペーンを実施している。各社の駅でポスター掲出やスペシャルムービー放映を展開し、オリジナルポスターを投稿するツイッターキャンペーンなどを企画。将来、鉄道の利用を通じて大切な人に会いに行ってもらうための機運醸成を図っている。

 今回のキャンペーン名称「ゆけ、新幹線。~会いたいをのせて~」は、会いたい思いを抱いた時、いつでもつながるように新幹線は走っている、これからもその思いをのせて走り続けるとの思いを「ゆけ、新幹線。」というシンプルなメッセージに込めた。

 新キャンペーンでは、全国の主要駅や一部車内でポスター掲出やムービーの放映を通じて、疾走する新幹線とともに、新幹線で会いたい思いや会う喜びがかなったシーンを描く。ムービー映像はツイッターやユーチューブでも視聴可能。

 また、ポスター投稿キャンペーン第2弾「家族de新幹線」を実施。テーマは「家族らと新幹線が一緒に写った写真」で、JRグループツイッターの公式アカウントをフォローし、特設サイト(2月1日10時開設)の「ポスターメーカー」でオリジナルポスターを作成して、ハッシュタグ「#会いたいをのせて」「#ゆけ新幹線」を付けて投稿してもらう。

 応募者の中から抽選で20人に、キャンペーン特製シールとプラレールの車両セット(各社1車両計6車両)をプレゼントする。応募期間は2月1~28日。

 さらに、鉄道写真家と風景写真家計11人が特別協力して、特設サイトのポスターメーカーを使い、新幹線や沿線写真を組み合わせたオリジナルポスターを制作。同サイトなどで順次発信していく。

 鉄道写真家は猪井貴志、久保田敦、助川康史、長根広和、福島啓和、村上悠太の6氏、風景写真家は柄木孝志、館野二郎、谷田洋史、平川雄一朗、八木千賀子の5氏。


1月18日 火曜日

JR九州 初の古民家再生宿泊施設「茜さす 肥前浜宿」開業


交通新聞

 JR九州は14日、歴史的建造物を活用した初めての宿泊施設として、佐賀県鹿島市に「茜さす 肥前浜宿」をオープンした。同社の新規事業提案制度である2018年度未来創造プログラム「HIRAMEKI」に基づくプロジェクトで、古民家再生の宿泊ブランド「茜さす」の第1号となる。

 所在地は、長崎線肥前浜駅から南へ徒歩6分の土蔵造りの町家が軒を連ねる肥前浜宿エリア(酒蔵通り)。同施設は、築100年を超える入り母屋造り妻入りの木造2階建てで、敷地面積約436平方㍍、延べ床面積約243平方㍍(うち宿泊利用約199平方㍍)。

 所有する地元の光武酒造場から同社が賃借し、歴史的建造物の魅力を尊重しながら、非日常の空間で快適なくつろぎを感じられる上質な宿泊施設に改修した。設計は魚谷繁礼建築研究所(京都市)。

 客室は、1階が「有明の海」(約70平方㍍、定員4人)、2階が「多良の峰」(約77平方㍍、同)の計2室。いずれも和室と寝室、ヒノキ風呂などを備える。植栽に囲まれたプライベート庭園で外気に触れることができる。

 別荘感覚で利用してもらおうと、常駐スタッフは置かず、チェックイン・アウトもセルフ式を採用。1階共有スペースには簡単な料理ができる高性能オーブンがあり、自由に飲食できる地酒やおつまみを用意する。

 宿泊料金は1室各4万4000円から、1棟貸し(定員8人)は7万7000円から。食事は朝食のみ1人2200円で、鹿島市をはじめ県内各地の食材を使った料理を提供する。予約は専用ウェブサイトで。

 松下琢磨常務執行役員・事業開発本部副本部長・開発部長は「肥前浜エリアは江戸時代から続く宿場町で、酒蔵通りの街並みを生かした『酒蔵ツーリズム』として、地元の皆さまがさまざまな取り組みを行っている。地域が元気になり、お客さまに肥前浜に来て良かったと思っていただける施設にしていきたい」と話す。


1月19日 水曜日

JR東海 新CM「会うって、特別だったんだ。」放映開始


交通新聞

 深津絵里 さん 起用「出張」シーン描く

 JR東海は16日から、女優の深津絵里さんを起用した新たなテレビCM「会うって、特別だったんだ。」を放映している。東海道新幹線を利用するビジネスパーソンに向けて、「会う」ことを応援していきたいという思いを込めて企画。東京、静岡、名古屋、大阪の各地区で放映され、特設サイトやユーチューブ公式チャンネルでも視聴できる。このほか、東京、大阪、名古屋のターミナル駅では大型パネル広告、管内主要駅や東海道新幹線車内ではポスターを掲出し、メッセージを伝える。

 新CMは、深津さん演じるビジネスパーソンが大阪出張の帰りの東京行き新幹線に乗り込むシーンからスタート。座席に着いてコーヒーを飲み、窓の外を見ながら一日の出来事を思い返す。

 取引先と対面での打ち合わせを終えた別れ際に、少し離れた位置でマスクを外して互いに手を振る光景。そこに「会うって、特別だったんだ。」というメッセージの字幕が表示され、「働くあなたを今日も乗せて」というナレーションで締めくくられる。音楽はロックバンドのodol(オドル)がコンセプトに沿って書き下ろした楽曲「望み」。

 深津さんは1988年スタートの同社CM「クリスマス・エクスプレス」シリーズ第1作に出演。同シリーズでは「東海道新幹線は人と人を結びつけるもの」というメッセージを込め、同作は「会うのが、いちばん。」というキャッチコピーで展開し、当時多くの反響があった。

 同社では「33年を経て時代は変わり、技術は進歩を遂げても、『会いたい』という気持ちは変わりません。会いたい人に安心して会いに行けるその日に向けて、東海道新幹線はこれからも皆さまの『会う』を支え続けていきます」としている。

 新CMの60秒版は16日に全国放送され話題に。今後は名古屋地区2局の同社提供番組で放映される予定。30秒版は17日から東京、静岡、名古屋、大阪の各地区で放映されている。どちらも特設サイトや公式ユーチューブで視聴可能。

 新宿、品川、東京各駅の大型パネル広告と、主要駅や東海道新幹線車内のポスターは18日までに掲出。今後、大型パネル広告は阪急電鉄大阪梅田駅に31日、名古屋駅に2月3日に掲出する予定。


1月20日 木曜日

JR四国 「すまいるえきちゃん・れっちゃくん」LINEスタンプ発売


交通新聞

 多彩な表情24種

 JR四国はきょう20日9時から、コミュニケーションアプリの「LINE」で、同社初となる公式スタンプを発売する。同社のおもてなしキャラクター「すまいるえきちゃん・れっちゃくん」が、さまざまな表情とともに気持ちやメッセージを伝える24種類で、同社社員がデザインした。スタンプを通じ、同社や両キャラクターにさらに親しみを持ってもらうことや、増収への貢献を目指している。今後、第2弾以降も検討していく。

 すまいるえきちゃん・れっちゃくんは、JR四国の駅に現れ、駅や列車を笑顔にする〝魔法の妖精〟。魔法のつえを持つのがえきちゃん、顔の両側にハート形の羽があるのがれっちゃくん。愛らしい姿で人気を博している。

 スタンプは、えきちゃん単独の「おはよう」「かしこまりました」、れっちゃくんの「またね」「いそぎます」、二人一緒の「ありがとう」「おつかれさまです」など、日常のさまざまなシチュエーションをイメージ。鉄道用語の「ウヤ」(運休)もある。

 同社担当者は「使うごとに癒やされる、キャラクターの魅力が詰まったスタンプができました。初めて知った方もぜひご利用いただければ」と話している。

 購入はLINE内「スタンプショップ」または公式オンラインストア「LINE STORE」の「クリエイターズスタンプ」で。1セット(24種類)120円または50コイン(専用仮想通貨)。


1月21日 金曜日

JR広島支社山口支社 「SLやまぐち」号 3月19日から運転開始


交通新聞

 JR西日本広島支社山口支社は14日、山口線「SLやまぐち」号(新山口―津和野間)の3~11月の運転計画を発表した。

 D51200号機がレトロ客車5両をけん引。3月19日から11月20日までの土曜日・休日と5月6日、8月12日、11月4日の計86日間走る。全車指定席。

 ダイヤは、往路が新山口発10時50分、津和野着12時58分、復路が津和野発15時45分、新山口着17時30分。途中停車駅は湯田温泉、山口、仁保、篠目、長門峡、地福、鍋倉、徳佐(仁保、地福は復路通過)。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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