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2022.02.04鉄道JR北海道 「流氷物語号」22年シーズン営業開始など【今週の交通新聞より】

2022年1月31日~2月4日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR四国 「時代の夜明けのものがたり」4月以降も高知―奈半利間で運転
・JR東日本東京・横浜支社 モバイルスタンプラリー「QR de ガシャポン」第2弾
・JR西日本 若年層に情報発信 ウェブポータルサイト「アオタビ」開設
・JR北海道 「流氷物語号」22年シーズン営業開始
・交通系電子マネー ドトールがプレゼントキャンペーン

1月31日 月曜日

JR四国 「時代の夜明けのものがたり」4月以降も高知―奈半利間で運転


交通新聞

 JR四国は、観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」について、4月1日~6月24日の毎週金曜日(5月6日を除く合計12日間)に土讃線高知―土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線奈半利間で運転する。昨年10~12月の「四国デスティネーションキャンペーン」(四国DC)に合わせて初めて行った同区間での運転が好調だったことを踏まえた。今回からみどりの窓口などでの一般発売も行われる。

 同列車は通常、土讃線高知―窪川間を走行。四国DCでは目玉企画の一つとして、高知―奈半利間で13日間運転したところ、合計約900人が乗車し、乗車率は約86%に上った。

 4月からの同区間の運転は、四国DC期間と同様、車内で高知の食材を使った食事(別料金・要予約)が提供されるほか、沿線の人たちのおもてなしも予定されている。ダイヤは、奈半利行き「煌海(きらめき)の抄」が高知発12時、奈半利着14時35分。高知行き「雄飛(ゆうひ)の抄」が奈半利発15時18分、高知着17時57分。

 四国DC期間中は旅行商品専用だったが、今回から乗車券・指定席特急券などをJR四国、JR西日本、JR東海(一部)、J R九州(同)の駅のみどりの窓口と主な旅行会社でも発売する。


2月1日 火曜日

JR東日本東京・横浜支社 モバイルスタンプラリー「QR de ガシャポン」第2弾


交通新聞

 JR東日本東京支社と横浜支社は3日から、非接触型モバイルスタンプラリー「QR de ガシャポン」第2弾を開催する。東京支社が2020年12月~21年1月にかけて実施した第1弾の品川エリア編が好評だったことから、今回は品川、川崎、横浜にエリアを拡大した。3月28日まで。

 ラリーは、品川エリア9駅、川崎エリア14駅、横浜エリア24駅、横断エリア3駅の全50駅の改札外にポスターを掲出。ポスターのQRコードを読み込んでデジタルスタンプを取得する。各エリアでスタンプ6個を集め、景品引き換え用ガシャポンが設置された大森、武蔵中原、関内の各駅でガシャポンを回すと、オリジナルピンバッジが入手できる。

 ピンバッジは各エリアをモチーフとしたE233系東海道線、205系鶴見線、E261系サフィール踊り子号の3種類で、大森ではE233系、武蔵中原では205系、関内ではE261系の出る確率が高くなっている。また、大森には第1弾のピンバッジ3種類が入ったガシャポンも設置されており、そちらを選択することも可能。

 3エリア達成後、横断エリアに指定されている高輪ゲートウェイ、海芝浦、根岸の3駅のスタンプと、各エリアからさらに1駅ずつを取得し、五反田駅設置のガシャポンを回すと、特典動画視聴用のQRコードとオリジナル缶バッジ(3個)が獲得できる。

 ラリー対象駅は次の通り。

 【品川エリア】

 田町▽品川▽大井町▽大森▽蒲田▽西大井▽大崎▽五反田▽目黒

 【川崎エリア】

 川崎▽鶴見▽新川崎▽尻手▽鹿島田▽平間▽向河原▽武蔵小杉▽武蔵中原▽武蔵新城▽武蔵溝ノ口▽宿河原▽登戸▽中野島

 【横浜エリア】

 新子安▽東神奈川▽横浜▽桜木町▽関内▽石川町▽山手▽磯子▽新杉田▽洋光台▽保土ケ谷▽大口▽菊名▽新横浜▽小机▽鴨居▽中山▽十日市場▽長津田▽町田▽古淵▽相模原▽橋本▽海老名


2月2日 水曜日

JR西日本 若年層に情報発信 ウェブポータルサイト「アオタビ」開設


交通新聞

 地域連携の取り組み紹介

 JR西日本は1月27日、10~20代の「Z世代」をはじめとする若年層の人たちに対する情報発信のプラットフォームとして、新たなウェブポータルサイト「アオタビ」を開設した。西日本エリア各地の魅力的な観光スポット、体験素材、同社グループの商品・サービスなどの情報を、Z世代の人に分かりやすい切り口で、動画や画像を使って順次紹介していく。

 サイトの立ち上げは、旅行需要、鉄道利用の促進に向けた取り組みの一環。現在は、同社の長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」、移動生活ナビアプリ「WESTER」、岡山県井原市、同赤穂市の御崎、坂越地区のスポットなどを紹介するコーナーが開設されている。

 このうち「WEST EXPRESS 銀河」は、旅のインフルエンサーが同列車の車内空間についてリポート。「井原市」は、同社と自治体、大学が連携した産官学プロジェクト「瀬戸内カレッジ2021」に参加した学生がアオタビ編集部のインタビューに応じて、街の魅力を語る内容になっている。

 同社では今後のサイトの方向性について、「JR西 日本グループが地域の皆さまと連 携して実 施するさまざまな取り組みを知っていただけるよう、このプラットフォームを活用して、Z世代のお客さまとの接点を広げていく」としている。

[[「マイフェバ」一部サービス終了]] アオタビの開設に伴い、関西・北陸・せとうちエリアのおでかけ&観光情報サイト「マイフェバ」のアプリ、会員機能、スポット・イベント情報、旅行プラン検索機能、SNSアカウントなどの各サービスは今月28日15時に終了する。「マイフェバ」の記事の一部は、引き続き「アオタビ」のコンテンツとして楽しめる。


2月3日 木曜日

JR北海道 「流氷物語号」22年シーズン営業開始


交通新聞

 釧網線網走―知床斜里間

 JR北海道は1月29日から、釧網線網走―知床斜里間で「流氷物語号」の今シーズンの運転を開始した。走行区間となるオホーツク海沿岸に流氷が押し寄せる時季に合わせて設定する冬恒例の臨時列車で、今月27日まで毎日運転する。期間中は網走、小清水、斜里の1市2町など沿線自治体も連携して各種企画で盛り上げる。

 列車は、キハ40形「道北 流氷の恵み」と「道東 森の恵み」を連結した2両編成を基本に、同区間を約1時間かけて1日2往復走る。下り知床斜里行きの1、3号では「オホーツク海に一番近い駅」として知られる北浜駅で見学用に10分停車。上り網走行き2、4号ではお土産タイムとして道の駅が隣接する浜小清水駅に20分停車する。今季から新たな試みとして、海側ボックス席の一部に指定席を設定した。

 盛り上げ企画として、網走市では観光ボランティアによる車内沿線ガイド、グッズ販売を毎日行う。小清水町では、浜小清水駅での2号到着に合わせて歓迎企画を日限定で実施。斜里町では知床斜里駅の駅前広場に巨大流氷を展示して列車利用者を楽しませる。

 また、昨季運転でも好評を得た、レトロテレビゲーム「オホーツクに消ゆ」とのコラボレーション企画を展開する。

 運転初日は網走駅2番線ホームで、北海道オホーツク総合振興局と同市主催による出発式があり、市観光大使「流氷パタラ」による初列車乗務員への花束贈呈などが行われた。「まん延防止等重点措置」適用に伴い、地元キャラクターの出席などは見送られた。


2月4日 金曜日

交通系電子マネー ドトールがプレゼントキャンペーン


交通新聞

 ○…JR東日本など交通系電子マネー相互利用各事業者とドトールコーヒーは1日から、全国の「ドトールコーヒーショップ」「エクセルシオール カフェ」でキャンペーンを実施している。

 ○…両店舗で交通系電子マネーを使って500円以上決済すると、レシートクーポンまたはチケット1枚を手渡す。4枚集めると、ブレンドコーヒーかコーヒー(Mサイズ)1杯をプレゼントする。3月31日まで。

 ○…チケットの有効期間は4月7日まで。対象はKitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんの9種類。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

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