トレたび JRグループ協力

2022.05.25鉄道 駅の自動改札機で回収されたきっぷのその後とは?【JR東日本に聞いてみました】

JR東日本に聞いてみました!

『JR時刻表』編集部がJR各社に鉄道にまつわるさまざまな疑問をQ&A方式で聞いていく連載です。
今回は……

Q. 駅の自動改札機で回収されたきっぷのその後とは?

駅の自動改札機で回収されるきっぷ。どのくらいの頻度で回収され、回収後はどのように取り扱われるのか、JR東日本に聞いてみました!

A. 

駅の自動改札機で一度に回収できるきっぷの枚数は約4500枚です。回収頻度は時期や駅にもよりますが、平均して1日に1~3回程度回収しています。

新幹線の駅等ではきっぷのご利用が多いため、回収頻度が高くなりますが、Suica などのIC カードのご利用が多い駅では、回収頻度も低くなっています。

回収されたきっぷはその後、指定の箇所に送付され、一定期間保管されます。保管期限が過ぎたきっぷは、磁気面と紙で分け、紙はすべてトイレットペーパー等にリサイクル。


きっぷからリサイクルしたトイレットペーパー

またそのほか、駅や列車から回収された雑誌・新聞紙等はJR東日本グループ内の事務用紙等へリサイクルしており、駅・列車から排出された廃棄物のリサイクル率は93%となっています。


雑誌・新聞紙からリサイクルしたコピー用紙

JR東日本はグループ一体となって3R(リデュース・リユース・リサイクル)を進め、廃棄物の排出量・処分量削減に取り組んでいます。

  • 『JR時刻表』2022年6月号掲載時点の内容です。
  • 写真=JR東日本提供
  • 構成=時刻表編集部

『JR時刻表』2022年6月号の詳細はこちら

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