JR東日本に聞いてみました!
『JR時刻表』編集部がJR各社に鉄道にまつわるさまざまな疑問をQ&A方式で聞いていく連載です。
今回は……
Q. 駅の自動改札機で回収されたきっぷのその後とは?
駅の自動改札機で回収されるきっぷ。どのくらいの頻度で回収され、回収後はどのように取り扱われるのか、JR東日本に聞いてみました!
A.
駅の自動改札機で一度に回収できるきっぷの枚数は約4500枚です。回収頻度は時期や駅にもよりますが、平均して1日に1~3回程度回収しています。
新幹線の駅等ではきっぷのご利用が多いため、回収頻度が高くなりますが、Suica などのIC カードのご利用が多い駅では、回収頻度も低くなっています。
回収されたきっぷはその後、指定の箇所に送付され、一定期間保管されます。保管期限が過ぎたきっぷは、磁気面と紙で分け、紙はすべてトイレットペーパー等にリサイクル。
きっぷからリサイクルしたトイレットペーパー
またそのほか、駅や列車から回収された雑誌・新聞紙等はJR東日本グループ内の事務用紙等へリサイクルしており、駅・列車から排出された廃棄物のリサイクル率は93%となっています。
雑誌・新聞紙からリサイクルしたコピー用紙
JR東日本はグループ一体となって3R(リデュース・リユース・リサイクル)を進め、廃棄物の排出量・処分量削減に取り組んでいます。
- ※『JR時刻表』2022年6月号掲載時点の内容です。
- ※写真=JR東日本提供
- ※構成=時刻表編集部