JR東日本に聞いてみました!
『JR時刻表』編集部がJR各社に鉄道にまつわるさまざまな疑問をQ&A方式で聞いていく連載です。
今回は……
Q. 指定席券売機について教えて!
指定席券売機・話せる指定席券売機について、JR東日本に聞いてみました!
A. 「指定席券売機」のほか、オペレーターと通話が可能な「話せる指定席券売機」もぜひご活用ください!
指定席券をより便利に購入いただくために設置
JR東日本では、指定席券をお求めになるお客さまの利便性向上を目的とし、1993(平成5)年頃に「トラベルエディ」という指定席券売機を導入。
その後、改良を加え1996(平成8)年12月頃には、現在駅に設置している指定席券売機の初期型を導入しました。
指定席券売機は2023年度末時点で、約1280台設置されています。
指定席券売機でできること
指定席券売機では、新幹線や特急列車などの指定席特急券や長距離区間の乗車券の購入、「えきねっと」で予約したきっぷや旅行商品の受け取り、一部乗車券類の変更や払いもどしなどが可能です。
また、「乗換案内から購入」の項目では、スマートフォンの乗換案内のように、「出発駅」「到着駅」「ご利用日時」「人数」等を入力していただくことで、目的地までの乗車券と特急券の候補をご案内します。
近年では使用開始前の特急券や乗車券の払いもどし機能も追加されました(一部、払いもどしできないきっぷがあります)。
さらに幅広い対応が可能な、話せる指定席券売機も
話せる指定席券売機には、指定席券売機の機能に加えて、オペレーターと通話できる機能や、遠隔で割引証などの確認ができるカメラ等を設置。「Suica」の記名式カードの新規発行や、定期券の払いもどし等も可能です。
また、指定席券売機や「えきねっと」では対応が難しい複雑な行程や割引をご利用になる際には、話せる指定席券売機が便利です。
ご利用の際は申込書や割引書等をあらかじめ記入いただきますと、よりスムーズにご案内・発券することができます。
今後もお客さまにとって分かりやすいボタン配置や画面遷移の改善の他に、払いもどしや変更の機能についても、さらなる充実を目指していきます。
- ※『JR時刻表』2024年11月号掲載時点の内容です。
- ※画像=JR東日本提供
- ※構成=時刻表編集部