2023.06.30旅行播磨エリアの見どころ【兵庫デスティネーションキャンペーン2023】
兵庫五国最大のエリアは、歴史好きなら必訪の地
兵庫県の面積の43%を占める播磨エリア。姫路城を筆頭に、数多の歴史的スポットが点在。いにしえの物語と出合う旅に出かけよう。
姫路城
2023年、世界遺産登録30周年!
シラサギが羽を広げた姿を連想させることから、“白鷺城”の別名をもつ姫路城。その優美な佇まいは、兵庫県を代表するランドマークだ。1993 年には日本初の世界文化遺産に登録。2023年には世界遺産登録30周年を記念して、姫路城とその周辺で様々なイベントを開催。改めてその魅力に触れる絶好の機会だ。
姫路城
住所 | 姫路市本町68 |
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問い合わせ先 | 079-285-1146 |
時間 | 9:00~16:00受付(季節により異なる) |
定休日 | 12月29・30日 |
交通アクセス | 山陽新幹線姫路駅からバス3分の姫路城大手門前(西方面)下車すぐ |
値段 | 1000円 |
URL | https://www.city.himeji.lg.jp/castle/ |
お好み焼き&にくてん ミナミ
高砂名物グルメ「にくてん」の名店
1968(昭和43)年創業。2022年度に文化庁「100年フード」に認定された高砂にくてんの老舗。「高砂にくてん」600円は、薄く伸ばした生地にジャガイモとキャベツ、煮込んだ牛すじなど7種の食材を重ね焼きに。アットホームな店内でどうぞ。
お好み焼き&にくてん ミナミ
住所 | 高砂市荒井町中新町6-25 |
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問い合わせ先 | 079-442-4846 |
時間 | 11:00〜13:30LO・17:00〜20:30LO |
定休日 | 火曜※不定休あり |
交通アクセス | 山陽電鉄本線荒井駅から徒歩8分 |
明石浦正 本店
様々な料理で新鮮な明石鯛を味わう
飲食店では珍しく買参権を取得し、明石浦漁業協同組合のせりにも参加するほど魚の目利きにこだわる。秋の「もみじ鯛」の頃には皮付きのまま提供するなど、おいしさをとことん追求。刺し身はもちろん、寿司や会席など多彩な調理法で明石の魚介を供する。
明石浦正 本店
住所 | 明石市日富美町14-23 |
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問い合わせ先 | 078-917-9955 |
時間 | 11:30 ~14:00LO・17:00~ 21:00LO |
定休日 | 火曜 |
交通アクセス | JR山陽本線明石駅からバス5分の岬町下車すぐ |
URL | https://urazushi.com/ |
国宝 浄土寺
茜色の光が阿弥陀様の光背のよう
鎌倉時代の建築技法・大仏様を用いた全国で唯一のお堂・浄土堂と、堂内にある阿弥陀三尊立像が国宝に指定されている浄土寺。拝観におすすめなのは、何といっても夏の日が落ち始めた夕刻だ。堂内西側から差し込む茜色の光が床に反射し、名仏師・快慶が手掛けた像高5.3mもの阿弥陀像が赤く染め上げられていくさまが何とも美しい。
国宝 浄土寺
住所 | 小野市浄谷町2094 |
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問い合わせ先 | 0794-62-4318(歓喜院) |
時間 | 9:00~12:00・13:00 ~17:00(10月~3月は~16:00) |
定休日 | 12月31日、 1月1日 |
交通アクセス | 神戸電鉄粟生線小野駅から車10分 |
値段 | 500円 |
URL | https://www.hyogo-tourism.jp/spot/513 |
杉原紙の里
杉原紙の製造見学や川遊びなどが楽しめる複合施設
東播磨地区の最北端に位置。かつて鎌倉幕府御用達だった高級和紙・杉原紙の手すき体験ができるほか、キャンプや川遊びも楽しめる。特産品を扱う道の駅やレストランも併設しており、ジューシーな播州百日どりを使ったメニューが人気。
杉原紙の里
住所 | 多可郡多可町加美区鳥羽768-46 |
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問い合わせ先 | 0795-36- 0080(杉原紙研究所)、0795-36-1919(道の駅 杉原紙の里・多可) |
時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | 水曜(祝日の場合は翌日) |
交通アクセス | JR加古川線西脇市駅からバス1時間5分の杉原紙の里下車すぐ |
URL | http://www.sugiharagaminosato.net/ |
“名勝 應聖(おうしょう)寺 庭園”
四季を映す花の寺院で緑を浴びる
飛鳥時代の白雉(はくち)年間に高僧法道仙人が開基した古刹。1000種以上の植物に囲まれ、江戸時代初期に作庭された石組みの庭園(県指定文化財)の青紅葉が書院の机に映る様子は、まるで絵画のようだ。約200本の沙羅の花は、1日で落ちる「一日花」と呼ばれ、諸行無常を象徴。ほかにも夏の花が出迎えてくれる。
“名勝 應聖寺 庭園”
住所 | 神崎郡福崎町高岡1912 |
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問い合わせ先 | 0790-22-1077 |
時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | なし |
交通アクセス | JR播但線福崎駅から車8分 |
値段 | 入山料は200円、庭園拝観料は500円(抹茶・菓子付) |
URL | https://saranotera.or.jp/must/ |
きらきら坂
異国情緒を味わえる赤穂の人気スポット
瀬戸内海を望む赤穂御崎にあり、縁結びで有名な伊和都比売(いわつひめ)神社から海へとつながる坂道。石畳が敷かれた異国のような雰囲気を味わえる人気スポットで、通りにはガラス作家のショップやジェラテリア、カフェなど個性的なお店が並ぶ。
きらきら坂
住所 | 赤穂市御崎2-1 |
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問い合わせ先 | 0791-42-2602(赤穂観光協会) |
交通アクセス | JR赤穂線播州赤穂駅からバス18分の御崎下車すぐ |
URL | https://www.hyogo-tourism.jp/spot/1171 |
揖保乃糸(いぼのいと) 資料館「そうめんの里」
『手延べそうめん』の伝統の技と味わいを体験
日本三大素麺の一つ、播州手延べそうめん「揖保乃糸」。資料館では、模型やシアターでその歴史を学べ、二次元バーコードを読み込むと動画による案内を聞くことも可能。約600年受け継がれてきた「揖保乃糸」の伝統の技に触れられる。
揖保乃糸 資料館「そうめんの里」
住所 | たつの市神岡町奥村56 |
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問い合わせ先 | 0791-65-9000 |
時間 | 9:00〜16:30受付(レ ストランは11:00〜20:00LO) |
定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日) |
交通アクセス | JR姫新線東觜崎駅から徒歩15分 |
値段 | 300円 |
URL | https://www.ibonoito.or.jp/soumennosato/ |
音水湖(引原ダム)
カヌーやカヤックができる自然豊かな人工湖
山間の深い緑に囲まれた県営引原ダムの人工湖。市運営の「音水湖カヌー競技場」があり、アクティビティーが体験できる(料金別途)。湖畔の遊歩道はサイクリングや散策にぴったり。春は桜、秋は紅葉と、美しい景色が広がる。
音水湖(引原ダム)
住所 | 宍粟市波賀町日ノ原176-11 |
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問い合わせ先 | 0790-73-0436(光都土木事務所ダム管理課引原ダム管理所)、アクティビティーは0790-73-0336(音水湖カヌークラブ) |
時間 | 入場自由 |
定休日 | 土・日曜、祝日(ダム管理所) |
交通アクセス | 中国自動車道山崎ICから車45分 |
値段 | 無料 |
URL | https://www.hyogo-tourism.jp/spot/0453 |
佐用町のひまわり
満開の花々は郷愁を呼ぶ夏の原風景
関西最大級である「南光スポーツ公園」周辺の約17haの敷地で、およそ85万本ものヒマワリが出迎えてくれる。満開の時期が1週間程度と短いヒマワリだが、町内4地区で時期をずらして栽培しており、約1カ月間にわたり夏の風物詩を楽しめる。開花情報は佐用町のホームページを確認し、来訪時ははき慣れた靴で、熱中症対策も万全に。
佐用町のひまわり
住所 | 佐用郡佐用町林崎839ほか |
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問い合わせ先 | 0790-82-0670(佐用町商工観光課) |
時間 | 8:30~17:00 |
定休日 | なし |
交通アクセス | JR姫新線播磨徳久駅から徒歩30分 |
値段 | 200円 |
URL | http://34cho.com/kankou/nankou-himawaribatake/ |
兵庫デスティネーションキャンペーンについてもっと知りたい!
公式ガイドブック『別冊旅の手帖 兵庫』
大型観光キャンペーン「兵庫デスティネーションキャンペーン」(2023年7月~9月)期間中の観光情報を盛り込んだ、兵庫の旅のガイドブックです。
巻頭の特集「HYOGO SELECT10」では「食材」「絶景」「名湯」「歴史」「鉄路」の5テーマごとに、とっておきの「10選」をご紹介。広大で変化に富んだ土地の個性を五感で味わう「兵庫テロワール旅」へと誘います。
2023年に世界遺産登録30周年を迎える姫路城をはじめ、但馬牛や明石鯛など山海の幸、城崎温泉・有馬温泉といった情緒ある温泉……と、兵庫の魅力がたっぷり詰まった一冊です。兵庫の地酒の特集や、列車の時刻検索に便利なアプリの情報も。
別冊旅の手帖 兵庫
定価 922円(税込)
兵庫デスティネーションキャンペーン公式サイト
兵庫デスティネーションキャンペーンがテーマに掲げる「兵庫テロワール旅」には、旅する人に従来の旅の感動の先にある「何か」を味わってほしいという思いが込められている。それは、魅力あふれる食や文化の背景にある自然への感謝だったり、人々への敬意だったり……。
新しい視点をもち、「テロワール」 を意識しながら県内の各地を巡ることで、より立体的な風景が見えてくるだろう。