2025.12.18旅行洛西エリアの見どころ【京都デスティネーションキャンペーン2026】

歴史の道と冬の静けさに浸る洛西エリア
竹林や古寺が点在する嵐山・嵯峨野。皇室ゆかりの大覚寺など、歴史の道をじっくり巡りたい。
途中の甘味処や庭園に立ち寄り、冬の静けさに身をゆだねよう。
旧嵯峨御所 大本山大覚寺(きゅうさがごしょ だいほんざんだいかくじ)
名勝・大沢池は日本最古の人工林泉で、唐(中国)の洞庭湖(どうていこ)を模して造られた
静寂に包まれる皇室ゆかりの大寺院
嵯峨天皇の離宮を起源とし、貞観18年(876)に寺院へ改められた真言宗の大本山。広大な境内には、宸殿(しんでん/重文)、庭園、写経道場などがあり、御所の風格と静寂が漂う。冬の澄んだ空気の中、大沢池(おおさわのいけ)に映る山影が趣を添える。
旧嵯峨御所 大本山大覚寺
| 住所 | 右京区嵯峨大沢町4 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・871・0071 |
| 時間 | 9時~16時30分受付 |
| 定休日 | なし |
| 交通アクセス | JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩20分 |
| 値段 | お堂エリア500円 (写経体験は別途)、 大沢池エリア300円 |
| URL | https://www.daikakuji.or.jp/ |
車折神社(くるまざきじんじゃ)
朱色の社殿が冬の境内に鮮やかに映える
芸能の神様を祀る、開運神社
儒学者・清原頼業(きよはらのよりなり)を祀る神社で、創建は文永11年(1274)。末社に天宇受売命(あめのうずめのみこと)を祀ることから芸能神社として知られ、芸能人の名前が並ぶ玉垣は圧巻。願いを叶えてくれるという「祈念神石(きねんしんせき)」も強力なパワーストーンとして人気。
車折神社
| 住所 | 右京区嵯峨朝日町23 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・861・0039 |
| 時間 | 9時30分~17時 |
| 定休日 | なし |
| 交通アクセス | 嵐電嵐山本線車折神社駅からすぐ |
| 値段 | 無料 |
| URL | https://www.kurumazakijinja.or.jp/ |
二尊院(にそんいん)
承和年間(834〜848)創建、二尊を安置する本堂
小倉山の麓に二尊を祀る
平安時代の承和年間(834〜848)に創建された天台宗寺院。釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を本尊とし、寺名の由来にもなっている。参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ、秋には鮮やかな紅葉が彩るが、冬の静けさもまた格別。
二尊院
| 住所 | 右京区嵯峨二尊院門前長神町27 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・861・0687 |
| 時間 | 9時~16時30分受付 |
| 定休日 | なし |
| 交通アクセス | 嵐電嵐山本線嵐山駅から徒歩15分 |
| 値段 | 600円 |
| URL | https://nisonin.jp/ |
京・嵐山 錦(きょう・あらしやま にしき)
四季折々の料理が楽しめる桜宿膳コース 6800円
嵐山の風景に溶け込む老舗料亭
渡月橋畔・中ノ島公園内に佇む数寄屋造りの料亭。名物「桜宿膳(おうしゃくぜん)」は、八寸と炊合せを引き出し式の箱膳に盛り付けた華やかな会席料理で、月替わりの献立が四季の味覚を伝える。冬季限定「すっぽん鍋コース」は完全予約制。
京・嵐山 錦
| 住所 | 右京区嵯峨中ノ島公園内 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・871・8888 |
| 時間 | 11時~19時LO |
| 定休日 | 火曜(祝日の場合は翌日) |
| 交通アクセス | 阪急嵐山線嵐山駅から徒歩4分。または嵐電嵐山本線嵐山駅から徒歩6分 |
| URL | https://www.arashiyama-nishiki.com/ |
レストラン嵐山(レストランあらしやま)
京のごちそう ビュッフェ50分間 2200円
渡月橋をのぞむくつろぎの空間
京料理や洋食、スイーツなど多彩なメニューが自慢のビュッフェ。旬のおばんざいや老舗コラボ料理が並ぶ「京のごちそうビュッフェ」と、自分でつくる「WATASHIなべ」がおすすめ(予約制)。
レストラン嵐山
| 住所 | 右京区嵯峨天龍寺造路町33 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・872・5111 |
| 時間 | 11時~14時 |
| 定休日 | なし |
| 交通アクセス | 嵐電嵐山本線嵐山駅から徒歩3分 |
| URL | https://www.r-arashiyama.com/ |
嵯峨嵐山文華館(さがあらしやまぶんかかん)
百人一首の歴史や魅力、日本画の粋を伝える
日本画の粋を伝えるミュージアム
百人一首ゆかりの地・嵯峨に位置する美術館。常設展では小倉百人一首の歴史と文化を紹介し、企画展では浮世絵や美人画など多彩な日本美術を展示。庭園に面したカフェも併設され、嵐山散策のひとときに芸術と静寂を味わえる。
嵯峨嵐山文華館
| 住所 | 右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・882・1111 |
| 時間 | 10時~16時30分入館 |
| 定休日 | 年末年始、展示替期間 |
| 交通アクセス | 嵐電嵐山本線嵐山駅から徒歩5分。またはJR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩14分 |
| 値段 | 1000円 |
| URL | https://www.samac.jp/ |
囲と囲曲 byパンとエスプレッソと(かこといま バイ パンとエスプレッソと)
バターの香りが漂うオリジナルワッフルの「ムッフル」
古民家を活かしたワッフル専門店
人気ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」が手掛けるワッフル専門店。京町家を改装した落ち着いた空間で、オリジナル食パン「ムー」を使った、外はカリッと中はもちふわのワッフル「ムッフル」を楽しめる。
囲と囲曲 byパンとエスプレッソと
| 住所 | 右京区嵯峨天龍寺北造路町29-2 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・468・9200 |
| 時間 | 8時~17時LO |
| 定休日 | 不定休 |
| 交通アクセス | JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩5分 |
| URL | https://bread-espresso.jp/shop/kako-and-ima.html |
福寿園 嵐山茶屋(ふくじゅえん あらしやまちゃや)
ドリップで苦味を抑え、旨味と甘味を引き出した新感覚のお茶
茶の香りに包まれる癒やし茶屋
寛政2年(1790)創業の老舗茶舗「福寿園」が手掛ける宇治茶カフェ。嵐電嵐山駅前すぐの「嵐山昇龍苑」内にあり、抹茶などを楽しめる。冬には、ホットの抹茶ラテやドリップティーで、冷えた体を温めよう。
福寿園 嵐山茶屋
| 住所 | 右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町40-8 昇龍苑内 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・861・2910 |
| 時間 | 10時~16時30分LO |
| 定休日 | 昇龍苑に準ずる |
| 交通アクセス | 嵐電嵐山本線嵐山駅から徒歩5分。またはJR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩10分 |
| URL | https://www.fukujuen.com/shop/default.aspx |
博物館 さがの人形の家(はくぶつかん さがのにんぎょうのいえ)
かやぶき門をくぐると、静かな庭園の先に1階建ての博物館が現れる
人形の美と技に触れる小さな博物館
嵯峨野に佇む人形専門博物館。江戸期から昭和初期までの古人形約20万点を収蔵し、御所人形や嵯峨人形、からくり人形など多彩な展示が魅力。文化財指定の人形も含み、人形文化の奥深さに触れられる。
博物館 さがの人形の家
| 住所 | 右京区嵯峨鳥居本仏餉田町12 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・882・1421 |
| 時間 | 11時~16時30分 |
| 定休日 | 12月24日~2月13日 |
| 交通アクセス | JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩20分 |
| 値段 | 1500円 |
| URL | https://sagano.or.jp/ |
いしかわ竹乃店(いしかわたけのてん)
伝統の竹細工や暮らしの道具が並ぶ
美しい竹籠を編んで持ち帰ろう
昭和10年(1935)創業の竹製品専門店。店内には嵯峨野らしい竹細工や茶道具、暮らしの道具が並んでいる。小ぶりな「四海波籠(しかいなみかご)」の竹籠編み体験が人気で、完成品は思い出に持ち帰って、花生けや小物入れに。
いしかわ竹乃店
| 住所 | 右京区嵯峨天龍寺造路町35 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・861・0076 |
| 時間 | 10時~18時 |
| 定休日 | 1月1日 |
| 交通アクセス | 嵐電嵐山本線嵐山駅からすぐ |
| URL | https://www.takenomise.com/ |
嵯峩螺鈿 野村(さがらでん のむら)
創業110年。京都で唯一螺鈿と蒔絵の体験ができる
光と技が宿る、京の螺鈿細工
京螺鈿の伝統を受け継ぐ螺鈿工芸専門店で、販売のほか螺鈿と蒔絵の制作体験も開催している。丸盆やペアコースターに貝を貼り、金彩で絵付けする工程は、初心者でも手ぶらで参加可能。完成品は当日持ち帰りできる。
嵯峩螺鈿 野村
| 住所 | 右京区嵯峨釈迦堂大門町26 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・871・4353 |
| 時間 | 9時~18時 |
| 定休日 | なし |
| 交通アクセス | JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅・嵐電嵐山本線嵐山駅から徒歩10分 |
| URL | https://sagaraden.com/ |
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2026年の大河ドラマで話題の豊臣秀長・秀吉ゆかりの寺社など、普段は見ることができない非公開文化財の特別公開15件をはじめ、秀吉の足跡を辿る町歩き、この冬茶の湯の展示が楽しめる美術館の特集も。
また、巻頭企画では、千家十職の塗師・中村宗哲さん、陶芸家・諏訪蘇山さんの姉妹スペシャル対談、60回記念企画として京都出身の俳優・西村和彦さんのインタビューを掲載。「京の冬の旅」を事前予約で楽しめるプランや特別イベント情報にも注目です。
京都デスティネーションキャンペーン公式サイト
第60回を迎える今回のテーマは、2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』にちなみ、「豊臣秀長と兄・秀吉ゆかりの地」。この記念すべき節目を祝う2つのテーマを中心に、普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築など様々な文化財が期間限定で特別公開されます。
