トレたび JRグループ協力

2025.12.18旅行洛東エリアの見どころ【京都デスティネーションキャンペーン2026】

名社寺と店めぐりが楽しい洛東エリア

優美な稜線を描く東山の麓には、格式ある寺院や信仰を集める社が佇み、感性をくすぐるカフェやミュージアムも点在する。

沿道の店をはしごしながら、京の石畳を軽やかに歩こう。

六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)


日本家屋の入り口 住宅地の中に朱色の堂宇が存在感を放つ

空也上人ゆかりの古刹

天暦5年(951)、空也上人により開創され、西国三十三所第17番札所としても信仰を集める。「令和館」には、重要文化財の空也上人立像など平安・鎌倉時代の名像が並ぶ。
正月の三が日に行われる皇服茶授与(おうぶくちゃじゅよ)も見どころ。


六波羅蜜寺

住所 東山区ロクロ町81-1
問い合わせ先 075・561・6980
時間 8時30分~16時30分(令和館は9時~16時受付)
定休日 なし
交通アクセス 京阪電車清水五条駅から徒歩7分
値段 令和館は600円
URL https://rokuhara.or.jp/

知恩院(ちおんいん)


日本の大きな門 国宝に指定される日本最大の三門

浄土宗総本山の壮大な佇まい

宗祖・法然(ほうねん)上人が草庵を結んだ地に立つ知恩院には、国宝の御影堂(みえいどう)や三門をはじめ、国指定重要文化財の堂宇が並び、壮麗な伽藍(がらん)が広がる。友禅(ゆうぜん)染の祖にちなむ友禅苑や、東山を借景とした方丈庭園なども見どころ。


知恩院

住所 東山区林下町400
問い合わせ先 075・531・2140(拝観係直通)
時間 6時~16時(庭園は9時~、方丈庭園は~15時50分)
定休日 なし※庭園はWEBサイトで確認
交通アクセス 地下鉄東西線東山駅から徒歩8分
値段 庭園は共通券500円
URL https://www.chion-in.or.jp/

安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)


雪の積もった神社 願い事が書かれた形代(お札)に覆われた縁切り縁結び碑

悪縁を断ち良縁を結ぶ祈願の社

「安井の金比羅さん」として親しまれる神社。境内中央の「縁切り縁結び碑(いし)」は、縁切り・縁結びなどの祈願方法の一つとして有名だ。形代に願い事を書き、穴を表から往復でくぐることで悪縁を断ち、良縁を結ぶといわれる。


安井金比羅宮

住所 東山区下弁天町70
問い合わせ先  075・561・5127
時間  拝観自由(授与所は9時~17時30分) 
定休日 なし
交通アクセス 京阪電車祇園四条駅から徒歩10分
値段 無料
URL http://www.yasui-konpiragu.or.jp/

いもぼう平野家本家(いもぼうひらのやほんけ)


赤い器に入った煮物 京名物「いもぼう」は冬の味覚の代表格

海老芋(えびいも)と棒鱈(ぼうだら)の京名物を円山(まるやま)公園で

享保年間創業、300年続く老舗料亭。京名物「いもぼう」は、海老芋と北海道産棒鱈を炊き合わせた一子相伝の味。公園の緑に包まれた風情ある店内で、季節の会席料理や御膳をゆったりと楽しめる。


いもぼう平野家本家

住所 東山区祇園町北側362(円山公園内)
問い合わせ先 075・525・0026
時間 11時~14時LO・ 17時~20時LO
定休日 不定休
交通アクセス 京阪電車祇園四条駅から 徒歩10分 
URL http://www.imobou.com/

レストランキエフ


料理 「キエフコース」 5800 円。メインは4種から選べる

鴨川を望む老舗で味わう異国の食卓

昭和47年(1972)創業、京都で数少ないロシア・ウクライナ・ジョージア料理専門店。京都らしい眺めを楽しめる窓辺で、ボルシチやピロシキ、ビーフストロガノフなど本格的な郷土料理を堪能できる。


レストランキエフ

住所  東山区廿一軒町236鴨東ビル6F
問い合わせ先 075・525・0860
時間 12時~14時30分LO・17時~20時LO(土・日曜、祝日は通し営業)
定休日 なし※臨時休業あり
交通アクセス 京阪電車祇園四条駅からすぐ
URL https://restaurant-kiev.com/

京都市京セラ美術館(きょうとしきょうせらびじゅつかん)


洋風の建物、青空 「ガラス・リボン」が迎えるエントランス(撮影/来田猛)

近代建築とアートが響き合う

昭和8年(1933)創建、大改修を経て令和2年にリニューアルオープン。2月からは特別展「日本画アヴァンギャルド KYOTO 1948-1970」などが開催され、カフェやショップも充実。


京都市京セラ美術館

住所 左京区岡崎円勝寺町124
問い合わせ先 075・771・4334
時間 10時~18時 (最終入場時間は展覧会により異なる)
定休日 月曜(祝日の場合は開館)
交通アクセス 地下鉄東西線東山駅から徒歩8分
値段 展覧会により異なる
URL https://kyotocity-kyocera.museum/

ホテル長楽館(ホテルちょうらくかん)


アフタヌーンティー 優雅な「アフタヌーンティーセット」1名7150円~(税・サービス料込み)

明治の迎賓館で優雅なティータイム

明治42年(1909)、煙草王・村井吉兵衛が国内外の賓客をもてなすために建てた洋館。重厚な意匠の館内では、アフタヌーンティーやフレンチのコースが楽しめ、クラシカルな調度品に囲まれて優雅なひとときを過ごせる。


ホテル長楽館

住所 東山区円山町604
問い合わせ先  075・561・0001
時間 カフェ11時~18時LO、アフタヌーンティーは12時~18時(2部制、2時間制) 
定休日 不定休
交通アクセス 京阪電車祇園四条駅から徒歩10分
URL https://chourakukan.co.jp/

京洋菓子司ジュヴァンセル祇園店 スイーツカフェ(きょうようがしつかさジュヴァンセルぎおんてん スイーツカフェ)


お菓子とお茶 ほんのり温かなチョコレートソースでいただく「祇園フォンデュ」1540円

「乙女」(ジュヴァンセル)の名を持つ京スイーツの名店

祇園散策の途中で立ち寄りたい、京都らしい素材と洋菓子の技法を融合させた創作スイーツが人気の洋菓子店。抹茶や黒豆を使ったケーキやパフェのほか、季節限定の甘味も楽しめる。焼き菓子やギフトも充実。


京洋菓子司ジュヴァンセル祇園店 スイーツカフェ

住所 東山区清井町482京ばんビル2F
問い合わせ先 075・551・1511
時間 10時~17時30分LO
定休日 火曜
交通アクセス 京阪電車祇園四条駅から徒歩10分
URL https://jouvencelle.jp/

漢検 漢字博物館・図書館 (漢字ミュージアム) (かんけん かんじはくぶつかん・としょかん 〈かんじミュージアム〉)


タッチパネル 体験型展示で漢字の魅力に触れられる

遊んで学んで漢字が好きになる

漢字のおもしろさや奥深さを体感できる漢字専門ミュージアム。1階には「今年の漢字®」大書や漢字歴史絵巻、2階には体験型展示が並び、漢字について楽しく学べる。約5000冊の蔵書を誇る漢字の図書館も併設。


漢検 漢字博物館・図書館 (漢字ミュージアム)

住所 東山区祇園町南側551
問い合わせ先 075・757・8686
時間 9時30分~16時30分(最終入館)
定休日 月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、臨時休館あり
交通アクセス 京阪電車祇園四条駅から徒歩5分
値段 800円
URL https://www.kanjimuseum.kyoto/

高台寺 一念坂 金網つじ(こうだいじ いちねんざか かなあみつじ)


おたまが2個 菊出し技法で 編まれた八角形の 「とうふすくい」 1万1220円

金網職人の技に触れる

高台寺一念坂に佇む京金網の老舗。茶こしや焼き網など、日常使いの道具を手仕事で製作・販売。とうふすくいやドリームキャッチャーの製作体験もあり、体験後に楽しむ「CIRCLE TEA INFUSER」で淹れるお茶の味は格別。


高台寺 一念坂 金網つじ

住所 東山区桝屋町362
問い合わせ先 075・551・5500
時間 10時~18時(体験は予約制)
定休日 水曜、年末年始
交通アクセス 京阪電車祇園四条駅から 徒歩15分
URL https://kanaamitsuji.com/

香老舗 松栄堂 産寧坂店(こうろうほ しょうえいどう さんねいざかてん)


日本家屋の外観 数寄屋風の佇まいから和の香りが漂う

京の香りと出合える町家ショップ

香の老舗「松栄堂」が青龍苑内に営むお店。町家風の店内には、「ときの香」シリーズや、京野菜をモチーフにした匂い袋など、産寧坂店ならではの品がそろう。香りの根付やお香は、旅の記念や贈り物にも好評。


香老舗 松栄堂 産寧坂店

住所 東山区清水3-334青龍苑内
問い合わせ先 075・532・5590
時間 10時~18時
定休日 なし
交通アクセス 京都駅からバス20分の清水道下車、徒歩10分
URL https://www.shoyeido.co.jp/

京都デスティネーションキャンペーンについてもっと知りたい!

公式ガイドブック『別冊旅の手帖 京の冬の旅 2026』


大型観光キャンペーン・京都デスティネーションキャンペーン「60回記念 京の冬の旅」(2026年1月~3月)期間中の観光情報を盛り込んだ、冬の京都の旅のガイドブックです。

2026年の大河ドラマで話題の豊臣秀長・秀吉ゆかりの寺社など、普段は見ることができない非公開文化財の特別公開15件をはじめ、秀吉の足跡を辿る町歩き、この冬茶の湯の展示が楽しめる美術館の特集も。

また、巻頭企画では、千家十職の塗師・中村宗哲さん、陶芸家・諏訪蘇山さんの姉妹スペシャル対談、60回記念企画として京都出身の俳優・西村和彦さんのインタビューを掲載。「京の冬の旅」を事前予約で楽しめるプランや特別イベント情報にも注目です。

定価:1100円(税込)


詳細・ご購入はこちらから

京都デスティネーションキャンペーン公式サイト



第60回を迎える今回のテーマは、2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』にちなみ、「豊臣秀長と兄・秀吉ゆかりの地」。この記念すべき節目を祝う2つのテーマを中心に、普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築など様々な文化財が期間限定で特別公開されます。


京都デスティネーションキャンペーン公式サイト


トレたび公式SNS
  • X
  • Facebook
  • Instagram