2025.12.18旅行洛北・洛中エリアの見どころ【京都デスティネーションキャンペーン2026】

伝統と文化が薫る洛北洛中エリア
京都御所を中心に、世界遺産や格式ある古社寺が点在する洛北・洛中。
都の中心として受け継がれてきた技や心意気が息づくエリアで、多彩なスポットやグルメを楽しもう。
妙満寺(みょうまんじ)
「雪の庭」。日本初となる正式俳諧興行が行われた俳諧 (俳句) 発祥の地
雪の庭に静寂が宿る洛北の名刹
室町時代創建の顕本法華宗(けんぽんほっけしゅう)総本山。本坊の枯山水庭園「雪の庭」は、俳諧の祖・松永貞徳(まつながていとく)作庭「雪月花の三庭苑」の一つで、冠雪した比叡山を借景とした眺望が美しい。展示室には「安珍清姫ゆかりの鐘」を安置する。
妙満寺
| 住所 | 左京区岩倉幡枝町91 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・791・7171 |
| 時間 | 6時~17時 ※本坊は9時~16時受付(16時30分 完全退室) |
| 定休日 | なし |
| 交通アクセス | 叡山電鉄鞍馬線木野駅から徒歩5分。または地下鉄烏丸線国際会館駅から徒歩20分 |
| 値段 | 無料(本坊は800円、拝観説明3000円※要予約) |
| URL | https://myomanji.jp/ |
妙顯寺(みょうけんじ)
格天井に描かれた家紋が見事な大本堂
秀吉も定宿にしていた大寺院
京都における初の日蓮宗寺院として知られ、巨大な大本堂には日蓮大菩薩をはじめとした4尊像を祀る。豊臣秀吉など数々の戦国武将たちが定宿にし、秀吉により現在地に移転。四季折々で趣の異なる4つの庭園も美しい。
妙顯寺
| 住所 | 上京区妙顕寺前町514 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・414・0808 |
| 時間 | 10時~16時受付 |
| 定休日 | 2月下旬~3月上旬拝観休止予定 |
| 交通アクセス | 地下鉄烏丸線鞍馬口駅から徒歩10分 |
| 値段 | 500円(ライトアップ開催中800円) |
| URL | https://shikaishodo-myokenji.org/ |
錦天満宮(にしきてんまんぐう)
新京極のビルに囲まれて立つ「錦の天神さん」
活気あふれる新京極の町を見守る
錦市場のにぎわいの先、新京極商店街に面して佇む錦天満宮は、学問の神様・菅原道真を祀る神社。こぢんまりとした境内ながら、「撫で牛」や「大願梅(たいがんうめ)」などがあり、境内の井戸からは名水「錦の水」がこんこんと湧く。
錦天満宮
| 住所 | 中京区中之町537 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・231・5732 |
| 時間 | 8時~20時 |
| 定休日 | なし |
| 交通アクセス | 阪急京都線京都河原町駅から徒歩3分 |
| 値段 | 無料 |
| URL | https://nishikitenmangu.or.jp/ |
モリタ屋 四条猪熊本店(モリタや しじょういのくまほんてん)
「すき焼き」7700円~ (サービス料10%別)
老舗精肉店の味を気軽に味わえる
明治2年(1869)に京都で初の牛肉専門店として創業した老舗精肉店「モリタ屋」が手掛けるレストラン。厳選された黒毛和牛を使ったすき焼きやしゃぶしゃぶが人気で、和牛の味わいを心ゆくまで堪能できる。
モリタ屋 四条猪熊本店
| 住所 | 中京区錦猪熊町521 2F |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・842・0298 |
| 時間 | 11時30分~14時30分入店・17時~21時入店(土・日曜、祝日は通し営業) |
| 定休日 | 12月31日・1月1日 |
| 交通アクセス | 阪急京都線大宮駅から徒歩2分 |
| URL | https://moritaya-kyoto.co.jp/restaurant/ |
西陣魚新(にしじんうおしん)
夜の懐石は1万5180円~
有職料理と名物「今出川豆腐」
安政2年(1855)創業、西陣の町並みに溶け込む老舗料亭。宮中の式典料理を源流とする有職料理の伝統を今に伝え、昼は西陣弁当や御膳、夜は雅な懐石が用意されている。名物「今出川豆腐」とともに堪能したい。
西陣魚新
| 住所 | 上京区中宮町300 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・441・0753 |
| 時間 | 11時30分~13時LO・17時30分~19時LO |
| 定休日 | 12月23日~1月3日 |
| 交通アクセス | 嵐電北野線北野白梅町駅から徒歩18分。または地下鉄烏丸線今出川駅から徒歩16分 |
| URL | https://www.nishijin-uoshin.co.jp/ |
京都文化博物館(きょうとぶんかはくぶつかん)
展覧会や音楽会が開催される別館ホール
自由で独創的な京都文化を紹介
京都の暮らしと芸術を辿る常設展や、特別展なども充実。江戸時代末期の京町家の表構えを再現した「ろうじ店舗」で京の味や工芸品も楽しめるほか、博物館の象徴でもある旧日本銀行京都支店の建物が別館として公開されている。
京都文化博物館
| 住所 | 中京区三条高倉 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・222・0888 |
| 時間 | 10時~19時入館(特別展は~17時30分入館 ※金曜は~19時入館) |
| 定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日、年末年始) |
| 交通アクセス | 地下鉄烏丸線・東西線烏丸御池駅から徒歩3分 |
| 値段 | 500円(特別展は要別途料金) |
| URL | https://www.bunpaku.or.jp/ |
虎屋菓寮 京都一条店(とらやかりょう きょうといちじょうてん)
「きな粉あんみつ」(飲み物付き)2530円
御所のそばで喫茶と本をゆったりと
室町時代後期創業の老舗和菓子店「とらや」が営む甘味処。季節ごとに表情を変える庭を眺めながら、羊羹や生菓子を抹茶とともに楽しめる。和菓子や日本文化に関わる書籍約600冊も自由に閲覧可能。
虎屋菓寮 京都一条店
| 住所 | 上京区広橋殿町400 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・441・3113 |
| 時間 | 10時~17時30分LO |
| 定休日 | 最終月曜(祝日、12月を除く)、1月1日 |
| 交通アクセス | 地下鉄烏丸線今出川駅から徒歩7分 |
| URL | https://www.toraya-group.co.jp/shops/shop-55 |
イノダコーヒ本店(イノダコーヒほんてん)
昭和15年(1940)創業。写真は旧館
京都のカフェ文化を支える老舗喫茶
町家風の外観に対し、店内はクラシカルな洋館風。
本館には中庭があり、レトロな旧館やテラス席も含めて最大211席を備える。名物ブレンド「アラビアの真珠」やこだわりのハム入りの朝食セットなどが根強い人気を誇る。
イノダコーヒ本店
| 住所 | 中京区道祐町140 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・221・0507 |
| 時間 | 7時~17時30分LO |
| 定休日 | なし |
| 交通アクセス | 地下鉄烏丸線・東西線烏丸御池駅から徒歩5分 |
| URL | https://www.inoda-coffee.co.jp/ |
山田松香木店(やまだまつこうぼくてん)
山吹色の暖簾が迎える、香りの老舗
気軽に和の香りを体験
明和9年(1772)創業の香木専門店。店内には沈香(じんこう)や白檀(びゃくだん)のほか、香道の道具や香り袋もそろう。香木の香りを鑑賞する「聞香(もんこう)コース」と、香りを作る「調香コース」の多彩な体験メニューが雅な香りの世界に導いてくれる。
山田松香木店
| 住所 | 上京区勘解由小路町164 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・441・1123 |
| 時間 | 10時30分~17時(体験は15時開催、要予約) |
| 定休日 | 第3日曜、年末年始・お盆 |
| 交通アクセス | 地下鉄烏丸線丸太町駅から徒歩7分 |
| URL | https://yamadamatsu.co.jp/ |
田中長奈良漬店(たなかちょうならづけてん)
「奈良漬バターサンド」 2592円
みりんの風味を生かした奈良漬
寛政元年(1789)創業の奈良漬の専門店。伝統技法で約2年かけて仕上げる「都錦味淋漬(みやこにしきみりんづけ)」は、みりんの風味とコクが特徴。瓜や茄子、胡瓜など野菜を用いた定番はもちろん、注目の「奈良漬バターサンド」もおすすめ。
田中長奈良漬店
| 住所 | 下京区童侍者町160 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・351・3468 |
| 時間 | 8時30分~17時30分 |
| 定休日 | 1月1~3日 |
| 交通アクセス | 地下鉄烏丸線四条駅または阪急京都線烏丸駅から徒歩3分 |
| URL | https://tanakacho.co.jp/ |
SOO-ソマル(ソマル)
伝統の染色技術で作られたメガネ拭き「おふき」1650 円
手染め京友禅のメガネ拭きが秀逸
京の染屋ユニットSOO(ソマル)が手掛ける京友禅ブランド。京都のみで販売を行っており、京友禅を身近に楽しめる商品を開発している。手染め絹の「おふき」シリーズは、すべてが手作りの一点物。
SOO-ソマル
| 住所 | 上京区大門町259関谷染色内 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 075・222・0381 |
| 時間 | 9時~17時 |
| 定休日 | 土・日曜、祝日 |
| 交通アクセス | 地下鉄烏丸線丸太町駅から徒歩3分 |
| URL | https://soo.kyoto/ |
京都デスティネーションキャンペーンについてもっと知りたい!
公式ガイドブック『別冊旅の手帖 京の冬の旅 2026』
大型観光キャンペーン・京都デスティネーションキャンペーン「60回記念 京の冬の旅」(2026年1月~3月)期間中の観光情報を盛り込んだ、冬の京都の旅のガイドブックです。
2026年の大河ドラマで話題の豊臣秀長・秀吉ゆかりの寺社など、普段は見ることができない非公開文化財の特別公開15件をはじめ、秀吉の足跡を辿る町歩き、この冬茶の湯の展示が楽しめる美術館の特集も。
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定価:1100円(税込)
京都デスティネーションキャンペーン公式サイト
第60回を迎える今回のテーマは、2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』にちなみ、「豊臣秀長と兄・秀吉ゆかりの地」。この記念すべき節目を祝う2つのテーマを中心に、普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築など様々な文化財が期間限定で特別公開されます。
