奈良県奈良市で鹿に出合い伝統食を味わう
せっかく旅行に行くなら、その土地ならではの体験やグルメは逃したくない! でも、最近の注目スポットも気になる……。そんなあなたに「奈良へ行くならまずこれを押さえておけば大丈夫!」な5スポットを厳選してお届けします。
歴史を感じる「飛鳥鍋」を味わい、柿の葉すしづくりも体験! 奈良公園をのんびり散策し、平城宮跡をめぐる古都ならではの楽しみ方があります。奈良県産のイチゴ種を満喫できるアフタヌーンブッフェでラグジュアリーな気分も味わってみて。
奈良へはどう行く?
大和路快速は主に221系が使用される
JR新大阪駅からJR奈良駅までは、50.8km。JR東海道本線快速で大阪駅まで4分、そこから関西本線大和路快速奈良行きに乗り換えて51分で奈良駅へ到着します。
大阪・新大阪~奈良間を土休日に臨時列車として運行している特急「まほろば」は1日1往復運行。大阪から奈良まで乗り換えなし60分で結びます。奈良の文化と歴史の継承をテーマにした車両デザインが“時の旅”へと誘ってくれます。
奈良行くならまずこれ! 5選
定番!【奈良公園】
約1700本植えられた桜は3月下旬~4月下旬まで見頃が続く
奈良市街の東一帯にある都市公園。総面積は世界遺産・特別天然記念物『春日山原始林』を含む510haあり、春日大社や興福寺、東大寺、国立博物館などが隣接します。
園内には美しい芝生を食む鹿たちの姿や、樹齢1000年にもなる松木立などが続き、穏やかで神聖な空気を感じられます。
春日大社に伝わる伝説によって、神の使いとして保護され大切にされるようになったという約1400頭の鹿は、国の天然記念物「奈良のシカ」に指定され、まさに奈良のシンボル。国内外から訪れた多くの人たちが鹿せんべいをあげて楽しんでいます。
園内には県花であるナラノヤエザクラが数多く植えられ、茶山園地ではゴールデンウィーク頃まで遅い花見も楽しめます。また、猿沢池園地には興福寺五重塔と池の柳が水面に映え、季節ごとに違った表情を見せるのも魅力です。
※五重塔は現在修復工事中。
守ろう! シカマナー
病気や事故につながるため、鹿せんべい以外の食べ物を与えないこと。
鹿が誤って食べてしまうことがあるため、ゴミを捨てないこと。
鹿を叩いたり、追いかけたり、いたずらをしないこと。
これらを守って接するようにしましょう。
また、野生動物であるため、時として攻撃してくることもあります。
特に小さなお子様連れの方は注意してください。
浅茅が原園地は奈良公園を代表する名勝地
国の天然記念物「奈良のシカ」
奈良公園
| 住所 | 奈良県奈良市春日野町ほか |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 0742-22-0375(奈良公園事務所) |
| 時間 | 24時間開放 |
| 交通アクセス | JR奈良駅から徒歩20分、またはバス7分 |
| 値段 | 無料 |
| URL | https://www3.pref.nara.jp/park/ |
定番!【平城宮跡歴史公園】
平城宮最大の宮殿、第一次大極殿
1300年の時を経て復元が進む
和銅3年(710)に遷都された平城京の中心「平城宮」の宮跡です。朱雀門より北側が世界遺産に登録された「平城宮跡」になります。東西1.3km、南北1kmのエリアに大極殿や朱雀門などが復元されています。
北側に位置する“第一次大極殿院”は「大極殿」など宮都の中心施設があり、天皇の即位や外国使節との謁見など、国家の重要な儀式が行われた場所だったとされています。2010年に復元した「第一次大極殿」をはじめ、2022年に復元された「大極門(南門)」や2026年春に「東楼」が復元されることで、より当時の様子が伝わってきます。
また、南側に位置する「朱雀門」前の“朱雀門ひろば”は、奈良時代の人々にとってかけがえのない祝祭の場だったとされ、外国使節の送迎や、大勢の人たちが集う歌垣などが行われていたといいます。「朱雀大路」と「二条大路」が復原整備され、往時の景観がより鮮やかによみがえりました。
朱雀門ひろばの『天平みはらし館』には展望デッキやVRシアターがあり、宮跡展望室からは平城宮跡を一望できます。
平城宮跡歴史公園
| 住所 | 奈良県奈良市二条大路南、佐紀町 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 0742-36-8780(平城宮跡管理センター) |
| 時間 | 施設により異なる |
| 定休日 | 施設により異なる |
| 交通アクセス | JR奈良駅からバス10分 |
| 値段 | 無料 |
| URL | https://www.heijo-park.jp/ |
体験!【柿の葉すし本舗たなか [なら本店]】
山里で「ハレの日」のご馳走だった柿の葉すし
明治後期に創業の老舗
奈良の五條・吉野地方に伝わる、先人の知恵がつまった食文化のひとつ「柿の葉すし」。海から遠く離れた山里で「ハレの日」のご馳走として、人々が集まる夏祭りに欠かすことのできない行事食だったといいます。鯖を塩や酢で「しめる」、重石をきかせて一晩「押す」ことで味をなじませ、柿の葉で「包んで」香りをうつすといった、食の保存の知恵や調理の技術が活かされています。
ここではぜひ「柿の葉すし手作り体験」を。75分間の体験で柿の葉すしのルーツを学んでから、手作り体験ができます。出来上がったらお土産として持ち帰ることができ、柿の葉茶と奈良のお土産(たなかオリジナル奈良ふきん)も付いてきます。作ったお寿司は体験後に観光に出かけて戻るまで預かってもらえるサービスもあり、安心です。
さば、さけの柿の葉すしづくりに挑戦
簡易エプロンも用意され、身一つで訪ねても体験できる
柿の葉すし本舗たなか [なら本店]
| 住所 | 奈良県奈良市東向中町5番地2 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 0742-81-3651 |
| 時間 | 店舗は9:00~19:00/手作り体験は水・金・日曜の10:00~と15:00~ |
| 交通アクセス | JR奈良駅から徒歩17分 |
| 値段 | 柿の葉すし手作り体験4200円(1名、柿の葉すし木箱12個入<さば・さけ>)※公式HPから事前に要予約 |
| URL | https://www.kakinohasushi.co.jp/ |
定番!【はり新】
風情ある奈良の町家
郷土料理「飛鳥鍋」
街道に佇む風情溢れるこの店は、元は江戸時代中末期に建てられた両替商のお座敷でした。奈良の町家の落ち着いた空間で、大和野菜や古代チーズ「蘇」や郷土料理「飛鳥鍋」が楽しめます。
人気のメニューの松花堂弁当「かみつみち弁当」は、季節の食材が少しずつ楽しめる内容。このお弁当に奈良の郷土料理「飛鳥鍋」をつけてセット(天麩羅付き5500円)にしていただくことができます。飛鳥鍋は牛乳と鶏がらスープ、味噌で味を整えて、鶏肉、豆腐、白ネギ、大和真菜などといっしょに炊いた鍋。身体を芯から温めてくれます。
※飛鳥鍋は予約制のため、前営業日15時までに予約を。
かみつみち弁当に飛鳥鍋がついた葛城(5500円 ※2026年4月より6160円)
純和風の店内で庭を眺めながらいただける
はり新
| 住所 | 奈良県奈良市中新屋町15番地 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 0742-22-2669 |
| 時間 | 11:30~15:00・18:00~21:00 |
| 定休日 | 月曜(月曜が祝日の場合は翌休)・木曜夜 |
| 交通アクセス | JR奈良駅から徒歩20分 |
| URL | https://harishin.com/ |
注目!【JWマリオット・ホテル奈良のアフタヌーンブッフェ「ストロベリージュエルズ」】
セイボリーは苺とパルミジャーノのカナッペなど9種、スイーツは苺とほうじ茶のブリュレ(奈乃華)をはじめ12種類
テーブルの主役はまるで宝石のようなイチゴたち。スイーツとセイボリー(塩味のあるメニュー)が織りなすブッフェには、ブランドイチゴ「古都華」「奈乃華」「あすかルビー」がたっぷり使われています。
奈良県が誇るブランドイチゴを味わい尽くせる贅沢なブッフェで、散策に疲れた足を癒やしてはいかがでしょうか。
芳醇な香りと甘酸っぱさが際立つ古都華は、濃厚なティラミスに。上品な甘みと酸味のバランスが魅力の奈乃華は、滑らかなニューヨークチーズケーキにとそれぞれのイチゴの個性を一皿一皿に昇華させたメニューは目移りするほど。さらに、いちごクリームのピザやペペロンチーノなど、セイボリーにもフレッシュイチゴが惜しみなく使われていて、甘い香りに包まれる至福の時間が過ごせます。
ライブキッチンでは、ペストリーシェフが目の前で美しくスイーツを仕上げてくれ、気分をいっそう盛り立ててくれます。
たまには旅の思い出に、ラグジュアリーなホテルで優雅に過ごしてみるのもいいですね。
※JWマリオット・ホテル奈良の「シルクロードダイニング」で5月6日まで開催中。
華やかな店内
JWマリオット・ホテル奈良のアフタヌーンブッフェ「ストロベリージュエルズ」
| 住所 | 奈良県奈良市三条大路1丁目1-1 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 0742-36-5608(シルクロードダイニング) |
| 時間 | 土・日・祝日の15:30~17:00(90分間) ※アフタヌーンブッフェ「ストロベリージュエルズ」は5月6日(水)まで |
| 交通アクセス | JR奈良駅からバス9分 |
| 値段 | 大人6958円、小学生3479円 |
| URL | https://www.silkroaddining.jw-marriott-nara.com/jp/ |
公園で深呼吸をして、奈良の恵みを味わう
見た目も華やかなイチゴのアフタヌーンブッフェでスイーツを堪能したり、伝統食である柿の葉すしを作る体験をしたり。グルメも存分に味わえる奈良の旅。奈良公園を散策するだけでも身も心もリフレッシュします。平城宮歴史公園にある展望見晴らしデッキから一帯を見下ろせば、改めて壮大な古都に想いを馳せそうです。
著者紹介
- ※写真提供/奈良県観光連盟、柿の葉すしたなか、はり新、JWマリオット・ホテル奈良
- ※価格は全て税込み表記です。
- ※掲載されているデータは2026年1月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
