トレたび JRグループ協力

2021.12.07旅行第56回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開【京都デスティネーションキャンペーン2022】

秘められた 京の美をたずねて

にぎやかな紅葉シーズンを終え、落ち着きを取り戻した冬の京都。
冴え冴えとした冷気は透明感を増し、千年の都の至宝を静かに包み込む。

高度な技術に裏打ちされた建築物や趣向を凝らしたしつらいに、芸術的歴史都市「京都」を創り上げた数多の人々の
情熱や美意識、野心や苦悩、悲喜こもごもの歴史物語が聞こえてくるだろう。​​​​

2020年12月、「伝統建築工匠の技 木造建造物を受け継ぐための伝統技術」がユネスコ無形文化遺産に登録された。
そして奇しくも2022年は茶人・千利休の生誕500年、茶人・織田有楽斎没後400年にあたる年。

第56回「京の冬の旅」では、「建築の美」と「茶人ゆかりの禅寺」をテーマに珠玉の文化財の数々を公開する。

●非公開文化財特別公開・公開期間:2022年1月8日(土)~3月18日(金)

  • 法要等、都合により拝観できない日が生じる場合がございますので、事前に京都市観光協会へご確認ください。
  • 新型コロナウイルス感染症の影響により、施設の営業変更等が発生することがあります。お出かけの前に各施設のHP等をご確認ください。

インターネットでの「事前予約優先」で公開

京の冬の旅公式サイトで拝観予約を受付中です。
予約は先着順となっており、希望日時の直前まで受付、変更できます。
当日受付でも空きがあれば拝観いただけます。


事前予約はこちらから

洛東エリア

建仁寺 正伝永源院(けんにんじ しょうでんえいげんいん)

没後400年を迎える茶人・織田有楽斎ゆかりの寺

茶人・織田有楽斎(長益)が晩年を過ごした正伝永源院。「京の冬の旅」では、復元された茶室「如庵」のほか狩野山楽筆の襖絵などが公開される。

  • 期間中展示替えあり。

建仁寺 正伝永源院

住所 東山区小松町586
時間 10時~16時(受付終了)※3月3日 は11時〜
定休日 期間中なし
交通アクセス 京阪線祇園四条駅から徒歩10分、または京都駅からバス19分の東山安井下車、徒歩7分
値段 800円

智積院(ちしゃくいん)

境内奥に秘められた寺宝と絢爛豪華な障壁画の数々

2期に分けて公開される智積院の非公開文化財。「京の冬の旅」初公開の密厳堂・三部権現社・求聞持堂ほか長谷川等伯・久蔵の障壁画、堂本印象の襖絵も見逃せない。

  • 1期(1月8日~30日)、2期(1月31日~2月28日)で特別公開の内容が変わります。 

智積院

住所 東山区東瓦町964
時間 9時~16時(受付終了)
定休日 3月1日~18日
交通アクセス 京阪線七条駅から徒歩10分、または京都駅からバス11分の東山七条下車、徒歩3分
値段 900円

東福寺 三門(とうふくじ さんもん)

大禅刹が誇る国宝の三門楼上に広がる浄土の世界

洛東の大禅刹・東福寺。その堂々たる三門は現存最古かつ禅宗寺院最大級の威容を誇る。特別公開される楼上は内部も眺望も、まさに別世界。


東福寺 三門

住所 東山区本町15
時間 10時~16時(受付終了)
定休日 3月7日~18日
交通アクセス JR奈良線・京阪線東福寺駅から徒歩12分、 または京都駅からバス15分(土・日曜、祝日のみ運行)の東福寺下車、徒歩10分
値段 800円

東福寺 法堂・東司(とうふくじ はっとう・とうす)

「京の冬の旅」初公開の堂本印象「蒼龍図 」と現存最古の「百雪隠」

東福寺本尊・釈迦三尊像を祀り、天井に堂本印象筆の「蒼龍図」が目を光らせる法堂は「京の冬の旅」では初公開。あわせて15年ぶりの公開となる東司も見逃せない


東福寺 法堂・東司

住所 東山区本町15
時間 10時~16時(受付終了)
定休日 3月7日~18日
交通アクセス JR奈良線・京阪線東福寺駅から徒歩12分、または京都駅からバス15分(土・日曜、祝日のみ運行)の東福寺下車、徒歩10分
値段 800円

洛北・洛中エリア

大徳寺 聚光院(だいとくじ じゅこういん)

華麗な障壁画が彩る千利休と茶道三千家の菩提寺

茶聖・千利休の菩提寺である大徳寺 聚光院は利休生誕500年を迎えるこの時期にこそ訪れたい。「京の冬の旅」では、茶席や絢爛豪華な障壁画も公開。


大徳寺 聚光院

住所 北区紫野大徳寺町58
時間 10時~16時(受付終了)
定休日 1月20日・27日・28日、2月2日・27日・28日、3月9日
交通アクセス JR嵯峨野線二条駅からバス20分、または地下鉄烏丸線北大路駅からバス5分の大徳寺前下車、徒歩7分
値段 800円

大徳寺 大光院(だいとくじ だいこういん)

如水好みの茶室を残す豊臣秀長の菩提寺

豊臣秀吉の異父弟・秀長の菩提寺である大光院。「京の冬の旅」初公開となる今回は、狩野探幽筆と伝わる「雲龍画」と茶室が公開される。


大徳寺 大光院

住所 北区紫野大徳寺町92
時間 10時~16時(受付終了)※1月17日からの公開
定休日 2月15日~18日
交通アクセス JR嵯峨野線二条駅からバス20分、または地下鉄烏丸線北大路駅からバス6分の建勲神社前下車、徒歩2分
値段 800円

西陣 興聖寺(にしじん こうしょうじ)

茶人・古田織部ゆかりの由緒正しき名刹

「織部寺」の通称をもつ臨済宗興聖寺派の本山・興聖寺。2021年2月に刷新された型破りな方丈襖絵を筆頭に、「京の冬の旅」40年ぶりの登場となる。


西陣 興聖寺

住所 上京区上天神町647
時間 10時~16時(受付終了)
定休日 期間中なし
交通アクセス 地下鉄烏丸線鞍馬口駅から徒歩13分、または京都駅からバスで28分の天神公園前下車、徒歩1分
値段 800円

報恩寺(ほうおんじ)

秀吉も降参した「鳴虎図」と伝快慶作の阿弥陀様に出合う

通称「鳴虎」の寺。皇室ゆかりの由緒ある浄土宗寺院「鳴虎図」ほか京都怪異譚や多くの逸話をもつ報恩寺が「京の冬の旅」へ8年ぶりに登場する。

  • 1期(1月8日~16日)、2期(1月17日~3月18日)で特別公開の内容が変わります。

報恩寺

住所 上京区射場町579
時間 10時~16時(受付終了)
定休日 期間中なし
交通アクセス 地下鉄烏丸線今出川駅から徒歩15分、または京都駅からバスで25分の堀川寺ノ内下車、徒歩2分
値段 800円

洛西エリア

仁和寺 御殿・庭園(にんなじ ごてい・ていえん)

名勝「仁和寺御所庭園」で近代名匠の建築や庭園を満喫

2021年、「仁和寺御所庭園」が国指定名勝に。これを記念した特別な回遊ルートを整えて御殿と庭園が「京の冬の旅」18年ぶりに公開される。


仁和寺 御殿・庭園

住所 右京区御室大内33
時間 1・2月は9時~16時(受付終了)、3月は~16時30 分(受付終了)
定休日 期間中なし
交通アクセス JR嵯峨野線円町駅からバス12分または京都駅からバス46分の御室仁和寺下車すぐ。またはJR嵯峨野線太秦駅で嵐電撮影所前駅に乗り換え、嵐電北野線6分の御室仁和寺駅から徒歩3分
値段 1000円

京都駅付近エリア

東本願寺 御影堂門(ひがしほんがんじ ごえいどうもん)

釈迦の説法の様子を伝える日本一高い木造楼門

年末には必ず「お煤払い」の様子がニュースに流れる「お東さん」こと東本願寺。「京の冬の旅」初公開となる御影堂門楼上内部に浄土真宗の原点を見る。


東本願寺 御影堂門

住所 下京区烏丸通七条上ル
時間 1・2月は10時~15時30分(受付終了)、3月は~16 時(受付終了)
定休日 期間中なし
交通アクセス 京都駅から徒歩7分、または地下鉄烏丸線五条駅から徒歩5分
値段 800円

東寺 五重塔(とうじ ごじゅうのとう)

日本最大の木造五重塔に荘厳な密教空間が広がる

19階建てのビルに匹敵するという高さ55mの木造塔。誰もが知る京都のランドマーク・五重塔に弘法大師が思い描いた極彩色の密教世界が広がる。


東寺 五重塔

住所 南区九条町1
時間 8時30分~16時30分(受付終了)
定休日 期間中なし
交通アクセス 京都駅から徒歩15分、または京都駅からバス6分の東寺道下車、徒歩5分
値段 800円

【僧侶がご案内する特別拝観】西本願寺 書院(にしほんがんじ しょいん)

豪壮華麗な書院に眠るきらびやかな桃山文化の粋

浄土真宗本願寺派本山、龍谷山本願寺(通称「西本願寺」)。この世界文化遺産に残る華麗なる桃山文化の粋の数々を「京の冬の旅」初となる僧侶による案内で一挙拝見。

  • 定員あり、日によって実施しない回あり
  • 1月29日・30日、2月5日・6日・11日~13日・19日・20日・23日~ 28日、3月3日・5日・6日・8日・11日~13日のみの公開
  • 変更が生じる場合あり。最新情報はHPを要確認

西本願寺 書院

住所 下京区本願寺門前町
時間 10時~、11時~、13時30分~、15時~ (1日4回、各所要約60分~70分)
交通アクセス 京都駅 からバス6分の西本願寺前下車すぐ
値段 2500円

山科・醍醐エリア

醍醐寺 三宝院(だいごじ さんぼういん)

栄華を極めた宴を偲ぶ麗しい建築と庭園の美

太閤秀吉の「醍醐の花見」を契機に復興された三宝院。秀吉の栄華を極めた宴を偲ぶ、麗しい建築と庭園が「京の冬の旅」として27年ぶりに公開される。


醍醐寺 三宝院

住所 伏見区醍醐東大路町22
時間 1・2月は9時~16時(受付終了)、3月は9時~16 時30分(受付終了)
定休日 1月14日
交通アクセス 地下鉄東西線醍醐駅から徒歩10分、または京都駅からバス31分の醍醐寺下車すぐ
値段 800円※別途通常拝観料1000円(2月23日は行事のため通常拝観料は不要)

【僧侶がご案内する特別拝観】醍醐寺 五重塔(だいごじ ごじゅうのとう)

千年の古塔が内包する仏教建築の醍醐味に触れる

密教美術の宝庫で、世界文化遺産の醍醐寺が誇る五重塔。その初層内部を拝観できる希少な機会を逃すことなく僧侶の解説に耳を傾け、濃厚な密教空間へトリップしよう。


醍醐寺 五重塔

住所 伏見区醍醐東大路町22
時間 1月29日・30日、2月27日・ 28日、3月12日・13日の10時~15時の間で、30分おきのご案内(1日11回、 各所要約30~40分)※定員あり
交通アクセス 地下鉄東西線醍醐駅から徒歩10分、または京都駅からバス31分の醍醐寺下車すぐ
値段 1500円 ※別途通常拝観料1000円

ご拝観前に必ずお読みください

  • ご拝観の際にはマスクの着用をお願いします。
  • 体調不良もしくは37.5度以上の熱がある場合は、ご拝観をご遠慮くださいますようお願いします。
  • 拝観前にアルコールにて手消毒をお願いします。
  • 拝観に際しては係員の案内に従っていただきますようお願いします。
  • プラスチックゴミ削減のため靴袋の持参をお願いしています。

「京の冬の旅」デジタルスタンプラリー ~電車とバスで冬の京都を巡ろう!~

アプリを使ったデジタルスタンプラリーで「京の冬の旅」非公開文化財の特別公開施設をはじめ、奥深い京都の魅力を堪能しよう!スタンプラリーを達成した方に、抽選で素敵な商品が当たる!

●開催期間
2022年1月8日(土)〜3月18日(金)

●参加方法
【Step.1】JR西日本公式アプリ「WESTER」をダウンロード

【Step.2】期間中にWESTERホーム画面上部をスライドし「おトクにGO!」から「京の冬の旅」デジタルスタンプラリーに参加
簡単なアンケートに回答する
回答に基づいてスポット3カ所を提案。(注1)
おでかけスポットの決定で、スタンプシートが完成!(注2)

【Step.3】スタンプラリースタート!
スタンプシートの3カ所を巡り、スタンプをGET
観光地・寺院は位置情報により選んだスポットでチェックイン(注3)
店舗では一定額以上のご利用で、電子スタンプをGET

【Step.4】3つのスランプがそろったら抽選に応募!賞品をGET!

●関係団体・事業者
西日本旅客鉄道株式会社、京阪ホールディングス株式会社、京阪電気鉄道株式会社、阪急阪神ホールディングス株式会社、阪急電鉄株式会社、京都市産業観光局、京都市都市計画局、京都市交通局、公益社団法人京都市観光協会

  • (注1)スポットはお好みに合わせてご自身でご自身で変更ができ、スポット選択の際にはAIがおすすめの順にスポットを表示します
  • (注2)スタンプ押印前ならスポット変更可能です
  • (注3)アプリおよびスマートフォンの位置情報機能をONにしておく必要があります。
  • 都合により、期間・内容等は変更・中止となる場合があります。

移動生活ナビアプリ「WESTER」

移動生活ナビアプリWESTER。私鉄・バス・徒歩も含んだ経路案内で、日本全国スムーズに移動!e5489やEXサービスなどの会員サービスに、簡単アクセス!クーポンや様々なキャンペーンでおでかけをもっと楽しく快適に!


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特別公開箇所やキャンペーンイベントを快適&便利に巡ろう! 定期観光バス特別コース

テーマに合わせて各地を効率よく巡る、定期観光バス。特別公開寺院や、敷居の高い料亭での京料理の昼食など、お一人様でもお楽しみいただける「京の冬の旅」だけのコースをご用意。

【L1】特別公開 京都 世界遺産の美~名建築と名庭園~

ユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統建築工匠の技」。京都が誇る国宝・重要文化財級の「建築の美」をたずねて、世界遺産の寺院を巡るコース

醍醐寺 三宝院/仁和寺 御殿・庭園/東寺 五重塔/雨月茶屋

料金:大人 1万1800円 小児 6460円
出発場所:JR京都駅烏丸口
出発時間:10時発
所要時間:約6時間30分
運行期間:2021年1月8日(土)~3月18日(金)※1月14日(金)、2月23日(水・祝)は運休

【L2】特別公開 茶人ゆかりの禅寺と伝統の味

2022年は「千利休生誕500年」であり「織田有楽斎没後400年」。利休や有楽斎、古田織部など、茶人ゆかりの非公開の禅寺を訪ねるコース

大徳寺 聚光院/西陣 興聖寺/建仁寺 正伝永源院/鶴屋吉信/松山閣 松山(仕出し)/

料金:大人 1万800円 小児 7120円
出発場所:JR京都駅烏丸口
出発時間:10時30分発
所要時間:約5時間30分
運行期間:2021年1月8日(土)~3月18日(金)※1月19日(水)・26日(水)、2月9日(水)・16日(水)・3月9日(水)は運休

【L3】特別公開 寅年のご利益と初公開の文化財めぐり

2022年は寅年。通常寅年にのみ公開されてきた虎の絵や、「京の冬の旅」初公開の文化財など、出合う機会の少ない貴重な文化財を訪ねるコース

智積院/東本願寺 御影堂門/報恩寺/東福寺 法堂・東司もしくは東福寺 三門/天㐂

料金:大人 1万800円 小児 7120円
出発場所:JR京都駅烏丸口
出発時間:10時20分発
所要時間:5時間30分
運行期間:2021年1月8日(土)~2月28日(月)の毎日


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京都デスティネーションキャンペーンについてもっと知りたい!

公式ガイドブック『別冊旅の手帖 京の冬の旅 2022』


別冊旅の手帖 京の冬の旅

京都デスティネーションキャンペーン「第56回京の冬の旅」は、「京都にみる日本の文化」として、京都が誇る国宝・重要文化財級の「建築の美」と、千利休や織田有楽斎、古田織部など「茶人ゆかりの禅寺」がテーマ。

本誌では、全14カ所で行われる非公開文化財の特別公開をはじめ、効率よく特別公開箇所をめぐる「定期観光バス特別コース」や、少人数でめぐるジャンボタクシー相乗りプランなどを紹介しています。

巻頭企画では、京舞井上流の若き後継者・井上安寿子さんと、歴史学者・磯田道史さんのお二人にそれぞれインタビュー。井上さんには江戸時代より受け継がれる京舞井上流を継承する思いを、磯田さんには歴史都市・京都の魅力や利休・有楽斎の足跡を辿る京の冬の旅についてお伺いしました。

ミニ特集は「ノスタルジックなレトロ・モダン建築巡り」。明治から昭和にかけて建てられた美しい近代建築を写真とイラストMAPで紹介しています。 このほか、京の冬の旅を事前予約で楽しめる体験型観光プランやイベントなど、京の冬の旅を満喫できる情報満載の一冊です。

定価 本体838円+税


詳細・ご購入はこちらから

京都デスティネーションキャンペーン公式サイト


「京の冬の旅」は、桜や紅葉といった自然の魅力だけでなく、冬の時期に文化財や伝統文化・産業などの奥深い京都の魅力を伝え、ゆっくりと観光を楽しんでいただくためのキャンペーンです。

国宝・重要文化財をはじめ京都千年の歴史のなかできらめきを放つ珠玉の文化財の特別公開や定期観光バスコース、「暮らしの知恵」や「伝統の作法」、技術と伝統の継承から生まれる「伝統工芸」「伝統文化」などを体感できる体験型プランなど、魅力あふれる内容で開催します!

冬の京都だからこその贅沢な時間をお過ごしください。


京都デスティネーションキャンペーン公式サイト


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