2023.08.23ジパング俱楽部温泉も紅葉も楽しめる秋の旅先6選　紅葉満喫温泉旅｜ジパング倶楽部旬のテーマ旅

涼しい季節がやってきて楽しみになるのが、日本各地で色づく紅葉。
編集部では10月、11月の旅にうってつけの「温泉」と「紅葉」を両方楽しめるスポットを選びました。

見て、浸かって、日本の秋を満喫しましょう。

記載のデータは、2023年8月のものです。お出かけの際は、ホームページ等で最新の情報を必ずご確認ください。

1.
上の湯温泉　銀婚湯×大沼国定公園【北海道】
2.須川高原温泉　須川高原温泉×厳美渓【岩手県】
3.奥飛騨温泉郷　奥飛騨ガーデンホテル焼岳×新穂高ロープウェイ【岐阜県】
4.萩温泉郷　萩観光ホテル×萩八景遊覧船【山口県】
5.奥道後温泉　奥道後壱湯の守×道後公園【愛媛県】
6.由布院温泉　ゆふいん山水館×金鱗湖【大分県】

上の湯温泉　銀婚湯×大沼国定公園

【北海道】

北海道の八雲町にある「銀婚湯」は最寄りの函館本線の落部駅から約10キロの場所にある一軒宿。日本秘湯を守る会の会員宿にもなっている秘湯で、その環境と温泉が多くの人を惹きつけている人気の宿です。

紅葉の見頃は10月中旬～11月上旬で、敷地内の森の中にある散策路や貸し切り湯も楽しみです。

道南の紅葉名所というと大沼国定公園も人気があります。

大小126もの島々が湖沼に浮かぶ公園で、散策や遊覧船でその景色を満喫することができます。公園を訪れたなら「元祖大沼だんご」も外せない名物メニューですので、チェックしてみてください。

北海道新幹線の新函館北斗駅を起点に、秋の道南をめぐってみるのはいかがでしょうか。

【関連記事】北海道「上の湯温泉　銀婚湯×大沼国定公園」のモデルコース

秘湯・銀婚湯の野天風呂で紅葉に包まれる道南の旅
・北海道の駅弁といえばコレ！1941年から愛されるあの味　元祖森名物いかめし
・散策路に点在する貸し切り野天風呂で紅葉狩り　銀婚湯
・八雲町が誇る2つの海を表現したご当地カレー　まるみ食堂
・大沼の畔で食べたい！ひと口サイズの「元祖大沼だんご」　沼の家
・駒ヶ岳南麓の風光明媚な湖沼群へ　大沼国定公園

須川高原温泉　須川高原温泉×厳美渓

【岩手県】

岩手県と秋田県の県境にある須川高原温泉は、9月下旬～10月中旬に紅葉の見頃を迎える栗駒山の麓にある、江戸時代から秘湯の湯治場として親しまれてきた山の温泉です。

栗駒山の登山口がすぐそばにあり、ハイカーたちも多く訪れています。

本格登山はしないけれど、温泉宿から栗駒山の紅葉をハイキングしてみたいという方のために、本記事では山頂を目指さずに苔花台（たいかだい）までの往復約40分のコースを紹介しています。

アクセス手段は東北新幹線の一ノ関駅からバスを利用。途中、こちらも紅葉名所の厳美渓を訪れることも可能です。

【関連記事】岩手県「須川高原温泉　須川高原温泉×厳美渓」のモデルコース

山上の秘湯・須川高原温泉と栗駒高原の紅葉

・名物は渓谷美と空飛ぶだんご　厳美渓
・みちのくの秘湯と呼ばれる雲上の宿　須川高原温泉
・栗駒山登山の情報源　須川ビジターセンター
・栗駒山を望み草紅葉に包まれた木道　須川登山口

奥飛騨温泉郷　奥飛騨ガーデンホテル焼岳×新穂高ロープウェイ

【岐阜県】

岐阜県のなかでも長野県との境に近い、北アルプスの懐に抱かれた奥飛騨温泉郷。山麓には平湯温泉や福地温泉など、いくつもの温泉があります。そのなかから今回紹介するのは新平湯温泉の「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」です。

紅葉の見頃は10月中旬～11月上旬。この宿は広大な敷地内に12種もの露天風呂や大浴場があるのが特徴で、入浴しながら山々の紅葉を眺めることもできます。

温泉郷の奥には新穂高ロープウェイが走っていて、上空から山の紅葉を眺めるのも圧巻です。

高山本線高山駅を起点にバスでのアクセスになるため、途中で日帰り温泉に立ち寄ったり、飛騨高山で食べ歩きなどをしてみてもいいでしょう。

【関連記事】岐阜県「奥飛騨温泉郷　奥飛騨ガーデンホテル焼岳×新穂高ロープウェイ」のモデルコース

奥飛騨ガーデンホテル焼岳の露天風呂と秋の奥飛騨を満喫する

・紅葉とエメラルドグリーンのみごとなマッチング　奥飛騨ガーデンホテル焼岳
・旬の飛騨みやげはここで買おう　福地温泉朝市
・圧巻の大パノラマ！息を呑む空中からの紅葉　新穂高ロープウェイ

萩温泉郷　萩観光ホテル×萩八景遊覧船

【山口県】

山口県の萩は「明治維新胎動の地」と呼ばれる歴史ある城下町。10月下旬～11月上旬が見頃の「萩八景遊覧船」では、萩の紅葉を水上から楽しむことができます。

萩は吉田松陰や高杉晋作、木戸孝允など幕末・明治に活躍した志士たちが過ごした町で、松下村塾などが「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録されています。
城下町は2本の川に挟まれ、敵からの防御のほか、じつは水運が盛んな”水の都”でもありました。風情ある秋の町を、船から眺めてみるのもおつなものです。

萩と同じく歴史ある町並みと紅葉が美しい、島根県の津和野も紅葉で有名です。一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】山口県「萩温泉郷　萩観光ホテル×萩八景遊覧船」のモデルコース

水の都・萩を船で遊覧し、秋の眺望温泉を楽しむ

・紅葉とエメラルドグリーンのみごとなマッチング　奥飛騨ガーデンホテル焼岳
・風情ある水の都を川や海から観賞　萩八景遊覧船
・歴代藩主が眠る毛利家の菩提寺　東光寺
・夕凪湾を見下ろす高台の絶景宿　萩観光ホテル
・イチョウの黄葉が彩る“山陰の小京都”　津和野イチョウ並木

奥道後温泉　奥道後壱湯の守×道後公園

【愛媛県】

愛媛県の道後温泉は夏目漱石の『坊ちゃん』にも登場する日本有数の古湯。その中心的な存在である、明治時代に竣工した道後温泉本館は2019年から保存修理が行なわれており、2024年に全館営業が再開する予定です。

今回紹介するのは”道後温泉の奥座敷”と呼ばれる奥道後温泉。紅葉の見頃は11月下旬～12月上旬です。

道後温泉駅からバスで約4キロ山へ分け入れば、西日本最大級の大露天風呂などから山の紅葉を眺めることができる旅館、「奥道後壱湯の守」に到着。ゆったりとした雰囲気のなかでくつろぎの時間を過ごせます。

【関連記事】「奥道後温泉　奥道後壱湯の守×道後公園」のモデルコース

愛媛の奥道後温泉で、風情ある紅葉を愛でる

・昔懐かしい茅葺きの家でそばを　田舎家
・露天風呂で森の秋色を満喫　奥道後　壱湯の守
・伊予国の主の居城跡　道後公園（湯築城跡）
・寺の伝承には、遍路の元祖とのかかわりが　石手寺

由布院温泉　ゆふいん山水館×金鱗湖

【大分県】

由布岳の麓にある大分県の由布院温泉。数多くの温泉地がひしめく九州でも有数の人気がある温泉です。特急「ゆふいんの森」で博多駅から1本で行ける、アクセスのよさも魅力です。

代表的な観光スポットである金鱗湖の紅葉の見頃は10月下旬～11月上旬。秋から冬の早朝には朝霧が発生することも多く、霧の中に浮かぶ紅葉が見られることもあります。

露天風呂から由布岳を望むことができる温泉宿「ゆふいん山水館」に宿泊し、金鱗湖近くの隈研吾設計の「COMICO ART MUSEUM YUFUIN（コミコアートミュージアムユフイン）」で現代美術の作品を鑑賞する、そんな自然とアートをともに感じることができる観光地です。