トレたび JRグループ協力

快適な船旅と列車旅でせとうち広島を満喫!

絶景からご当地グルメや感動体験まで、多彩なコンテンツが楽しめる、せとうち広島エリア。広島県を中心に、岡山県倉敷市や山口県岩国市、そして瀬戸内海でつながる愛媛県の松山市や今治市、上島町など、広大な地域が含まれる。

令和2年秋、新たな観光列車や観光型高速クルーザーが登場し、ますますせとうち広島を巡る旅が楽しいものに。そこで、のどかな海岸線を走るJR呉線や、せとうち広島エリアを横断するJR山陽本線、島を行き来する船舶などをご紹介。

新たに誕生したせとうち広島を周遊する手段をぜひ利用してみてはいかが。

  • 新型コロナウイルス感染症の影響により、運休や変更が発生することがあります。JRニュースや運行会社のHP等をご確認ください。

せとうちエリアの魅力を堪能できる観光列車「etSETOra(エトセトラ)」デビュー

令和2年10月3日、広島県内のせとうちエリアを走る観光列車「etSETOra(エトセトラ)」がデビューする。往路と復路でルートが異なるのが特徴。せとうちの魅力を存分に堪能しよう。


etSETOra(エトセトラ)外観

せとうち広島デスティネーションキャンペーンの開催に合わせて運行を開始する「etSETOra(エトセトラ)」。2両編成の快速列車で、毎週月・金〜日曜と祝日に一日1往復する。往路と復路でルートが異なり、往路はJR呉線経由で広島駅〜尾道駅間を走行。瀬戸内海の多島美を眺めながら、地元で人気の和菓子店や洋菓子店が手掛けるスイーツを楽しめる(要予約)。復路はJR山陽本線経由で尾道駅〜宮島口駅間を走行する。


etSETOra(エトセトラ)バーカウンター バーカウンターでは、せとうちらしい柑橘系のオリジナルカクテルなどを販売(復路)

車内のバーカウンターでは、地元酒蔵のクラフトジンをベースにした柑橘系のオリジナルカクテルが登場。また、酒どころである広島の地酒を飲み比べできるセットや、酒と相性のいい地元のおつまみも取りそろえる。このほか、広島県産ピオーネのゼリーなどの土産も購入できる。


「etSETOra」のロゴデザイン 「etSETOra(エトセトラ)」のロゴデザイン。

列車名の「エトセトラ」は、ラテン語で「その他いろいろ」「等々」「…など」という意味があり、「えっと」は広島弁で、「たくさんの」「多くの」という意味も持っている。エトセトラのロゴマークは、人・街・食・伝統・風習などの様々な思いが、ひとつのレールで繋がり、また違う地域を訪れることで、更に大きな繋がりを持つ。そんな思いを、「et SETO ra」の文字が繋がることで表現している。


etSETOra(エトセトラ) 車内 せとうちの景色を楽しめるよう、窓に向かって座る座席もある

呉線を経由して広島駅から尾道駅まで走る往路の車内では、海側を向いたシートから陽光きらめく瀬戸内海の風景を一望できる。車両外観は瀬戸内海の海と波がモチーフで、青と白が基調のデザインになっている。


列車情報

運転日 月・金~日曜、祝日
運転区間 広島駅~尾道駅~宮島口駅
運転時刻 広島駅発9時32分⇒尾道駅着12時32分
平日…尾道駅発14時24分⇒宮島口駅着16時40分
土・日曜、祝日…尾道駅発13時45分⇒宮島口駅着16時7分
備考 快速列車 全車グリーン車指定席

etSETOra 公式サイト


「etSETOra」についてもっとくわしく

etSETOra(エトセトラ)―ラテン語と思いきや広島弁!? 名前の由来から車内の様子、オリジナルカクテルなど徹底解説(THE列車)

瀬戸内海をめぐる観光型高速クルーザー 「SEA SPICA(シー スピカ)」が就航


 SEA SPICA(シー スピカ)外観 瀬戸内海を進む「SEA SPICA」

港と三原港を結ぶ観光型高速クルーザー「SEA SPICA」が、令和2年9月に就航。観光列車「etSETOra(エトセトラ)」などの鉄道と組み合わせた、新たな観光周遊ルートの登場に期待が高まっている。乗船航路によって少し異なるが、“ウサギ島”として知られる大久野島や、昔ながらの町の風情が残る御手洗町並み保存地区、地元の歴史や文化に触れられる施設が点在する下蒲刈島など、下船して島の観光が楽しめる。旧海軍ゆかりのスポットが集まる呉や、レモンの名産地として知られる瀬戸田でも乗下船できる。船内の1階には、4面マルチディスプレイを設置。操舵室の船長目線で瀬戸内海の眺望を楽しめる。


 SEA SPICA(シー スピカ) 1階客室 ラウンジのような1階客室

また、瀬戸内海を知り尽くしたコンシェルジュが島の見どころや歴史を解説したり、立ち寄り観光地やビュースポットに近づくとマルチディスプレイに紹介動画が流れたりと、せとうちの魅力を満喫できる。2階のスピカテラスには、せとうちの島々をイメージした形のソファやカウンターテーブルを配置。船上から多島美をゆったりと楽しめる。


 SEA SPICA(シー スピカ) 2階スピカテラス


SEA SPICA運行情報

運転日:10月2日~12月14日の月・金~日曜

運転区間:広島港~三原港

運転時刻:広島港発8時30分~・三原港発13時25分~


尾道・福山・倉敷・岡山の観光に最適! 観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」

瀬戸内海沿岸の3つの都市に、合計6つのストーリーが日本遺産として認定されているのをご存じだろうか。広島県尾道市・福山市、岡山県倉敷市の3市で、列車で1時間ほどで移動できるエリアに、歴史や文化が薫る魅力あふれるスポットが点在している。3市の移動に最適なのが、アートな観光列車「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」。


La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)外観

車内にはサイクルスペースも完備しているので、自転車で日本遺産の町めぐりに出かけてみて。


La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)サイクルスペース


列車情報

運転日 毎週日曜
運転区間 岡山駅~尾道駅
運転時刻 岡山駅発10時11分⇒尾道駅着 11時42分
尾道駅発15時48分⇒岡山駅着17時9分
※福山駅・倉敷駅にも停車

La Malle de Bois 公式サイト

せとうち広島デスティネーションキャンペーンについてもっと知りたい!

公式ガイドブック『別冊旅の手帖 せとうち広島』


自治体とJRが共同で展開する大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」の公式ガイドブックです。

トレたびのデスティネーションキャンペーン情報は、別冊旅の手帖の中から、編集室おすすめの観光スポットや列車を厳選して紹介しています。

『別冊旅の手帖 せとうち広島』ではトレたびで紹介している情報のほかにも、「etSETOra」や「SEA SPICA」などの鉄道と船を使った周遊ルートや、サイクリングでの瀬戸内海の島めぐり、写真映えする町並みの散歩、2つの世界遺産を含めた深奥なる名建築探訪などを掲載。せとうち広島で出合う“感動体験”が盛りだくさんの一冊です。

定価 本体838円+税


詳細・ご購入はこちらから

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キャッチコピー「ミタイケンひろしま」。

せとうち広島は、まだ見ぬ絶景、美味しいグルメ、新たな体験、知られざる伝統や自然など、未だ体験したことのない魅力に溢れています。これらの魅力を、「観タイケン」「味タイケン「実タイケン」「魅タイケン」の、4つの「ミタイケン(未体験)」というテーマで繋ぎ、未だ体験したことのないワクワクと感動をお届けします。

 


せとうち広島デスティネーションキャンペーン公式サイト


  • 掲載されているデータは2020年10月現在のものです。
  • 運転日・運転区間等は変更となる場合があります。
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