トレたび JRグループ協力

2021.12.06鉄道新たな「伊予灘ものがたり」が2022年春デビュー!

「オール愛媛」にこだわった観光列車

2022年春に観光列車「伊予灘ものがたり」が新車両となります。

『レトロモダンな車内で大切な人と過ごす、上質な非日常空間』を列車コンセプトに、愛媛こだわりの食、景色、伝統工芸を楽しみながら、人々の温かさにもふれられる、ここにしかない鉄道旅-ものがたり-を提供します。


伊予灘ものがたり 八幡浜側先頭イメージ 「伊予灘ものがたり」八幡浜側先頭イメージ

伊予灘ものがたり 松山側先頭イメージ 「伊予灘ものがたり」松山側先頭イメージ

従来は2両編成の列車でしたが、来春デビューする列車はキハ185系車両の3両編成に変更となります。自動換気システムが導入されるほか、車内全体への抗菌・抗ウイルスコートの施工や、シート間隔の拡大によるソーシャルディスタンスの保持など、誰もが安心安全に鉄道旅行を楽しめる空間が提供されます。

このほか、ラグジュアリールーム(個室)の新設や二人旅におすすめのペアシートの登場、観光映像や前面展望ライブ映像を配信できるモニターの設置、座席ごとのコンセントの設置、車内フリーWi-Fiサービスの提供など、これまで以上に「伊予灘ものがたり」の旅が楽しめる車内サービスが用意されています。

今までに乗車された方や、いつもこの車両に手を振ってくれる地域の方々に、これからも愛され続ける車両であるよう、現車両のデザインを継承しつつ、より快適な空間を提供できるように設備面でのブラッシュアップが図られています。

新車両のデザインコンセプト

観光スポットでもある松山・大洲・八幡浜に残る明治から昭和の遺構に調和する「レトロモダン」をコンセプトに、和と洋を織り交ぜたデザインの面白さや懐かしさを演出された車両となっています。
エクステリアデザインは、伊予灘の夕景をモチーフとしたシンボルマークや茜色と黄金色のカラーリング、側面に大きく描かれた和デザインのヱ雲(えぐも)などを引き継いだ外観となっています。なお、JR四国の車両で初めて全面にメタリック塗装を施し、より夕日の光に映える車体に仕上がっています。

1号車「茜の章」2号車「黄金(こがね)の章」の号車愛称や室内イメージは、現行の伊予灘ものがたりを踏襲しています。
ガラス窓の間を障子の明かりに見立てたLED照明とすることで、開放的な和空間のイメージを演出。和デザインに対比する洋風の椅子は、テーブルとともに現行車両からサイズアップして、より快適な時間を過ごせるインテリアに改良されています。


伊予灘ものがたり 1号車 茜の章 室内イメージ 1号車「茜の章」の室内イメージ

3号車の「ラグジュアリールーム」(個室)の新設

松山寄りの3号車「陽華(はるか)の章」には、定員8名のグリーン個室1室「ラグジュアリールーム」が配置されます。
コンセプトは「大切な人と過ごす時間と空間」。車両の半分が客室という贅沢な空間で、大切な方との上質感溢れるゆったりとした時間を過ごすことができます。号車の愛称は、「時間」「空間」という意味をもつ「はるか」という言葉に、伊予灘ものがたりの持つあたたかさを表す「陽」と、3号車のワンランク上の華やかさ、沿線に咲く花々を表す「華」を用いて、「陽華の章」となりました。

海向きの鏡面テーブルに映り込む空のきらめきは、伊予灘の海の青へと続く視覚効果を生み、車内空間が車外の景観と繋がるかのように感じられる演出です。レトロモダンの上質なテイストを基調とした気品のあるインテリアに、陽の光や花のデザインを散りばめた、ぬくもりや安らぎも感じられる個室空間となっています。


伊予灘ものがたり 3号車 陽華の章 室内イメージ 3号車「陽華の章」の室内イメージ

二人旅におすすめの「ペアシート」が登場

2号車「黄金の章」には海向き展望シートと2人掛け山側シートが配置されていますが、海向き展望シートの一部がご夫婦やカップル、友人同士などの二人旅に最適な「ペアシート」となっています。二人並びの海向き展望シートに座って、伊予灘の景観をワイドな車窓に楽しむことができます。

また、これまでに引き続き、砥部焼女性作家グループ「とべりて」の作品を中心に、愛媛県の伝統工芸品「砥部焼」が車内で活用されています。2号車に設置される洗面台には、初代伊予灘ものがたりで使用していた砥部焼洗面鉢のほか、新たなデザインの洗面鉢を季節ごとに入れ替えて使用する予定です。トイレ内の手洗い鉢も、新たに「とべりて」が制作したものを設置予定です。

このほか、車内使用食器のコーヒーカップやティーカップなども、窯元ごとに異なるデザインの砥部焼食器を使用し、愛媛県の伝統工芸品を広くアピールするものとなっています。


伊予灘ものがたり 2号車 黄金の章 室内イメージ 2号車「黄金の章」の室内イメージ

継承される車内サービスの魅力

車内で提供される各編の食事は、これまでも伊予灘ものがたりの食事を担当してきた店舗が提供します。愛媛県の旬の食材、そして伊予灘ものがたりの魅力を知り尽くしたシェフのこだわりの食事を楽しむことができます。

●大洲編「ヨーヨーキッチン!」(松山市)
旬の野菜を中心とした料理長こだわりのメニューを提供。愛情たっぷりに育てられた食材を余すところなく楽しめるよう工夫しながら、オリジナルモーニングを提供します。

●双海編「内子フレッシュパーク レストランからり」(内子町)
内子産の旬の食材を中心に、新鮮な野菜や肉、魚を使った料理長こだわりの料理を提供。こだわりの一品一品を、内子杉を使った御重に詰め込んだ美味を車内で堪能できます。

●八幡浜編「瀬戸内風仏蘭西料理レストラン門田」(松山市)
旬の瀬戸内海産魚介、地野菜をはじめ、その季節にもっとも味わいを深める食材を厳選し、磨き上げたフレンチの技で作る正統派“瀬戸内フレンチ”を車内で味わえます。

●道後編「Petit Paris(プチパリ)」(松山市)
フランス料理アカデミー会員であり、世界料理オリンピック銅メダル受賞のオーナーシェフが、伊予灘ものがたりオリジナルのアフタヌーンティーを提供します。

旅のスタイルに合わせて選べる座席

3両編成の列車は八幡浜寄りの1号車が「茜の章」、2号車は「黄金の章」、3号車は定員8名のグリーン個室のある「陽華の章」になります。
一人旅には海向き展望シート、二人旅には2人掛け海向きペアシートや2人掛け山側シート、3~4人の少人数グループには4人掛けボックスシート、2~8人でプライベート空間を楽しむのであれば3号車「陽華の章」のラグジュアリールーム(個室)と、旅のスタイルに合わせて選べる座席が用意されています。


伊予灘ものがたり 外観側面イメージ 座席レイアウト 外観側面イメージ 座席レイアウト

運転時刻と乗車料金(予定)

これまでに引き続き、松山駅~伊予大洲駅・八幡浜駅間を1日2往復運転します。乗車料金は車両リニューアルにともない特急料金が適用されます。

●運転区間:予讃線松山駅~伊予大洲駅・八幡浜駅間

●運転時刻:2022年春からのダイヤ(今後、変更になる場合があります)

伊予灘ものがたり2022年春からの運転時刻

●乗車料金:運賃+特急料金+グリーン料金(3号車は利用人数分の運賃+特急料金にグリーン個室1室28,000円が必要)
伊予灘ものがたり2022年春からの乗車料金
※3号車「陽華の章」は2名以上で利用可能です(定員8名)
※2021年12月時点での料金。今後、変更になる場合もあります

●うりば:乗車日1ヶ月前の10時から全国のみどりの窓口、主な旅行会社にて販売します。なお、3号車「陽華の章」のグリーン個室については、JR四国ツアーおよび主な旅行会社で販売するほか、乗車日の1ヶ月前からは全国のみどりの窓口でも販売します

伊予灘ものがたり 第2章が始まります


  • 提供:四国旅客鉄道株式会社
  • 写真は全てイメージです
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