トレたび JRグループ協力

2023.06.30旅行但馬エリアの見どころ【兵庫デスティネーションキャンペーン2023】

豊かな自然とともに、食と温泉を楽しむ

日本海を望み、県最高峰の氷ノ山がある。さらに、コウノトリをはじめ希少な動物も生息。火山帯地域ゆえ温泉地が多いなど、恵まれた自然環境が但馬の魅力だ。

山陰海岸ジオパーク


“地形・地質の博物館”と呼ばれる広大な自然に学ぶ

兵庫県の「山陰海岸国立公園」をはじめ、京都府・鳥取県にまたがる広大なエリアには、多様な地質や地形が存在することから、2010年に「ユネスコ世界ジオパーク」に認定。日本海形成~現在にいたるまでのさまざまな物語を知ることができる。


山陰海岸ジオパーク

住所 豊岡市、美方郡香美町、美方郡新温泉町ほか
問い合わせ先 0796-26-3783(山陰海岸ジオパーク推進協議会事務局)
交通アクセス スポットにより異なる
URL https://sanin-geo.jp/

シワガラの滝


洞窟に広がる神秘的な光景

県の名勝に指定されている小又川渓谷沿いにある落差10mほどの滝。手つかずの自然や神秘的な風景が見られる名瀑として人気の一方、秘境といわれるだけあって道のりは少々険しい。滝の入口からは約1.2km、徒歩40分で到着。滑りやすいため必ず服装と装備を整えて向かおう。


シワガラの滝

住所 美方郡新温泉町海上
問い合わせ先 0796-99-4600(上山高原ふるさと館)、0796-82-5625(新温泉町商工観光課)
時間 入場自由
交通アクセス JR山陰本線浜坂駅から車40分
URL https://www.hyogo-tourism.jp/spot/842

たくみや


“三たて”の伝統を守り抜く出石皿そばの名店で憩いの時を

築100年以上の町家でいただけるのは、一人前5皿が特徴の名物・出石皿そば。挽き立て・打ち立て・ゆがきたての“三たて”を守り、生地を丸く延ばす“丸延し”など伝統の製法にこだわる。隠れ家的な空間で居心地良い一軒だ。


たくみや

住所 豊岡市出石町魚屋128
問い合わせ先 0796-52-6363
時間 11:00~16:00(売切れ次第終了)
定休日 水曜
交通アクセス JR山陰本線・京都丹後鉄道宮豊線豊岡駅からバス30分の沢庵寺口下車、徒歩7分 
URL http://izushi-takumiya.com/

58N musubu


豊かな自然が育んだ驚きの米に舌鼓

コウノトリ育む農法で作られ、コシヒカリと比べ米粒が1.5倍と食べ応えのある「いのちの壱」を使用。無農薬米の旨味を生かすため、一つずつふんわりと手でにぎるおむすびに加え、不定期でお弁当類も販売。日々のランチに欠かせない一軒だ。


58N musubu

住所 豊岡市加広町5-23
問い合わせ先 0796-23-5378 
時間 11:00~15:00(売り切れ次第終了)
定休日 日・月曜、祝日
交通アクセス JR山陰本線・京都丹後鉄道宮津線豊岡駅から徒歩10分 

余部(あまるべ)鉄橋「空の駅」


写真/PIXTA

日本海を背景にトレインビューが楽しめる

1912(明治45)年に完成した、東洋随一の鋼トレッスル橋。約100年にわたり山陰本線を支えた後、2010年に展望施設へと生まれ変わった。リニューアル時に餘部駅側の3本の橋脚と旧軌道の一部を保存し、土木建築の歴史と現代技術が融合した建造物に。地上とをつなぐ全面ガラス張りのエレベーター「余部クリスタルタワー」はスリル満点。


余部鉄橋「空の駅」

住所 美方郡香美町香住区余部1861-2
問い合わせ先 0796-36-3355(香美町観光商工課)
時間 6:00~21:30(季節により異なる)
定休日 なし
交通アクセス JR山陰本線餘部駅からすぐ
値段 なし
URL https://www.hyogo-tourism.jp/spot/0719

大乗寺


円山応挙ゆかりの寺で荘厳な仏世界に触れる

天平17(745)年に行基菩薩が開いた高野山真言宗の寺院。国立公園山陰海岸内にあり、江戸時代中期の絵師・円山応挙とその弟子の襖絵などが165点残る「応挙寺」として親しまれる。山門へ続く石段の下には、世界的にも希少なレバノン杉が鎮座する。


大乗寺

住所 美方郡香美町香住区森860
問い合わせ先 0796-36-0602 
時間 9:00~15:40受付
定休日 無休
交通アクセス JR山陰本線香住駅からバス8分の応挙寺下車すぐ
値段 1200円
URL http://www.daijyoji.or.jp/

ベリッタ


小粋な店内でいただくこだわりの但馬食材メニュー

但馬や近隣地域の食材、オーガニック野菜をメインに、発酵食品なども取り入れた一皿を提供。但馬牛と八鹿豚(ようかぶた)のトンテキやミートタワー、名物の熟成豚にグリルといった肉料理をはじめ、自家製パンも楽しめる。添加物を用いず、食材の良さを生かした品々で、再訪必至だ。


ベリッタ

住所 養父市八鹿町伊佐61-1
問い合わせ先 079-666-8389
時間 11:00~14:00・17:00~21:00 
定休日 水曜
交通アクセス JR山陰本線八鹿駅からバス7分の伊佐下車、徒歩4分
URL https://lit.link/Verita

ハチ高原


アクティブに楽しみたい西日本有数の高原リゾート

鉢伏山(はちぶせやま)の中腹に広がる標高800~900mの高原リゾート。夏は登山やハイキング、パラグライダーのほか、1本のロープのみで木に登るツリーイングが人気。冬はスキーやスノーボードなど、一年中スポーツやアクティビティーが楽しめる。


ハチ高原

住所 養父市ハチ高原
問い合わせ先 079-667-8535(ハチ高原観光協会)
時間 入場自由
交通アクセス JR山陰本線八鹿駅から車45分
URL https://www.yabu-kankou.jp/specialinfomation/hachi

竹田城跡


美しき雲海をまとった天空の山城

1443(嘉吉3)年頃、標高353.7mの山頂に山名宗全が築城した竹田城。1580(天正8)年に豊臣秀長が制圧し、数代のちに引き継いだ最後の城主・赤松広秀が石積みの城郭に整備したのが今日に残る姿だ。特に9月~11月の日の出から朝8時頃の時間帯に雲海が発生しやすく、その幻想的な光景は“日本のマチュピチュ”とも呼ばれている。


竹田城跡

住所 朝来市和田山町竹田古城山169
問い合わせ先 079-674-2120(情報館 天空の城)
時間 3月~5月 は8:00~17:30受付、6月~8月は6:00~17:30 受付、9月~11月は4:00~16:30受付、12月~1月3日は10:00~13:00受付 
定休日 1月4日~2月末
交通アクセス JR播但線竹田駅からバス20分の竹田城跡下車、徒歩20分
値段 500円
URL https://www.city.asago.hyogo.jp/site/takeda/

神子畑選鉱場跡(みこばたせんこうじょうあと)


不夜城と呼ばれた選鉱場の迫力を間近に

明延(あけのべ)鉱山の山の斜面に建設された選鉱場の跡地。さまざまな機械が現存する濾過装置「シックナー」や「インクライン」(傾斜軌道)など、かつての選鉱の様子が垣間見える。「東洋一」の面影を残す圧巻の産業遺産だ。


神子畑選鉱場跡

住所 朝来市佐嚢1842-1
問い合わせ先 079-666-8002(鉱石の道神子畑交流館・神選) 
時間 入場自由
交通アクセス 播但連絡道路朝来ICから車20分 
URL https://mikobata.com/

兵庫デスティネーションキャンペーンについてもっと知りたい!

公式ガイドブック『別冊旅の手帖 兵庫』


別冊旅の手帖 兵庫

大型観光キャンペーン「兵庫デスティネーションキャンペーン」(2023年7月~9月)期間中の観光情報を盛り込んだ、兵庫の旅のガイドブックです。

巻頭の特集「HYOGO SELECT10」では「食材」「絶景」「名湯」「歴史」「鉄路」の5テーマごとに、とっておきの「10選」をご紹介。広大で変化に富んだ土地の個性を五感で味わう「兵庫テロワール旅」へと誘います。

2023年に世界遺産登録30周年を迎える姫路城をはじめ、但馬牛や明石鯛など山海の幸、城崎温泉・有馬温泉といった情緒ある温泉……と、兵庫の魅力がたっぷり詰まった一冊です。兵庫の地酒の特集や、列車の時刻検索に便利なアプリの情報も。

別冊旅の手帖 兵庫
定価 922円(税込)


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兵庫デスティネーションキャンペーン公式サイト


兵庫デスティネーションキャンペーンがテーマに掲げる「兵庫テロワール旅」には、旅する人に従来の旅の感動の先にある「何か」を味わってほしいという思いが込められている。それは、魅力あふれる食や文化の背景にある自然への感謝だったり、人々への敬意だったり……。

新しい視点をもち、「テロワール」 を意識しながら県内の各地を巡ることで、より立体的な風景が見えてくるだろう。


兵庫デスティネーションキャンペーン公式サイト


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