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2025.12.23旅行鎌倉に行くならまずコレ!江ノ島でイルミネーションを眺めて、鶴岡八幡宮詣で。心が満ちる年末年始を!

鎌倉へはどう行く?

せっかく旅行に行くなら、その土地ならではの体験やグルメは逃したくない! でも、最近の注目スポットも気になる……。そんなあなたに「鎌倉へ行くならまずこれを押さえておけば大丈夫!」な5スポットを厳選してお届けします。 

冬の風物詩となった江ノ島のイルミネーション「湘南の宝石」を堪能し、鶴岡八幡宮や、鎌倉七福神のひとつ布袋様が祀られている浄智寺を詣でる旅。鎌倉野菜のランチをいただいて、一年の無事を感謝すれば、新年を迎える準備も万端です。

鎌倉へはどう行く?


「スカ色」が特徴的 「スカ色」が特徴的

JR東京駅から鎌倉駅まではJR横須賀線普通横須賀行きで53.9km、約1時間で鎌倉駅へ到着します。

横須賀線では「スカ色」といわれる、クリームと青の2色を踏襲しつつ、前面にはにドット柄のグラデーションを使用した新型E235系が走っています。グリーン車(別料金)の2階からは、新幹線をはじめ、東海道線を走る数々の列車を眺めることができて爽快な気分です。

鎌倉行くならまずこれ! 5選

注目!【鶴岡八幡宮】


鎌倉幕府の守護神とされた鶴岡八幡宮 鎌倉幕府の守護神とされた鶴岡八幡宮


正面参道の大きな石段は八幡宮の象徴のひとつ 正面参道の大きな石段は八幡宮の象徴のひとつ

武家政権が誕生した鎌倉時代において、武士の守り神、鎌倉の守り神として信仰されていた鶴岡八幡宮。宗教政策の要として、幕府の各種公式行事が執り行われる最も重要な神社のひとつでもありました。

現在でも、年が明けると多くの人が初詣に訪れることで知られていますが、その参拝者数は約250万人にものぼります。境内には応神天皇、比売神、神功皇后が祀られており、境内に祀られる神々を一度にお詣りすることができます。厄除けをはじめ、商売繁盛、家運隆昌、家内安全など、さまざまな御利益があり、まさに最強のパワースポットと言えそうです。


毎年多くの参拝者が訪れる 毎年多くの参拝者が訪れる

源頼朝公が造らせたという源平池 源頼朝公が造らせたという源平池


鶴岡八幡宮

住所 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
問い合わせ先 0467-22-0315
時間 6:00~20:00(開門・閉門時間)
交通アクセス JR・江ノ島電鉄鎌倉駅から徒歩10分
URL https://www.hachimangu.or.jp/

見る!【湘南の宝石】


江ノ島シーキャンドルは絶好のフォトスポット 江ノ島シーキャンドルは絶好のフォトスポット

鎌倉駅から江ノ電に乗りかえて約30分。夕暮れ17時以降の江ノ島では、すっかり冬の風物詩となったイルミネーション「湘南の宝石」の世界が広がります。湘南の夜景や自然と一体となった、宝石のような光の数々は、ビルに囲まれた都会のイルミネーションとはひと味違った美しさ。

点灯時間前の少し早い時間に訪れれば、刻々と表情が変わる夕日を楽しめます。冬の澄んだ空気では富士山もくっきり見える日も多く、雪をかぶった富士山やあざやかな夕陽は格別の景色です。


サンセットの美しさも格別 サンセットの美しさも格別

LED密度が日本一高いといわれているトンネル空間 LED密度が日本一高いといわれているトンネル空間

江島神社の中津宮もライトアップ 江島神社の中津宮もライトアップ

メインの会場である江の島シーキャンドルと江の島サムエル・コッキング苑では、その輝きが一層進化。江の島サムエル・コッキング苑入り口にある「湘南の宝石エントランス」では満天の星空のような、圧倒的な光に包まれる体験を味わえます。

LEDの密度が日本一高いともいわれるトンネル空間を歩けば、まるで宇宙にでもつながっているかのよう。トンネルを抜けた先にも新たな光の海が現れ、まばゆい光に包まれる夢見心地なひとときを過ごせます。


湘南の宝石

住所 神奈川県藤沢市江の島2-3-28
問い合わせ先 0466-23-2444
時間 17:00~20:00(土・日・祝・12月20~30日は~21:00)※開催期間は2025年11月22日(土)〜2026年2月28日(土)
定休日 無し
交通アクセス JR鎌倉駅から江ノ島電鉄に乗り換え、江ノ島駅で下車徒歩25分
値段 一般500円、小学生以下250円(江の島サムエル・コッキング苑)、一般800円、小学生以下400円(江の島シーキャンドル)、一般500円、小学生以下200円(江の島岩屋)
URL https://enoshima-seacandle.com/

注目!【浄智寺】


臨済宗の主要な寺院を指す鎌倉五山第四位のお寺 臨済宗の主要な寺院を指す鎌倉五山第四位のお寺

周囲の自然と調和した境内 周囲の自然と調和した境内

鶴岡八幡宮から北鎌倉へ向かう通りにたたずむ風情ある寺。弘安4年(1281)、鎌倉幕府第5代執権北条時頼の子、宗政の菩提を弔うために建てられました。

境内の仏殿には室町時代に作られたという三世仏坐像(県の重要文化財)が安置されていて、むかって左から阿弥陀・釈迦・弥勒の各如来が鎮座。それぞれ過去、現在、未来を意味するといわれています。

さらに境内の奥へ進むと、岩を削ったやぐらが目に飛び込んできます。中には石仏をはじめ、鎌倉七福神のひとつである布袋像がユーモラスな姿でたたずんでいます。陽の光に照らされた布袋さんはなんとも不思議な魅力にあふれ、いまにも動きだしそう。七福神の中で唯一、実在の人物がモデルともいわれ、幸福や家庭円満、財運などにも御利益があるといわれています。


小説家の澁澤龍彦のお墓もある 小説家の澁澤龍彦のお墓もある

笑みを浮かべて訪れる人を迎える布袋様 笑みを浮かべて訪れる人を迎える布袋様


浄智寺

住所 神奈川県鎌倉市山ノ内1402
問い合わせ先 0467-22-3943
時間 9:00~16:30
定休日 無し
交通アクセス JR北鎌倉駅から徒歩8分
値段 一般300円、中学生以下100円
URL https://jochiji.com/

注目!【ブラッスリー航】


古民家を改装した風情ある店構え 古民家を改装した風情ある店構え


ブイヤベースはディナーの冬季限定2300円 ブイヤベースはディナーの冬季限定2300円

北鎌倉にある築60年の日本家屋を改築したレストランです。庭を眺めながらゆっくりと移ろう時間のなかで、その時期に一番美味しい鎌倉野菜が中心となったメニューを味わえます。

地産地消をモットーに厳選した食材で作り上げた料理が特徴で、ランチでは鎌倉野菜のサラダと、選べるメイン、ドリンクがセットになっています。とくにアボカドピュレのエクレアが人気。アボカドと玉ねぎ、オリーブオイルのピュレを詰めこんだサクッとしたエクレアは、ハチミツが入ったアンチョビマヨネーズソースとの相性も抜群です。

またカフェタイムにはアフタヌーンティ(5000円~)をいただくこともできます。サンドイッチやキッシュロレーヌをはじめ、プチシューとチョコプレート、いちごミルクのパンナコッタなど、見た目も愛らしいスイーツがずらりと盛られて、目移りしてしまいます。アフタヌーンティは前日17時までの予約制で季節によって値段が変動するので訪ねる前に確認をしましょう。


アフタヌーンティも楽しめる アフタヌーンティも楽しめる

エクレアのランチは1900円でドリンクとサラダ付き(デザートは別) エクレアのランチは1900円でドリンクとサラダ付き(デザートは別)


ブラッスリー航

住所 神奈川県鎌倉市山ノ内703-1
問い合わせ先 0467-53-7617
時間 11:00~14:00(ランチ)、15:30~(アフタヌーンティ、金・土・日・祝は14:30~、前日17:00までに予約)、17:30~21:00(LO20:00ディナー金・土・日・祝のみ)
定休日 月曜、第2・4火曜
交通アクセス JR北鎌倉から徒歩5分
URL https://koo-brasserie.com/

注目!【豊島屋洋菓子舗 置石】


本店とはまた違った洋風の雰囲気 本店とはまた違った洋風の雰囲気

鎌倉の銘菓「鳩サブレー」で有名な豊島屋が営むカフェがこちら。豊島屋本店の斜め向かいにあり、1階では季節に合わせた色鮮やかなケーキや数種類のエクレアや焼菓子などがずらり。おみやげとして購入できるのはもちろん、2階のカフェでは鎌倉散策のひと休みにぴったりな空間が広がっています。おすすめは和洋揃うモンブラン。和モンブランは、国産の栗を贅沢に使用。洋モンブランは欧州産の独特なねっとりとした栗を使用し、濃厚な味わいです。あの焼き菓子が練り込まれたソフトクリーム、「置石ミックス」も楽しめます。

また、向かいの本店では御朱印のお菓子屋バージョン、「御菓印」も手に入れることができます。3240円以上の購入でもらえるほか、御菓印だけの販売(1枚300円)もありますよ。


洋モンブラン750円 洋モンブラン750円

和モンブラン750円 和モンブラン750円

置石ミックス400円 置石ミックス400円


豊島屋洋菓子舗 置石

住所 神奈川県鎌倉市小町2-15-5
問い合わせ先 0467-22-8102
時間 10:00〜18:30(1F)・11:00~17:30(17:00LO/2F)
定休日 水曜(祝日の場合は営業)
交通アクセス JR鎌倉駅から徒歩4分
URL https://www.hato.co.jp/shop/okiishi

パワーあふれる鎌倉巡りで新たな年への期待を胸に

自然と調和した、ほかでは体験できない迫力あるイルミネーションに見惚れたり、由緒ある神社仏閣をめぐれば、新年に向けて元気をもらえる旅になること間違いなし。鎌倉野菜や鎌倉ならではのスイーツなど、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力です。多くの人が鎌倉に惹きつけられる理由が改めてわかる気がします。


著者紹介

前田真紀

10年以上暮らした那須塩原から、東京に戻って1年。展覧会や首都圏の名所めぐりを楽しむ日々。

ブログにてときどき那須のスポットを更新。
https://nasu-shiomikke.blogspot.com/

  • 写真提供/鶴岡八幡宮、江ノ島電鉄、ブラッスリー航、浄智寺、豊島屋
  • 価格は全て税込み表記です。
  • 掲載されているデータは2025年12月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
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