トレたび JRグループ協力

晴れの国ならではの美味を満喫し、魅力あふれる町並みや名所を散策

フルーツ&ご当地グルメ王国で食をめぐり、魅力的なスポットに舌も目も心も大満足

フルーツ王国・岡山は穏やかな瀬戸内海から揚がる海の幸も豊富で、日生(ひなせ)カキオコや笠岡ラーメンなどご当地グルメ探訪にも絶好。一方、荘厳な吉備津神社や魅力ある街など、美しく、好奇心を刺激するスポットも多数。日本情緒とモダンな雰囲気が共存する倉敷美観地区、ジーンズ好きにはたまらない児島ジーンズストリート、歴史情緒を感じさせる下津井町並み保存地区など、三者三様の町歩きも楽しい。旅の〆は鷲羽山から瀬戸内海の多島美を望み、目も心も大満足。

※写真は倉敷美観地区

Plan 1  冬においしい名物グルメを堪能する旅

穏やかな瀬戸内が生む海の幸や果物、インパクトあるご当地グルメを満喫する

豊かな自然環境に恵まれ、栄養分が豊富な岡山の海からは季節ごとにさまざまな海の幸が揚がる。特に冬が旬のカキは通常、種付けから2~3年かかるところ、1年で出荷できるサイズにまで育つ。一年物のカキは身が白く柔らかで、臭みがない。県内を代表するカキの産地、備前市日生町のカキのお好み焼き「日生カキオコ」は今や全国的な人気を誇る。

岡山は柑橘類やブドウ、モモなど季節ごとのみずみずしい果物を楽しめるフルーツ王国としても知られる。冬が旬のイチゴもまた、瀬戸内の温暖な気候と「晴れの国」と呼ばれるほど晴れの日が多く、日照時間も長くなるので、岡山でおいしく、おいしく育つ。瀬戸内市の「瀬戸内フルーツガーデン」などで摘み取る楽しさも体験しながら、イチゴを思う存分味わおう。

海の幸や果物といった正統派の特産物も豊富な一方、「ひるぜん焼そば」「津山ホルモンうどん」といったご当地グルメも人気が高い。「おかやまデミカツ丼」は80年以上前から岡山中心街で食べ続けられている歴史あるご当地グルメ。とんかつとデミグラスソースの取り合わせが濃厚で、意外なうまさ。

飲んだ〆はラーメン、という左党は多いだろうが、岡山の食の旅の〆もやはりラーメン、「笠岡ラーメン」といこう。鶏チャーシューを具材とするラーメンは全国的にも珍しく、笠岡ラーメンの最大の特徴であり、かつ、うまい!


  • 1.漁師の奥さんたちが小さなカキや傷ついたカキをお好み焼きに入れて食べたのが始まりとされる「日生カキオコ」。殻をむいてすぐの新鮮なカキは余分な水分を含んでいないため焼いても身が縮まず、プリップリの食感とジューシーさ
  • 2.衛生的な高設栽培で、あきひめ・かおりの・紅ほっぺ・おいCベリー・もういっこ、といったさまざまな品種を栽培している「瀬戸内フルーツガーデン」。園内にある「さんカフェ」でフルーツを用いたスイーツなどを味わうのもいい
  • 3.「おかやまデミカツ丼」は1931年創業の老舗とんかつ店「味司 野村」の初代店主が考案。帝国ホテルのドミグラスソースを食し、「この味を地元の人たちに食べてほしい」という思いから誕生させたもの。今では岡山を代表するご当地グルメになっている
  • 4.笠岡では古くから養鶏場が多かったことから親鶏の肉が有効に利用され、それが結実したのが「笠岡ラーメン」。鶏チャーシューを具材とするのが定番で、スープは鶏がらだけで作ったものと、それに魚介スープを合わせたダブルスープのものがある

日生カキオコ

日生のカキの旬は11月~4月上旬。

交通アクセス

赤穂線日生駅下車。

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Plan 2 倉敷市で文化と体験を満喫する旅

廻廊の美しい神社や三者三様の町歩きを楽しみ、瀬戸内海の多島美に酔う

全国には、たとえ神社仏閣に興味が乏しい人でも、訪れてみると荘厳さに身が引き締まったり、建築物の見事さに感動を覚える社寺が少なからずある。吉備津神社もそのひとつ(※吉備津神社の住所は岡山市)。国宝に指定されている本殿・拝殿はもちろん、本殿へと一直線に続く360mに及ぶ木製の廻廊の美しさがより感動を高める。

日本古来の美を満喫したあとは、倉敷美観地区を散策する。美観地区もまた柳並木の続く掘割の左右に白壁の屋敷やなまこ壁の蔵が並び、美しい日本情緒を感じさせる。それらの歴史的建造物の中にはしゃれたカフェやショップにリノベーションされているものも多くあり、瀟洒な雰囲気も満載だ。

国産ジーンズ発祥の地である児島でも町並み散策を楽しむ。塩づくりで財を成した「旧野﨑家住宅」から「野﨑武左衛門の記念碑」まで続く約400mの「児島ジーンズストリート」には地元ジーンズメーカーのショップが連なり、オリジナリティーあふれる品々が揃う。

児島駅からバスで約10分の下津井町並み保存地区での町歩きも満喫したら、鷲羽山で瀬戸内海の眺望を堪能。大空を舞う鷲が眺める景色はかくや、と思われるほど美しい眺めに、旅の満足感がふつふつと湧いてくる。


  • 1.桃太郎のモデルとされる大吉備津彦命を祀る吉備津神社。現在の本殿・拝殿は応永32年(1425)に室町幕府3代将軍・足利義満が天皇の命により再建。全国唯一の「比翼入母屋造り」で、「吉備津造り」とも呼ばれる。釜の鳴る音で吉凶を占う「鳴釜の神事」を行う
  • 2.江戸時代に天領として栄えた往時をしのばせる倉敷美観地区。情緒ある古い町並みには「倉敷帆布」「マスキングテープ」など“倉敷ブランド”を扱う店舗も多い。「大原美術館」や「倉敷アイビースクエア」といったモダンな見どころも
  • 3.幕末から繊維産業が発達した児島は1960年代から国産ジーンズの製造を開始。児島ジーンズストリートでは頭上に暖簾のようにはためくジーンズや、ビルに足をかけようとしている巨大なジーンズなど、ジーンズのオブジェも楽しい
  • 4.北東側から遠望すると、鷲が翼を広げた姿に似ていることからその名がある鷲羽山。標高133mの山頂からは波静かな海上に点在する大小50余りの多島美と雄大な瀬戸大橋の姿を存分に楽しむことができる

吉備津神社

境内自由
開門5時、閉門18時。

交通アクセス
桃太郎線吉備津駅から徒歩約10分。

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観光情報


岡山観光WEB

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地図

  • 文:赤木はるな
  • 写真協力:岡山県観光連盟
  • 掲載されているデータは2019年1月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
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