2019.10.01旅行新潟 三彦・三条エリアの見どころ【新潟デスティネーションキャンペーン2019】
三彦・三条エリア
燕市と三条市は世界から認められる金属加工の町。どちらも江戸時代初期に農家の副業として和釘を作ったのが始まりという。その後、燕市に鎚起銅器の技術が伝わった。戦後は金属洋食器が中心となり、現在、国内シェアの90%以上を占める。三条市は刃物の町となり、包丁や斧、ノミなど多彩な商品を製造している。工場見学のほか、体験施設でスプーンやペーパーナイフを製作できるのは、ものづくりの町ならではの楽しみだろう。
霊峰・弥彦山の麓に広がる弥彦エリアは、近年パワースポットとしても人気。彌彦神社から山頂へ上がれば越後平野や日本海を一望する大パノラマが待っている。
彌彦(やひこ)神社
“おやひこさま”と親しまれ 朝廷や将軍も篤く信仰した
弥彦山山麓に鎮座する越後一宮。越後開拓の祖神である天香山命を祭神とする。境内は約4万坪に及び、樹齢400~500年のスギやケヤキを始めとする深い社叢林に囲まれている。参拝作法は柏手を4度打つ「二礼四拍手一礼」が習わしとされる。
彌彦(やひこ)神社
住所 | 新潟県弥彦村弥彦2887-2 |
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問い合わせ先 | 0256・94・2001 |
時間 | 拝観自由 |
交通アクセス | JR弥彦線弥彦駅から徒歩12分 |
駐車場 | あり |
URL | http://www.yahiko-jinjya.or.jp/ |
加茂山公園
緑豊かな公園に シマリスが待つ
JR加茂駅から徒歩5分ほどの都市公園。約16haの敷地があり、加茂山リス園、神池、彫刻の森、全長150mのローラー式滑り台などがある。新潟県木・ユキツバキの群生地としても知られ、春には約5万本のユキツバキとソメイヨシノの共演が見られる。
加茂山公園
住所 | 新潟県加茂市加茂228 |
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問い合わせ先 | 0256・52・0080(加茂市都市計画課) |
時間 | 入場自由 |
交通アクセス | JR信越本線加茂駅から徒歩5分 |
駐車場 | あり |
URL | http://www.city.kamo.niigata.jp/section/toshi/kamoyamakouen.htm |
IL RIPOSO(イル リポーゾ)
夜のみ扉が開かれる 完全予約制のイタリアン
新潟県の割烹、ホテルで日本料理を学び、さらに都内の有名イタリアンで修業したオーナーシェフが平成22年に開店。契約農家や魚市場から仕入れた地元食材を使い、現代風にアレンジしたイタリアンを提供する。手を付けるのが惜しくなる盛り付けの美しさも好評だ。
IL RIPOSO(イル リポーゾ)
住所 | 新潟県三条市島田2-5-21 |
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問い合わせ先 | 0256・33・4411 |
時間 | 18時〜22時 |
定休日 | 不定 |
交通アクセス | JR弥彦線北三条駅から徒歩20分 |
駐車場 | あり |
椿寿荘(ちんじゅそう)
全国から名木を集め 釘類を使わずに建てた
幕末に1300町歩(約1300ha)の広大な土地を有した豪農・田巻家(原田巻家)の離れ座敷。大正3年(1914)から約3年半をかけて完成させた。吉野スギ、木曽ヒノキ、会津ケヤキなど、全国から名木が集められた。寺院様式の屋敷からは京風の枯山水庭園が愛でられる。
椿寿荘(ちんじゅそう)
住所 | 新潟県田上町田上 |
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問い合わせ先 | 0256・57・2040 |
時間 | 9時〜16時 |
定休日 | 水曜(10月〜11月はなし) |
交通アクセス | JR信越本線羽生田駅から車5分 |
駐車場 | あり |
値段 | 400円 |
URL | http://www.town.tagami.niigata.jp/sightseeing/map/map18.html |
玉川(ぎょくせん)堂
魂を込めて叩く 職人の技を目の前で
文化13年(1816)創業の鎚起(ついき)銅器の老舗。これまで300人以上の鎚起職人を輩出してきた。一枚の銅板を職人が金鎚で何万回も叩いて製作する銅器は使うほどに艶や味わいが増していき、2代、3代と受け継いでいける。店舗、土蔵、鎚金場・雁木は国の登録有形文化財に登録される。
玉川(ぎょくせん)堂
住所 | 新潟県燕市中央通2-2-21 |
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問い合わせ先 | 0256・62・2015 |
時間 | 8時30分〜12時・13時〜17時30分 |
定休日 | 日曜、祝日 |
交通アクセス | 上越新幹線燕三条駅から車5分 |
駐車場 | あり |
URL | https://www.gyokusendo.com/ |
杭州(こうしゅう)飯店
燕のソウルフードといえる 元祖・燕背脂ラーメン
昭和30年代(1955~1964)の高度成長期に、金属洋食器の工場で働く職人の腹を満たしたのが燕背脂ラーメン。元祖がこの店で、当時は出前が多く、麵は伸びにくいように極太に、煮干しベースのスープの味は濃く、表面に背脂を浮かすことで冷めにくくしたことで人気が出た。
杭州(こうしゅう)飯店
住所 | 新潟県燕市燕49-4 |
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問い合わせ先 | 0256・64・3770 |
時間 | 11時〜14時30分・17時〜20時(土・日曜、祝日は11時〜20時。品切れ次第閉店) |
定休日 | 月曜(月1回月・火曜連休) |
交通アクセス | JR弥彦線西燕駅から徒歩10分 |
駐車場 | あり |
- ※掲載されているデータは2019年10月現在のものです。変更となる場合がありますので、お出かけの際には事前にご確認ください。