2025年は運行開始から25周年！
JR四国で運行されているアンパンマン列車は、アンパンマンとそのなかまたちが車体や車内のあらゆるところにデザインされ、子どもから大人まで幅広い年代が列車旅を楽しめることで人気を集めています。
2025年は初代アンパンマン列車が登場してから25周年の記念イヤーでもあるんです！
そんなアンパンマン列車は2025年5月現在、6種類が運行中。
この記事では各アンパンマン列車の特徴や予約方法などをご紹介します！
瀬戸大橋アンパンマントロッコ
瀬戸大橋の眺めを一望できる！ 車内の仕掛けも盛りだくさんな列車
高松駅・琴平駅～岡山駅間を、土休日や夏休みなどを中心に運転している「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」。
途中の児島（こじま）駅〜宇多津（うたづ）駅間で瀬戸大橋を通過します。
トロッコ車両と一般車両の2両編成で運行されており、トロッコ車両内はアンパンマンとそのなかまたちが森の中にいるようなデザインになっています。
走行中の車両の真下の様子を観察できる床下窓や、アンパンマンと一緒に記念撮影ができる丸太のベンチなど、親子で楽しめる工夫が盛りだくさんです。
瀬戸大橋アンパンマントロッコ
運転日：土休日、夏休みなどを中心に運転（12月から2月は運休）
運転区間：瀬戸大橋線・予讃線・土讃線 高松駅・琴平駅～岡山駅間
※最新の運転日・時刻はこちらよりご確認ください。
https://www.jr-eki.com/aptrain/naani/torokko_seto/jikoku.html
車両の解説はこちらもチェック！
瀬戸大橋アンパンマントロッコー瀬戸大橋を渡るアンパンマン。線路が覗ける「床下窓」に記念撮影コーナー！？（THE列車）
瀬戸大橋からの眺めを存分に楽しめるのが、爽やかな風が吹き抜けるトロッコ車両を使用した「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」です。アンパンマンと仲間たちを車両の内外にデザインした2両編成の列車は、岡山寄りの1両がトロッコ車両、高松・琴平寄りの1両は座席車両です。どちらの車両も車内にアンパンマンとそのなかまたちが描かれており、乗っているだけでアンパンマンの世界を楽しむことができます。
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ゆうゆうアンパンマンカー
車内で元気に遊べる！ プレイルームが魅力の列車
「ゆうゆうアンパンマンカー」は徳島線を走る特急「剣山」の一部列車に併結されており、運行区間は徳島駅～阿波池田駅です。
運転日や時刻は限定されているので、予約する際には注意が必要です。
車内には20席限定の指定席「アンパンマンシート」と靴を脱いで遊べる「プレイルーム」があり、あらゆるところに子どもたちが楽しめる仕掛けが施されています。
ゆうゆうアンパンマンカー
運転日：土休日、春・夏・冬休みなどを中心に運転（7月18日まではメンテナンスのため運休）
運転区間：徳島線 徳島駅～阿波池田駅間
※最新の運転日・時刻はこちらよりご確認ください。
https://www.jr-eki.com/aptrain/naani/yuyu/jikoku.html
「剣山」の車両の解説はこちらもチェック！
特急「剣山」─国鉄型車両で徳島駅〜阿波池田駅間を結ぶ特急列車（THE列車）
「剣山」は徳島駅〜阿波池田駅を走り、徳島県の東西を結ぶ徳島線の特急列車。その列車名は県内最高峰で四国内でも2番目の標高を誇る「剣山」に由来します。1996年の運転開始から車両は国鉄型のキハ185系が一貫して使用されています。
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土讃線 あかい・きいろい アンパンマン列車
アンパンマンとそのなかまたちに囲まれながら列車旅が楽しめる！
「土讃線アンパンマン列車」は4両編成で岡山駅〜高知駅間を運行しています。
あかいアンパンマン列車ときいろいアンパンマン列車の2種類が存在し、あかいアンパンマン列車は笑顔の「ニコニコ」、きいろいアンパンマン列車は輝く「キラキラ」をテーマに、それぞれデザインされているのが特徴です。
1号車はアンパンマンシートになっており、普通車指定席（24席限定）という扱いです。アンパンマンとそのなかまたちをモチーフにした座席やカラフルな通路、天井、トイレなど、アンパンマン好きな子どもにはたまらない空間です。
土讃線 あかい・きいろい アンパンマン列車
運転日：毎日2～3往復運行
運転区間：土讃線 岡山駅～高知駅間
※最新の運転日・時刻、車両のカラーはこちらよりご確認ください。
https://www.jr-eki.com/aptrain/naani/dosan/jikoku.html
車両の解説はこちらもチェック！
土讃線アンパンマン列車―「あか」も「きいろ」も乗ってみよう！ 外も内もアンパンマンの世界でいっぱい（THE列車）
瀬戸大橋線を経由して岡山駅と高知駅を結ぶ特急「南風」の一部列車に使用されるのが、2020年7月に新車両2700系でデビューした「土讃線あかいアンパンマン列車」と「土讃線きいろいアンパンマン列車」です。
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予讃線 8000系アンパンマン列車・宇和海アンパンマン列車
アンパンマンの世界をイメージした虹のデザインが特徴の列車！
「予讃線アンパンマン列車」は岡山駅・高松駅～松山駅間を走る8両編成の8000系アンパンマン列車と、松山駅～宇和島駅間を走る2両編成の宇和海アンパンマン列車の2種類が存在します。
8000系の1号車目の車内は「アンパンマンシート」になっており、アンパンマンの世界をイメージした虹色の内装などが特徴です。アンパンマンとそのなかまたちの楽しい雰囲気の中で、子どもと一緒に列車旅を楽しめます。
「宇和海」は、車体にアンパンマンとばいきんまんの大きな顔が描かれています。
- ※「宇和海」はアンパンマンシートはありません。
予讃線 8000系アンパンマン列車・宇和海アンパンマン列車
運転日：8000系は毎日3往復、宇和海は毎日3往復運行
運転区間：予讃線 岡山駅・高松駅～松山駅間／松山駅～宇和島駅間
※最新の運転日・時刻はこちらよりご確認ください。
https://www.jr-eki.com/aptrain/naani/yosan/jikoku.html
「宇和海」の車両の解説はこちらもチェック！
宇和海―豊饒な海に沿って走る。アンパンマン列車での運転も！ おすすめきっぷまで徹底解説（THE列車）
愛媛県の玄関口である松山駅と、南予地方の宇和島（うわじま）駅を結ぶのが、エンジンを搭載して自走する2000系特急気動車などで運転されている特急「宇和海（うわかい）」です。2016年3月26日から予讃（よさん）線の特急列車の運転系統が、松山駅で完全に分離されました。
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【期間限定】復刻！ 初代アンパンマン列車
25周年記念！ 期間限定で初代アンパンマン列車のデザインを復刻
「復刻！ 初代アンパンマン列車」は2025年にアンパンマン列車登場25周年を記念して初代アンパンマン列車の外装デザインを復刻、特急「あしずり」号として期間限定で運転します。
初代アンパンマン列車とは、2000年10月14日に登場した最初のアンパンマン列車です。当時は4両編成で運行されており、ブルーの車体にアンパンマンとなかまたちを大きく描いたデザインでした。
復刻！ 初代アンパンマン列車
運転日：毎日2往復運行（2026年1月12日（月・祝）まで ※予定）
運転区間：土讃線と土佐くろしお鉄道線 高知駅～中村駅・宿毛駅間
※詳細な運転日・時刻はこちらよりご確認ください。
https://www.jr-eki.com/aptrain/naani/first-generation/jikoku.html
アンパンマン列車の予約方法
各アンパンマン列車によって、予約方法が異なります。
ここでは基本的な予約方法を記載します。
乗車券や特急券などを乗車日1カ月前の10時以降から購入することができます。
主な販売場所は全国のJRの駅のみどりの窓口、主な旅行会社、JR四国の旅行センター（JR四国ツアー支店）、JR西日本のネット予約サービス「e5489」などが一般的です。
気になる関連スポット
高松アンパンマン列車ひろば
高松駅ビル「TAKAMATSU ORNE 北館 4F」の屋外には、駅のホームのようなデッキが。
そこにはアンパンマンとそのなかまたちが座っているカラフルなロングベンチと各アンパンマン列車をモチーフにしたベンチがあります。
瀬戸大橋アンパンマントロッコの乗車前後にいかがですか？
高知駅アンパンマン列車ひろば
高知駅の改札内にある広場。
改札から見える虹の大階段やジオラマ、ミニチュア車両があります。
記念撮影コーナーもあるので、家族写真にもぴったりですよ！
土讃線アンパンマン列車の乗車前後にいかがですか？
アンパンマンベンチ
アンパンマン列車が通る5つの駅（高松駅・土佐山田駅・徳島駅・松山駅・伊予西条駅）のホームには特別な駅名標が設置されています。
記念撮影も可能ですので、コンプリートを目指してみては？
まとめ
2000年10月に登場してから、今年で25周年を迎えるアンパンマン列車。
お子さんがいる家庭はもちろん、一人でも友達とでも楽しめる列車です！
四国各地を走っており、旅行の計画にも組み込みやすく、全列車をコンプリートする旅もおススメですよ。
ぜひアンパンマン列車に乗車して、四国への旅をより充実させましょう！
- ※写真／JR四国・交通新聞クリエイト
- ※掲載されているデータは2025年6月現在のものです。
- ※運転日・運転区間等は変更となる場合があります。
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