2020.02.27旅行デスティネーションキャンペーンの歴史(1998年度~2007年度)
1978年、和歌山から始まったデスティネーションキャンペーン
1978(昭和53)年、日本国有鉄道時代に和歌山県と共同ではじまった「デスティネーションキャンペーン(DC)」。北海道から九州までのJR旅客6社が、現地の自治体や観光会社、旅行会社などと協力し、地域の新たな観光素材をPRし誘客する大型キャンペーンです。「Destination(デスティネーション)」とは旅の目的地や行き先のこと。通常3カ月ごとに対象となる地域が移り、春夏秋冬を通して日本各地で続けられている国内最大級の観光キャンペーンです。
交通新聞社は『別冊 旅の手帖』を編集・発刊
約40年にわたる「デスティネーションキャンペーン(DC)」の開催をきっかけに、日本各地では新たな観光列車が走り、鉄道旅の新たな魅力が発掘されてきました。交通新聞社ではこの「デスティネーションキャンペーン(DC)」にあわせ、地域の旬な厳選観光スポットをまとめて紹介する『別冊 旅の手帖』を編集・発刊。JRグループ関連会社の旅行専門出版社として、「DC」と鉄道旅の魅力をあますことなく伝えてきました。
2007年度のデスティネーションキャンペーン
【京都デスティネーションキャンペーン】京の冬の旅
別冊 旅の手帖 京の冬の旅
開催期間:2008年1月1日(木)~3月21日(金)
42回目の京都デスティネーションキャンペーン。毎回注目の非公開文化財特別公開はもちろんのこと、『源氏物語』や歌舞伎のゆかりの地、御利益が期待できる社寺など、テーマ別で旬の話題や興味に沿った旅が提案されました。
【岐阜デスティネーションキャンペーン】いい旅 ふた旅 ぎふの旅
別冊 旅の手帖 岐阜
開催期間:2007年10月1日(月)~12月31日(月)
「伝統と美味・美湯に出会うたび」をテーマに、古都の風情を感じられる高山などの町並み散歩や、関ケ原など歴史の舞台となった地を巡る旅、和蝋燭から宇宙工学までものづくりの現場を見られる産業観光など、バラエティに富んだ楽しみ方が提案されました。
【北東北デスティネーションキャンペーン】もう一つの日本 北東北
別冊 旅の手帖 北東北
開催期間:2007年7月1日(日)~9月30日(日)
青森・岩手・秋田の3県で開催。「青森ねぶた祭り」や「秋田竿灯祭り」などの祭りや、遠野に伝わる民話などの「伝統・文化」、白神山地に代表される「自然・暮らし」、奥州藤原氏が創りあげた理想郷・平泉をはじめとした「歴史浪漫」などをテーマに北東北の魅力が発信されました。
【岡山デスティネーションキャンペーン】きっと新発見、もっと再発見。岡山の旅
別冊 旅の手帖 岡山
開催期間:2007年4月1日(日)~6月30日(土)
温暖な気候に恵まれ、豊潤な瀬戸内海に面した自然豊かな岡山県。また古代から吉備の国と呼ばれ、誰もが知っている昔話「桃太郎」のふるさとでもある。その雄大な自然や、歴史をじっくり味わうことができる旅が、イベントや特別列車などを通して提案されました。
2006年度のデスティネーションキャンペーン
【千葉デスティネーションキャンペーン】花と海 心やすらぐ千葉の旅
別冊 旅の手帖 千葉
開催期間:2007年2月1日(木)~4月30日(月)
メインテーマは「房総発見伝」。体験型のイベント「ちば・たびマイスター」を通して自分自身を再発見できる旅を提案。全県で20の体験プログラムが用意され、体験者には「マイスター認定証」が発行されました。“参加”“体験”“対話・交流”の視点から「ちばの魅力」が発信されました。
【京都デスティネーションキャンペーン】京の冬の旅
別冊 旅の手帖 京の冬の旅
開催期間:2006年12月1日(木)~2007年2月28日(金)
非公開文化財特別公開は、「大徳寺 聚光院(だいとくじ じゅうこういん)」や「東福寺 龍吟庵(とうふくじ りょうぎんあん)」が見どころ。新しくスタートした旅行プラン『京都おこしやす大学』では、京都の街全体をキャンパスに見立てて、著名人などによる講座や現地での体験が行なわれました。
【九州デスティネーションキャンペーン】感動がある。物語がある。九州
別冊 旅の手帖 九州
開催期間:2006年9月1日(金)~11月30日(木)
九州7県共同で開催したキャンペーン。温泉天国九州の特色ある温泉街や絶景に出会える温泉、歴史の深い温泉など、さまざまな角度から温泉の魅力が発信されました。また、2004年に開通の九州新幹線「つばめ」をはじめとする、人気列車での旅もクローズアップされました。
【北海道デスティネーションキャンペーン】はなたび北海道
別冊 旅の手帖 北海道
開催期間:2006年6月1日(木)~8月31日(木)
色とりどりの花であふれる夏の北海道を、特急「フラノラベンダーエクスプレス」や「くしろ湿原ノロッコ号」などの列車と、道民全体の宝物として選定された「北海道遺産」や道内の魅力的な温泉と組み合わせて、のんびり楽しむあなただけの「はなたび」が提案されました。
【山陰デスティネーションキャンペーン】見つけてください、あなたの山陰
別冊 旅の手帖 山陰
開催期間:2006年4月1日(土)~5月31日(水)
数々の神話の舞台となった「出雲大社」や切り立った絶壁に建てられた「投入(なげいれ)堂」で知られる「三徳山三佛寺(みとくさん さんぶつじ)」など、山陰地方の“日本一”と呼べる見どころに触れる旅が提案されました。ほかにも、山陰ならではのグルメやローカル線など、魅力満載なキャンペーンとなりました。
2005年度のデスティネーションキャンペーン
【京都デスティネーションキャンペーン】京の冬の旅
別冊 旅の手帖 京の冬の旅
開催期間:2006年1月1日(日)~3月21日(火)
40回目を迎えた「京の冬の旅」。「妙心寺 大通院」や「建仁寺 両足院」など、奥深い京都の魅力に触れられる非公開文化財が特別公開されました。今では定番となった「和」を基調とした幻想的なライトアップ「京都・嵐山花灯路」もこの年に始まりました。
【広島デスティネーションキャンペーン】ええじゃん広島県
別冊 旅の手帖 広島
開催期間:2005年10月1日(土)~12月31日(土)
時間によって表情を変える瀬戸内海の絶景を筆影(ふでかけ)山や高見山展望台、そして海沿いを走る列車など、さまざまな角度から楽しむ旅が提案されました。キャンペーンに合わせ、呉線を走る観光列車「瀬戸内マリンビュー」がデビュー。船をモチーフに、大きな窓から瀬戸内海の風景を楽しめるように造られました。
【会津デスティネーションキャンペーン】~あったんです。まだ、極上の日本が…
別冊 旅の手帖 会津
開催期間:2005年7月1日(金)~9月30日(金)
江戸時代の宿場町の姿が残る大内宿や、大正ロマンの面影が漂う七日町(なぬかまち)通りなど、時間旅行を楽しむように会津の街を歩き、“極上”に出合う旅が提案されました。また、「日本一のそばの郷」を合言葉に、そばを湧水につけて食す「水そば」で有名な山都(やまと)を中心にまちおこしが行なわれました。
【愛知デスティネーションキャンペーン】まるごと博覧会場だ。愛知
別冊 旅の手帖 愛知
開催期間:2005年4月1日(金)~6月30日(木)
「自然の叡智」をテーマに開催された「愛・地球博」。21世紀最初の、そして日本では35年ぶりとなったこの万国博覧会をメインとして開催されました。愛知は自動車や、やきものなど江戸時代から“モノづくり”の一大拠点。伝統の技と最新技術をを体験できる産業観光の楽しみが伝えられました。
2004年度のデスティネーションキャンペーン
【京都デスティネーションキャンペーン】京の冬の旅
別冊 旅の手帖 京の冬の旅
開催期間:2005年1月1日(土)~3月21日(月)
大河ドラマ『義経』にちなみ金閣寺方丈の襖絵などの非公開文化財が特別公開されました。また、2004年は「古都京都の文化財」が世界遺産に登録されてから10周年。東寺や清水寺成就院などの世界遺産を巡る定期観光バスの特別コースも運行され、改めてその歴史と美しさを実感できるキャンペーンとなりました。
【和歌山デスティネーションキャンペーン】わっ!が山ほど和歌山県
別冊 旅の手帖 和歌山
開催期間:2004年10月1日(金)~12月31日(金)
2004年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されたのを記念して、秋の紅葉に彩られた紀州路をめぐる旅が紹介されました。ほかにも、三段壁や千畳敷、円月島など自然が造り出した和歌山ならではの絶景や港でに揚がる海鮮など、数多くの魅力が発信されました。
【山形デスティネーションキャンペーン】おいしい山形
別冊 旅の手帖 山形
開催期間:2004年7月1日(木)~9月30日(木)
伝統芸能の「山楽祭・田楽祭」、全国でも有数のそば処でもある村山市、尾花沢市、大石田町のそばを食べ比べできる「そば街道そばの里まつり」や山・川・海それぞれの特徴を活かした「やまがた冒険学校」など、山形ならではのイベントを通して、文化や食など多ジャンルの“おいしい山形”が再発見されました。
【熊本・鹿児島デスティネーションキャンペーン】のんびりへ、まっしぐら。熊本 鹿児島 大接近
別冊 旅の手帖 熊本・鹿児島
開催期間:2004年4月1日(木)~6月30日(水)
3月13日に九州新幹線の新八代駅~鹿児島中央間が開業した記念として、新幹線が結ぶ熊本・鹿児島で開催されました。霧島と阿蘇の雄大な自然を感じる旅や、薩摩と球磨の焼酎を満喫する旅など、ぐーんと近くなった2つのエリアを当時の最新型の車両で運行された「つばめ」で繋がる旅が提案されました。
2003年度のデスティネーションキャンペーン
【京都デスティネーションキャンペーン】京の冬の旅
別冊 旅の手帖 京の冬の旅
開催期間:2004年1月1日(木)~3月21日(日)
金戒光明(こんかいこうみょう)寺の大方丈虎の間の襖絵や、同時「西翁院」の茶室などの非公開文化財が特別公開されました。また大河ドラマ『新選組!』にちなみ、ゆかりの地である「島原輪違屋(わちがいや)」の内部の特別公開や、寺社や史跡を歩いてめぐるツアーが行なわれ冬の京都を盛り上げました。
【四国デスティネーションキャンペーン】こころのふるさと 癒しの四国へ
別冊 旅の手帖 四国
開催期間:2003年10月1日(水)~12月31日(水)
秋から冬にかけての開催となったこのキャンペーンでは、日本三大渓谷美のひとつで日本屈指の景勝地である香川県の寒霞(かんか)渓や、高知県の四万十川流域の黒尊(くろそん)渓谷など、紅葉の名所といわれるスポットが紹介されました。ほかにも大歩危トコッロやアンパンマン列車などが運行されました。
【鳥取・島根デスティネーションキャンペーン】見つけてください、あなたの山陰
別冊 旅の手帖 山陰
開催期間:2003年7月1日(火)~9月30日(火)
『出雲国風土記』のに登場する加賀の潜戸(くげど)や日本神話「因幡(いなば)の白兎(しろうさぎ)で有名な白兎(はくと)海岸、一夜にして水田が湖になったという「湖山長者(こやまちょうじゃ)」の伝説が名前の由来となった湖山池など、数々の神話や伝説に彩られた山陰の魅力が紹介されました。
【北東北デスティネーションキャンペーン】北東北に針路をとれ。
別冊 旅の手帖 北東北
開催期間:2003年4月1日(火)~6月30日(月)
2002年12月に東北新幹線の盛岡駅~八戸駅間が開業となり、アクセスがグッと便利になった青森県・岩手県・秋田県の3県で開催されました。「こころの故郷 やすらぎの国へ」をメインテーマに春もみじやかたくりの花など北東北3県のおだやかな春に出会える北国への旅が提案されました。
2002年度のデスティネーションキャンペーン
【京都デスティネーションキャンペーン】京の冬の旅
別冊 旅の手帖 京の冬の旅
開催期間:2003年1月1日(水)~3月31日(月)
「東寺観智院」をはじめとした11カ寺の非公開文化財が特別公開されました。また、石畳の路地をロマンチックに彩る「東山・花灯路」や清水寺のライトアップ、舞妓さんの京舞などが見られる「ナイトイン祇園」など“夜の京都”にもスポットが当てれ、数々のイベントが開催されました。
【北海道デスティネーションキャンペーン】ごちパラ北海道
別冊 旅の手帖 北海道
開催期間:2002年9月1日(日)~11月30日(土)
広い大地が育むエゾシカや十勝牛などの農畜産物と、3つの海が育むキンキやホタテ、カニなどの海産物。北海道の豊富な食材やそれらでつくられる料理がたのしめる、食欲の秋にぴったりな旅が提案されました。また期間中限定で「ごちパラオホーツク号」などのイベント列車が運行されました。
【佐賀デスティネーションキャンペーン】行って観て 触れてわかる 佐賀の良さ
別冊 旅の手帖 佐賀
開催期間:2002年6月16日(日)~9月15日(日)
伊万里・有田焼や唐津焼などの全国的にも有名な美しいやきもの、「肥前びーどろ」の名で親しまれてきた佐賀ガラスなど、佐賀で生まれ、今も受け継がれる民工芸品などの魅力が広く発信されました。ほかにもマルボーロや、松露(しょうろ)饅頭など異国の歴史を感じることのできる銘菓なども紹介されました。
【茨城デスティネーションキャンペーン】漫遊空間いばらき
別冊 旅の手帖 茨城
開催期間:2002年4月1日(火)~6月30日(月)
「遊んで、学んで、歩こう。」を合言葉に、日本三名園の偕楽園や日の出の名所としても知られる大洗の海岸など東京から遠いようで近い、知っているようで知らない、週末に合いに行ける茨城の魅力が紹介されました。
2001年度のデスティネーションキャンペーン
【京都デスティネーションキャンペーン】京の冬の旅
別冊 旅の手帖 京の冬の旅
開催期間:2002年1月1日(水)~3月18日(月)
大河ドラマ『利家とまつ』にちなみ、前田利家と正室のまつにゆかりの寺院が特別公開されました。前田利家は加賀百万石を築いたことで有名ですが、京都にはまつが建立した「大徳寺 芳春院」や、利家が仕えていた織田信長、豊臣秀吉ゆかりの寺院があり、利家の生き様を感じることのできるキャンペーンになりました。
【新潟デスティネーションキャンペーン】うるおいの新潟
別冊 旅の手帖 新潟
開催期間:2001年10月1日(月)~12月31日(月)
「歩く」をキーワードに各市町村がその土地ならではの魅力を盛り込んだ、歩く速度で楽しむ36のコースが設定されました。また、通常は磐越西線新津駅発着の「SLばんえつ物語」が期間限定で新潟駅発着に。さらにキャンペーンの目玉として、羽越本線新潟駅~酒田駅間を結ぶ新型ジョイフルトレイン「きらきらうえつ」がデビュー。多くの旅人を新潟へと誘いました。
【山口デスティネーションキャンペーン】きららのくに、新呼吸。おいでませ山口へ
別冊 旅の手帖 山口
開催期間:2001年7月1日(日)~9月30日(日)
“100年に一度のビックイベント”と位置付けられた「ジャパンエキスポ山口2001 21世紀未来博覧会」がこのキャンペーンのメインイベント。山口県阿知須町きらら浜を会場に開催されたことから、「山口きらら博」と呼ばれキャッチコピーにもなっています。会場は海、空、風、光などの自然を取り込みながら、7つのゾーンに分けられ、ほぼ毎日イベントが開催されました。
【福島デスティネーションキャンペーン】うつくしま四季散歩
別冊 旅の手帖 福島
開催期間:2001年4月1日(日)~6月30日(土)
「うつくしま四季散歩~花とウォーキング~」をテーマに花と新緑に彩られた18コースが設定され、春の福島の魅力が発信されました。また、窓ガラスを取り外した開放感満点の、びゅうコースター「風っこ」号や貴婦人の愛称を持つC57形蒸気機関車がけん引する「SLばんえつ物語号」などが走り、キャンペーンをさらに盛り上げました。
2000年度のデスティネーションキャンペーン
【京都デスティネーションキャンペーン】京の冬の旅
別冊 旅の手帖 京の冬の旅
開催期間:2001年1月1日(月)~3月31日(土)
この年の非公開文化財の特別公開は、東寺五重塔の初層内陣、清水寺成就院庭園など12スポット。さらに、京都の5つの花街の芸妓、舞妓が勢ぞろいし、華やかな舞台が堪能できる「京都五花街合同特別公演」や、旬な京野菜、名産品が一堂に集まる「京の朝市」など京都の伝統を味わうことのできるイベントも開催されました。
【山梨デスティネーションキャンペーン】ときめく旬感!山梨ロマン街道
別冊 旅の手帖 山梨
開催期間:2000年9月1日(金)~11月30日(木)
山梨で生まれ、甲斐の国を築いた武田信玄にちなんだイベントが多数開催され、今なお人々の生活や文化に大きな影響を与える信玄の魅力が発信されました。また、キャンペーンが開催された9~11月をイメージしてデザインされた特別列車「ときめき山梨ぶどう号・紅葉号・ワイン号」が運行され、秋色に染まる山梨へ旅人を誘いました。
【山形デスティネーションキャンペーン】四季感動のやまがた
別冊 旅の手帖 山形
開催期間:2000年6月16日(金)~8月31日(火)
前年の1999年12月に山形新幹線山形駅~新庄駅間が開業したことを記念して開催されました。全市町村に温泉がある山形の温泉情報や、出羽三山&最上川での自然体験を通した楽しみ方が紹介されました。隠れた名物のそばやサクランボなどグルメも充実。温泉・観光・体験・グルメすべて楽しめる山形の魅力満載のキャンペーンとなりました。
【静岡デスティネーションキャンペーン】OPEN!しずおか。
別冊 旅の手帖 静岡
開催期間:2000年4月1日(土)~6月30日(金)
大河ドラマ『葵 徳川三代』の放映に合わせて、家康が駿府大御所時代を過ごした御殿や城郭が再現された「静岡『葵』博」や、“観光・伊豆”の復権を目指す「伊豆新世紀創造祭」をメインイベントとして、伊豆の75軒のホテルや旅館の大浴場に自由に入浴できる「内湯めぐり2000」など、体験型・滞在型の旅の魅力が全国に向けて発信されました。
1999年度のデスティネーションキャンペーン
【滋賀デスティネーションキャンペーン】いち、にの、さん、滋賀
別冊 旅の手帖 滋賀
開催期間:2000年1月1日(土)~3月31日(金)
戦国の武将が駆け抜け、多くの神や仏が鎮座し、華麗な大名行列が往還した歴史ある地、近江路。延暦寺や石山寺などの寺院や、彦根藩井伊家の居城・彦根城など歴史的遺産、高級ブランド和牛・近江牛や冬の滋賀を代表する味覚の鴨など、戦国の時代から今も残る滋賀の魅力が発信されました。
【福岡デスティネーションキャンペーン】来るたび新鮮、見るほど感動。クロスロードふくおか
別冊 旅の手帖 福岡
開催期間:1999年10月1日(金)~12月31日(金)
かつての日本最大の石炭産地・筑豊炭田を支えたSLが筑豊本線に25年ぶりに復活。ほかにもトロッコ列車「よかっぱ筑後号」や今も高い人気を誇る「ソニック」がキャンペーンで盛り上がる各地へ人々を運びました。古き良きものを守りながら、発展を続ける福岡の魅力を存分に味わうことのできるキャンペーンとなりました。
【福井デスティネーションキャンペーン】あいキャッチふくい 味わい ふれあい 越前若狭
別冊 旅の手帖 福井
開催期間:1999年7月1日(木)~9月30日(木)
東尋坊(とうじんぼう)、越前海岸、若狭湾のリアス式海岸などの景勝奇勝や、夕暮れから刻一刻と移り変わる景色など、福井の海岸美が紹介されました。ほかにも、日本六古窯のひとつ・越前焼や紙幣の透かし技術のルーツである越前和紙、国内生産の塗箸のトップシェアを誇る若狭塗など、今なお活きる福井の伝統技術が紹介されました。
【栃木デスティネーションキャンペーン】やすらぎの栃木路
別冊 旅の手帖 やすらぎの栃木路
開催期間:1999年4月1日(木)~6月30日(水)
この年の12月に世界遺産登録された日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山(ふたらさん)神社の「日光の社寺」をメインに日光の魅力がクローズアップされました。また滝尾道や憾満ヶ淵(かんまんがふち)などそれまであまり注目されていなかった「もうひとつの日光」にもスポットが当てられました。
1998年度のデスティネーションキャンペーン
【福島デスティネーションキャンペーン】ほんとの空がある うつくしま、ふくしま。
別冊 旅の手帖 福島
開催期間:1999年1月1日(金)~3月31日(水)
メインイベントとなった「ふくしま遊学99冬」、「ネイチャースキーin磐梯高原」は“体験型の旅”がテーマ。福島の大自然に触れ合うとともに、地元の達人から熟練の技や知恵を学んでもらいたいという思いで、県内23の地域で開催されました。またD51形蒸気機関車がけん引する「SL磐梯会津路号」が磐越西線を走り、キャンペーンを盛り上げました。